マイルでカナディアンロッキー。その５　食事や買い物、Ｂ＆Ｂ

2016/08/25 - 2016/08/26

新型コロナが世に蔓延して早２年。まだ海外旅行は当分おあずけか…と
自分の旅行記を懐かしんでいたら書きかけて止まっていたのを思い出した。

他にも書いていない旅先もあるのでぼちぼち書いていこうと思う。
（２年も経つのにようやくかい！とも言えるが）

というわけでカナディアンロッキーの最後編。
以前からマイレージで長距離路線をビジネスクラスで旅行したいとコツコツ貯めていたマイルをかき集め、夫と二人分の航空券をゲット、宿と現地の移動プランをたてて初の北米大陸へ出発することになった。

事前に調べてはいたもののやはり現地在住の日本人からの情報は有り難い。
B&Bのご夫婦にはレストランや交通、観光などあらゆることでお世話になった。

バンフをうろうろして気がついたこと…というより覚えていることをまとめてみた。

エリア バンフ(カナダ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

バンフで大変お世話になったB＆B SQUIRREL'S NEST
道路から中へ入った所に出入り口。（今は正面が改装されてデッキが作られてそこからリビングに出入りできるみたい）

宿探しは色々迷ったけど初の海外個人旅ということもあり最初は日本人経営が心強いと思いここに決めた。
もう1軒B&Bがあったけどここはレストランやスーパー、酒屋などが近くて便利だったので選んで正解だった。

奥には1棟貸しの建物。家族連れが泊まっていた。

B&Bの玄関先。慣れない英語で観光や買い物からここに帰るとホッとする。

二人が大型のスーツケースを広げられる広さがある。

奥がシャワーとトイレ。洗面が別になっているのは評価ポイント。
ハンドソープがとってもいい香りで、聞いたら天然素材のロッキーマウンテンソープのものなんだって。
バンフアベニューにお店があるから覗いてみようっと。

ある日のB&Bの洋朝食。美味しそうだ・・・(*^_^*)

ある日のB&Bの和朝食。ちゃんとした朝ごはんに感動する。

ある日の夕食。近くのスーパーでお惣菜とカット野菜のサラダを買って乾杯。

レストランの情報を少し。
「The Bear Street Tavern」　日曜と月曜にセールのピザがあるバー

人気店で少し待たされた。

地ビールはそんなに好みではないけど、左のキャンモアの地ビールが
ラズベリーフレーバーで意外に美味しかった。

ピザとチキンウイングをオーダー。
料理も美味しかったと思うが・・・店内がスポーツバーの様で暗く、混んでいるので店員がきびきびしているのはいいのだけど、賑やか過ぎてどうも落ち着かない。

「Masala Authentic Indian Cuisine」
　スタンダードなインド料理で美味しかった。

ここは落ち着いて食べられる。

ラズベリービールに気をよくして地ビールを頼んでみるも大したことはなかった。

美味しいビールに巡り会うのはなかなか難しい。

「ELK & OARSMAN」　鹿の肉のエルクバーガーが有名なお店。

週末以外は毎日スペシャルがある。ここも人気店で混んでいた。

やはりここはエルクバーガーを。鹿肉はクセが無くて美味しかった。

夫はステーキをオーダー。

空いていれば通りを見渡せる窓側の席がお勧め。
これは多分夜なんだけど日の入りが遅く１０時ころまで外は明るかった。

バンフアベニューにあるTrail Rider

現地で天気予報を確認してからここで乗馬の予約をした。せっかくの乗馬はお天気が良くないとね。
（現在はBanff Trail Riders のHPから予約できる）

店内はウエスタンのお店で、何となく見てるうちに夫がまさかの革ジャケットを購入。思いもよらない出費だったけど、旅先はついこんな買い物をしてしまったりする。なんでだろう～（化石か）

かくいう私も目に付いたウエスタンシャツを買ってしまう。タグには中国製とあったけど気にいったんだから良いのだ。
多分、夫の皮ジャケットも同じだろうな。グローバル化って皮肉。

レストランも観光地らしく多種多様のお店が並んでいる。
人気のパブやギリシャ料理のお店。どのお店も値段は相対的にお高めかと。

ラーメンやカツ丼が食べられるお店に、アンガスバーガーが食べられるマック。
どっちも行かなかったなぁ。

カラフルなキャンディショップは今なら映えスポットかも。

散歩をしているとあちこちにベンチや自然素材の遊具があって、遠くを見れば雄大な山々がそびえ自然と外に出るのが楽しくなる素敵な町だ。

ボウ川ではカヌーもさかんに行き交っていた。

町の色んな所に動物の目撃情報の注意書きがある。バンフではオオカミやエルク、ブラックベア、グリズリーなどの危険な野生動物に遭遇するかもしれないことは頭に入れておいた方がいい。

B&Bへの帰り道。歩道が整備された住宅地で、車道は広く交差点では歩行者がいると必ず停まってくれる。
ドライバーがみんな優しいのだ。

バンフ公共図書館。他の施設も木がふんだんに使われていて町の景観を守っている。規制で高い建物は建てられず、別荘も造ることができないそうだ。

国立公園の中の町なので住むのにも色々規制があって、ゴミ出しや洗濯物など環境に配慮した生活をおくっている。
だから町全体が綺麗で雰囲気が良くてまさに高原リゾート（でも親しみやすい）なのだ。よく考えるとすごいぞバンフ。

普通の住宅もいい雰囲気の家が多くて散歩してても目の保養になる。
DIYで作業中のおじさんがいたり。庭木もダイナミックでカッコいい。

このナンバーは謎。

思い返すとバンフは本当に山と川が美しい自然にあふれた素敵な町だった。
日本人には有名な町だけど、カナダは広すぎてロッキーのふもとの小さな田舎町を知らない人が多いんだって。

帰る日、B&Bの前でオーナーのヤスさん、お迎えのトロコツアーズI君と記念撮影。彼はヨーホー国立公園のツアーでお世話になり、熊やモランツカーブを一緒に見たガイドさんだ。

カルガリーの空港まで同乗者がいなかったのでプライベート送迎。
道中もロッキーのことやカナダのことなど色々ガイドしてもらった。

I君はガイドの仕事が楽しいらしく次はイエローナイフに行きたいと言っていた。国内でも海外でも日本人ガイドに会うといつも、こんな生き方があるのだなぁ、羨ましいなぁと思う。あのあと彼はオーロラガイドになったのかなぁ。

カルガリーの空港へ到着。
今は普通になっているセルフチェックイン機が導入されていた。
これでチェックインするのかと試してみたけどよく解らず。。。

カルガリー国際空港 (YYC) 空港

帰りもビジネスなんだしカウンターでお願いするべきだと気がついてプライオリティに並ぶ。
すんなりとチェックインして保安検査場に向かうとものすごい行列！
ありがたいことにここでもプライオリティレーンがあってすいすい進んだ。
うっかり夫がハンディウオッシュレットに水を入れたまま持ち込んだので水を捨てに戻ったけど、またも行列に並ばずに済んで助かった～。
ビジネス最高。

そんなこんなで無事に出国をすませ

目指すは初海外ラウンジ♪メイプルラウンジ。
この時は初めてだったので、相当にワクワクきょろきょろとコーフンしていた。

おお～！世界中の時計があるぜ～！

おお～！飛行機が見えるぜ～！と何を見てもコーフンする。

大きな窓の向こうで大空の下、行き交う飛行機を眺めながら初カナダの日々を振り返っていた。
ふと横を見ると二人連れの山ウエアを着た日本人女性が座っていた。彼女たちもロッキーの山を歩きに来たんだなぁきっと。

気分よく搭乗開始。夫とは前後の席で座る。

早速シャンパンを♪　飛行機ってこんなに素晴らしい乗り物だったのね。

実を言うとある日、自分が閉所恐怖症なことに気がついて以来、いつか飛行機に乗れない日がくるのではと心の隅の方でひそかに恐れている。
でもこの初めてのビジネスクラス体験はそんな思いを吹き飛ばしてくれた気がするのだ。

次はいつ来られるだろうか、カルガリー空港とのお別れ。

機上ではランチのオーダーが始まり、前菜の鱒の燻製に舌鼓をうちながら２種目のシャンパンを頂く。

やっぱりここは特別セレクションでしょう♪
ポリシーとかないから勧められたら何でもＯＫなんで。

ＡＡＡのステーキなんて頼んじゃったりして。へへへ

眼下にはロッキーの山々が広がる。こんな雄大な自然が今、見られることに感謝。

マイルを貯め始めてからいつかは長距離フライトでビジネスクラスというのが目標だった。そして今回ようやく念願が叶いエアカナダでのカナダ旅行が実現した。

最後に、この旅を計画するキッカケは４トラで目にしたaoitomoさんの壮大な旅行記だった。
こんな旅行ができるのだと詳細に渡り紹介してくれたことに感謝をします。
ありがとうございました！


はぁぁぁ。。。やっと終わった