【沖縄観光＆食事】建替え工事が終わった農連市場と建替え工事が始まった第一牧志公設市場

2019/10/10 - 2019/10/16

那覇まちま～い。
この旅行記では、２つの市場を紹介します。
商店街を歩きながら最初に向かったのは、かなり前に建替え工事が終わった【のうれんプラザ】。
仕事中の人たちも良く訪れる食堂でランチをしながら、市場に並ぶ商品を見てみようと訪れました。
後半は建替え工事が始まった【第一牧志公設市場】。
工事が終わるまでは、仮設の方で営業を続けますよ。
観光客にとって行き易いのは、国際通りに近い【第一牧志公設市場】。
しかしこの２つの市場は歩いて行ける距離にありますので、アーケード商店街を散策しながら那覇まちま～いを楽しみませんか？

エリア 那覇(沖縄)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0

• 交通手段: 徒歩

はいた～い！
今回は那覇の街を歩きながら２つの市場へ行ってきましたので、その様子を紹介します。
初めて那覇を訪れる人は国際通りを歩きたいと思いますが、沖縄リピーターの私は滞在先ホテルから希望ヶ丘公園を通り、猫と遊びながら裏通り散歩を楽しみます。

まず最初に紹介するのはこちら。
市場ではありませんが、裏道を通り【花笠食堂】に到着。

花笠食堂 グルメ・レストラン

土地勘のない人は、素直に平和通り商店街（アーケード商店街）からお店に向かう方が良いでしょう。
店の入り口はアーケード書店街のメイン通りから細い道に入った所にありますが、曲がる所に料理のサンプルや有名人などの写真が飾ってありますので、すぐ分かります。
ガイドブックでも良く取り上げられる店ですから、「一度は花笠食堂へ行ってみよう」と考えている人も多いのではないでしょうか。

裏通りから花笠食堂の前を通り、アーケード商店街へ。
この日は那覇大綱挽まつり開催に合わせて、いろいろな店がイベント用の店を出していました。

その一つがパン・ド・カイト。
本店は名護にありますが、ここで店を出していたのは西町店。
評判の良いパン屋さんですよ。

今度はアーケード商店街を南下。
徐々にシャッター通りのような雰囲気になってきましたが、この日は日曜日。
国際通りに近い店なら週末や祝祭日でもオープンしていますが、裏通り（脇道）やのうれんプラザの方に行けば行くほど空き店舗が目立ったり、日曜定休でCLOSEDの店が多くなります。
しかし平日は、結構早い時間からオープンしているお店もありますよ。

アーケード商店街の途中（浮島通り沿い）にあるセブンイレブンは、沖縄１号店のひとつ。
このコンビニが初めて沖縄に進出してきた時は、１４店舗の同時OPENが決まっていました。

更にアーケード商店街を南下し、のうれんプラザに到着。
今日はここでランチですよ。

農連市場 市場・商店街

庶民的なお店の丸安食堂。
新しいお店になり、暖簾の名前も丸安そばから丸安食堂に変わっています。

昔の丸安そばはほぼ２４時間営業で店の雰囲気も綺麗とは程遠い感じでしたが、味が良く友人知人の間で好評だった店。
昔の店を知っている人は、あまりの変わり様に驚かれるかもしれません。

こちらはもやしそば。
沖縄でもやしの事はマーミナーと言いますが、チャンプルーなどにも良く使われますよ。

ナーベラー（へちま）の料理に入っていたのは、コンビーフと手でカットした島豆腐。
豆腐の大きさはバラバラですが、島豆腐は包丁を使わずこのように手でカットする方が美味しいような気がします。

店舗は綺麗になりましたが、ビジネスマンや作業服姿の人たちも良く訪れる店。
沖縄の庶民的な食事を楽しみたい人は、行ってみませんか？

今度は以前の農連市場と現在の農連市場（のれんプラザ）を比べてみましょう。

建て替え前の農連市場。
木造＆プレハブそしてこのサビ感が昭和レトロで良かったのになー。
中に入るとちょっぴり東南アジアの雰囲気もあったので、見るだけでも楽しいスポットでした。

一変したのうれんプラザ。

おばちゃま達のゆんたくー。
ビルの中よりも、昔のプレハブの方が似合っていたような気がします。

今回はのうれんプラザで折り返し。
再び太平通り商店街（アーケード商店街）を歩きながら、次の市場を目指しましょう。
シャッターが閉まっているこちらの店は、某居酒屋の大将から教えてもらった奥間青果。
残念ながらこの日は定休日でした…残念！

その後もアーケード商店街を右に行ったり左に行ったりしながら、国際通り方面へ移動。

こちらは移転前の第一牧志公設市場。
移転セレモニーが行われた時は、観光客も商店街の人たちに交じってカチャーシーを踊っていましたよ。

第一牧志公設市場 市場・商店街

こちらの市場は、建て替え工事が終わるまでにぎわい広場の方で営業中。
案内に従って仮設の市場へ行ってみましょう。
2023年追記：　建て替え工事が終わり、現在はこの場所で営業を再開しています。

現在の第一牧志公設市場。
長期間ここで営業を続けますので、仮設と言っても立派な建物ですよ。
中は以前と殆ど変わらないレイアウト。

買い物や食事も楽しめる公設市場ですが、お小遣いに制限がある修学旅行生も覗きに行ってみると良いですよ。
南の島ならではの食材（＝水族館で見るような魚介類等）が、いろいろ並んでいます。

暖かい地域で良く漁獲されるゴシキエビ。
エビ目イセエビ科イセエビ属ゴシキエビ種の高級食材ですが、東南アジアでもそこそこの値段だったと記憶しています。

画像左上は、ゴシキエビよりも更に上を行く高級食材のセミエビ。
それと良く似た形のゾウリエビが並んでいることもありますが、殻？甲羅？に顔のような模様があり、（セミエビには敵いませんが）こちらも高級食材。
セミエビの下のオレンジのカニは、お手頃価格で食べられるアサヒガニ。
私は高知でこのカニを食べましたが、かなり濃厚な味でした。

赤い魚に隠れていますが、コバルトブルーのイラブチャー（ブダイ）も高級魚。
上に載っている大きな赤い魚は、顎に２本の髭があるオジサン。
高級魚ではありませんが、こちらも美味しい魚ですよ。

シャコガイもお勧め食材。
見掛けたら是非食べてくださいね。

こちらはヤシガニ。
ケース入りでしたからただ展示しているだけなのかと思ったら、しっかり値段が付いていました。
このハサミは人間の骨も砕いてしまうので、浜辺で見掛けても捕獲するのはやめましょう。

こちらの蟹（ワタリガニ）も茹でて食べたいなー。

いろいろな魚介類が並んでいる第一牧志公設市場。
１階で購入した食材は２階の店で調理してもらうこともできますので、困った時は公設市場で食事というのも良いのではないでしょうか。
但し食材や調理方法により料金が変わりますので、事前にお店の人に確認しましょう。

公設市場にあるのは鮮魚店だけではありません。
写真は上原ミート。
のうれんプラザの方にも、お店があります。

今回私が購入したのは、御土産ではなく滞在先で食べる朝食用のハムとベーコン。
厚切りにして焼きましたが美味しかったですよ。
沖縄に行かない方でも、上原ミートの商品はオンラインショップで購入できます。

今度は２階部分を見てみましょう。
レイアウト自体は、１階も２階も以前の第一牧志公設市場と殆どわっていないので、新しい建物（仮設）になっても違和感無し。

今回は建替えが終わったのうれんプラザ(農連市場)と、建替えが始まった第一牧志公設市場を紹介しましたが、活気があるのは国際通りに近い第一牧志公設市場。
しかしこの２つの市場は歩いて10分くらいの場所にありますから、商店街をのんびり散策しながら覗きに行ってみませんか？

ここからはおまけ…。
衰えを知らないタピオカ。
最近はインスタ映えする商品も増えていますが、この人気はいつまで続くのかしら？

街中の両替所。

スマートエクスチェンジは早くて手数料も安いと聞きましたが、丸見え状態と言うのが気になります。
しかしアメリカで良く利用していたATMも道沿い（銀行建物の壁に埋め込んであるタイプで屋内ではなく外）にありましたから、多くの人が近くにいる方が防犯対策になるのかもしれませんね。
と言いながらも、「やっぱり嫌だなー」と思うのは私が古い人間だからでしょうか。

今回は那覇にある２つの市場をメインに取り上げましたが、アーケード商店街にはいろいろなお店がありますので、学生さんの街歩きにもお勧めですよ。
良かったら行ってくださいね。