2019/09/12 - 2019/09/13
23位(同エリア659件中)
夏秋さん
赤い温泉地のカラハユットに宿泊し、翌日は不思議な青いプールが広がる石灰棚のパムッカレへ。雨の少ない場所のはずが、土砂降りの雨…
でもその雨のおかげで石灰棚を歩く人は少なくて、幻想的な世界を独り占めしました。
温泉保養地として栄えた古代都市ヒエラポリスは、幽玄な大地が印象的でした。
「旅程」
9月12日(木)
◆エフェソス観光 宿泊 パムサーマルホテル(パムッカレ)
9月13日(金)
◆パムッカレ(ヒエラポリス・石灰棚)
◆コンヤ(インジェミナーレ神学校)
宿泊 グランドホテルコンヤ(コンヤ)
9月14日(土)
◆キャラバンサライ ◆カッパドキア
宿泊 ウチヒサールカヤ(カッパドキアの洞窟ホテル)
9月15日(日)
◆カッパドキア
宿泊 ウチヒサールカヤ(カッパドキアの洞窟ホテル)
9月16日(月)
◆ボアズカレ観光(ハトゥシャシュ遺跡、ヤズルカヤ遺跡)
◆アンカラ 宿泊 ラディソンブル(アンカラ)
9月17日(火)
◆ゴルディオンの遺跡 ◆ブルサ ◆コザハン
宿泊 シェラトンアタキョイ(イスタンブール)
9月18日(水)
◆イスタンブール観光
宿泊 シェラトンアタキョイ(イスタンブール)
9月19日(木)
◆イスタンブール観光
QR238(イスタンブール22:20-02:30)
9月20日(金)
QR812(ドーハ06:45-羽田22:40)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
-
エフェソスからバスでパムッカレを目指します
-
イズミールからパムッカレにかけてのエリアは
温泉が豊富で地熱発電も行われています。 -
トルコ1泊めの宿泊地は、パムッカレの近くのカラハユット
小さな温泉町です。 -
PAM THERMAL HOTEL CLINIC & SPA
ホテルにはクリニックが併設され、温熱療法なども行われています。パム サーマル ホテル クリニック & スパ ホテル
-
パムッカレは白い石灰棚の温泉が有名ですが
カラハユットは鉄分が多く含まれる赤褐色の温泉です。 -
夕陽に照らされた温泉…
早く入ってみたい~ -
こちらのホテルには、以前ニコラスケイジさんが家族で泊まられたので
サイン入り写真パネルが飾られていました。 -
晩御飯はホテルのビュッフェ
トルコは農業大国で野菜の自給率100%!
お野菜は新鮮で味が濃いくて美味しい
デザートは甘すぎ~ -
夕食後、温泉に入りましょう。
このお写真はホテルのパンフレットからお借りしました。
温泉プールは泥が沈殿し、泥パック状態
夫は泥を身体に塗りたくっていました。
私も顔に泥パックしましたよ。ツルツルになったかなぁパム サーマル ホテル クリニック & スパ ホテル
-
プールサイドでは、ベリーダンスのショーも。
-
9月13日
おはようございます。
今日は楽しみにしていたパムッカレです -
ウエハースカップに蜂蜜をたっぷり入れて…(#^.^#)
甘いお菓子は苦手だけど、蜂蜜は大好き
トルコの蜂蜜 美味しいのです。 -
昨日はあんなに良いお天気だったのに
今日は朝から鉛色の雲に覆われています。
遠くの空に稲妻まで光ります -
バスに乗って15分くらい走ると白い山が見えてきました
雪山のように見えますが、今は夏
白い山の正体は、石灰岩です。 -
パムッカレのゲートに到着しました。
-
ゲートを通った後、セキュリティチェックもありました。
トルコでは、観光場所やホテル、ショッピングセンター
あらゆる場所で、セキュリティチェックが行われていました。
テロ以来、人が集まる場所では警備が厳しくなっているそうです。 -
広々とした荒野に、遺跡が広範囲に散らばっています。
多くは土に埋もれてしまっているので、昨日訪れたエフェソスの
華やかさとは異なり、荒廃した印象です。
この丘の上の広大な大地に、
かつては発展した都市があったのです。
古代ローマの人々は、温泉の出るこの地に街をつくり
大浴場や劇場を建設しました。パムッカレ ヒエラポリス 史跡・遺跡
-
遠くに円形劇場が見えます。
ガイドさんから興味深い話を聞きました。
劇場のキャパシティにより、街の当時の人口を知ることが出来るのです。
このヒエラポリスの劇場は1万5千人収容なので、人口は15万人程度
昨日訪れたエフェソスの劇場は3万人収容なので、人口は30万人規模の
大都市だったと予測できるのです。パムッカレ ヒエラポリス 史跡・遺跡
-
ヒアロポリスの奥にミネアポリスと呼ばれる遺跡があります。
ミネアポリスは、“死者の都”という意味です。
古代ローマにも「湯治」の習慣がありました。
病気になってしまった裕福な人々は、療養のため温泉地に旅をしましたが
温泉に浸かったからといって病気がすぐに治るわけでもないので
この地で亡くなる人が多かったのです。
華やかな観光地であるパムッカレは、死者の都でもありました。 -
ヒエラポリスを奥まで歩いてゆくと石灰棚が見えてきました。
-
長旅の果てにこの地に辿り着いた古代ローマ人々は
どんな想いでこの風景を見たのでしょうか… -
雨が激しく降ってきました
晴れてたらどんなに美しいブルーなのでしょう。 -
雨はだんだん激しくなり、スコールのような土砂降りです。
多くの観光客は、屋根のある場所で雨宿りをしているので
石灰棚を歩いている人はいません。
雨宿りをするという夫と別れ、
私は一人で歩いてみることにしました。 -
靴を脱いで裸足で歩きます。
岩の上は冷たいけど、水のなかは温泉だからあったかいのです。
でもずっと濡れた下り斜面が続くので、滑って転びそうです。 -
この細い流れは温泉なので、晴れていたら座って足湯に
つかれるのですが、今日は雨で座ることは出来ません。 -
白い石灰岩はツルツルで滑るし
茶色いほうはザラザラで足が痛い!
注意深く進みます。 -
不思議な真っ白い世界が広がります
-
寒いのに水着になってる人がいますよ~
-
雨が小降りになってきたので
石灰棚を歩く人も増えてきました。
私も夫が待っている所まで戻ることにします。 -
一緒に石灰棚プールの浅いところに入ってみました。
-
パムッカレ 晴れたときにまた来たいなぁ。
-
ローマ時代の遺跡が沈む温泉施設*アンティークプール*
-
ゴロゴロ遺跡が沈む温泉に実際に入浴することが出来るのです。
石灰棚には人がいなかったのに、
こちらは雨でもお湯につかってる人でいっぱいです。 -
温泉に入るにはパムッカレの入場料とは別に50TL(1000円)が必要です。
-
更衣室やシャワー、カフェテリアもあるので
皆さんここで雨宿りしています。
私もびっしょり濡れてしまったので、しばし雨宿り。 -
濡れたままバスに乗ったら冷えてしまい、
次に止まったところで、トランクから服を出して着替えました。
ガイドさんによると、パムッカレには100回くらいきてるけど
こんなに大雨になったのは初めて。10年に一度の大雨だと言ってました。
本当かな? -
バスの車内で「プロジェクトX」のビデオをみました。
1980年に始まったのイラン・イラク戦争は年々激しくなり
イラクのフセイン大統領が警告を発しました。
「1985年3月19日20時以降、イラン領空を通過する航空機は
民間機といえども安全を保障しない」
イランの在留外国人は次々と脱出しましたが、
日本人は各国の航空機から「自国民優先」を理由に拒否され、
テヘランに取り残されてしまいました。
タイムリミットが迫るなか、危険を顧みず日本人救出のため飛来したのは
トルコ航空機でした。 -
日本の航空会社は「航空機の安全が保障されないから」
救援機を出さなかったのに
トルコの航空会社は「日本人の安全が保障されないから」
との理由で救援機を出してくれたのです。
日本人救済のための特別機の他に、トルコはテヘランへの定期便を
運航していましたが、その定期便に乗り切れない500名ほどのトルコ人は
陸路での帰国を余儀なくされました。
つまりトルコは、自国民を車で帰国させ、日本人を航空機に乗せてくれたのです。
なぜ遠く離れた日本のことを助けてくれたのでしょうか… -
時は更に100年ほど遡ります。
1890年、オスマントルコの使節団が日本に派遣されました。
明治天皇に拝謁しトルコへ帰国の際、オスマントルコのエルトゥールル号が
台風のため和歌山県沖で沈没してしまいました。
周辺住民は献身的に救助活動を行い、全国から義援金も寄せられました。
そして明治政府は69名の生存者をイスタンブールまで送り届けたのです。
不幸な事件でしたが、トルコの日本人への親日感情は、この事件に
大きく関わりがあるようです。 -
ドライブインに立ち寄ります。
-
蜂の巣がそのまま入っています。
試食してみると、美味しかったので購入しました。
密封袋を持参していたので、なんとか持って帰れましたが
トルコの商品は、蜂蜜に限らず、どれもみなパッケージが甘いので
持ち帰りには注意が必要です。
ウェイターさんはビールの栓も、栓抜きを使わずで手で抜くからびっくりです -
真っ赤に熟れたザクロを…
-
生ジュースに。
-
バスは東へ東へ…
-
景色が変わってきました
パムッカレの大雨が嘘のように
真っ青な空の下、ピンク色の大理石の崖が広がります -
車窓からは太陽光発電も多く見かけます。
-
とんがり帽子のカワイイ建物で…
-
ランチを頂きましたよ。
薄いピザ生地にスパイスのきいたひき肉をたっぶりのせて焼き上げた
トルコのピザ「ラフマジュン」です
左のびんは、甘酸っぱいザクロソース
サラダにかけて食べますよ。 -
バスは次の町 KONYAへ向かいます
どんな町なのか楽しみです…
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