小町祭り，芍薬薗と異人館

2019/06/08 - 2019/06/08

お天気が良かった週末，家族で湯沢市の小町祭りに行ってきました．場所は道の駅おがち小町の郷の裏にある小町の郷公園です．また，小町の郷公園の道路を挟んだ向かい側には小町芍薬園があったので，見てきました．その後は雄勝町の院内駅にある院内銀山異人館へ．休日ですが訪れる人は少なく，殆ど貸し切り状態で見ることが出来ました．

エリア 湯沢(秋田)(秋田)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車

こちらが小町の郷公園

場所は道の駅おがちの裏にあります

6月ですがとても暑く，見物するのにかなり努力が必要でした．帽子を持っていない人は皆さんタオルやハンカチを頭に置いています．

小町娘当場

厳かな感じのするお祭りです

別途近くの小町堂で写真撮影タイムというのもあり，こちらは有料でした．

小町の郷公園の前に小町芍薬園があります．

有料ですが，とてもきれいなシャクヤクが咲き誇っていました．

いろんな種類がありました．

花の形も様々

こちらは白色のシャクヤク

花は全く詳しくありませんが，こちらはピンクで花弁の形に特徴がありました．

シャクヤク園から見た道の駅おがち

花を見ずに浮かべていて，こちらは持ち帰ることが出来ました．

すぐ隣に，二ッ森という丘があります．

こちらが丘

案内板によれば，役内川というたぶんこの周辺を流れる川が氾濫して土を洗い流し，残った小島のうち残っているものが二つ森という場所だそうです．小野小町と深草少将のお墓とも言われているそうです．

同じ場所に，奪衣婆の像というのも建っていました．奪衣婆とは，三途の川で亡者の衣服を剥ぎ取る老婆のことだそうです．

その後，雄勝町の院内へ．駅前の案内図です．

こちらが院内銀山異人館

一部が院内駅の建物になっていました．無人駅でした．

院内銀山の地図

銀を採掘するジオラマ

こちらは確か銀で作った百人一首

銀貨

銀の鉱石

こちらもとても興味深かったです．坑道に漏出した水をどうやって汲み出したかということが良くわかります．

戊辰戦争の説明．銀山は当然経済の要衝地ですから，いざ戦争になると真っ先に攻められる場所なんでしょうが，我が故郷の庄内藩が占領したそうです．複雑・・・．なお，ここはあくまでも展示施設で，院内銀山自体は，かなり離れた山の中にあります．一度行ったことがありますが，何もなく，坑道は全てカギがかけられています．石見銀山のように観光客向けに改装すれば，もっと観光客が来るような気もしますが・・・

院内の歴史は古く，縄文時代の遺跡もあります．その時の生活の様子．

出土した土偶

矢じり

院内銀山異人館のスタンプがあったので押してみました．

近くの愛宕神社へ．

愛宕神社の隣にはコロリ地蔵というのがあって，出来ることなら病まずにコロリと死にたいという願いを掛けたものらしいですが，本来銀山の労働は過酷で，若くして亡くなる方が多かったことから，こうした地蔵がより大切に祀られたのかもしれません．ともあれ，全国的に見るとローカルな場所ではありますが，とても勉強になる場所でした．