2019/11/13 - 2019/11/13
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belleduneさん
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初めて寸又峡へ行ってきました。今まで北海道の青い池や秋田県の十二湖の青池は見に行ったことがありますが、ここのブルーは全然異なる色でした。石灰岩の白が溶け込んだような明るいブルーでした。今年は台風の影響で、本来の色とは少し異なるかもしれませんが。
寸又峡は、四万十帯という中生代白亜紀から新生代第3紀にかけての堆積岩でできています。乱泥堆積物(タービダイト)の砂岩泥岩互層からなっているそうです。単層10m前後が作る軸面が北西に急傾斜し、ほぼ水平な褶曲軸(しゅうきょくじく)があります。
- 旅行の満足度
- 4.5
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新東名を走るのは初めてかもしれません。PAから見た海と雲の多い空の景色が綺麗でした。
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神奈川県を通過する時に、雨が降ってきたので、これから先の天候が気になります。
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ドウダンツツジが真っ赤でした。今年は11月に入ってからも暖かかったので、紅葉が遅く、あまり期待できないかもしれません。
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寸又峡は、静岡県榛原郡川根本町千頭にあります。高速を降りてから、車で2時間ほど走りますので、かなり山奥ですね。大井川沿いに走ってから、寸又川沿いに歩いていきます。車両禁止なので、のんびり歩けます。
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途中にあった公衆トイレ「天子の香和家」。温泉場で見た六角形の公衆浴場のような造りでした。
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次第に寸又峡が眼下に見えてきました。青の色が俗に言うコバルトブルーでしょうか。
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山肌が所々削れていて、山崩れの跡でしょう。
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随分下りていくので、向こうに見えるつり橋を渡ってから、石段を随分登っていくという訳ですね。大間ダムは右下にあります。ここはチンダル現象からその名が付いたチンダル湖と言われています。チンダル現象とは、水中の微生物の影響で、波長の短い青の色だけが反射して、起こること。
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多くの韓国人観光客が写真を撮りながら、ゆっくりと進むので、定員10名という釣り橋は時として渋滞します。長さ90m、高さ8m。
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私が渡る番になった時、後ろから歩いてくる中年男性が、わざと揺れるようにどんどんと大股で揺らしてくるので、他人の迷惑も考えない高齢化社会の一面を見ているようでした。つり橋を渡るのは、久しぶりだったので、少し怖かったです。中央に2枚分の板が渡してありますが、その横は桟だけで下が丸見え状態。足を踏み外すと坐りこむようになってしまうのでしょうね。
この写真は、韓国人がなかなか歩いていかないので、ずっと待っている状態です。多分、中央で写真を撮っているのでしょう。 -
それにしても綺麗な色でした。今日は風がなかったので、良かったです。この後1時間ほどで小雨が降り出しました。
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紅葉は少し進んでいて、湖面との対比が素晴らしかったです。
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寸又峡は全長16km、比高は1000m。
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向こうに大間ダムが少し見えています。
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尾崎展望台からの眺めは曇り空でした。南アルプス国立公園内の大井川源流部原生自然環境保全地帯となっているこの辺りです。
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昭和初期まで林業が盛んだった寸又峡。切り出した木材を運ぶために使われたトロッコ列車が展示してありました。
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ここに車道を造った時も大変だっただろうと思われます。林道沿いには、寸又川帯の塊状砂岩、砂岩泥岩互層が露出しているという。ここは車道なので、もっと下へ降りていくと見れるのかな。
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上流にかかる飛龍橋は、長さ72m、高さ70m。
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その上流方向の景色
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親知らず、子知らずと名がついた谷がありました。
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向こうに夢の吊り橋が見えています。
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千頭森林鐵道の大間駅跡です。写真を撮り忘れましたが、途中に天子トンネルがあり、トロッコ列車が活躍していました。千頭~栃沢間36kmを昭和43年の廃止まで、30年間に運ばれた木材は、783万立方mにも上るそうです。
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