2018/12/28 - 2018/12/29
176位(同エリア6885件中)
とーりさん
ヨーロッパ未踏破国も遂に残りひと桁の9カ国となりました。昨年、落穂拾いの旅ということでモナコやサンマリノなど小国を巡りましたが、今回はその第2弾として、残りの小国、アンドラ、マルタと中欧にぽっかり残ったスロベニアを中心に、アンドラの入口バルセロナとイタリア5大都市のうち未訪問であったナポリをも回る欲張りな予定を立てました。山間の小国アンドラでは、現代的な街並みが広がっているのに驚き、久々のバルセロナはガウディ建築群の特異さと施設入館料の高さに目を瞠り、それほど期待していなかったブレッド湖やリュブリャーナなどスロベニアの美しい風景に触れ、地中海の交差点マルタの歴史建築物に圧倒され、ポンペイ遺跡や雑然たるナポリの街並みに南イタリアの風土を感じました。相変わらずの詰込み雁字搦め旅程なので無理があった部分もありましたが、なんとか巧く熟して行って来ることができました。
日程は以下の通りです。
1日目(12/28)羽田 ⇒ 北京
2日目(12/29)⇒ バルセロナ、アンドラ観光、バルセロナ移動
3日目(12/30)バルセロナ市内観光、
4日目(12/31)スロベニア移動、ブレッド湖観光
5日目(1/1)リュブリャーナ観光、マルタ移動
6日目(1/2)マルタ島内観光
7日目(1/3)マルタ島内観光、ナポリ移動
8日目(1/4)ポンペイ観光、ナポリ市内観光
9日目(1/5)ナポリ市内観光、ローマ移動 ⇒ 北京
10日目(1/6)北京 ⇒ 羽田
今回は1・2日目?です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 飛行機
- 航空会社
- 中国国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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今回は年内業務終了後家に帰り支度を整え、羽田を21:00過ぎ発の夜便で深夜に北京着、乗継は2時間半ほどと適度で、真夜中2:30発のバルセロナ行きに乗り、現地到着は翌29日朝7:30と、時間を有効に使えるベストな出発プランの航空券を取ることができました。
この「最強」プランを実行すべく羽田にやって来ましたが、そこは遅延日常の中国国際航空です。定刻に搭乗はしたものの一向に出発はしません。空港が混雑しているとのことで45分も遅れて離陸しました。ただ遅れはしましたが、この程度ならプランに障りは無いので予定の回復に期待します。
(羽田21:54 ⇒ 翌1:24北京) -
夜便ですが食事が出ました。CAが寿司を勧めてきたので、これは願ってもないことと喜んで頼みました。
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しっかりした箱に入って来たのがこちら。まずい中華風料理をたくさん供されるより、和食でこのくらいの量の方が断然よいです。満足です。
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それはいいのですが、出発した機は遅れを回復するどころか、北京到着は予定より約1時間半とさらに遅れました。さすがに乗継便にも支障が出る時刻になったため、空港内を走りに走って乗継のセキュリティに来ると、係員の相変わらずのちんたら作業で大行列。係員と先着の方々に懇願し、先に通してもらいました。私より早いフランクフルト行きに乗るという女性も大慌てでさらに先に行きました。
セキュリティチェックを抜けると既に2:00。バルセロナ行きの飛行機はラストコールかと思いきやボーディングの表示。何とか乗れそうです。 -
無事搭乗できました。ですが、荷物は乗り継げたか心配です。すぐ飛ぶかと思ったのですが、結局この機も40分遅れで離陸しました。
(北京3:10 ⇒ 7:18バルセロナ) -
出発からドタバタでしたが、バルセロナには予定より少し早く到着しました。心配した荷物も無事出て来てひと安心です。入国手続きを終え、まずはメトロの切符売場にやって来ました。
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ここで事前にweb購入した「バルセロナトラベルカード48時間券」を引き換えます。窓口もありましたが、せっかくなので自販機でやってみます。
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画面から言語(英語)やタイプを選択します。
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事前予約し打ち出しておいた紙の番号(ピンク塗りの部分です。)を打ち込みます。
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こんな感じです。
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無事出てきました。48時間券。これで市内のメトロやバスは乗り放題です。
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次はアンドラ行きのバス乗り場を探します。
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こちらが空港とアンドラの首都アンドララベリャを結ぶ「ダイレクトバス」の時刻表です。途中バルセロナ市内に寄り、サンツ駅を経由してアンドラまで向かいます。本数はあまり多くありませんが、空港から直行便があるのは便利ですし、帰りはサンツ駅で下車し、市内のホテルへ向かう予定なのでこちらも便利です。
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バスは見つかったのですが、切符売場は見当たりません。早めに到着したので事前に買いたいところですが、如何ともできません。出発間際に運ちゃんが来たので買おうとすると「ここでは売れない」といいます。じゃあどこで買うんだと思いつつ乗車、バスは発車しました。
(空港9:30 ⇒ 10:00サンツ駅) -
定刻に発車しました。スペインは時間にルーズという感覚があったのですが、そんなことは無く普通に発車です。車内もお客は3~4組程度しか乗っていません。
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空港からはまず高速道路でバルセロナ市内に向かいます。空いていて気持ちよいです。
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高層ビルなどが見えてきました。あっという間にバルセロナ市内。市内へのロケーションは頗るいい空港です。
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一般道に降り、ぐるぐる回り空港から30分ほどでサンツ駅に到着しました。運ちゃんに「あそこで切符を買っておいで」と言われ目の前の切符売場へ。空港からの客は皆ここで買うようです。
係員の女性に往復券を所望しました。往復ですと少しですが割引が利きます。「帰りはいつの日、何時のバス?」と聞かれたので「今日の15:00のバス」と言うと、「アンドラには2時間しか居ないことになるけど?」と怪訝な感じで言われましたが「それで大丈夫」と帰りのバスも指定しました。
(サンツバス切符売場10:00~10:15) -
無事往復割引切符を購入し席に戻ると、サンツ駅からの乗客で先ほどの席は占領されてしまいました。空港からとは一変、車内は賑やかになりました。
ところで切符売場の女性係員から2時間しか居ないのか?(=何のために行くの?)と聞かれたのはごもっともで、特に用もないのに訪問するのは「地図を塗り潰す旅」ならではです。一応事前に入念にアンドラをリサーチしたのですが、正直私にとって一泊する価値が見い出せず、それならその貴重な一泊はバルセロナで使った方が有意義なものになると判断したため、こんな旅程になりました。
(サンツバス切符売場10:15 ⇒ 14:10アンドララベリャバスターミナル) -
再び高速道路に乗り、カタルーニャの田舎を飛ばしていきます。
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天気は雲が出て来てだんだんと悪くなってきました。
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さらに行くとかなり濃い霧が出てきました。行く手も暗雲が立ち込めていないか不安になります。
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暫く行くと霧はすっかれ晴れ、雲一つない快晴になりました。なんとも変わりやすい天気です。
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だんだんと山間に分け入ってきて、こんな突兀とした山並みが迫って来ました。こんな山奥に「ヨーロッパの秋葉原」と言われるアンドラがあるのでしょうか。
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快調に走っていたバスはこんな山中で渋滞に嵌りました。しかもこの渋滞、全く先が見えずノロノロです。
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渋滞の原因はおそらくここ、国境です。アンドラはEUには加盟していませんが、通貨はユーロ。スペインやフランスからは別の国なので免税が適用されるとのことです。週末はバルセロナからの買い出し客が押し寄せるとのことで、どうやらこの渋滞はその車のようです。
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「アンドラ」と書かれ、国旗がはためくラウンドアバウトを回ります。どうやらアンドラに入国したようです。これで欧州41カ国目、制覇まであと8カ国です。
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入国したら渋滞は解消されると思ったのですが、アンドララベリャまでは一本道のようでまだノロノロ運転です。
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市街に入り、バイパスのような道が分かれ、ようやく渋滞は解消されてきました。今日は土曜日、これらの車がバルセロナからの買い出し客だとすれば、帰りもまた渋滞に巻き込まれそうな予感がします。
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それにしても山間部に高層建築が立ち並びます。やはりアンドラは「欧州の秋葉原」なのでしょうか。
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ようやく街はずれのバスターミナルに到着、予定より40分も遅れました。荷物はターミナル脇にコインロッカーがたくさんあったので無事預けることができました。
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本来は13:30到着、2時間弱の滞在で帰りは15:15のバスに乗りバルセロナに戻ろうと思っていたのですが、現在既に14:10。さすがに1時間の滞在での観光はきついので、ターミナル内の窓口で1本遅いバス(16:30発)に指定を変更してもらおうと話しました。結果、できるとのことで手続きしてくれましたが、発車20分前にまたここに来るようにとのことでした。これで当初予定より長い、2時間ほどの観光タイムを捻出することができました。
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