ロンドンお財布盗難事件(2)

2019/10/26 - 2019/11/03

初めてのロンドンに到着するや否や財布をすられた顛末です。

エリア ロンドン(イギリス)

最大の問題は、21時過ぎの時点で宿泊先が未定であり、手持ち資金が日本円の1万円札が1枚だけであること。
大使館の人は、1万円で泊まれるホテルを探して日本から現金を送ってもらうのを待ちなさいと言ったけど、それはリスクが高いように思った。
それで、その夜は駅構内で夜明かしできないかと場所を探してみたもののトイレくらいしかない上、トイレには監視員がいて、こっそり隠れられそうにない。
21時を過ぎるとあちこちでシャッターが閉まっていくし、ベンチは寒い。やっぱりホテルが必要。

ふと、Apple Pay登録しているauウォレットプリペイドカードに2万円ほどあることを思い出す。
auウォレットプリペイドカードは、一緒に盗難されたが、まだ停止手続きをしていないのでネット決済なら使えるはず。
Booking.comで徒歩で行ける範囲で、15000円以下程度のホテルを探してとりあえず1泊予約を申し込んだら決済成功！
パディントン駅から、徒歩20分、20kg近いスーツケースを押しながらGoogleマップを頼りに歩く。
近くまで行くも、なかなかわからないので、道ゆく人に聞いたらカナダ人旅行者だった。
その人が、通りかかった地元民に聞いてくれたところ、近くだとのこと。
再びGoogleマップを起動し、歩くと大きな通りの一つ向こうの通りにあることがわかり、ホテルに到着。
やっとチェックインしたのが、23時を過ぎていた。
フロントの男性が部屋まで案内してくれたとき、疲れてるねと言われたので財布盗難を説明。
気の毒がってくれ、部屋までスーツケースを運ぶのを手伝ってくれた。