2019/09/11 - 2019/09/18
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edamannさん
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コロラド弾丸トリップシリーズも5回目。これをシリーズ最終回にしようと考えていたのですが、どうにもコンテンツが多過ぎて、やはりもう一回必要と言うことに。次の第6回をいよいよ最終回にします。
今回の旅程は、3泊したデュランゴを発って約500㎞離れたコロラド・スプリングスに帰還する途中で思いもかけず州立刑務所を見つけたキャノンシティに立ち寄り。コロラド・スプリングスで民泊の宿にチェックインした後に「コロラド州 狼と野生生物センター」に向かいます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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デュランゴからの帰路、州立刑務所に遭遇!
9/15(日)は3泊したデュランゴを発って、再びコロラド・スプリングスを目指す。今回は往きとは違う道で、内陸寄りの峠越えのルートをとり約490㎞の行程。朝6時過ぎにデュランゴの宿を出発。外はまだ暗く、アニマス川に別れを告げたくとも何も見えない状態。
峠をいくつも越えてダイナミックな大自然の中をひたすら走り続けること5時間余り。突然街道沿いに見慣れないものが建っているいることに気付く。 -
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これは紛うことなきアメリカの刑務所じゃないか!ガイドブックにはどこにもそんなことは書いてない。街道沿いに突然現れるようなものじゃない。
本物の刑務所に隣接する刑務所博物館によると、これは1871年からこの場にある紛れもないコロラド州立刑務所で「Old Max」の愛称で呼ばれる施設だそうだ。もともと全米で最厳重刑務所(現在は中度厳戒刑務所らしい)として建築され、数多くの凶悪犯が囚人として服役していたらしい。現在も900名の囚人が服役している。 -
実際の刑務所と塀を接する刑務所博物館。
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実際に使われていた独房。
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なんと90年代まで現役だったというガス室とその実際の処刑写真。プロパンガスみたいなボンベを用いたこんな簡素な仕組みでは、なかなか死に至らず苦しんだんじゃないかと思う。
非現実的な刑務所の出現に思わず足を止めたキャノンシティだったが、後で調べてみるとここまで通ってきた街道沿いは「ロイヤル・ゴージ渓谷鉄道」という絶景の渓谷ビューで知られた屈指の観光地だったらしい。最初から調べておけばよかった。旅が終わってから残念と思うほど空しいことはない。
https://www.jcca.or.jp/kaishi/266/266_toku4.pdf -
昼過ぎにコロラド・スプリングスに到着、民泊の宿が大当たり!
キャノンシティで昼食をとり、ほどなくしてコロラド・スプリングスに到着。同地の宿はあらかじめAirbnb(エアビー&ビー)で予約してあり、まずはそこに直行。これが価格(2人で約$100/日)以上の大当たりだった! -
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場所は中心街から通りを隔てた閑静な住宅地。ここに建つこじんまりとした一軒家の1階部分が今回の宿。リビングのほか、フルセットのキッチン、寝室がついて、家具やアメニティがとても清潔でおしゃれ。しかも家の前には朝夕とリスが食事を求めてやってきます。物件の名前は「Helen Hunt Hideaway-Downtown」。人気物件なので予約困難ですが、コロラド・スプリングスに行く用事があれば試してみられては。
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動物好きには必見、郊外の狼自然保護センターへ、
宿に荷物を置き、車で40分ほどの「コロラド狼と自然生物センター(Colorado Wolf and Wildlife Center)」へ。この施設は日本のガイドブックにはまず載っていないが、動物好きは一度訪れるべき場所。
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g33390-d1592771-Reviews-Colorado_Wolf_and_Wildlife_Center-Divide_Colorado.html
センターの正面壁に表示された「Conservation(保全)・Education(教育)・Preservation(保存)」という3つの原則。このセンターには狼のほか、キツネ(子狐がめちゃくちゃに可愛い!)、羊、ポニーなど様々な動物がいるけど動物園ではなく、北米で減少の一途をたどる野生の狼の保護と繁殖のための施設で、野生種に対する接し方などの教育にも取り組んでいる。 -
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今回参加したのは狼たちへのフィーディングツアー。キューバ出身のセンター職員と一緒に、フェンス越しに狼に餌をやりながら敷地の中を周るツアー。
https://www.youtube.com/watch?v=rrC2QYYHJi8&feature=youtu.be
上がツアーの中の光景。骨付きの肉をガリガリと噛み砕いているが、どうも狼の多くは鶏肉よりも牛肉の方が好きらしい。鶏肉を放ってもしっかりとお座りをして牛肉が出てくるのを待っている個体も。
ツアーの最後に全員で狼の遠吠え、しっかりと2匹が応えてくれました!
https://www.youtube.com/watch?v=Xsjg89TpXuU -
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センターの中を歩き回るクールな猫と“狼グッズ”。
さて、帰国までにあと1日半あるんですが、まだ山ほど語ることがあります。この第5回で完結する予定だったのですが、あまりに長くなりそうなので次の第6回をコロラド弾丸トリップ編の最後にしたいと考えています。
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