2019/11/09 - 2019/11/09
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かつのすけさん
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JR東日本が主催している「駅からハイキング」に初めて参加してみました
予定所要時間は約4時間40分(施設での見学時間等を含む)、歩行距離は約9kmのコースを歩き25,492歩のお散歩
完歩の後は鳩ケ谷にご当地B級グルメの「鳩ケ谷ソース焼うどん」を食べに行きました
【表紙の写真】旧田中家住宅
- 旅行の満足度
- 3.5
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
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先日、ネットでJR東日本の「駅からハイキング」のページを見て、川口なら近いし、たまには決められたコースをのんびりと歩いてみるのも良いかなぁと思い…
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本日は東京のお隣 埼玉県の川口にやって参りました
JR京浜東北線 乗り物
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09:20 改札を出たところで受付を済ませます
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受付でいただいた地図に沿って歩いて行きます
本日のコースは予定所要時間 約4時間40分(施設での見学時間等を含む)
歩行距離 約9km
そこそこ結構な距離を歩きますが、それなりにご高齢の方も多い -
それでは駅を出発
川口駅 駅
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しましたが、最初のポイントは「キュポ・ラ広場」となっていまして、駅前のロータリーに面した広場でした
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手前にある像は「働く歓び」という銅像、その右後方にあるのがキューポラ(鋳物の溶湯を得るための溶解炉)
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そして、広場の中にあるのがこちらの旧国立競技場の聖火台
ここ、川口はタイトルにある通り「鋳物」が街の中心産業でした
そしてこの聖火台も、そんな鋳物の街・川口で造られたのです -
それでは、本当に出発します
駅前からは川口本町大通り沿いに歩いて行きます -
川口市のマンホールには市の花「テッポウユリ」が描かれています
「鋳物」の街をアピールしている川口市ですが、キューポラやベイゴマではありません -
成田山川口分館の前を右に折れて南下して
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09:45 次のポイント川口の総鎮守・川口神社に到着
キュポ・ラ広場から約0.8km地点となります川口神社 寺・神社・教会
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石碑が並ぶなかにあるあそこ、何が入ってるんだろぅ?
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恐らく境内が賑わっているのは駅ハイ参加者のため
駅ハイが無かったらきっと落ち着いた静かな神社だと思われます -
境内に富士塚を発見!
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こちらの鳥居がある方が表参道側のようです
駅ハイのコースでは裏から入るようになっていますので -
果たしてこれは「鋳物」の街に関係あるのか・・・?
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09:55 川口神社から約0.3kmで次のポイント母子父子福祉センターに
福祉センターが観光ポイントになるわけではなく、この建物は旧鋳物問屋鍋平別邸だった建物
明治の初期ごろ建築されたものと推定されるそう川口市母子父子福祉センター(旧鋳物問屋鍋平別邸) 名所・史跡
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門のすぐ脇にあったこの蔵もかなりの年代物
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こちらは応接間
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その奥の部屋の奥にあった床の間
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縁側の上にあった白と青のストライプのガラスがきれいでした
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和室の欄間の彫刻もお見事
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外に出て、家の下をくぐって進んで行くと
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庭に出る
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その庭園から別邸の建物を見る
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庭から戻ってくる途中で家の下を越えたところで
こんな変わった窓になってたの気づかなかった -
10:00 福祉センターを出発し、裏町通りを北上
この辺りは江戸時代には数十軒の鋳物屋があったところで、明治には工場数は次第に増大していったそう -
10:10 次のポイント錫杖寺(しゃくじょうじ)に到着
福祉センターから約0.7km錫杖寺 寺・神社・教会
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山門を入ります
錫杖寺は養老元年に行基が本堂を建立、自ら地蔵菩薩を刻み本尊として開基したと伝えられています
後に北条時宗の帰依を受け、室町時代には足利義政により七堂伽藍が整備され、江戸時代には徳川秀忠の日光参社の際の休息所となって、以後歴代将軍により利用されました -
境内には川口七福神のひとつ「福禄寿」
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お隣には弘法大師
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頭をなでて健康と学業をお祈りしましょう
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さらに横には十三仏が並んでいます
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御本堂は工事中だった
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名勝庭園 渓翠の流れ
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お寺のすぐ前に凱旋橋の跡が残されていました
日露戦争の凱旋祝賀会に際し、凱旋パレードの通過点として当時ここに流れていた錫杖寺圦用水に架設された石造アーチ型の凱旋橋の遺跡だそうです -
10:25 続いて錫杖寺から約0.3kmの市立文化財センターに到着
こちらの施設は駅からハイキングの地図を見せると無料になりました川口市立文化財センター 美術館・博物館
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入口を入ってすぐの展示は「鋳物」の街らしい展示です
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2階へと上がる
「安行原の蛇造り」 -
よく郷土資料館にあるパターン
縄文式土器からの歴史を辿っていく -
こちらは企画展示
昭和の庶民のお茶の間 -
聖火台のレプリカ
キュポ・ラ広場の所でも触れましたが、前の東京オリンピックの聖火台はここ川口市製なんです -
左手にエルザタワーを眺めながら、しばらく荒川土手沿いを東へ進みます
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右手には荒川河川敷のゴルフ場
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そして正面にはスカイツリーが見える
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先日の各地の河川氾濫はここにも爪跡を残していました
未だにこのゴルフ場 水引いてないし、立木も倒れたままの惨状川口パブリックゴルフ場 ゴルフ場
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水没している斜めになったままの立木
などなど、数週間経ってもこの状況に、当時の凄さが感じられました -
さて、ひたすら土手の上を歩いて行きます
駅ハイに参加している方々がずらずらと… -
ようやく土手とはお別れ
今度はあの道へ -
朝顔…?
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11:05 市立文化財センターから土手を歩き約2.0km
続いては大泉工場に到着
川口元郷駅のホームにある駅名サインの駅名の下に「大泉工場最寄駅」と書かれている一般の企業のようですが、こちらの庭園ではこの日「ファーマーズ・マーケット」が開かれています -
庭園の葉っぱも秋らしく色づいています
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庭園内には花も咲く
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フラダンスやってる
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ファーマーズ・マーケット
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梛木の橋を渡り北上
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東領家交差点を左折してしばらく進む
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2階に乗っかったバスがあるのは、BUS STOPというお店のようです
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11:55 そのBUS STOPのお隣のデイジイ本店(ベーカリー)
大泉工場から1.8km
こちらもコース中にある立ち寄りポイントですデイジイ 本店 グルメ・レストラン
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デイジイ本店から0.1kmの日三鋳造所に
現在では日本で唯一のベイゴマの製造販売元となってしまったそうです
(日三鋳造所さんのHP) http://www.beigoma.com/
(何と「ベイゴマ.com」!) -
入ってすぐの所のベイゴマ資料館
饒舌な社長さん?が解説してくれてました
本当はこの日(土曜日)はお休みなのに… -
日本で唯一のベイゴマの製造販売元ということは、ある意味独占企業
こちらは「こち亀」デザイン -
鉄道シリーズ
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月光仮面・のらくろなどのキャラクターシリーズ
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沢山の方々のサインも展示されていて
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でもって、ベイゴマが子供の遊びでもあった昭和30年代を舞台にした「ALWAYS 三丁目の夕日」の制作にあたって山崎貴監督と主演の吉岡秀隆さんも訪れたそう
こちらは限定で作られた三丁目のジオラマだそうで、「監督から買わされた」とは言ってたけど、試写会にも呼んでもらったし…(と、ちょっと嬉しそうに語っていました) -
敷地内には「こしき炉」(溶解炉)
江戸時代以前よりつかわれている鉄を溶かすための比較的小型の炉
これの何倍もの大きさの炉を「キューポラ」と言います
燃料(マキやコークス)を鉄と交后(交互)に入れて下から火をつけてから風を送りこんで鉄を溶かします -
12:15 日三鋳造所から約1.8km歩いて元郷氷川神社に
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進んで行くと鳥居
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更に奥に社殿
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いただいた地図では「卍」が記されていた「元郷馬頭観音」
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元郷氷川神社から約0.6km 国道122号線沿いに建つ旧田中家住宅
こちらも駅ハイの地図の提示で無料に
田中家は代々「徳兵衛」を襲名し、2代目徳兵衛が麦麹味噌の醸造と材木商を始めて発展の基礎を築き、このお邸は4代目徳兵衛(村会議員・県会議員・貴族院議員)が建てたそうです川口市立文化財センター分館「旧田中家住宅」 名所・史跡
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いかにもお金持ちの家の部屋って感じの、こちらは書斎
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階段を登って2階へ
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2階からお邸の庭園を拝見
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こちらは客間
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書斎・座敷
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続いて3階へ
控え室 お隣の大広間に招かれたお客様がお控えするための部屋です -
田中家が製造した「上田一味噌」の醸造コーナー
現在でも株式会社田中徳兵衛商店(セントラルグループ)が製造しているようです
https://www.central-group.co.jp/miso -
3階から見下ろしてみる
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3階の南側に迎賓用の大広間を設けているのは、当時、芝川や味噌造蔵などが眺められるほど眺望が良かったからだそうです
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味噌醸造蔵の跡に造られた池泉回遊式庭園もある(園内には入れなかったよう)
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和館1階の日本間 手前より座敷、次の間、仏間となり、広さは全部で37畳
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この欄間もかなり凝ってる
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1階奥にある土間
土間に続く厨房からは使用人の部屋へと続く階段があった -
玄関から出ようとしたときに見つけた金庫
相当な年代物 -
あとはゴールの川口元郷駅へと向かうだけ
途中にあった一里塚の石碑 -
13:00 昼食等の時間もとならなかったので、想定所用時間4時間40分よりも約1時間短い約3時間30分でゴールの埼玉高速鉄道川口元郷駅に到着
旧田中家住宅から約0.4km
既に到着している方も結構いらっしゃいました川口元郷駅 駅
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地図の裏にあった5問のクイズに全問正解でのちょっぴりプレゼントは、昔懐かしの硬券(右) クイズでわからない問題はスマホで調べて回答したので、勿論全問正解でした
左の埼京線のピンバッジは受付の時にもらったちょっぴりプレゼントです -
ここは主催者・JR東日本の駅ではなく、埼玉高速鉄道の駅ですが、「駅からハイキングご参加ありがとうございました」と
まぁ、おかげで帰りに電車使ってもらえるしねぇ -
で、その埼玉高速鉄道線に乗って
埼玉高速鉄道 埼玉高速鉄道線 乗り物
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13:25 鳩ケ谷駅に来ました
鳩ケ谷だけにホームにも鳩が飛んでいます鳩ケ谷駅 駅
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鳩ケ谷市は2011年に川口市に編入合併しましたが、旧市域のマンホールにはやっぱり鳩
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以前「埼玉 ご当地B級グルメ」で検索した際に気になっていた「鳩ケ谷ソース焼きうどん」を食べに来ました
駅から5分くらいのところにある「居酒屋あいづ」さん
鳩ケ谷ソース焼きうどんで検索して出てきたサイトの一番上に書かれていたのでこちらのお店に行ってみました(結構居酒屋多かったんで、夕方からしかやってないところも多かった)居酒屋あいづ グルメ・レストラン
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こちらが鳩ケ谷ソース焼きうどん(650円)
他のお客さんはあまり鳩ケ谷ソース焼きうどん頼んでる人いなかったっぽい
というか、見た限りでは他のメニューは店内に書いてあったのに、「鳩ケ谷ソース焼きうどん」は見当たらない
もしかしたらあまり提供したくない料理なのか、実は裏メニューなのか…?
この「鳩ケ谷ソース焼きうどん」は小倉発祥焼きうどん、亀山みそ焼きうどん、津山ホルモンうどん、いわてまち焼きうどんと並んで日本5大焼きうどんの一つ
某犬のマークのソースメーカーさんの工場が市内にあったため、市と共同開発して「鳩ケ谷焼きうどんソース」を作ったそうで、鳩ケ谷ソース焼きうどんは「このソースを使った焼きうどん」というのが唯一の定義なんだそう
こちらのお店のものはチーズが入っているようで、麺を箸で持ち上げるとチーズが糸状に伸びていました -
鳩ケ谷駅へと戻り
鳩ケ谷駅 駅
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14:45 結構歩いたので帰ります
埼玉高速鉄道 埼玉高速鉄道線 乗り物
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