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ふと松本へと出かけた。<br />この前の週に、川崎市民ミュージアムに開催されている「のらくろであります!」という企画展を見に行ったのだが、その中に、田河水泡が「満蒙開拓義勇軍」の慰問や紹介をしていたという資料が展示されていた。10月5日に、松本でこの満蒙開拓義勇軍に関するシンポジウムが開かれるという案内をもらっていたのだが、遠いのでなんとなくほっぽっていたことを思い出したのだ。<br />あわてて宿を探すとどこも満室。調べてみると、よく6日、松本市民マラソンが開催されることになっていた。<br />といって日帰りも大変なので、少し戻って辰野に宿を取って出発した。

水の街 松本

29いいね!

2019/10/05 - 2019/10/06

283位(同エリア1716件中)

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33

エスペラ

エスペラさん

ふと松本へと出かけた。
この前の週に、川崎市民ミュージアムに開催されている「のらくろであります!」という企画展を見に行ったのだが、その中に、田河水泡が「満蒙開拓義勇軍」の慰問や紹介をしていたという資料が展示されていた。10月5日に、松本でこの満蒙開拓義勇軍に関するシンポジウムが開かれるという案内をもらっていたのだが、遠いのでなんとなくほっぽっていたことを思い出したのだ。
あわてて宿を探すとどこも満室。調べてみると、よく6日、松本市民マラソンが開催されることになっていた。
といって日帰りも大変なので、少し戻って辰野に宿を取って出発した。

旅行の満足度
4.0
観光
4.5
ホテル
4.5
グルメ
4.5
同行者
一人旅
旅行の手配内容
個別手配

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  • シンポジウムは午後からなので近くの松本市立美術館へ。<br />草間彌生の初期の作品は非常に興味深かった。

    シンポジウムは午後からなので近くの松本市立美術館へ。
    草間彌生の初期の作品は非常に興味深かった。

    松本市美術館 美術館・博物館

  • トップの写真は美術館のすぐそばにある「源地の水源地井戸」。<br />水道局があった場所とのこと。

    トップの写真は美術館のすぐそばにある「源地の水源地井戸」。
    水道局があった場所とのこと。

    源地の水源地井戸 名所・史跡

  • イオンスタイル松本の前にも湧水。<br />この向かいにあった「キッチン南海」でカツカレーを食べた。神田にある南海からのれん分けしたというお店だった。松本というとそばばかりだったが、これはこれで個人的にはヒットだった。

    イオンスタイル松本の前にも湧水。
    この向かいにあった「キッチン南海」でカツカレーを食べた。神田にある南海からのれん分けしたというお店だった。松本というとそばばかりだったが、これはこれで個人的にはヒットだった。

  • イオンスタイルのすぐ西側には「日の出の泉 「薬祖水」

    イオンスタイルのすぐ西側には「日の出の泉 「薬祖水」

  • さらに西に行くと「伊織霊水」

    さらに西に行くと「伊織霊水」

    伊織霊水 名所・史跡

  • 若い女性がペットボトルを持ってきて汲んで飲んでいた。

    若い女性がペットボトルを持ってきて汲んで飲んでいた。

  • さらに西に行くと古い町並みが復元されている。

    さらに西に行くと古い町並みが復元されている。

  • 「松本市はかり資料館」に入ってみた。<br />ちなみに、今回はブロンプトン。

    「松本市はかり資料館」に入ってみた。
    ちなみに、今回はブロンプトン。

    松本市はかり資料館 美術館・博物館

  • これが一番驚いた。<br />わずかな重さの違いで繭の雄雌を判別するという。

    これが一番驚いた。
    わずかな重さの違いで繭の雄雌を判別するという。

  • 「沖縄密約」の吉野文六旧家のあった場所だそうだ。

    「沖縄密約」の吉野文六旧家のあった場所だそうだ。

  • 時間が来たので会場へ。<br /><br />学校の先生方が中心の会で、満蒙開拓青少年義勇軍に関して、特に教育の責任に関してフィーチャーしたものだった。<br />衝撃的だったのは、先進的だったはずの「信濃教育会」が弾圧と組織問題を経て、子どもたちを率先して効率よく義勇軍として満州に送り出す機関と変貌したという点だった。しかも、その組織性を活かし有効な事例を各地に展開していく。<br />全貌は明らかではないとするものの、なぜ長野県が日本一多くの少年たちを満州に送ったかの一端を知った思いだった。<br />もう一つ驚いたのは、1982年、当時の信濃教育会の会長が、過去の戦争協力について聞かれたとき「反省するとすれば、それは国や県の仕事だよ。我々がやる必要はないし、またやるべきではない。」と朝日新聞のインタビューに応えていたということ。

    時間が来たので会場へ。

    学校の先生方が中心の会で、満蒙開拓青少年義勇軍に関して、特に教育の責任に関してフィーチャーしたものだった。
    衝撃的だったのは、先進的だったはずの「信濃教育会」が弾圧と組織問題を経て、子どもたちを率先して効率よく義勇軍として満州に送り出す機関と変貌したという点だった。しかも、その組織性を活かし有効な事例を各地に展開していく。
    全貌は明らかではないとするものの、なぜ長野県が日本一多くの少年たちを満州に送ったかの一端を知った思いだった。
    もう一つ驚いたのは、1982年、当時の信濃教育会の会長が、過去の戦争協力について聞かれたとき「反省するとすれば、それは国や県の仕事だよ。我々がやる必要はないし、またやるべきではない。」と朝日新聞のインタビューに応えていたということ。

  • 終了後は辰野へ移動。<br />今宵の宿は辰野駅前の「ダイニング旅館みのわ屋」<br />名前の通り地元の素材を多く使った料理がおいしく、また量もすごい。お酒も充実していてよかった。

    終了後は辰野へ移動。
    今宵の宿は辰野駅前の「ダイニング旅館みのわ屋」
    名前の通り地元の素材を多く使った料理がおいしく、また量もすごい。お酒も充実していてよかった。

    ダイニング旅館みのわ屋 宿・ホテル

    地元の素材を使った創作料理が素晴らしい by エスペラさん
  • 築100年とのことでいかにも駅前旅館という風情。<br />檜の大きな風呂などあり居心地もよい。使いはしなかったが冷暖房もちゃんとあった。

    築100年とのことでいかにも駅前旅館という風情。
    檜の大きな風呂などあり居心地もよい。使いはしなかったが冷暖房もちゃんとあった。

  • 元々の宿の名前だろうか?

    元々の宿の名前だろうか?

  • 朝食前に周辺を散歩。

    朝食前に周辺を散歩。

  • けっこう蔵が多い。

    けっこう蔵が多い。

  • 修復した蔵や、このようにしっかりガードされたところもある。

    修復した蔵や、このようにしっかりガードされたところもある。

  • はかり資料館もそうだったが、こちらの方は蔵を部屋として使う文化があったのだろうか?たまたまだろうか?

    はかり資料館もそうだったが、こちらの方は蔵を部屋として使う文化があったのだろうか?たまたまだろうか?

  • 長野県のオアシス、ハッピードリンクショップ

    長野県のオアシス、ハッピードリンクショップ

  • 子どもが描いたのだろうか、割とうまいと思う。

    子どもが描いたのだろうか、割とうまいと思う。

  • 辰野からブロンプトンで諏訪湖南岸を経由して茅野へ。<br />途中諏訪市博物館で「仏法紹隆寺─諏訪の真言道場 古刹の歴史─」を見学。<br />かなり久しぶりに来たが、常設展もかなりこった作りになっていた。<br />その後、茅野駅そばの「ギャラリー鏝絵(こてえ)天香館」へ。昨年鳥取で「鏝絵の里光」を見てから俄然鏝絵に興味が出た。しかも、この辺りは蔵が多く鏝絵も多数現存している。<br />ところが、本日は貸し切りとのことで入れなかった。

    辰野からブロンプトンで諏訪湖南岸を経由して茅野へ。
    途中諏訪市博物館で「仏法紹隆寺─諏訪の真言道場 古刹の歴史─」を見学。
    かなり久しぶりに来たが、常設展もかなりこった作りになっていた。
    その後、茅野駅そばの「ギャラリー鏝絵(こてえ)天香館」へ。昨年鳥取で「鏝絵の里光」を見てから俄然鏝絵に興味が出た。しかも、この辺りは蔵が多く鏝絵も多数現存している。
    ところが、本日は貸し切りとのことで入れなかった。

  • 青柳まで来たところで、上りの普通が来そうだったので輪行。

    青柳まで来たところで、上りの普通が来そうだったので輪行。

  • 塩崎で下車。<br />ここと甲府の間にあずさの窓からいつも見えていた「うどん大すき」という看板が気になっていたのだ。<br />ついに訪問。「こいけや」だからと納得。<br />手打ちで、大きな釜でゆでるうどんは吉田と武蔵野のあいのこみたいな感じで非常においしかった。多めだったがペロリといった。と、隣の人がうどん1キロとご飯を頼んでいたのにはさすがに驚いたが。<br />この後、甲府まで走り、カップの甲州ワイン飲んで、グーグー寝ながら帰宅した。

    塩崎で下車。
    ここと甲府の間にあずさの窓からいつも見えていた「うどん大すき」という看板が気になっていたのだ。
    ついに訪問。「こいけや」だからと納得。
    手打ちで、大きな釜でゆでるうどんは吉田と武蔵野のあいのこみたいな感じで非常においしかった。多めだったがペロリといった。と、隣の人がうどん1キロとご飯を頼んでいたのにはさすがに驚いたが。
    この後、甲府まで走り、カップの甲州ワイン飲んで、グーグー寝ながら帰宅した。

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