2019/10/31 - 2019/11/04
100位(同エリア321件中)
SOさん
ピーチ航空のセールで成田⇔高雄のチケットを往復1万6千円でゲット。
5月に続き、再び恒春を訪ねることにしました。
10月31日(木)成田18:50発→高雄22:40
11月4日(月)高雄8:15→成田12:15
前回は、夫につれられるまま、まったく予備知識なく「牡丹社事件記念公園」を訪ねてしまった私・・・
あまりに「無知」だったことを反省し、今回はきちんと勉強してから再訪しました。
台湾を旅して感じる、台湾に色濃く残る日本統治時代。
その歴史や史実を、まったくと言っていいほど知らずにいる自分。
私個人としては、「台湾が大好きだからこそ、楽しいところ美味しいところどり・・・だけじゃいけないのかな?」と薄っすらとは思っていました。
でも、戦争の話は嫌いだし、出来れば知りたくないし、日本軍が台湾に侵攻したとか、殺した殺されたなんて話は・・・
心がズーーーンと重くなるので、本当は全然知りたくない。
あ~いやだいやだ と思いながらも、
でも、きちんと知ったほうがいいよね、考えてみなくちゃ。。。と
葛藤の末に「よしっ、もう一度」と決心しての旅でした。
奇しくも、首里城火災の発生した朝の出発。
日本と台湾、琉球王国の関係についても、考える旅となりました。
今回の隠れミッション
①台湾国内へ郵局から小包を出す。
②出はじめかな?の釈迦頭を食べる。
③恒春気象局を探す。
注:旅行記の内容のすべては、あくまでも個人の意見です。
ご了承ください。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
恒春の朝。
旅行出発の前は、天気予報を眺めながら、心配していたのですがいいお天気です。 -
恒春の町は、毎朝朝市が開かれています。
だいたい7:00くらいから9:00くらいまでかな。 -
これは野菜苗のお店。
トラックの荷台にたくさんの苗を載せて売りに来ています。 -
これからでも植えられるってことですよね。
一年中、畑ができるんだね~ -
ピーマンやトマトやアスパラなど
レタスやキャベツもありました。 -
朝ごはんは、前回も来た恒春豆漿で頂きます。
-
この通りで豆漿屋さんはここだけみたい。
人気店のようで、人の出入りが激しいです。 -
玉米湯(コーンスープ)と起士蛋餅と葱抓餅を食べました。
美味しかったです。 -
朝市をブラブラ。
-
バイクに乗ってる猫。
台湾あるあるですね。
台湾では、犬より猫の方が首輪したり繋がれている率高くないですか? -
人やバイクが行きかって、活気があります。
だいたいが、営業前のお店の軒先を借りた露店と言う感じ。
道端でおばあちゃんが、自分の畑から収穫してきた野菜を売っていたり、手づくりの御惣菜を売っていたりもして、自由な感じが楽しい朝市です。 -
八百屋さん
-
惣菜やさん
-
朝から居眠りしてる犬
-
市場もありますが、外の朝市の方がにぎやかです。
-
市場内は、お肉屋さんがたくさんありました。
-
遠くに北門が見えます。
-
ここ!
恒春の町で行きたかった場所! -
気象局です。
20代の頃は、1週間くらい登山で山に入ると、
毎日テント場で16時00分のラジオ放送の気象情報を聞いて、
天気図をつけていました。
その時、恒春が出てくるので、ちょっと馴染みの地名だったのです。
実際、ここで観測してるのかは不明ですが、
恒春の地図を見ていて、気象局があったので、見に来てみました^^ -
かじやさんの猫
-
宿への帰り道。
病院がありました。
こじんまりしてるのに、胃カメラとかも対応と書いてあって、びっくり。 -
隣の民宿の猫。
うちの飼い猫に似ている~ -
宿に戻ると、宿のお母さんから香蕉と哈密瓜の差し入れをいただきました。
-
さて、今日は電動バイクを借りて、牡丹社事件の旅に行きます。
が、ここで予想外の出来事が。
電動バイク2人乗りだと、山道は無理!と店主の馬さんに言われてしまいました。
パワー無いから登れないと・・・
とりあえず、牡丹社の部落までは行かれそうなので、出発します。
高士神社まで行きたかったのですが、無理そうですね。 -
恒春の町をぬけ、まずは琉球の方たちのお墓へ。
この看板の真下を右に入ります。
本当にここであっている?と不安になるような
人家の軒先みたいなところを通りぬけると、あります。 -
ここに、琉球民遭難殺害事件の被害者の方たちのお墓があります。
琉球民遭難殺害事件は、宮古島の船が、琉球王府へ年貢を納めた帰りに嵐にあい、台湾の八瑤湾に漂着した後、上陸した66人のうち54人がパイワン族に殺されてしまった事件です。
その3年後に、西郷従道率いる日本軍が牡丹社に進軍しパイワン族と戦闘。日本軍が勝利し、明治政府が琉球を日本の領土だと内外に宣言し併合。その後に、日本が台湾領を有するきっかけとなった事件です。
これをひとまとめにして、牡丹社事件と呼ばれています。
事件の詳細については、色々な見解があるので簡単に語れないのですが。。。
日本、台湾、沖縄などにとって、すごく大きな事柄なのに、この事件について、学生時代にまったく勉強した覚えがありません。
これは、忌々しきことではないのかな。 -
静かな畑の中の、きちんと整備されたお墓でした。
本当に静かです。
墓前には、宮古島の黒糖と琉球の御線香、タバコが備えてありました。
どなたか縁のあるかたが、お参りに来られたのかな。
私は、ただただ54人の方のご冥福を祈ることしか出来ません。
今回旅行の前に、平野久美子さんの著書「牡丹社事件 マブイの行方」読み、映画「セディックバレ」を観ました。 -
風雨にさらされて消えかけていますが、お名前が刻まれています。
思えば、自分と年も変わらない人達、うちの息子達ほどの若い人もいたようです。
どんなに怖かっただろうと・・・
あまりにも静かで、空が澄んでいて、起こった事とのギャップに悲しみが増します。
誰が悪いとか、どうしてとか、でも・・・とか、頭の中がぐるぐる~ -
記念碑
-
お墓の周りも、きちんと草刈などされていて、台湾の方が整備と管理をしてくださっていることがわかります。
ありがたいことですね。
遺族の方は、DNA鑑定などを望まれているようです。
私個人としては、いつか残されているお骨が宮古や沖縄に、帰ることが出来ればいいなと思います。 -
次は石門古戦場
-
前回は、暗闇が迫る中、登るのを断念した階段。
今回は、上まで行ってみます。 -
5分ほど登ると、頂上の広場に到着します。
-
記念碑。
今は、碑文がありません。 -
記念碑は、一番最初、西郷従道を称えるために建てられたようです。
その後、国民党が祖国復帰を意味する「澄清海宇還我山河」という文章に付け替えたのですが、現在は、それも違うだろうという見解から、碑文ははぎ取られたままになっています。
これだけ見ても、牡丹社事件が、色々な立場の人が複雑に絡まりあった事件だとわかります。 -
石門古戦場の説明文です。
-
いいお天気ですが、風があるので暑くもなくさわやかです。
-
急激に狭くなっている地形を使って、原住民は日本軍と闘い、日本軍は、かなり苦戦したそうです。
-
石門古戦場周辺の説明図
-
崖に挟まれた川。
この上から石とか落とされたら、たまらんですね。 -
牡丹社への入り口
きれいなアーチがあります。 -
ここにも牡丹社事件の碑が。
-
道から少し上がって行くと
-
無人のインフォメーションセンターがあります。
-
簡素なつくりですが
-
中の展示は想像以上に充実しています。
牡丹社事件だけでなく、日本軍と原住民の間に起った、各地の抗争の展示があります。 -
牡丹社事件についても。
-
たくさん展示があります。
-
無人なのですが、きれいに整備されお掃除も行き届いています。
こういうところ、すごいな~と思います。 -
映画「セディックバレ」に出てくる「霧社事件」
こちらも、本当に心が重くなる事件ですが、勉強しなくちゃいけないな・・・ -
展示パネルもきれいです。
この建物、無人なのですが、スイッチを押すと10分間は照明がつき、天井の扇風機が動きます。
室内はひんやりしていて、ゆっくり観覧できます。 -
そして、再び電動バイクで移動。
3分ほどで「牡丹社事件記念公園」につきました。 -
園内の案内図
原住民アート
百歩蛇が描かれてますね。
草むら注意w -
ここから、牡丹社事件の散策路はじまります。
-
今回は、日本語部分だけ撮影しました。
-
パイワン族は、文字を持たないため、日本側にしか記録がないようです。
そのため、見解の違いから説明文も何度か修正されている様です。 -
事件を見る側によって、見方は大きく変わりますね。
こちらにある説明文は、どちらが被害者加害者ではなく、第三者が書いているという印象があります。 -
ほんの150年くらい前の話なのです。
-
大昔の話ではないということ・・・
それなのに、良く知らない自分がちょっと情けなく感じたりします。 -
とても静かで、鳥のさえずりと風が吹く音しか聞こえません。
この風景は、150年前とそんなに変わっていないのだろうな~と思いながら、原住民の人、出兵した日本人、それをとりまく人のこと。
色々考えます。 -
困難な状況のなか、助けてくれる人があったことに感謝の気持ちでいっぱいになります。
-
牡丹社事件をきっかけに、原住民の方の生活も、台湾も、日本も、沖縄も、大きく変わったのだと、今回初めて知りました。
-
2005年2月に、琉球民遭難殺害事件に関係したパイワン族の末裔の人々が、先祖の罪を謝罪するために沖縄に行き、被害者遺族と対面して和解したそうです。
とても勇気があることで、驚きとともにパイワン族に対して、尊敬の念を禁じえません。 -
展示パネルが終わると、山道が続いています。
色々考えながら歩き続けていたら、ハイキングコースに迷いこんだようで、どんどん山の中へ入っていて、慌てて引き返しました。
この辺り一帯をハイキングする散策路があるようです。
2時間コース(^_^;)
静かで蝶々が飛び交う素敵な場所ですが、ハイキングはまたの機会にして戻ります。 -
前回、この像の意味をまったく理解していなかった私。
これは、和解の証として建てられた、パイワン族と琉球民の像だったのです。 -
土曜日でしたが、訪れているのは私たちだけ。
公園は、とても静かでした。
公園を後にし、牡丹社の部落に向かいました。 -
図書館に行ってみたかったのです。
これが、図書館。 -
警察の横の少し奥まったところにありました。
-
図書館の中。
とても新しく、気持ちの良い落ち着く空間です。 -
小さな図書館ですが、牡丹社事件の本、展示もたくさんありました。
すこし絵本や資料を見せてもらいました。 -
図書館の横には、郵局もあります。
ここが部落の中心部というところでしょうか。
道の向こう側には、小さな商店と農会スーパーがありました。
本当は、山道を登って高士神社に行きたかったのですが、電動バイクでは無理でした。
ここから恒春へ戻ります。
ということで、来年、牡丹社事件をめぐる旅第三弾を行うことが決定しました。 -
電動バイクで3~40分、恒春の町に戻ってきました。
とりあえず、バイクを充電してもらうためにあずけ、お昼を食べに行きます。
電動バイク屋の黒子ちゃん。 -
最近できたっぽい、お洒落な鴨飯屋さんに行きました。
-
とってもお洒落な店内。
-
店員さんも若者だけ。
BGMがビリーアイリッシュ。
おされすぎ・・・ -
ご飯は普通でした。
鴨香飯と鴨魯飯。 -
鴨丸湯
ちょっとお値段高めでしが、美味しかったです。 -
デザートは、恒春名物の緑豆饌です。
-
冷たいバージョンは、かき氷と緑豆
温かいバージョンは、緑豆のみ(お汁粉的な) -
温かいバージョンを頼みました。
見た目、納豆みたい。。。
味は、ほんのり甘くてどこか香ばしい、豆です。
次回は、冷たいバージョンも食べてみたいです。
午後は、恒春の郊外海沿いへ出かけます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
SOさんの関連旅行記
墾丁国家公園周辺(台湾) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
80