旭川・登別・洞爺湖　ぐるっとひとり旅　①旭川

2019/10/31 - 2019/11/02

毎年恒例の秋のひとり旅。今年は北海道を選びました。
実は色々なことがあり、直前までキャンセルしようか迷っていた旅行。なので、下調べはほとんどできないまま、旅行当日を迎えました。
レンタカーも使わず、広い大地を移動しているので、参考にはならないと思いますが、よければご覧ください！

エリア 旭川(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急 AIR DO
• 旅行の手配内容: 個別手配

ＡＩＲ　ＤＯに乗るのは初めてです！
羽田は快晴。いつも秋の旅行は快晴。
でも、北海道はどうかなー。

約1時間半で旭川に着きました！

お天気は・・・。微妙、かなあ～。まあ、仕方ない！


まずはここから旭川駅までバスで移動します。

途中、街の樹々が色づいていて・・・。やっぱり北海道の紅葉は早いですね。いい感じです。

30分で旭川駅に到着。ロッカーに荷物を預けます。

ん？こういうの、初めて見ました！いいですね。
でも、取れるようなところに大事なもの置いとかないと結局ダメかな？

まずは、この旅で一番の目的地でもあるところに向かいます。

・・この通りの名前を見たらわかりますよね？

とても長い橋です。

風が冷たい！雨もちょっと降ってきたー!

小雨の中、旭川駅から歩くこと15分、目的地に到着しました。

静かな住宅街の奥にひっそりとあります。

素敵な建物です。

三浦綾子記念文学館

20代の初め頃、氷点を読んで衝撃を受け、以来三浦綾子の本を読みまくりました。

館内は、今までの作品が書かれた背景や、ご主人の光代さんとのことなどが詳しく展示されています。

・・・来れてよかったです。

隣にできた新館には、三浦夫妻が口述していた部屋が再現されていました。

病弱だった三浦綾子の身体を気遣い、いつの頃からか光代さんが代理で書き写すようになったのです。

ちなみに。私の選ぶベストスリーは、
1 泥流地帯
2 銃口
3 氷点
です！
三浦綾子の書く本は、重いのだけど、最後に希望も感じられるのです。読んだことのない方は是非！

娘にも読んでもらいたいけど、本っていうのは、無理にすすめてもダメですよね。読書好きになってもらいたいんだけどなあ・・・。はー。

記念館の奥には、氷点の冒頭シーンに出てくる、外国樹種見本林が広がっています。

少し歩いてみます。

物語にも出てくる河原がありました。

しばし佇む・・。


また、読んでみようかな。

記念館には、1時間くらいいました。本当に来れてよかったです。


歩いて駅まで戻ります。

それにしても立派な駅ですね。

いい感じに葉っぱが色づいていました。

さてさて。これから長い時間バスに乗るので、その前にランチ！

やっぱり旭川ラーメンが食べたい！ということで、全国的に有名な、山頭火にやってきました。

駅から徒歩3分の距離です。助かる！

カウンターもあって、一人でも入りやすいです。

ランチタイムは、ミニ俵むすびを自由に食べられます^_^こういうの嬉しいですね。漬物もありました。

ほどなくきました！塩ラーメンです！

うーん、塩加減が絶妙です！美味しい！
あっという間に完食です。

ラーメン久しぶりに食べたなー。
北国で食べるからさらに美味しい！

ごちそうさまでした。

さて・・。
午後は旭岳を目指すのか、旭山動物園に行くのか、ずっと迷っていました。
天気が悪かったら山に行ってもしょうがないし。でも動物園に行くにはバスの時間の関係上ほとんど楽しめない。
で、結局、旭岳をとりあえず目指すことにしました。

お天気良くないし、時間ギリギリになりそうだからうーん、という感じではありますが。まぁ行けるだけ行ってみよう！ということで。

バスの切符は、バス停前のローソンの店内にありました。
外国人の旅人は大きなリュックをしょっています。
旭岳、登るのかなあ・・・？

途中、少しだけ晴れてきました。

こんな感じのところをどんどんバスは進んでいきます。

と思ったら、なんか、薄暗くなってきたー。わー・・。

北海道では、黒岳も二回チャレンジしてるけど二回とも天気悪かったし。ご縁がないんだなー。

このまま終点まで行って、山に上るか、途中下車して旅館に直行するか、まだ迷ってしまいます・・・。でもこういうジャッジは一人だと気楽です。

バスが旭岳温泉に入ると、外国人の乗客たちは途中でどんどん下りていきます。

結局、私は終点まで来ちゃいました。
ここまで来たのは私一人・・。
ま、いいか。

時間はギリギリ間に合いそうです！

この時期はシーズン外れなのでお値段は少しお安くなっています（それでも往復2200円）

15時40分が最終なのですが、私は、15時00分に乗りました。
上に人いますか？とチケット売り場で聞いたところ、ほとんどの人が下りてきているのではないか・・とのことでしたが、ここまできたので、とりあえず行くことにします。

上の景色がテレビ画面に映っていましたが、視界は不良となっています(当然か・・・）。

乗り場も誰もいませんでした。

待っている間、ユニクロのダウンを羽織ります。使わない時はクルクルっと小さくなるから、本当に便利ですよねー。旅の必需品です。

発車のベルがなりましたが、結局私ひとりでした。

寂しい・・。一人で上に着いて、大丈夫なのかな？

不安がよぎります。

10分後、姿見駅に到着しました。

雪！雪です！！寒い！！


小さい子連れた家族連れがいたけど、子供が大泣きしてる。寒いもんね・・・。でも両親はたくましく写真を撮りまくってる・・・。景色悪いのに・・・。早く撮って、駅の中に入ってあげてよーと思ってしまった。

あーあ、晴れていれば、絶景が見えるはずなのに！

えーん、ちくちょう～。私も泣きたい！

でもせっかくなので、姿見の池の方に少しだけ進んでみることにします。

本当だったら、1時間の周遊コースを途中まで行ってみたかったのですが。

ベストシーズンはさぞかし素敵な景色が広がっているんでしょうね。

途中、3人組の女の子とすれ違いましたが、奥には誰もおらず。

なんか怖いー。

最終のロープウェイに乗り遅れたら、もう終わりなので、早々に引き返すことにしました。（夫と子供たちから強く言われています。絶対に無理するなと。約束してます。はい、そうします）

雪が溶けてるので、転ばないように慎重に慎重に駅まで戻ってきました。

うー、ぜ、絶景は・・。今度来た時のお楽しみですね^_^。

姿見駅内・・・。人っ子ひとりおらず・・・。

壁の後ろにまわったら、こんなのがありました。

道がぬかるんでいるので、レンタル長靴です。奥まで行く人は絶対借りた方がいいと思います。300円。

駅にポスターが貼ってあったんですが、なんでも、遭難しちゃう人も多いとか。
山は晴れていれば素敵だけど、甘くみてはいけませんね。

さて、時間がきて、最終のロープウェイで下ります。
お客さんは変わらず私一人。

下りのロープウェイでは雨が当たっていました。

行きも帰りも、つまり乗客は私一人だったわけですが・・。一言もロープウェイの乗務員さんから話しかけられることはありませんでした。
・・なんか少し愛想がない？
女性一人天気の悪い中行くのに、例えば、気をつけて！とか、帰りの時間遅れないように！とか、今まで巡った観光地では普通にそういう声かけがあったように思うのだけど、一切なくて。少しだけ寂しいなあと思ってしまいました（あくまでも個人的な感想です）。シャイ・・・なのかな？でもなあ、少し寂しかったです。

ロープウェイ山麓駅からは、歩いて宿に向かいます。
下りなので楽チンで、道にも迷うことはないのですが、誰一人歩いていないので少し心細くはあります。

15分ほど歩くと、道の左手にこんな川が見えだして・・・。

あ！見えてきました！

本日泊まる宿です。

旭岳温泉　湯元 湧駒荘。ゆこまんそう と読みます。

宿の玄関の前にある橋の上からパチリ。いい眺めです。

正面玄関

うん、これこれ！

皇族の方々も宿泊したことがある、歴史ある旅館です。

お部屋はシングル。
十分です。

それにしても最近のひとり旅の部屋は全て洋室だなぁ。本当は和室がいいのですが。

冷蔵庫には、湧水も入っていて嬉しかったです。

さあ！とにもかくにもまずは温泉です、温泉！

ここ、湧駒荘の温泉は、源泉100％かけ流し！全部で5源泉あります。

その中でも特に良いのが、ユコマンの湯。
写真撮れませんでしたが、ここは本当に良かった！
秘湯好きにはぜひ行ってほしい！！

時間制で男女入れ替えなので、夕食前までしかはいれなかったのが
何とも残念でした！

館内にはフリードリンクコーナーがありました。いいですねー。

館内をちょっと探検。

湧き水はロビーで飲むことができます。

すごい剥製だー。

ロビーの奥には暖炉もありました。

そしてこちらの宿は・・。


ソチオリンピックのスノーボードアルペンで銀メダルを取った、竹内智香選手のご実家でもあるのです！

五階にはこんなコーナーも。

たくさんの寄せ書きが・・・。オリンピックに出るのは名誉なことだけど、どれだけプレッシャーもかかるのだろう・・・。

さて、お待ちかねの夕食の時間です。
私の好きな、広間で食べるスタイルです。

ひとり旅らしき人が、ほかに男性二人いましたよ。

あとは、中国の方たちかなー？

先付けは、熊本産完熟トマトの白ワイン煮。
お通しも4品。

お酒は何にしよう・・・。

いつもなら日本酒ですが、今日はせっかくなので、秘湯ビールとやらを。

こんな説明文がありました。

なんかすごいのが出てきました。

蝦夷鮑の塩釜焼き。

トンカチで割ったら・・

アワビが現れました！

実はそんなに大好物でもないのですが、美味しかったですよ。、

箸休めの湧水ゼリー。

水のゼリーですよ。面白いですね。

知床クリーンポークのしゃぶしゃぶ

デザートは、白い珈琲ぷりんでした。

なんか、不思議な感じ。でもちゃんとコーヒー味でした。


他にも色々出てきましたが、写真はこの辺で。
お腹いっぱい、ごちそうさまでした！

食後は、お決まりのバタンキューでぐーすか寝て、夜中にむくりと起き、今度は、「神々の湯」へ。

天井が10メートルもあるのだとか。解放感あって素敵でした！
でもやっぱりユコマンの湯が一番かなあ・・・。
もう一回、入りたかった！！

翌朝。朝食も昨夜と同じところでいただきました。

部屋に戻って、昨日買っておいた、柳月の季節のシュークリームをいただきます。

わー、これめちゃくちゃ美味しい。感動！

北海道はスイーツが美味しいですねー。

チェックアウトしました。

宿の前のバス停から旭川駅へ向かいます。

旭岳を見ると、昨日よりクリアに見えてるけど、どうやら今の時間、ロープウェイは止まっているようでした。
なかなかここまではこれないし。昨日、とりあえず上って良かったのかな？

バス停の時刻表。

泊まった次の日にロープウェイに行くなら、この8時44分ですかね。

1時間40分ほどで旭川駅に戻ってきました。

ここからまたしばらく列車に乗るのでお昼を食べておこうかな、と。何にしよう・・。

よし、こうなったら、もう一軒気になっていた、旭川ラーメンに行こうではないですか！

天金さんです！駅から歩くこと、10分弱くらい。

醤油ラーメンが有名なようです。

店内、芸能人の色紙がいっぱいです。

店内には有名人の色紙がたくさんありました。

まだ開店して間もないので空いていました！

そんなにお腹が減っていなかったので、ここでは半ラーメンを頂くことにしました。

うん。クセのない醤油ラーメンです。美味しい。
でも、それでなくても麺類食べるの早いわたくし・・・。あっという間に完食しました。店内にいた時間は10分くらいでしょうか・・・。

ごちそうさまでした。

駅に戻ってきました。

あー、いいなあー、旭山動物園！今度来るときは絶対行こーっと。

では移動しましょう。

12時発 特急ライラック22号がやってきました。

椅子のポケットに入っていた冊子にこんな記事が。

これわかります？
本州に重ねるとこんな感じになるんです。
ひろいよ、北海道！

そろそろ目的地の登別に到着します。

旭川と同じく、学生時代以来の登別！楽しみです！！

この旅行記へのコメント （2）

• やまやまさりーさん 2019/12/22 15:05:01

  ありがとうございます

  まるちゃんさん、コメントありがとうございます。
  年に数回のひとり旅。レンタカーも使わず、全て個人手配でコスパが悪いのであんまり参考にはならないと思いますが・・。
  温泉旅、これからもアップしていきますのでよろしくお願いします！

• まるちゃんさん 2019/12/22 14:00:09

  はじめまして

  一人旅いいですね。
  私も以前は年に数回一人旅をしていましたが、結婚してからはなかなか行かれなくて。
  子供に手がかからなくなってきたので、また行きたいなぁと思ってます。
  
  旭川や旭岳温泉、私も行きましたよー。
  懐かしく思いな出しながら旅行記を読ませていただきました。