シニア夫妻が行くドナウ川クルーズ⑫

2019/07/12 - 2019/07/28

７月２４日　　　オーストリア　　ウイーン

クルーズは終盤の見どころ「ウイーン」に入港

終日市内観光

船会社が用意したのは「シェーンブルン宮殿」観光

しかし私達夫婦とＳさんは「美術史美術館」じっくり鑑賞コースを選択した

「ドナウ川クルーズ１６日間の旅その２」
YouTubeでもお楽しみ下さい
https://www.youtube.com/watch?v=TmTwr5QvXnw&t=45s

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0

６：００

すでに船はウイーンに入港していた

ライヒブリュッケ桟橋から見えた教会

６：３０

朝食

いつも通りのメニュー

船会社の半日観光「シェーンブルン宮殿」を不参加にした

私たち夫婦とＳさんは終日市内観光に出かける事にした

入港した桟橋が幸い地下鉄１号線に近い事から

フォーアガルテンシュトラーセ駅からシュテファンプラッツ駅まで

地下鉄を利用した

下車するとすぐシュテファン大聖堂が迎えてくれる

シュテファン大聖堂

１４世紀にハプスブルク家のルドルフ４世によって

ゴシック様式の大教会が建て替えられた

９：００から南塔に登れるので

高さ１３７ｍ、３４３段を登る

８年前に訪れた時はさほどキツイとも感じず割合スイスイ

登った記憶があるが、今回は何度も休憩を取りながらゆっくり

登った

途中の休憩場所から

「まだまだ上だなー」

ここが展望台

朝一番で登ったので観光客は未だまばら

ビザンチンモザイク模様の瓦が

独特の構図を見せ印象的

この方面にヴィヴァルディ号が停泊している

左下に見える通りは

グラーベン通り

南塔から下り

入口から聖堂内に入る

聖堂内

長い大聖堂の身廊を支える大きな柱は

天井で美しい弧を描く

西側正面入口の２階には

巨大なパイプオルガンが配置されている

シュテファン大聖堂を出て

グラーベン通りを歩く

その通りの真ん中に建つペスト記念塔

グラーベン通りから右に入ると

ペーター教会がある

内部は豪華絢爛

入口の２階には

黄金のパイプオルガンが配置されている

グラーベン通りから左に入ると

ホーフブルク宮殿のミヒャエル門が見えて来る

ミヒャエル広場に到着

ホーフブルク宮殿は

１２２０年に最初の館が建てられその後歴代の君主が

次々と増築した

Ｓさんが「皇帝の居室とシシー博物館」入った事がない

との事で（私は２度目）入場する事にした

チケット売り場

銀器コレクション、王宮食器コレクション、

シシー博物館、皇帝の部屋を巡る

写真撮影ＮＧ

ホーフブルク宮殿を出て英雄広場を渡ると

目の前は美術史美術館

２度目の鑑賞となるが今日はジックリ鑑賞するつもりだ

美術史美術館正面大階段

大階段を上がった中２階に

カノーヴァ作「ミノタウルスを討ちとめるテセウス」

が出迎えてくれる

そして振り向くと

若きクリムトが描いた１１点の壁画が見える

天井付近の柱と柱の間に描かれているので

かなり見難い

写真撮影も難しい

２階に上がったところはレストラン「ゲルストナー」

ランチタイムとなり私達は食事する事に

オーストリアで１番人気のビール「グッサー」

船で飲むビールよりも美味かった

前回訪れた時もこのレストランでランチした

メニューを思い出し、「グーラッシュ」をオーダーした

ところがホットサンドが届く「うん？」

どうやらメニューの指さし間違いだったらしい

しかし美味しく頂いた

コーヒーを頂きランチタイムは終わる

いよいよ展示室に入る

最初はルーカス・クラーナハの部屋

「ザクセン公女ジビュラ、エミリア、ジドニア」

これは数年前日本にもやって来た

「ホロフェルネスの頭部を持つユディット」

クラーナハが１０点以上残した

「アダムとイヴ」

次はアルブレヒト・デューラー

「若いベネチアの女性の肖像」

「皇帝マクシミリアン１世の肖像」

いよいよ

ピーテル・ブリューゲルの部屋

「謝肉祭と四旬節の喧嘩」

ご存じ

「バベルの塔」

これも有名

「雪中の狩人」

「農民の踊り」

「農民の結婚式」

アルチンボルト

「四季（冬）」

「四季（夏）」

ご存じフェルメール

「絵画芸術」

ルーベンス

「毛皮をまとったエレーヌ・フールマン」

ルーベンス

「ヴィーナスの饗宴」

ベラスケス

「青いドレスのマルガリータ王女」

ベラスケス

「フェリペ４世の胸像」

ティントレット

「スザンナの水浴」

カラヴァッジョ

「ゴリアテの首を持つダビデ」

カラヴァッジョ

「ロザリオの聖母」

迫真のリアリズムで描いたカラヴァッジョ

下部の人の足は

この通り真っ黒

ラファエロ

「草原の聖母」

コレッジョ

「イオ」

エリザベツ・ヴィジェ・ルブラン（女性）

「マリーアントワネット」

美術史美術館を出て「セセッション（分離派会館）」

へ行く途中前回の旅で毎日お世話になったマーケット

を訪ねた

セセッションの外観（ネットから拝借）

前回の旅では来れなかった「セセッション」

先日まで東京都美術館でこのレプリカが公開されていたが

ここは本物

クリムトの「ベートーベン・フリーズ」

クリムトは１９０２年第１４回「分離派展」で

この「ベートーベン・フリーズ」を出展

しかし当時は反感を買い長い間行方不明になっていた

１９７０年オーストリア政府が買い上げ

修復を経て現在に至る

地下鉄１号線に乗車し船に帰って来たのは夕方

窓から覗くと白鳥が遊びに来ていた

１９：００　　　夕食

前菜

生野菜のプレート

メイン

ウイーンらしく

ウインナーシュニッツェル

しかしこれが今回のディナーの中でワースト（個人的感想）

と記録にある

デザート

アップルシュトリューデル（リンゴのデザート）