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無錫・蘇州・上海旅行の1日目。関空から上海を経由して、無錫へ。

無錫・蘇州・上海旅行記(1日目)

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2011/09/23 - 2011/09/26

104位(同エリア175件中)

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21

パンダ番長

パンダ番長さん

無錫・蘇州・上海旅行の1日目。関空から上海を経由して、無錫へ。

旅行の満足度
4.0
観光
3.0
ホテル
4.0
グルメ
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行なし)

PR

  • <関西国際空港ターミナルでの時間><br />関西空港駅に到着し、空港ターミナルへ移動する。まずエスカレーターで4階の出発階まで上り、掲示板で搭乗便の情報を確認する。すると、出発時刻が10分早くなっている。また、搭乗のチェックインも11時20分と少し早い。それでもチェックインまでに1時間弱ある。<br />そこで再び2階に戻り、そこで軽食を取る事にした。<br />今日の便は機内食が出るとは思うが、念の為に軽い食事を取っておく。<br />2階のフードコートの南側端にある新しく出来たファーストキッチンでハンバーガーのセットメニューを注文し、食べる事にした。昼食時には早い為か店には客が少ない。<br />そこで先程電車内で読んでいた本の続きを読みながら、食事を取る。<br />ここで少し時間を潰し、11時過ぎになったところで、再び4階の出発階に上がる。<br />そして、今回の旅行の航空会社である中国国際航空のカウンターを目指す。今日乗る便はCA922便の上海浦東国際空港行きである。<br />

    <関西国際空港ターミナルでの時間>
    関西空港駅に到着し、空港ターミナルへ移動する。まずエスカレーターで4階の出発階まで上り、掲示板で搭乗便の情報を確認する。すると、出発時刻が10分早くなっている。また、搭乗のチェックインも11時20分と少し早い。それでもチェックインまでに1時間弱ある。
    そこで再び2階に戻り、そこで軽食を取る事にした。
    今日の便は機内食が出るとは思うが、念の為に軽い食事を取っておく。
    2階のフードコートの南側端にある新しく出来たファーストキッチンでハンバーガーのセットメニューを注文し、食べる事にした。昼食時には早い為か店には客が少ない。
    そこで先程電車内で読んでいた本の続きを読みながら、食事を取る。
    ここで少し時間を潰し、11時過ぎになったところで、再び4階の出発階に上がる。
    そして、今回の旅行の航空会社である中国国際航空のカウンターを目指す。今日乗る便はCA922便の上海浦東国際空港行きである。

  • 中国国際航空のカウンターに行くと、まだチェックインは始まっていないが、既にそのチェックインを待つ列が出来ている。もう直ぐチェックイン開始の時間なので、その列の最後尾に私も並ぶ。<br />そして、5分程してチェックインが開始される。私が並んだ時には列も長くなく、直ぐに順番が来る。前回の北京旅行の際も同じ中国国際航空であったが、ANAカードを忘れた為にチェックインの際にマイルの登録が出来なかったが、今日は忘れずにANAカードを持って来た。<br />Eチケットとパスポート、そしてANAカードを提出し、今回も窓側の席をお願いする。そして旅行カバンを預ける。<br />渡された搭乗券は14Lである。Lであるので、3人掛けの席なのか?<br />また、ANAカードでのマイル登録について、この提示で往復のマイルの登録が出来ているのかどうかを聞く。すると、往復のマイルの登録は行っているが、念の為に帰りのチェックインの際にも提示する様に言われる。<br />これで旅行カバンも預けられたので身軽になった。<br />まだ時間もかなり早いので、ここで3階におり、本屋に行く。この本屋で少し時間を潰す。<br />12時前になり、再び4階に戻り、南側の出発口から出発ロビーに入る。<br />

    中国国際航空のカウンターに行くと、まだチェックインは始まっていないが、既にそのチェックインを待つ列が出来ている。もう直ぐチェックイン開始の時間なので、その列の最後尾に私も並ぶ。
    そして、5分程してチェックインが開始される。私が並んだ時には列も長くなく、直ぐに順番が来る。前回の北京旅行の際も同じ中国国際航空であったが、ANAカードを忘れた為にチェックインの際にマイルの登録が出来なかったが、今日は忘れずにANAカードを持って来た。
    Eチケットとパスポート、そしてANAカードを提出し、今回も窓側の席をお願いする。そして旅行カバンを預ける。
    渡された搭乗券は14Lである。Lであるので、3人掛けの席なのか?
    また、ANAカードでのマイル登録について、この提示で往復のマイルの登録が出来ているのかどうかを聞く。すると、往復のマイルの登録は行っているが、念の為に帰りのチェックインの際にも提示する様に言われる。
    これで旅行カバンも預けられたので身軽になった。
    まだ時間もかなり早いので、ここで3階におり、本屋に行く。この本屋で少し時間を潰す。
    12時前になり、再び4階に戻り、南側の出発口から出発ロビーに入る。

  • 入口の手荷物検査所が少し混雑していたものの然程時間も掛からず、今回は金属探知機に引っかかる事もなく、手荷物検査所を抜け、出国審査に移動する。出国審査も殆ど人がいないので、直ぐに出発ロビー内に入る事が出来た。今回の搭乗ゲートは32番ゲートで、南ウイングである。<br />ここ数回の旅行は全て北ウイングからの出発であったので、南ウイングの利用は久々である。<br />いつも様にそのまま南ウイングのシャトル駅に向かう。32番ゲートは南ウイングの先端駅付近である。その先端駅行きのシャトルに乗り込み、その出発を待つ。<br />シャトルに乗り込んだ人は数名である。シャトルが先端駅に到着し、階下の出発ゲート階に移動する。時刻は12時10分頃である。まだ、搭乗予定時刻までは1時間程ある。<br />先端駅下の売店で雑誌などを見て、少し時間を潰し、雑誌を1冊購入後、搭乗ゲートの32番ゲート前の待合場所に移動する。32番ゲート前の待合場所にはまだ数名の客しかいない。<br />また、32番ゲート脇にはまだ機体も来ていない。

    入口の手荷物検査所が少し混雑していたものの然程時間も掛からず、今回は金属探知機に引っかかる事もなく、手荷物検査所を抜け、出国審査に移動する。出国審査も殆ど人がいないので、直ぐに出発ロビー内に入る事が出来た。今回の搭乗ゲートは32番ゲートで、南ウイングである。
    ここ数回の旅行は全て北ウイングからの出発であったので、南ウイングの利用は久々である。
    いつも様にそのまま南ウイングのシャトル駅に向かう。32番ゲートは南ウイングの先端駅付近である。その先端駅行きのシャトルに乗り込み、その出発を待つ。
    シャトルに乗り込んだ人は数名である。シャトルが先端駅に到着し、階下の出発ゲート階に移動する。時刻は12時10分頃である。まだ、搭乗予定時刻までは1時間程ある。
    先端駅下の売店で雑誌などを見て、少し時間を潰し、雑誌を1冊購入後、搭乗ゲートの32番ゲート前の待合場所に移動する。32番ゲート前の待合場所にはまだ数名の客しかいない。
    また、32番ゲート脇にはまだ機体も来ていない。

  • 近くの自販機でお茶を購入し、待合場所の椅子で待つ事にする。そして、持ってきた本を再び読み始める。すると、12時30分過ぎに機体がゲート脇に到着した。<br />機体は上海から来た便なのであろうか?機体から乗客が降りて来た。機体から荷物が搬出され、それが終了すると、今度はこれから搭乗する我々の荷物が搬入される。<br />13時10分過ぎにアナウンスがあり、搭乗が開始される。ほぼ予定通りの搭乗開始である。<br />ゲート前に長い列が出来る。その列が少し短くなったところで、その列に並ぶ。<br />しかし、乗客は然程多くはない。直ぐに順番が来て、パスポートと搭乗券を見せ、ゲートを抜け、通路を通り、機内に移動する。今回も機内手前でまた列が出来ている。機内通路が1本の機体である。<br />

    近くの自販機でお茶を購入し、待合場所の椅子で待つ事にする。そして、持ってきた本を再び読み始める。すると、12時30分過ぎに機体がゲート脇に到着した。
    機体は上海から来た便なのであろうか?機体から乗客が降りて来た。機体から荷物が搬出され、それが終了すると、今度はこれから搭乗する我々の荷物が搬入される。
    13時10分過ぎにアナウンスがあり、搭乗が開始される。ほぼ予定通りの搭乗開始である。
    ゲート前に長い列が出来る。その列が少し短くなったところで、その列に並ぶ。
    しかし、乗客は然程多くはない。直ぐに順番が来て、パスポートと搭乗券を見せ、ゲートを抜け、通路を通り、機内に移動する。今回も機内手前でまた列が出来ている。機内通路が1本の機体である。

  • <中国国際航空のCA922便、上海浦東国際空港行き><br />やはり機内は通路が1本で、その両側に3人掛けの席が並ぶ、1列6人掛けの機体である。<br />中国国際航空に良く使用されているA320-200型の機体である。<br />私の席は14Lで比較的前の方の席で、機体右側の窓側席である。席に着いたのが、13時20分過ぎである。<br />全ての乗客が乗り込み、機体が13時30分過ぎにゆっくりと後進を始める。<br />方向を変えながら後進を続け、一旦停止後、暫らくして前進を開始し、滑走路脇の誘導路を進む。<br />そして、再び停止し、ゆっくりと滑走路に出て、エンジン音が上がり、加速を開始し、13時50分に無事関西国際空港を離陸した。10分早い出発予定に変更されていたが、結局元の定刻時間の離陸となった。<br />機体は徐々に高度を上げる。その際に少し揺れが酷くなるが、雲の中を抜けるとその揺れも治まる。<br />10分程で水平飛行に入っているが、シートベルト着用ランプが消えない。<br />中国国際航空の便では、殆どシートベルト着用ランプが消えるのは離陸後30分程経ってからである。この辺りまで来ると、雲も無くなり、窓外を見ると眼下に瀬戸内海が綺麗に見えている。<br />今日は晴天に近く、眼下の景色が非常に良く見える。<br />瀬戸内海上空を飛び続け、離陸から30分程経って、やっとシートベルト着用ランプが消える。<br />そのランプが消えるとCAが慌ただしく動き始める。<br />飲物を配るのかと思ったら、機内食を配り始めた。やはり機内食が出て来た。関西空港で軽食を食べる必要が無かった。<br />メニューは鶏料理と魚料理の2種類がある様だ。私は鶏料理を貰う。そして飲物はオレンジジュースを貰い、食事を始める。<br />機内食で出て来た料理は以下の通りである。<br /><br /><CA922便の機内食:関西国際空港~上海浦東国際空港><br /> ①鶏肉のケチャップ煮込み(マッシュルーム/人参/ホウレン草添え)<br /> ②ご飯<br /> ③野菜サラダ(キャベツ/赤ピーマン/海藻、和風ドレッシング付き)<br /> ④ロールパン<br /> ⑤フルーツ(オレンジ/りんご/メロン)<br /> ⑥飲物(オレンジジュース)<br />時刻は14時30分前である。関西空港で軽食を食べたのであまりお腹は空いていないが、機内食を完食する。メインの料理の鶏肉のケチャップ煮込みは、そこそこ美味しい料理であった。<br />窓外を見ると、丁度、瀬戸内海を過ぎ、福岡県上空辺りに差し掛かっている。<br />そして、14時45分頃に食事を終え、再び窓外を見ると、眼下には綺麗な島々が見えている。<br />長崎を過ぎ、五島列島辺りの上空なのであろうか?その島々の浅瀬は淡いブルーの綺麗な海である。すると急に機体が左に傾き、ここで大きく方向を南に変える。すると眼下には海しか見えなくなってしまった。そして暫らくすると雲が多くなり、眼下の景色が見えなくなる。<br />時刻は15時20分前である。ここで時間を中国時間に合わせる。時計の時刻を1時間遅らせる。<br />中国時間では14時20分である。<br />その後、暫らく眼下には雲しか見えない中を飛び、機体が小刻みに揺れ始める。丁度、雲が機体とほぼ同じ高度に雲海の様に広がっている。<br />すると14時30分頃にアナウンスが入る。中国語のアナウンスだけであったので、内容が判らなかったが恐らく、あと30分程で上海浦東国際空港に到着するのであろう。<br />その後、眼下に陸地が見えて来る。海岸線沿いの陸地には田園地帯が広がっている。<br />そして、大きな河が見えて来る。揚子江(長江)の河口であろうか?その河口付近の湿地帯に大きな人口の池の様な建造物が見えて来る。何の施設であろうか?非常に大きな人口の真円の池である。その真ん中に建物が建っている。その上空で再び方向を少し変え、高度も下がり始める。<br />その河口沿いに湿地帯の上空で徐々に高度を下げ始め、直ぐに眼下の景色がはっきり見えるまで高度が下がる。眼下に運河の様な水路が続く田園地帯の上空を飛んでいたが、不意に席下でタイヤが出る振動が起こり、高度を下げ出したと思ったら、機体に振動が走り、無事上海浦東国際空港に着陸した。時刻は14時55分である。予定よりもかなり早い到着である。<br />今迄、上海浦東国際空港に降りる時に窓外を見る機会が無かったが、上海浦東国際空港の周りはまだ田園地帯が多いのである。<br />その後、ゆっくりと空港内を機体が移動し、ターミナル前に停止する。時刻は15時5分である。<br /><br />

    <中国国際航空のCA922便、上海浦東国際空港行き>
    やはり機内は通路が1本で、その両側に3人掛けの席が並ぶ、1列6人掛けの機体である。
    中国国際航空に良く使用されているA320-200型の機体である。
    私の席は14Lで比較的前の方の席で、機体右側の窓側席である。席に着いたのが、13時20分過ぎである。
    全ての乗客が乗り込み、機体が13時30分過ぎにゆっくりと後進を始める。
    方向を変えながら後進を続け、一旦停止後、暫らくして前進を開始し、滑走路脇の誘導路を進む。
    そして、再び停止し、ゆっくりと滑走路に出て、エンジン音が上がり、加速を開始し、13時50分に無事関西国際空港を離陸した。10分早い出発予定に変更されていたが、結局元の定刻時間の離陸となった。
    機体は徐々に高度を上げる。その際に少し揺れが酷くなるが、雲の中を抜けるとその揺れも治まる。
    10分程で水平飛行に入っているが、シートベルト着用ランプが消えない。
    中国国際航空の便では、殆どシートベルト着用ランプが消えるのは離陸後30分程経ってからである。この辺りまで来ると、雲も無くなり、窓外を見ると眼下に瀬戸内海が綺麗に見えている。
    今日は晴天に近く、眼下の景色が非常に良く見える。
    瀬戸内海上空を飛び続け、離陸から30分程経って、やっとシートベルト着用ランプが消える。
    そのランプが消えるとCAが慌ただしく動き始める。
    飲物を配るのかと思ったら、機内食を配り始めた。やはり機内食が出て来た。関西空港で軽食を食べる必要が無かった。
    メニューは鶏料理と魚料理の2種類がある様だ。私は鶏料理を貰う。そして飲物はオレンジジュースを貰い、食事を始める。
    機内食で出て来た料理は以下の通りである。

    <CA922便の機内食:関西国際空港~上海浦東国際空港>
     ①鶏肉のケチャップ煮込み(マッシュルーム/人参/ホウレン草添え)
     ②ご飯
     ③野菜サラダ(キャベツ/赤ピーマン/海藻、和風ドレッシング付き)
     ④ロールパン
     ⑤フルーツ(オレンジ/りんご/メロン)
     ⑥飲物(オレンジジュース)
    時刻は14時30分前である。関西空港で軽食を食べたのであまりお腹は空いていないが、機内食を完食する。メインの料理の鶏肉のケチャップ煮込みは、そこそこ美味しい料理であった。
    窓外を見ると、丁度、瀬戸内海を過ぎ、福岡県上空辺りに差し掛かっている。
    そして、14時45分頃に食事を終え、再び窓外を見ると、眼下には綺麗な島々が見えている。
    長崎を過ぎ、五島列島辺りの上空なのであろうか?その島々の浅瀬は淡いブルーの綺麗な海である。すると急に機体が左に傾き、ここで大きく方向を南に変える。すると眼下には海しか見えなくなってしまった。そして暫らくすると雲が多くなり、眼下の景色が見えなくなる。
    時刻は15時20分前である。ここで時間を中国時間に合わせる。時計の時刻を1時間遅らせる。
    中国時間では14時20分である。
    その後、暫らく眼下には雲しか見えない中を飛び、機体が小刻みに揺れ始める。丁度、雲が機体とほぼ同じ高度に雲海の様に広がっている。
    すると14時30分頃にアナウンスが入る。中国語のアナウンスだけであったので、内容が判らなかったが恐らく、あと30分程で上海浦東国際空港に到着するのであろう。
    その後、眼下に陸地が見えて来る。海岸線沿いの陸地には田園地帯が広がっている。
    そして、大きな河が見えて来る。揚子江(長江)の河口であろうか?その河口付近の湿地帯に大きな人口の池の様な建造物が見えて来る。何の施設であろうか?非常に大きな人口の真円の池である。その真ん中に建物が建っている。その上空で再び方向を少し変え、高度も下がり始める。
    その河口沿いに湿地帯の上空で徐々に高度を下げ始め、直ぐに眼下の景色がはっきり見えるまで高度が下がる。眼下に運河の様な水路が続く田園地帯の上空を飛んでいたが、不意に席下でタイヤが出る振動が起こり、高度を下げ出したと思ったら、機体に振動が走り、無事上海浦東国際空港に着陸した。時刻は14時55分である。予定よりもかなり早い到着である。
    今迄、上海浦東国際空港に降りる時に窓外を見る機会が無かったが、上海浦東国際空港の周りはまだ田園地帯が多いのである。
    その後、ゆっくりと空港内を機体が移動し、ターミナル前に停止する。時刻は15時5分である。

  • <上海浦東国際空港での時間><br />それから5分程で乗客が降り始める。比較的早く機体を降りられる。ターミナル内を移動し、中央エリアに進む。中央エリアに到着し、まず検疫エリアに到着し、そのゲートを潜る。そして、入国審査エリアに進む。<br />そう言えば、機内で出入国カードを貰わなかった。<br />そこで、この入国審査エリアの手前で、入国カードの記入を行い、入国審査の列に並ぶ。<br />入国審査の為に長い列が出来ているが、新たにゲートを開いてくれた為に、思いの外早く順番が来て、無事通関を済ませる。<br />その後、その先の手荷物受取所に向かう。その入口付近の掲示板で、荷物の出て来るコンベアを確認する。コンベア番号は31番で、右手の一番奥のコンベアである。その場所まで移動する。<br />すると既に手荷物がコンベア上に出ている。その中から自分の旅行カバンを見つけ、それを取り上げ、出口に向かう。ここで、HISのタグを旅行カバンに付ける。<br />出口が幾つかあると思っていたが、一つである。<br />この上海浦東国際空港は何回も利用しているが、久しぶりであり、余り覚えていない。<br />

    <上海浦東国際空港での時間>
    それから5分程で乗客が降り始める。比較的早く機体を降りられる。ターミナル内を移動し、中央エリアに進む。中央エリアに到着し、まず検疫エリアに到着し、そのゲートを潜る。そして、入国審査エリアに進む。
    そう言えば、機内で出入国カードを貰わなかった。
    そこで、この入国審査エリアの手前で、入国カードの記入を行い、入国審査の列に並ぶ。
    入国審査の為に長い列が出来ているが、新たにゲートを開いてくれた為に、思いの外早く順番が来て、無事通関を済ませる。
    その後、その先の手荷物受取所に向かう。その入口付近の掲示板で、荷物の出て来るコンベアを確認する。コンベア番号は31番で、右手の一番奥のコンベアである。その場所まで移動する。
    すると既に手荷物がコンベア上に出ている。その中から自分の旅行カバンを見つけ、それを取り上げ、出口に向かう。ここで、HISのタグを旅行カバンに付ける。
    出口が幾つかあると思っていたが、一つである。
    この上海浦東国際空港は何回も利用しているが、久しぶりであり、余り覚えていない。

  • 旅行説明書で現地ガイドとの待ち合わせ場所を確認する。<br />出口を出ると、そこから通路沿いに多くの出迎えの人達が各々出迎える人の名前の書かれた紙を持ち、通路側に向け、提示している。<br />その紙を見ながら、通路を進むが日本の旅行社の名前の書かれた紙を提示しているものはない。<br />結局、その通路の端まで行っても見つからず、通路を出てしまった。途中で見落としたのか考えたが、それらしき提示はやはりない。<br />そこで通路を出て、その周辺を探していると通路から少し離れたところにHISの旗と紙を持った2人の女性を発見する。その紙を持った女性に近づき、名前を告げると、宿泊するホテルを問われ、無錫日航ホテルであると告げると、私のツアーの現地ガイドの人は、旗を持った女性の方であった。その女性に名前を告げる。すると、「あと2組が合流する予定ですので、ここで少し待って下さい。」と言われる。また、「ここから無錫までは2時間以上掛かりますので、もし飲物が欲しければ、あそこに見えているコンビニで、今の時間を利用して購入して来て下さい。」と言い、先程の通路出口付近の店を指し示す。数人の人達がその言葉にコンビニに向かう。<br />直ぐに残りの1組の若い男性の2人組が合流した。あと1組である。現在集まっている人達は、先程合流した学生風の2人組、4人家族、OLの2人組と私の合計9人で、その女性ガイドの話では、あとは4人の女性の姉妹との事である。<br />私は関西空港で、お茶を余分に購入していたので、飲物はそれで充分である。<br />そして、最後の1組が合流した。その1組は、おばちゃん4人姉妹である。<br />これで全員が揃い、先程コンビニに向かった人達も戻り、各々買った飲物を現地ガイドの人に見せている。それを現地ガイドの人が砂糖入りのお茶のものは、買った人にその旨を伝えている。<br />判らずに砂糖入りのお茶を購入している人がかなり居た。<br />これを見るとどうも中国が初めての人が多い様である。<br />これで全員が揃い、現地ガイドの女性が、「これからリニアモーターカーに乗りますので、私に付いて来て下さい!」と言い、歩き始める。<br />そして、この上海浦東国際空港の二つのターミナルの間にあるリニアモーターカーの空港駅に向かう。<br />その途中で、地下鉄の新しい駅入口が見えて来た。前に上海に来た時にはこの地下鉄の駅は無かった様に思う。それを現地ガイドの人に聞くと、上海万博の時にこの上海浦東国際空港まで地下鉄が開通したそうだ。その前を過ぎ、リニアモーターカーの駅に向かう。<br />15時50分頃にリニアモーターカーの駅に到着する。<br />そして、現地ガイドの人が、「このリニアモーターカーの駅では手荷物の検査がありますので、ご協力お願いします。」と言い、手荷物の検査機の前まで我々を誘導し、その機械に手荷物を通す様に促す。<br />私はこのリニアモーターカーに乗るのは初めてではないので、このシステムも知っており、駅係員の指示で荷物を機械に通す。そして、現地ガイドの人が待つ団体入口に移動し、その前でみんなが荷物を機械に通し終えるのを待つ。<br />手古摺っていたのは、おばちゃん4姉妹で、駅係員に何度か機械に荷物を通す様に言われていた。<br />それを見て、現地ガイドの人がその4姉妹に何かを言っていたが、やっと駅係員のOKが出たのか、<br />現地ガイドと共に団体入口にやって来た。<br />全員が揃ったところで、その団体入口から駅構内に入る。ここで現地ガイドの人が携帯電話を掛けている。そして、その電話が終わると我々に階下のホームに移動する様に促す。<br />

    旅行説明書で現地ガイドとの待ち合わせ場所を確認する。
    出口を出ると、そこから通路沿いに多くの出迎えの人達が各々出迎える人の名前の書かれた紙を持ち、通路側に向け、提示している。
    その紙を見ながら、通路を進むが日本の旅行社の名前の書かれた紙を提示しているものはない。
    結局、その通路の端まで行っても見つからず、通路を出てしまった。途中で見落としたのか考えたが、それらしき提示はやはりない。
    そこで通路を出て、その周辺を探していると通路から少し離れたところにHISの旗と紙を持った2人の女性を発見する。その紙を持った女性に近づき、名前を告げると、宿泊するホテルを問われ、無錫日航ホテルであると告げると、私のツアーの現地ガイドの人は、旗を持った女性の方であった。その女性に名前を告げる。すると、「あと2組が合流する予定ですので、ここで少し待って下さい。」と言われる。また、「ここから無錫までは2時間以上掛かりますので、もし飲物が欲しければ、あそこに見えているコンビニで、今の時間を利用して購入して来て下さい。」と言い、先程の通路出口付近の店を指し示す。数人の人達がその言葉にコンビニに向かう。
    直ぐに残りの1組の若い男性の2人組が合流した。あと1組である。現在集まっている人達は、先程合流した学生風の2人組、4人家族、OLの2人組と私の合計9人で、その女性ガイドの話では、あとは4人の女性の姉妹との事である。
    私は関西空港で、お茶を余分に購入していたので、飲物はそれで充分である。
    そして、最後の1組が合流した。その1組は、おばちゃん4人姉妹である。
    これで全員が揃い、先程コンビニに向かった人達も戻り、各々買った飲物を現地ガイドの人に見せている。それを現地ガイドの人が砂糖入りのお茶のものは、買った人にその旨を伝えている。
    判らずに砂糖入りのお茶を購入している人がかなり居た。
    これを見るとどうも中国が初めての人が多い様である。
    これで全員が揃い、現地ガイドの女性が、「これからリニアモーターカーに乗りますので、私に付いて来て下さい!」と言い、歩き始める。
    そして、この上海浦東国際空港の二つのターミナルの間にあるリニアモーターカーの空港駅に向かう。
    その途中で、地下鉄の新しい駅入口が見えて来た。前に上海に来た時にはこの地下鉄の駅は無かった様に思う。それを現地ガイドの人に聞くと、上海万博の時にこの上海浦東国際空港まで地下鉄が開通したそうだ。その前を過ぎ、リニアモーターカーの駅に向かう。
    15時50分頃にリニアモーターカーの駅に到着する。
    そして、現地ガイドの人が、「このリニアモーターカーの駅では手荷物の検査がありますので、ご協力お願いします。」と言い、手荷物の検査機の前まで我々を誘導し、その機械に手荷物を通す様に促す。
    私はこのリニアモーターカーに乗るのは初めてではないので、このシステムも知っており、駅係員の指示で荷物を機械に通す。そして、現地ガイドの人が待つ団体入口に移動し、その前でみんなが荷物を機械に通し終えるのを待つ。
    手古摺っていたのは、おばちゃん4姉妹で、駅係員に何度か機械に荷物を通す様に言われていた。
    それを見て、現地ガイドの人がその4姉妹に何かを言っていたが、やっと駅係員のOKが出たのか、
    現地ガイドと共に団体入口にやって来た。
    全員が揃ったところで、その団体入口から駅構内に入る。ここで現地ガイドの人が携帯電話を掛けている。そして、その電話が終わると我々に階下のホームに移動する様に促す。

  • <リニアモーターカーによる上海市街への移動:龍陽路駅までに移動><br />既にリニアモーターカーはホームに停車しており、乗客が乗り込んでいる。<br />我々もその中央車輌付近に乗り込み、比較的空いている車輌に全員が固まって座れる場所を見つけ、座る。すると、現地ガイドの人が、「リニアモーターカー乗車の記念に撮影をしましょう!」と言い、各々のカメラで1組ずつ車内で写真を撮ってくれる。<br />私もお願いし、記念写真を撮って貰う。それが終了すると、リニアモーターカーは音も無く、滑る様に駅を出発する。<br />ここから終点の龍陽路駅まで8分弱である。その間に最高速431kmを出す。<br />空港駅を出発したリニアモーターカーは徐々に速度を上げ、直ぐに100kmを超え、加速を続ける。車窓の景色は空港周辺の建物が建つ景色から空き地の広がる景色に変り、また新しいマンションが建ち始めている区画を抜ける。そして、出発から4分弱で最高速の431kmに達し、その速度で30秒弱走り、徐々に速度が落ちて行く。<br />

    <リニアモーターカーによる上海市街への移動:龍陽路駅までに移動>
    既にリニアモーターカーはホームに停車しており、乗客が乗り込んでいる。
    我々もその中央車輌付近に乗り込み、比較的空いている車輌に全員が固まって座れる場所を見つけ、座る。すると、現地ガイドの人が、「リニアモーターカー乗車の記念に撮影をしましょう!」と言い、各々のカメラで1組ずつ車内で写真を撮ってくれる。
    私もお願いし、記念写真を撮って貰う。それが終了すると、リニアモーターカーは音も無く、滑る様に駅を出発する。
    ここから終点の龍陽路駅まで8分弱である。その間に最高速431kmを出す。
    空港駅を出発したリニアモーターカーは徐々に速度を上げ、直ぐに100kmを超え、加速を続ける。車窓の景色は空港周辺の建物が建つ景色から空き地の広がる景色に変り、また新しいマンションが建ち始めている区画を抜ける。そして、出発から4分弱で最高速の431kmに達し、その速度で30秒弱走り、徐々に速度が落ちて行く。

  • 車窓の景色も再び、建物が立ち並ぶ区画に変り、程なく終点の龍陽路駅に到着する。<br />時刻は16時10分頃である。<br />全員がリニアモーターカーから降り、そのホームで再び、今度はリニアモーターカーをバックに現地ガイドの人が写真を撮ってくれる。<br />  <br />その写真をみんなが撮り終えると、ホーム階からエスカレーターで改札階に下り、団体出口を出て、龍陽路駅の横にある駐車場スペースへ移動する。<br />現地ガイドを先頭に龍陽路駅の外に出て、駅横の駐車場スペースへ移動する際に、後方に居た若い男性の2人組が、見知らぬ中国人に捕まっている。そして、何やら話をしているが、その中国人は話が通じなかった様で、どこかに行ってしまった。<br />私が、2人に何を聞かれたのかを聞くと、何を言っているのか判らず、途中から英語で話をしたが、その中国人に話が通じなかったと言う。<br />その後、駐車場スペースへ下りるエスカレーターに乗り、駐車場スペースに移動する。<br />そこには、これからの4日間我々が乗るバスを含め、数台のバスが止まっていた。<br />バスは大型の観光バスで、バスの横には“衝健”の文字が見える。運転手に各々の旅行カバンを預け、バスの横側の荷物室に入れて貰い、バスに乗り込む。<br />そして、全員が乗り込み、荷物も積み終えるとバスが走り始める。時刻は16時20分過ぎである。<br />

    車窓の景色も再び、建物が立ち並ぶ区画に変り、程なく終点の龍陽路駅に到着する。
    時刻は16時10分頃である。
    全員がリニアモーターカーから降り、そのホームで再び、今度はリニアモーターカーをバックに現地ガイドの人が写真を撮ってくれる。

    その写真をみんなが撮り終えると、ホーム階からエスカレーターで改札階に下り、団体出口を出て、龍陽路駅の横にある駐車場スペースへ移動する。
    現地ガイドを先頭に龍陽路駅の外に出て、駅横の駐車場スペースへ移動する際に、後方に居た若い男性の2人組が、見知らぬ中国人に捕まっている。そして、何やら話をしているが、その中国人は話が通じなかった様で、どこかに行ってしまった。
    私が、2人に何を聞かれたのかを聞くと、何を言っているのか判らず、途中から英語で話をしたが、その中国人に話が通じなかったと言う。
    その後、駐車場スペースへ下りるエスカレーターに乗り、駐車場スペースに移動する。
    そこには、これからの4日間我々が乗るバスを含め、数台のバスが止まっていた。
    バスは大型の観光バスで、バスの横には“衝健”の文字が見える。運転手に各々の旅行カバンを預け、バスの横側の荷物室に入れて貰い、バスに乗り込む。
    そして、全員が乗り込み、荷物も積み終えるとバスが走り始める。時刻は16時20分過ぎである。

  • <龍陽路駅から無錫への移動><br />ここで更に1人が加わった。可愛らしい女の子で、この旅行のアシスタントの子だと言う。<br />まず、現地ガイドの女性が自己紹介を始める。現地ガイドの女性は、“唐芸”さんと言う。40代前半くらいの女性である。次に運転手が紹介される。運転手は“王”さんである。この男性は30代~40代くらいである。そして、最後にアシスタントの女の子が紹介される。アシスタントの女の子は“梁”さんである。非常に若く、高校生くらいにしか見えない。<br />ガイドの唐さんが梁さんについて、少し説明を行う。<br />この梁さんは、今日本語を勉強中との事で、まだ日本語が殆ど判らないと言う。その為に最初の挨拶も唐さんの言う事をそのまま復唱する様に言い、つたない日本語で挨拶を行った。<br />その挨拶が終了すると、唐さんがこれからの予定を告げる。<br />「これから無錫のホテルに向かいますが、2時間以上掛かる予定ですので途中トイレ休憩を1回取る予定にしています。」と言う。<br />その様な自己紹介や日程の説明の間にバスは龍陽路駅を離れ、既に上海中心街に向かう高架道路を走り始めている。<br />夕方時でもある為か、市内中心地に向かう高架道路は渋滞をしている。バスがその渋滞に巻き込まれる中で、唐さんから、この上海の交通事情などについて、話が始まる。<br />「最近の上海は車が非常に多くなり、毎年4千台以上のペースで車が増え続けています。その為に市内での渋滞が酷く、今迄は月曜日から金曜日まで渋滞していましたが、最近は月曜日から日曜日まで渋滞しています。」と冗談を交えて最近の上海の交通事情を説明する。<br />それにしても、唐さんが言われる様に渋滞が酷い。この様な渋滞では、市内の中心街を抜けるのにもかなりの時間を要する様に思う。<br />また、唐さんが車のナンバープレートについて今度は話を始める。「前の車のナンバープレートを見て下さい。“&#27701;+戸”の文字が頭にあるプレートは上海市のものです。」と説明をしてくれる。<br />また、「この上海市のナンバープレートを取るのに、5万元(約65万円)必要です。ナンバープレートを取るだけにですよ!」と続ける。<br />そして、「日本ではどうですか?そんなにお金が掛かりますか?」と聞く。<br />私が、「日本もお金が掛かりますが、それ程掛かる訳ではありません。」と答えると、唐さんが、「これは上海だけで、隣の浙江省では2千元(約2.5万円)で手に入ります。」と付け加える。<br />それなら日本と然程変わらない。<br />見れば、その浙江省のナンバープレートを付けた車も非常に多い。中国ではナンバープレートの取得はどの省でも出来る様である。<br />その上海市内の渋滞する高架道路を走る中で、唐さんが、今晩の夕食について話を始める。<br />「このツアーでは、今日の夕食はついていませんが、みなさんはどうされますか?」と言う。<br />誰もそれについて反応がないので、唐さんが続けて、「もし宜しければ、私のお勧めの店が無錫にありますので、その店で食事をなさいませんか?味は今迄に何回も日本人のツアーのお客様をお連れしているので保障します。料理は飲茶料理ですが、料理の量も十分です。料金は送迎も込みで、日本円で1人1,800円です。どうですか?」と続ける。<br />そして、唐さんが、「店の予約も必要なので、ここで参加される方の人数を確認しますので、参加される方は手を挙げて下さい。」と言う。すると、あの若者の男性2人組を除く全員が手を揚げる。<br />唐さんが、「ありがとうございます。それでは予約を入れてみます。人気のある店なので、今日の様な金曜日の晩は予約を入れておかないと席が確保出来ないかも知れませんので?」と言い、携帯電話で店に予約を入れている。<br />そして、その店の予約が取れた様で、「大丈夫でした。予約を入れる事が出来ました。」とみんなに告げる。そして、料金を集めに掛かる。<br />ここでは日本円での支払いでOKとの事で、千円札2枚で支払い、100円硬貨でお釣りを貰う。<br />そして、別途1万円札の中国元への両替をお願いする。<br />その両替レートは、1万円で780元と非常にレートが良い。円高のせいであろうか?<br />そして、高架道路に乗って、45分程走ると先に料金所らしきものが見えて来た。ここから高速道路に入る様である。この料金所の右端にはETCの文字が書かれたゲートもある。<br />もう中国でもETCが使われているのである。<br />その事を唐さんに聞くと、「今はまだ殆どの車がETCを付けていません。このゲートを利用する車は殆どありません。」と言う。唐さんもあまりETCについては良く知らない様である。<br />恐らく、日本の様にETC利用による事で、料金割引などがまだない為に現金での利用がメインになっているのではないか?<br />また、料金所に近づいて判ったが、そのETCゲートの更に右側にもう一つゲートがある。<br />それを唐さんに問うと、「あのゲートは政府関係者や人民解放軍などの車輛用のゲートです。政府関係者や人民解放軍は高速代を払いません。」と言う。<br />この料金所を出て、高速道路を走り始めたが、ここでも渋滞をしており、ゆっくりとしか進まない。<br />まだ、道路の両側には高層ビルが立ち並ぶ、上海の中心街近くである。<br />暫らくの間、この渋滞状態が続いた。もう龍陽路駅を出て、1時間10分以上が経過しているが、まだ上海の中心街近くを抜けられない。その後、10分程でやっとバスがスムースに走り始める。<br />道路脇の景色も徐々に高層ビルは減って来たが、それでも郊外近くは住宅地になっているのか、高層のマンションらしき建物が多い。すると再び、料金所が現れる。<br />ここからは郊外の高速道路に入る様である。この料金所を抜けるとバスは順調に走り始める。<br />ここで唐さんが、「やっと上海を抜ける事が出来ました。これから蘇州を通り、無錫に向かいます。あと30分程で途中のサービスエリアでトイレ休憩を取りますので、それまで我慢下さい。」と告げる。時刻は17時45分頃である。もう辺りが暗くなり始めている。<br />そして、更に30分程走ったところで、唐さんが、「もう直ぐサービスエリアに到着します。陽澄湖と言うサービスエリアです。」と言う。<br />それに反応して、私が、「上海蟹の有名な湖ですね?」と言うと、唐さんが、「そうです。良くご存じですね?陽澄湖は上海蟹の産地として最も有名で、また、ここで獲れる上海蟹はブランド蟹として取引されます。また、その養殖も最も盛んに行われている場所です。」と言う。<br />その様な話をしていると、バスは高速道路からサービスエリアへの誘導路に入る。<br />もうすっかり辺りは暗くなり、サービスエリア内に立つ建物のネオンが綺麗である。<br />

    <龍陽路駅から無錫への移動>
    ここで更に1人が加わった。可愛らしい女の子で、この旅行のアシスタントの子だと言う。
    まず、現地ガイドの女性が自己紹介を始める。現地ガイドの女性は、“唐芸”さんと言う。40代前半くらいの女性である。次に運転手が紹介される。運転手は“王”さんである。この男性は30代~40代くらいである。そして、最後にアシスタントの女の子が紹介される。アシスタントの女の子は“梁”さんである。非常に若く、高校生くらいにしか見えない。
    ガイドの唐さんが梁さんについて、少し説明を行う。
    この梁さんは、今日本語を勉強中との事で、まだ日本語が殆ど判らないと言う。その為に最初の挨拶も唐さんの言う事をそのまま復唱する様に言い、つたない日本語で挨拶を行った。
    その挨拶が終了すると、唐さんがこれからの予定を告げる。
    「これから無錫のホテルに向かいますが、2時間以上掛かる予定ですので途中トイレ休憩を1回取る予定にしています。」と言う。
    その様な自己紹介や日程の説明の間にバスは龍陽路駅を離れ、既に上海中心街に向かう高架道路を走り始めている。
    夕方時でもある為か、市内中心地に向かう高架道路は渋滞をしている。バスがその渋滞に巻き込まれる中で、唐さんから、この上海の交通事情などについて、話が始まる。
    「最近の上海は車が非常に多くなり、毎年4千台以上のペースで車が増え続けています。その為に市内での渋滞が酷く、今迄は月曜日から金曜日まで渋滞していましたが、最近は月曜日から日曜日まで渋滞しています。」と冗談を交えて最近の上海の交通事情を説明する。
    それにしても、唐さんが言われる様に渋滞が酷い。この様な渋滞では、市内の中心街を抜けるのにもかなりの時間を要する様に思う。
    また、唐さんが車のナンバープレートについて今度は話を始める。「前の車のナンバープレートを見て下さい。“氵+戸”の文字が頭にあるプレートは上海市のものです。」と説明をしてくれる。
    また、「この上海市のナンバープレートを取るのに、5万元(約65万円)必要です。ナンバープレートを取るだけにですよ!」と続ける。
    そして、「日本ではどうですか?そんなにお金が掛かりますか?」と聞く。
    私が、「日本もお金が掛かりますが、それ程掛かる訳ではありません。」と答えると、唐さんが、「これは上海だけで、隣の浙江省では2千元(約2.5万円)で手に入ります。」と付け加える。
    それなら日本と然程変わらない。
    見れば、その浙江省のナンバープレートを付けた車も非常に多い。中国ではナンバープレートの取得はどの省でも出来る様である。
    その上海市内の渋滞する高架道路を走る中で、唐さんが、今晩の夕食について話を始める。
    「このツアーでは、今日の夕食はついていませんが、みなさんはどうされますか?」と言う。
    誰もそれについて反応がないので、唐さんが続けて、「もし宜しければ、私のお勧めの店が無錫にありますので、その店で食事をなさいませんか?味は今迄に何回も日本人のツアーのお客様をお連れしているので保障します。料理は飲茶料理ですが、料理の量も十分です。料金は送迎も込みで、日本円で1人1,800円です。どうですか?」と続ける。
    そして、唐さんが、「店の予約も必要なので、ここで参加される方の人数を確認しますので、参加される方は手を挙げて下さい。」と言う。すると、あの若者の男性2人組を除く全員が手を揚げる。
    唐さんが、「ありがとうございます。それでは予約を入れてみます。人気のある店なので、今日の様な金曜日の晩は予約を入れておかないと席が確保出来ないかも知れませんので?」と言い、携帯電話で店に予約を入れている。
    そして、その店の予約が取れた様で、「大丈夫でした。予約を入れる事が出来ました。」とみんなに告げる。そして、料金を集めに掛かる。
    ここでは日本円での支払いでOKとの事で、千円札2枚で支払い、100円硬貨でお釣りを貰う。
    そして、別途1万円札の中国元への両替をお願いする。
    その両替レートは、1万円で780元と非常にレートが良い。円高のせいであろうか?
    そして、高架道路に乗って、45分程走ると先に料金所らしきものが見えて来た。ここから高速道路に入る様である。この料金所の右端にはETCの文字が書かれたゲートもある。
    もう中国でもETCが使われているのである。
    その事を唐さんに聞くと、「今はまだ殆どの車がETCを付けていません。このゲートを利用する車は殆どありません。」と言う。唐さんもあまりETCについては良く知らない様である。
    恐らく、日本の様にETC利用による事で、料金割引などがまだない為に現金での利用がメインになっているのではないか?
    また、料金所に近づいて判ったが、そのETCゲートの更に右側にもう一つゲートがある。
    それを唐さんに問うと、「あのゲートは政府関係者や人民解放軍などの車輛用のゲートです。政府関係者や人民解放軍は高速代を払いません。」と言う。
    この料金所を出て、高速道路を走り始めたが、ここでも渋滞をしており、ゆっくりとしか進まない。
    まだ、道路の両側には高層ビルが立ち並ぶ、上海の中心街近くである。
    暫らくの間、この渋滞状態が続いた。もう龍陽路駅を出て、1時間10分以上が経過しているが、まだ上海の中心街近くを抜けられない。その後、10分程でやっとバスがスムースに走り始める。
    道路脇の景色も徐々に高層ビルは減って来たが、それでも郊外近くは住宅地になっているのか、高層のマンションらしき建物が多い。すると再び、料金所が現れる。
    ここからは郊外の高速道路に入る様である。この料金所を抜けるとバスは順調に走り始める。
    ここで唐さんが、「やっと上海を抜ける事が出来ました。これから蘇州を通り、無錫に向かいます。あと30分程で途中のサービスエリアでトイレ休憩を取りますので、それまで我慢下さい。」と告げる。時刻は17時45分頃である。もう辺りが暗くなり始めている。
    そして、更に30分程走ったところで、唐さんが、「もう直ぐサービスエリアに到着します。陽澄湖と言うサービスエリアです。」と言う。
    それに反応して、私が、「上海蟹の有名な湖ですね?」と言うと、唐さんが、「そうです。良くご存じですね?陽澄湖は上海蟹の産地として最も有名で、また、ここで獲れる上海蟹はブランド蟹として取引されます。また、その養殖も最も盛んに行われている場所です。」と言う。
    その様な話をしていると、バスは高速道路からサービスエリアへの誘導路に入る。
    もうすっかり辺りは暗くなり、サービスエリア内に立つ建物のネオンが綺麗である。

  • 時刻は18時10分頃である。バスはサービスエリア内のトイレ前で停車し、トイレに行く人達が降りる。<br />私もバスを降り、トイレを済ます事にする。トイレ内は照明も殆どなく、非常に暗い。<br />トイレを済ませ、バスに戻る途中に屋台の店が出ている。ひとつの屋台は揚げパンを売っている屋台で、もう一つは豆腐を揚げた様なものが並んでいる。<br />しかし、どちらの屋台からも独特の油の臭いがしている。決して良い臭いではなく、鼻に残る様な臭いである。この臭いだけで、余り食べる気が起こらない。<br />その屋台の前を抜け、バスに戻る。このトイレ休憩は10分程あった。<br />陽澄湖のサービスエリアを出発したのが、18時20分頃である。唐さんによれば、無錫のホテルに到着するのは、あと1時間程掛かると言う。<br />陽澄湖のサービスエリアから順調にバスは高速道路を走る。<br />

    時刻は18時10分頃である。バスはサービスエリア内のトイレ前で停車し、トイレに行く人達が降りる。
    私もバスを降り、トイレを済ます事にする。トイレ内は照明も殆どなく、非常に暗い。
    トイレを済ませ、バスに戻る途中に屋台の店が出ている。ひとつの屋台は揚げパンを売っている屋台で、もう一つは豆腐を揚げた様なものが並んでいる。
    しかし、どちらの屋台からも独特の油の臭いがしている。決して良い臭いではなく、鼻に残る様な臭いである。この臭いだけで、余り食べる気が起こらない。
    その屋台の前を抜け、バスに戻る。このトイレ休憩は10分程あった。
    陽澄湖のサービスエリアを出発したのが、18時20分頃である。唐さんによれば、無錫のホテルに到着するのは、あと1時間程掛かると言う。
    陽澄湖のサービスエリアから順調にバスは高速道路を走る。

  • 途中、その高速道路沿いに今、中国でも話題になっている高速鉄道の線路が並行して右手に見えて来る。どの様な車輛が走っているのか興味があったので、その線路を車輛が通過しないかと注視していると、程なく高速鉄道車輛が通過した。形状は日本の新幹線に非常に似ているが、その車輛の数は、日本の東海道新幹線の半分の8輌編成である。まだ、日本の様な16輌編成の運転を行うだけの技術がないのか、またはそれ程の利用客がないのかのどちらであろう。<br />その線路を眺めていると、今度は反対側からまた車輛が通過する。意外に本数は多い様である。<br />すると、高速道路は街中に入る。蘇州の街である。その街中を高速道路が走っている。<br />先程、我々の追い抜いた高速鉄道の車輛も駅で停車しているのが見える。<br />その街中を過ぎると直ぐに建物も少なくなる。<br />すると、バスの左手にライトアップされた小山の上に立つ建物が見えて来た。唐さんに、誰かが「あれは何ですか?」とそれを指さしながら、聞いている。<br />唐さんが、「あれは蘇州の虎丘です。明後日見に行く予定の蘇州のシンボル的な建物です。」と教えてくれる。それを過ぎると、辺りはまた街灯のない暗い地域になる。<br />再び、高速道路の街灯だけが続くところに差し掛かる。<br />その高速道路を更に30分程走り、高速道路のジャンクションで、無錫方面に方向を変える。その道路に入ると更に街灯が辺りに少なくなり、周りの様子が全然判らなくなる。<br />暫らくすると、やっと灯りのある地域に出た。その辺りはマンションなどが立ち並ぶ一角である。無錫郊外の住宅地帯の様である。<br />更に、遠くにネオンの集まる地域が見えて来た。すると、バスは高速の出口に差し掛かる。<br />ここが無錫の高速出口である。まだ、ネオンが見えている場所まではかなりの距離がある。<br />時刻は19時前である。この時間帯でも高速出口付近には車が殆ど走っていない。上海市街とは大違いである。バスは一般道をネオンのある方向へ走り始める。<br />そのネオンが近づいて来るとそれらがマンションなど外壁に取り付けられた物や大きなレストラン店のものである事が判って来る。そのネオン煌めく街中を少し走る。無錫の中心街に入って来たのか、段々道路の両側に店も増え、賑やかな場所になって来た。<br />そして、19時20分過ぎにやっと今日の宿泊ホテルの日航無錫ホテルが前方に見えて来た。<br />しかし、ホテルは進行方向の道の反対側の通り沿いに建っている。また、道路は中央分離帯の様に柵が設けられており、こちら側の車線からは直接ホテルに入れない。<br />するとバスは一旦ホテルの前を過ぎ、ホテル先の交差点を左折し、その路地からホテルの側面側に入って行った。そこからホテルの正面玄関方向に行く様である。<br />しかし、ホテルの玄関前には多くの車が止まり、バスが停車するスペースがない。<br />それでもバスの運転手はその狭いホテル前の車の止まっている脇に入り、何やらホテルの従業員と話をしている。すると、パイロンで仕切られていた駐車禁止のスペースを空け、そこにバスを止める様にホテルの従業員が言っているが、そのスペースが余りに狭く、バスの運転手が何か文句を言っている。どうも、そこに駐車するとバス横に入れた我々の荷物が出せない様である。<br />結局、その場所にはバスは駐車出来ず、ホテル玄関前で我々と荷物を降ろし、バスは違う場所に駐車する為に再び移動する。<br />

    途中、その高速道路沿いに今、中国でも話題になっている高速鉄道の線路が並行して右手に見えて来る。どの様な車輛が走っているのか興味があったので、その線路を車輛が通過しないかと注視していると、程なく高速鉄道車輛が通過した。形状は日本の新幹線に非常に似ているが、その車輛の数は、日本の東海道新幹線の半分の8輌編成である。まだ、日本の様な16輌編成の運転を行うだけの技術がないのか、またはそれ程の利用客がないのかのどちらであろう。
    その線路を眺めていると、今度は反対側からまた車輛が通過する。意外に本数は多い様である。
    すると、高速道路は街中に入る。蘇州の街である。その街中を高速道路が走っている。
    先程、我々の追い抜いた高速鉄道の車輛も駅で停車しているのが見える。
    その街中を過ぎると直ぐに建物も少なくなる。
    すると、バスの左手にライトアップされた小山の上に立つ建物が見えて来た。唐さんに、誰かが「あれは何ですか?」とそれを指さしながら、聞いている。
    唐さんが、「あれは蘇州の虎丘です。明後日見に行く予定の蘇州のシンボル的な建物です。」と教えてくれる。それを過ぎると、辺りはまた街灯のない暗い地域になる。
    再び、高速道路の街灯だけが続くところに差し掛かる。
    その高速道路を更に30分程走り、高速道路のジャンクションで、無錫方面に方向を変える。その道路に入ると更に街灯が辺りに少なくなり、周りの様子が全然判らなくなる。
    暫らくすると、やっと灯りのある地域に出た。その辺りはマンションなどが立ち並ぶ一角である。無錫郊外の住宅地帯の様である。
    更に、遠くにネオンの集まる地域が見えて来た。すると、バスは高速の出口に差し掛かる。
    ここが無錫の高速出口である。まだ、ネオンが見えている場所まではかなりの距離がある。
    時刻は19時前である。この時間帯でも高速出口付近には車が殆ど走っていない。上海市街とは大違いである。バスは一般道をネオンのある方向へ走り始める。
    そのネオンが近づいて来るとそれらがマンションなど外壁に取り付けられた物や大きなレストラン店のものである事が判って来る。そのネオン煌めく街中を少し走る。無錫の中心街に入って来たのか、段々道路の両側に店も増え、賑やかな場所になって来た。
    そして、19時20分過ぎにやっと今日の宿泊ホテルの日航無錫ホテルが前方に見えて来た。
    しかし、ホテルは進行方向の道の反対側の通り沿いに建っている。また、道路は中央分離帯の様に柵が設けられており、こちら側の車線からは直接ホテルに入れない。
    するとバスは一旦ホテルの前を過ぎ、ホテル先の交差点を左折し、その路地からホテルの側面側に入って行った。そこからホテルの正面玄関方向に行く様である。
    しかし、ホテルの玄関前には多くの車が止まり、バスが停車するスペースがない。
    それでもバスの運転手はその狭いホテル前の車の止まっている脇に入り、何やらホテルの従業員と話をしている。すると、パイロンで仕切られていた駐車禁止のスペースを空け、そこにバスを止める様にホテルの従業員が言っているが、そのスペースが余りに狭く、バスの運転手が何か文句を言っている。どうも、そこに駐車するとバス横に入れた我々の荷物が出せない様である。
    結局、その場所にはバスは駐車出来ず、ホテル玄関前で我々と荷物を降ろし、バスは違う場所に駐車する為に再び移動する。

  • <無錫日航ホテルと夕食時間><br />各々バスから降ろされた荷物を持ち、ホテル内に移動する。そして、ホテル入口のロビーで唐さんがパスポートを集め、フロントでチェックインを行う。時刻は19時30分である。<br />結局、上海の龍陽路駅を出てから、3時間掛かった事になる。<br />我々は、そのホテルの入口ロビーで、唐さんがチェックインを終えるのを待つ。<br />その間にアシスタントの梁さんに話し掛けるが、梁さんは本当に日本語が全然判らない様で、会話にならない。判る日本語は「ありがとうございます。」くらいの様である。<br />それも少し発音がおかしく、「ありがとごじゃいます。」と聞こえる。<br />暫らくすると、唐さんが、チェックインを終え、我々のところに戻って来た。そして、それぞれにパスポートを返し、ルームキーを渡す。そして、唐さんが、「予定よりもかなり時間が掛かり、時間も遅いので、部屋には入らず、ホテルに荷物を預け、食事に行く方々はこのまま、バスに再び乗ります。」と言う。<br />  <br />また、「ここで明日の朝食場所と集合時間を報告します。朝食場所は、このホテルの2階にあるレストランです。このルームキーを見せればOKです。食事が出来るのは6時半からです。そして、明日の集合時間はこの場所に8時です。宜しいですか?」と唐さんが言う。全員が頷く。<br />若い男性2人組はここで別れ、部屋へ、そして私も含めた残りの人達はホテルのボーイに荷物を預け、再びホテルの入口前に停車しているバスに乗り込む。<br />

    <無錫日航ホテルと夕食時間>
    各々バスから降ろされた荷物を持ち、ホテル内に移動する。そして、ホテル入口のロビーで唐さんがパスポートを集め、フロントでチェックインを行う。時刻は19時30分である。
    結局、上海の龍陽路駅を出てから、3時間掛かった事になる。
    我々は、そのホテルの入口ロビーで、唐さんがチェックインを終えるのを待つ。
    その間にアシスタントの梁さんに話し掛けるが、梁さんは本当に日本語が全然判らない様で、会話にならない。判る日本語は「ありがとうございます。」くらいの様である。
    それも少し発音がおかしく、「ありがとごじゃいます。」と聞こえる。
    暫らくすると、唐さんが、チェックインを終え、我々のところに戻って来た。そして、それぞれにパスポートを返し、ルームキーを渡す。そして、唐さんが、「予定よりもかなり時間が掛かり、時間も遅いので、部屋には入らず、ホテルに荷物を預け、食事に行く方々はこのまま、バスに再び乗ります。」と言う。

    また、「ここで明日の朝食場所と集合時間を報告します。朝食場所は、このホテルの2階にあるレストランです。このルームキーを見せればOKです。食事が出来るのは6時半からです。そして、明日の集合時間はこの場所に8時です。宜しいですか?」と唐さんが言う。全員が頷く。
    若い男性2人組はここで別れ、部屋へ、そして私も含めた残りの人達はホテルのボーイに荷物を預け、再びホテルの入口前に停車しているバスに乗り込む。

  • 全員が乗り込むとバスはホテル前の大通りに出て、先程来た道を戻る。<br />時刻は19時45分頃である。本当に無錫に着くのに時間が掛かった為に食事が非常に遅くなった。お腹がかなり空いている。<br />唐さんによると、ここから今日の夕食場所までは、20分程で到着する予定であると言う。<br />ホテル前の道に出ると、丁度、ホテルの直ぐ近くに運河があり、その運河沿いに店々が並んでいる。<br />その一画だけが非常に賑わっている。食事を終えて帰って来た時に少しその場所に行って見る事にしよう!<br />バスは先程来た道を戻り、その途中で、交差点を左に曲がり、ホテルへの道とはまた別の大通りを走り始める。無錫の街は非常にネオンも多いが、あまり大きなビルはなく、偶に大きなビルが見えるとホテルの様である。殆どが5階以下の小さなビルが林立する街である。<br />その街中を10分程走ると、右手に多くの店が並ぶ一画が現れる。<br />この場所に今日の夕食場所がある様である。その前辺りまで来ると、今日の夕食場所の従業員の男性らしき人が通りの反対側にいる。その場所へバスが曲がろうとすると、その人はバスを制止し、バスまで駆け寄り、バスに乗り込んで来た。<br />どうも今のこの通りからは夕食場所の敷地内への入る事が出来ず、別の駐車場に案内してくれる様である。その男性がバスの運転手に指示を出し、次の交差点で左折をし、少し行ったところで再び、小さな路地に左折をする。その左折をした先に夕食場所の駐車場がある様で、ここで再び、その男性はバスを降り、何やら、その駐車場入口に立つ人と話をしている。<br />どうもバスをどこに止めるか話し合っている様で、暫らく話をしていたが、話が付かなかったのか、更に駐車場奥の小屋の様なところに入って行った。その間もバスは路地で待機している。<br />その男性が再び小屋から出て来て、今度は我々のバスに向かい合図を送っている。<br />どうも、駐車場へ入る様に手招きをしている。それを見て、運転手が駐車場内にバスを進める。<br />そして、その小屋のある脇まで誘導され、その小屋の前のわずかなスペースにバスを駐車する様に促す。時刻は20時過ぎである。急ぎ、バスを全員が降り、唐さんについて店に向かう。<br />この多くの店が並ぶ一画は日本で言うショピングモールの様な場所で、楕円状の建物の地下1階から3階までにブティックや化粧品店、雑貨店、そしてレストランなどが軒を連ねている。<br />その中で我々が行く夕食場所はこの3階にあるらしく、そのモール内のエスカレーターと階段を使い、3階まで上がる。<br />そして、やっと夕食場所のレストランに到着した。時刻は20時10分である。<br />店の名前は“粤点粤&#38746;”である。<br />

    全員が乗り込むとバスはホテル前の大通りに出て、先程来た道を戻る。
    時刻は19時45分頃である。本当に無錫に着くのに時間が掛かった為に食事が非常に遅くなった。お腹がかなり空いている。
    唐さんによると、ここから今日の夕食場所までは、20分程で到着する予定であると言う。
    ホテル前の道に出ると、丁度、ホテルの直ぐ近くに運河があり、その運河沿いに店々が並んでいる。
    その一画だけが非常に賑わっている。食事を終えて帰って来た時に少しその場所に行って見る事にしよう!
    バスは先程来た道を戻り、その途中で、交差点を左に曲がり、ホテルへの道とはまた別の大通りを走り始める。無錫の街は非常にネオンも多いが、あまり大きなビルはなく、偶に大きなビルが見えるとホテルの様である。殆どが5階以下の小さなビルが林立する街である。
    その街中を10分程走ると、右手に多くの店が並ぶ一画が現れる。
    この場所に今日の夕食場所がある様である。その前辺りまで来ると、今日の夕食場所の従業員の男性らしき人が通りの反対側にいる。その場所へバスが曲がろうとすると、その人はバスを制止し、バスまで駆け寄り、バスに乗り込んで来た。
    どうも今のこの通りからは夕食場所の敷地内への入る事が出来ず、別の駐車場に案内してくれる様である。その男性がバスの運転手に指示を出し、次の交差点で左折をし、少し行ったところで再び、小さな路地に左折をする。その左折をした先に夕食場所の駐車場がある様で、ここで再び、その男性はバスを降り、何やら、その駐車場入口に立つ人と話をしている。
    どうもバスをどこに止めるか話し合っている様で、暫らく話をしていたが、話が付かなかったのか、更に駐車場奥の小屋の様なところに入って行った。その間もバスは路地で待機している。
    その男性が再び小屋から出て来て、今度は我々のバスに向かい合図を送っている。
    どうも、駐車場へ入る様に手招きをしている。それを見て、運転手が駐車場内にバスを進める。
    そして、その小屋のある脇まで誘導され、その小屋の前のわずかなスペースにバスを駐車する様に促す。時刻は20時過ぎである。急ぎ、バスを全員が降り、唐さんについて店に向かう。
    この多くの店が並ぶ一画は日本で言うショピングモールの様な場所で、楕円状の建物の地下1階から3階までにブティックや化粧品店、雑貨店、そしてレストランなどが軒を連ねている。
    その中で我々が行く夕食場所はこの3階にあるらしく、そのモール内のエスカレーターと階段を使い、3階まで上がる。
    そして、やっと夕食場所のレストランに到着した。時刻は20時10分である。
    店の名前は“粤点粤靚”である。

  • 店内に入ると、夕食のピークの時間帯を過ぎているせいか、客は疎らな状態で、然程繁盛している様には見えない。我々は店員に店の奥の個室に案内され、大きな円卓テーブルひとつに全員が座る。<br />唐さんが、まず飲物が必要な人を聞くと数人の人達が麦酒を要望する。そこで、唐さんが地麦酒を推奨するので、みんながその地麦酒を注文する。<br />また、出されたお茶を唐さんが、「このお茶を飲んで見て下さい!」と盛んに勧める。それをみんなが飲むと、「どうですか?美味しいお茶でしょう!」と自慢げに言う。<br />どうも、唐さんが連れて来た日本人の観光客は殆どの人がここのお茶を気にいる様である。<br />しかし、そのお茶は美味しいと言うよりは中国で良く出て来るジャスミン茶ではなく、日本の玄米茶に似た香と味のお茶で、日本人にとっては美味しいと言うよりも懐かしい味と言った方が合っている気がする。<br />そして、数人が注文した地麦酒は来たが、その後料理が中々出て来なかった。<br />店には我々以外の客は非常に少なかったが、それでも料理が出て来なかった。<br />結局、最初の料理が出て来るまでに10分程掛かった。飲茶料理と言う事で出て来た料理は以下の様な料理であった。<br /><br /><9月23日(金)夕食:飲茶料理(粤点粤&#38746;)> <br /> ①スティックキュウリ(味噌付き)(生キュウリに中国味噌が添えられたもの)<br /> ②きくらげの醤油和え(冷物。きくらげを醤油タレで和えたもの)<br /> ③豚肉の角煮風(大きな豚肉の塊。角煮風)<br /> ④茹で海月の薄造り[黒海月](海月を薄く切り、ピリ辛タレで食べる)<br /> ⑤蒸し海老餃子(海老とセロリの餃子)<br /> ⑥海鮮風チャーハン(海老やホタテの入ったピリ辛チャーハン)<br /> ⑦蘇州焼そば(上海焼きそば風であるが、上海焼きそばより薄味)<br /> ⑧豚肉とセリのお粥(豚肉とセリの入った薄塩味の粥)<br /> ⑨中国菜の醤油炒め(中国の定番料理の中国菜の塩炒め)<br /> ⑩魚肉だんごの揚げ物(魚つみれの揚げたもの)<br /> ⑪焼き小龍苞(蒸した小龍包の下面部分をこんがり焼いたもの)<br /> ⑫チャーシューパイ(叉焼をパイ生地で包み焼いたもの)<br /> ⑬中国風エッグタルト(餅風の少し甘味を抑えたタルト)<br /> ⑭亀ゼリー(黒蜜かけ)(黒色のゼリー。それ自体は少し薬膳の苦味がある。黒蜜を掛け、食べる)<br />⑮卵プリン(カスタードプリンよりも甘味を抑えたもの)<br />⑯デザート(すいか/りんご/梨)(定番デザートのすいかと中国では珍しい梨)<br />さすがに飲茶料理と言うだけあって、料理の数は豊富で、一つ一つの量は少量である。<br />また、ツアー客のおばさん4姉妹はお腹が空いていたのか、他のツアー客がいるのを無視しているが如く、出て来た料理を我先にと自分の食べたい量を取って食べている。<br />

    店内に入ると、夕食のピークの時間帯を過ぎているせいか、客は疎らな状態で、然程繁盛している様には見えない。我々は店員に店の奥の個室に案内され、大きな円卓テーブルひとつに全員が座る。
    唐さんが、まず飲物が必要な人を聞くと数人の人達が麦酒を要望する。そこで、唐さんが地麦酒を推奨するので、みんながその地麦酒を注文する。
    また、出されたお茶を唐さんが、「このお茶を飲んで見て下さい!」と盛んに勧める。それをみんなが飲むと、「どうですか?美味しいお茶でしょう!」と自慢げに言う。
    どうも、唐さんが連れて来た日本人の観光客は殆どの人がここのお茶を気にいる様である。
    しかし、そのお茶は美味しいと言うよりは中国で良く出て来るジャスミン茶ではなく、日本の玄米茶に似た香と味のお茶で、日本人にとっては美味しいと言うよりも懐かしい味と言った方が合っている気がする。
    そして、数人が注文した地麦酒は来たが、その後料理が中々出て来なかった。
    店には我々以外の客は非常に少なかったが、それでも料理が出て来なかった。
    結局、最初の料理が出て来るまでに10分程掛かった。飲茶料理と言う事で出て来た料理は以下の様な料理であった。

    <9月23日(金)夕食:飲茶料理(粤点粤靚)> 
     ①スティックキュウリ(味噌付き)(生キュウリに中国味噌が添えられたもの)
     ②きくらげの醤油和え(冷物。きくらげを醤油タレで和えたもの)
     ③豚肉の角煮風(大きな豚肉の塊。角煮風)
     ④茹で海月の薄造り[黒海月](海月を薄く切り、ピリ辛タレで食べる)
     ⑤蒸し海老餃子(海老とセロリの餃子)
     ⑥海鮮風チャーハン(海老やホタテの入ったピリ辛チャーハン)
     ⑦蘇州焼そば(上海焼きそば風であるが、上海焼きそばより薄味)
     ⑧豚肉とセリのお粥(豚肉とセリの入った薄塩味の粥)
     ⑨中国菜の醤油炒め(中国の定番料理の中国菜の塩炒め)
     ⑩魚肉だんごの揚げ物(魚つみれの揚げたもの)
     ⑪焼き小龍苞(蒸した小龍包の下面部分をこんがり焼いたもの)
     ⑫チャーシューパイ(叉焼をパイ生地で包み焼いたもの)
     ⑬中国風エッグタルト(餅風の少し甘味を抑えたタルト)
     ⑭亀ゼリー(黒蜜かけ)(黒色のゼリー。それ自体は少し薬膳の苦味がある。黒蜜を掛け、食べる)
    ⑮卵プリン(カスタードプリンよりも甘味を抑えたもの)
    ⑯デザート(すいか/りんご/梨)(定番デザートのすいかと中国では珍しい梨)
    さすがに飲茶料理と言うだけあって、料理の数は豊富で、一つ一つの量は少量である。
    また、ツアー客のおばさん4姉妹はお腹が空いていたのか、他のツアー客がいるのを無視しているが如く、出て来た料理を我先にと自分の食べたい量を取って食べている。

  • このおばさん達は中華料理を食べる時のマナーである円卓テーブルを一定方向に回すルールも知らないのか、自分の食べたい料理を取る為に、右や左へと好きな方向に回す。<br />その為に他のツアー客が思う料理を取れない場面もあった。少しマナーが悪すぎると言うか、自分勝手過ぎる人達である。<br />その様なマナーの事に閉口しながら食事を進める。<br />その中で、唐さんが特別に注文してくれたものが、亀ゼリーと卵プリンである。<br />これは店の閉店時間に近かった為か、全員に1個ずつ行き渡る数が確保出来ず、3人で1個を分け合うかたちになったが、非常に興味深い食べ物であった。<br />亀ゼリーとは、すっぽんのエキスとゼラチン(コラーゲン)を用い、それに薬膳の煮汁を加え、ゼリー状に固めた物で、口に入れると柔らかい感じのゼリーで、あとで少し薬膳の苦味が来る様な物であった。<br />

    このおばさん達は中華料理を食べる時のマナーである円卓テーブルを一定方向に回すルールも知らないのか、自分の食べたい料理を取る為に、右や左へと好きな方向に回す。
    その為に他のツアー客が思う料理を取れない場面もあった。少しマナーが悪すぎると言うか、自分勝手過ぎる人達である。
    その様なマナーの事に閉口しながら食事を進める。
    その中で、唐さんが特別に注文してくれたものが、亀ゼリーと卵プリンである。
    これは店の閉店時間に近かった為か、全員に1個ずつ行き渡る数が確保出来ず、3人で1個を分け合うかたちになったが、非常に興味深い食べ物であった。
    亀ゼリーとは、すっぽんのエキスとゼラチン(コラーゲン)を用い、それに薬膳の煮汁を加え、ゼリー状に固めた物で、口に入れると柔らかい感じのゼリーで、あとで少し薬膳の苦味が来る様な物であった。

  • そして、もう一つが卵プリンである。<br />卵プリンは牛乳プリンの様に真っ白なもので、これは普通のプリンの様な食感で少し甘さが強いものであった。<br />また、中国風エッグタルトは餅風の生地の中にタルト風卵餡が入っているものであった。<br />これらを食べ終え、最後にお茶を飲みながら、唐さんが現れるのを待っていたが、ここでまた唐さんが、なかなか現れない。唐さん達も食事をしているのであろうか?<br />時刻は既に21時20分を過ぎている。<br />みんなが完全に食事を終え、10分程経った頃にやっと唐さんが、梁さんと共に現れた。<br />それを見て、みんなは、唐さんが、「もう食事は済みましたか?」と言う前に席を立つ人が数人居た。みんな、もう早くホテルに帰り、ゆっくりしたいと考えているのである。<br />みんな自分の席の周りを見て、忘れ物がない事を確認し、唐さんについて、店を出る。<br />さすがにこの時間帯になると、店には他の客は居なかった。<br />そして、このショッピングモールの建物の中央部分の階段を使用し、1階に降りる。<br />1階の広場の様なところには、まだまだ暑い日があるのか、子供用の大きなビニール製の簡易プールが置かれている。その横を抜け、再びバスを降りた場所に戻る。<br />バスに乗り込み、このショッピングモールの駐車場を出て、ホテルに戻る。さすがに無錫の中心街は、この時間帯でも車の数は上海程ではないが、多い。<br />バスは順調に無錫中心街を走り、15分程で日航無錫ホテルに戻った。<br />

    そして、もう一つが卵プリンである。
    卵プリンは牛乳プリンの様に真っ白なもので、これは普通のプリンの様な食感で少し甘さが強いものであった。
    また、中国風エッグタルトは餅風の生地の中にタルト風卵餡が入っているものであった。
    これらを食べ終え、最後にお茶を飲みながら、唐さんが現れるのを待っていたが、ここでまた唐さんが、なかなか現れない。唐さん達も食事をしているのであろうか?
    時刻は既に21時20分を過ぎている。
    みんなが完全に食事を終え、10分程経った頃にやっと唐さんが、梁さんと共に現れた。
    それを見て、みんなは、唐さんが、「もう食事は済みましたか?」と言う前に席を立つ人が数人居た。みんな、もう早くホテルに帰り、ゆっくりしたいと考えているのである。
    みんな自分の席の周りを見て、忘れ物がない事を確認し、唐さんについて、店を出る。
    さすがにこの時間帯になると、店には他の客は居なかった。
    そして、このショッピングモールの建物の中央部分の階段を使用し、1階に降りる。
    1階の広場の様なところには、まだまだ暑い日があるのか、子供用の大きなビニール製の簡易プールが置かれている。その横を抜け、再びバスを降りた場所に戻る。
    バスに乗り込み、このショッピングモールの駐車場を出て、ホテルに戻る。さすがに無錫の中心街は、この時間帯でも車の数は上海程ではないが、多い。
    バスは順調に無錫中心街を走り、15分程で日航無錫ホテルに戻った。

  • <無錫日航ホテルとその周辺><br />今度は、ホテルのボーイがバスを誘導してくれ、このホテルの裏手の駐車場にバスがスムースに停車する。そのホテルの裏手でみんながバスを降り、ホテル玄関前まで移動し、ホテル内に入る。<br />入口ロビーに集まり、預けていた旅行カバンをホテルのボーイが保管されていた部屋から出してくれ、各々が旅行カバンを受け取る。そして、唐さんに明日の集合時間を再度確認し、この場で今日は解散となる。唐さんと梁さんに別れを告げ、旅行カバンを持って、フロント前のエレベーターに移動する。<br />部屋は1205で、12階とかなり上の方である。エレベーターで12階まで上がり、部屋を探す。<br />部屋はエレベーターホールに近い部屋であった。<br />まだ新しいホテルと言う事もあり、部屋は非常に清潔感のある部屋で、申し分ない部屋である。<br />  <br />そして、中に入って判ったが、部屋のベッドが並ぶ場所から風呂場やトイレがガラスで仕切られ、<br />丸見えである。カーテンさえなく、これは友人などと来たら、非常に恥ずかしくて、風呂やトイレに入り辛い様な造りの部屋である。トイレまでもが丸見えの部屋は初めてである。<br />まあ、私は1人で使用するので問題はないが、他のツアー客の人達も同じ造りの部屋なのであろうか?他のツアー客の人達に明日聞いて見よう!<br />

    <無錫日航ホテルとその周辺>
    今度は、ホテルのボーイがバスを誘導してくれ、このホテルの裏手の駐車場にバスがスムースに停車する。そのホテルの裏手でみんながバスを降り、ホテル玄関前まで移動し、ホテル内に入る。
    入口ロビーに集まり、預けていた旅行カバンをホテルのボーイが保管されていた部屋から出してくれ、各々が旅行カバンを受け取る。そして、唐さんに明日の集合時間を再度確認し、この場で今日は解散となる。唐さんと梁さんに別れを告げ、旅行カバンを持って、フロント前のエレベーターに移動する。
    部屋は1205で、12階とかなり上の方である。エレベーターで12階まで上がり、部屋を探す。
    部屋はエレベーターホールに近い部屋であった。
    まだ新しいホテルと言う事もあり、部屋は非常に清潔感のある部屋で、申し分ない部屋である。

    そして、中に入って判ったが、部屋のベッドが並ぶ場所から風呂場やトイレがガラスで仕切られ、
    丸見えである。カーテンさえなく、これは友人などと来たら、非常に恥ずかしくて、風呂やトイレに入り辛い様な造りの部屋である。トイレまでもが丸見えの部屋は初めてである。
    まあ、私は1人で使用するので問題はないが、他のツアー客の人達も同じ造りの部屋なのであろうか?他のツアー客の人達に明日聞いて見よう!

  • 時刻は22時を過ぎている。旅行カバンなどの荷物を置き、早速食事に出る際に見たホテル近くの店屋街に行って見る事にする。<br />ホテル玄関を出て、ホテルから右手に見える運河沿いの店屋街の方へ歩く。<br />すると、前方の30m程先を唐さんと梁さんと運転手の王さんが歩いている。やはり3人は別のホテルに宿泊するのか、ホテルから街中方向へ歩いている。<br />その3人に追い付く様に歩くが、運悪く、交差点の信号で、遮られ、その3人を追いかけるのを断念した。その3人は私が今から行こうとしている場所よりも更にホテル前の通りを進んでいる。<br />どの辺りまで行くのか興味があったが、追いかけるのを諦め、私はその交差点で通りの反対側に移動する。店屋街の横には運河があり、また手前には立派な門がある。<br />門には、“運河古邑”の文字が見える。また、その横には石碑があり、“中国歴史文化名街”と彫られている。ここは運河に沿って古い街並みを残した一画なのである。<br />しかし、その通りに並ぶ店は建物こそ古いものをそのまま利用しているが、シャレタ、若者に人気のある様な店々が並んでいる。それも殆どが飲食店である。<br />

    時刻は22時を過ぎている。旅行カバンなどの荷物を置き、早速食事に出る際に見たホテル近くの店屋街に行って見る事にする。
    ホテル玄関を出て、ホテルから右手に見える運河沿いの店屋街の方へ歩く。
    すると、前方の30m程先を唐さんと梁さんと運転手の王さんが歩いている。やはり3人は別のホテルに宿泊するのか、ホテルから街中方向へ歩いている。
    その3人に追い付く様に歩くが、運悪く、交差点の信号で、遮られ、その3人を追いかけるのを断念した。その3人は私が今から行こうとしている場所よりも更にホテル前の通りを進んでいる。
    どの辺りまで行くのか興味があったが、追いかけるのを諦め、私はその交差点で通りの反対側に移動する。店屋街の横には運河があり、また手前には立派な門がある。
    門には、“運河古邑”の文字が見える。また、その横には石碑があり、“中国歴史文化名街”と彫られている。ここは運河に沿って古い街並みを残した一画なのである。
    しかし、その通りに並ぶ店は建物こそ古いものをそのまま利用しているが、シャレタ、若者に人気のある様な店々が並んでいる。それも殆どが飲食店である。

  • まず、入口付近には、大きな白壁の倉の様な建物を改造し、通りに面した部分のみを木造の民家風の建物に変えた3階建ての店が見える。これがスターバックスである。店前の通りにもテーブルが並ぶオープンカフェになっている。多くの中国人の若者や外国人で、店前の通りのテーブルも埋まっている。<br />更に通りを奥に入ると、土産物店などもあるが、殆どはレストランや喫茶店風の店である。中には、美味しそうなスイートの写真が店頭に並ぶ店もある。<br />どの店も多くの人が店前の通りに面した外のテーブルで食事をしている。<br />大きなピッチャーで麦酒を注ぎ合う人々や仲間と談笑しながら食事を取る人々、その多くが中国人の若者である。<br />

    まず、入口付近には、大きな白壁の倉の様な建物を改造し、通りに面した部分のみを木造の民家風の建物に変えた3階建ての店が見える。これがスターバックスである。店前の通りにもテーブルが並ぶオープンカフェになっている。多くの中国人の若者や外国人で、店前の通りのテーブルも埋まっている。
    更に通りを奥に入ると、土産物店などもあるが、殆どはレストランや喫茶店風の店である。中には、美味しそうなスイートの写真が店頭に並ぶ店もある。
    どの店も多くの人が店前の通りに面した外のテーブルで食事をしている。
    大きなピッチャーで麦酒を注ぎ合う人々や仲間と談笑しながら食事を取る人々、その多くが中国人の若者である。

  • この様な店々が、この運河沿いの通りのかなり奥まで続いている様である。その灯りがかなり遠くまで続いている。私は、門から100m程入った所で、Uターンをして戻る。<br />再び、門の所まで戻る。すると、その門の横の運河に近い辺りにスポットライトで照らされた地図があり、そこには“清名橋古運河景勝区観光案内図”と書かれている。<br />それを見ると、この運河に沿った通りはかなり奥まであり、その奥の方に有名な橋がある様だ。<br />その橋の名前が“清名橋”である。この辺りは丁度、この古運河景勝区の端である。<br />そして、今度は運河を渡り、ホテル前の方に歩き、ホテルを超えた辺りで、ホテル前の通りを渡り、ホテルへ戻る。結局、部屋に戻ったのが、22時25分頃であった。<br />部屋に戻って早々にシャワーを浴び、部屋着に着替え、今日の日程を簡単にメモ帳に纏める。<br />そして、テレビを見ながら、髪が乾くのを待つ。<br />時刻は23時になっている。日本時間では24時である。さすがに少し眠くなって来た。<br />明日は本格的な観光である。しかし、このホテルに連泊するので、荷物の整理なども行う必要がないので、明日に必要な物を揃え、早々にベッドに潜り込む。<br />明日の朝食は6時半からなので、6時頃に起床すれば良い。持って来た目覚し時計を6時前に合わせ、セットして寝る。結局、就寝したのは、23時30分を過ぎた頃であった。<br /><br />今回はここまで! 明日は蘇州観光。

    この様な店々が、この運河沿いの通りのかなり奥まで続いている様である。その灯りがかなり遠くまで続いている。私は、門から100m程入った所で、Uターンをして戻る。
    再び、門の所まで戻る。すると、その門の横の運河に近い辺りにスポットライトで照らされた地図があり、そこには“清名橋古運河景勝区観光案内図”と書かれている。
    それを見ると、この運河に沿った通りはかなり奥まであり、その奥の方に有名な橋がある様だ。
    その橋の名前が“清名橋”である。この辺りは丁度、この古運河景勝区の端である。
    そして、今度は運河を渡り、ホテル前の方に歩き、ホテルを超えた辺りで、ホテル前の通りを渡り、ホテルへ戻る。結局、部屋に戻ったのが、22時25分頃であった。
    部屋に戻って早々にシャワーを浴び、部屋着に着替え、今日の日程を簡単にメモ帳に纏める。
    そして、テレビを見ながら、髪が乾くのを待つ。
    時刻は23時になっている。日本時間では24時である。さすがに少し眠くなって来た。
    明日は本格的な観光である。しかし、このホテルに連泊するので、荷物の整理なども行う必要がないので、明日に必要な物を揃え、早々にベッドに潜り込む。
    明日の朝食は6時半からなので、6時頃に起床すれば良い。持って来た目覚し時計を6時前に合わせ、セットして寝る。結局、就寝したのは、23時30分を過ぎた頃であった。

    今回はここまで! 明日は蘇州観光。

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