憧れの寝台列車カシオペアで青森へ、ダイニングカーでの朝夕食事付きフリーツアーに参加

2019/09/28 - 2019/09/30

【旅の目的】
・寝台列車カシオペアに乗車、ダイニングカーでの食事
　おまけ
・函館公園こどものくにで日本最古の観覧車乗車
・大沼公園サイクリングと大沼ランチクルージング

【手配】
　定期運行が2016年に終了した寝台特急カシオペアですが旅行会社が企画した《カシオペア紀行》のツアー専用列車として今も臨時運行されています。いつか乗りたいと思っていたのですが今回ようやく乗ることが出来ました。
　《カシオペア紀行》は通常、カシオペア乗車後に添乗員付の観光が付いたツアーとして販売しており、1泊2日のツアーでもだいたい15万円ぐらいします。しかし旅行会社によってはカシオペアの乗車のみを販売しているケースもあり、それだと7万円ぐらいから申し込むことが出来ます。
　団体ツアーが苦手でなるべく安くカシオペアに乗りたいと考えていたところ、読売旅行さんが函館行き2泊3日のフリープランのツアーを99,990円で販売しているのをたまたま見つけました。カシオペアに乗車できる料金としてお手頃でちょうど函館方面に行きたいところがあったこともあり、急いで申し込みました。約1か月前の申込みで最後の1枠でした。

フリープランの内容は
・上野～青森　カシオペア乗車（カシオペアツイン　朝夕食付き）
・青森～函館　JR乗車券（新青森～新函館北斗間の新幹線指定含む）
・函館湯の川温泉のホテル泊（朝夕食付き）
・函館～羽田　ANA国内線

　このプランの最大のウリは、フリープランのような安いツアーだと部屋食のお弁当しか選べないケースがほとんどなのに、ダイニングカーでの夕食（フランス料理）が確約だった点です。
　朝食はさすがに部屋食のお弁当でしたが、オプションでダイニングカーでの食事が選べたのでリクエストしたところ、運よく空き（最後の1枠）があり、追加料金1,000円で利用できました。今回朝夕を貴重なダイニングカーで食事をすることができ、とても良い思い出になりました。
　カシオペアの部屋のタイプはカシオペアツインという一般的な個室で上下段は指定できませんでしたが眺めの良い上段の部屋をリクエストしたところ希望が通りました。室内は座席の状態では思っていたよりも広く感じましたがベットにすると少し窮屈に感じました。
　カシオペアでのシャワー利用は事前申込みで1回1,000円でしたがすでに空きがありませんでした。ダイニングカーでの食事やシャワーなどのオプションが選べるかどうかは旅行会社のプランによります。

主な車内のスケジュールは
・乗車後順次乗務員が部屋にきて、ウエルカムドリンクのサービス＋食事時間の確認＋珈琲チケット配布
・4号車の車掌室にて希望者のみ切符の検札サービス（特別な印ではなくただの日付印）
・乗車記念ボードによる撮影：18:30-19:00希望者のみ
・12号車のミニ売店：19:30頃-22:00　6:00-7:45

・ダイニングカーの夕食　予約制
　17:15-18:15　1回目　和食
　18:30-19:50　2回目　フランス料理
　20:10-21:30　3回目　フランス料理
・パブタイム　予約制
　21:45-22:30
・ダイニングカーの朝食　予約制
　06:00-06:45　1回目　洋食
　07:00-07:45　2回目　洋食

【旅程】
1日目　上野駅-（カシオペア）-車中泊-

2日目
　青森駅-（普通列車）-新青森駅-（北海道新幹線）-函館新北斗-（はこだてライナー）-函館《観光》-ホテル

3日目
　ホテル-（タクシー）-五稜郭駅-（特急スーパー北斗）-大沼公園駅《観光》-（特急スーパー北斗）-函館駅《観光》-（バス）-函館空港-（飛行機）-羽田空港

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: タクシー ANAグループ JR特急
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 読売旅行

上野駅から徒歩10分の銭湯「寿湯」、朝11時から営業しています。カシオペアでのシャワーが利用できないので出発前にこちらの銭湯に入りました。

カシオペア紀行、上野13番ホーム15時52分にカシオペア入線。

カシオペア最後尾「カシオペアスート」、いつか乗ってみたいです。

カシオペアのヘッドマークを付けた機関車EF81139です。

カシオペア9号車のカシオペアツインに乗車。16時20分上野駅出発。

眺めの良い上段の部屋をリクエスト、カシオペアツインの室内、入口から入って奥の座席です。

ウェルカムドリンク（オレンジジュースのみ）と翌朝用の珈琲チケットを頂きました。

入口側の座席です。ゆったりしています。

ラウンジカーのラウンジ手前にあるミニ売店。

売店メニュー表です。

売店前にあったカシオぺア記念グッズ。

翌朝はラウンジカーで珈琲付の朝食予定なので、夕食前に珈琲チケットをミニ売店で引き換えてきました。

ラウンジカー、先頭は機関車が接続されているので前面展望はなしです。

お洒落なダイニングカー、食事は1番遅い20時10分開始の回。

フランス料理　ホタテ貝柱のサラダ仕立て　カシオペアスペシャル

フランス料理　パン（おかわり出来きます）

フランス料理　真鯛のポアレ　赤ワインのクリームソースときのこのクリーム煮を添えて

フランス料理　国産牛ロース肉のソテー　甘酸っぱい林檎の薫りを添えて

フランス料理　シェフスペシャルデザート

〆の珈琲　特製カップで飲めます。思っていたよりも料理が美味しかったです。これぞ寝台列車というような優雅なダイニングカーでの食事でした。

室内にあるトイレ。

トイレ内の便座の上に洗面台があります。

左下の緑の文字点灯はワゴンサービスが近くに来た時点灯（個室でワゴンが来ているのを知るため）します。

通路を覗くとワゴンサービスが近くに来てました。

ベットメイクは自分でやります。

2人用ベット、L字に寝ます。

深夜の誰もいないラウンジカー。

翌朝7時から朝食もダイニングカーで頂きました。ただし満席で4人掛けテーブルの相席でしたので多少窮屈でした。

ゆっくり食事をとり、乗客がいなくなったダイニングカーを撮影、左側の4人掛けのテーブル席の窓側で食事をしました。

翌朝の車窓風景、青森陸奥湾です。

8時32分青森駅に到着。

カシオペアツイン外観。ダイニングカーで食事が出来、大満足な寝台列車カシオペアの乗車でした。