2019/09/27 - 2019/09/27
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bunbunさん
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天気が良かったので路線バスでモエレ沼公園に行ってきました。
この旅行記の説明では、現地で頂いたパンフレットおよびモエレ沼公園公式HPに記載されている内容を多用しますが、これに関しては2019年10月5日、モエレ沼公園管理事務所の了解を得ております。
「モエレ沼公園は、札幌市の市街地を公園や緑地の帯で包みこもうという「環状グリーンベルト構想」における拠点公園として計画された札幌市の総合公園です。基本設計は世界的に著名な彫刻家イサム・ノグチがてがけ、「全体をひとつの彫刻作品とする」というコンセプトのもとに造成され、1982年(昭和57年)に着工し、2005年(平成17年)にグランドオープンしました。広大な敷地には幾何学形態を多用した山や噴水、遊具などの施設が配置されており、自然とアートが融合した美しい景観を楽しむことができます。
―中略―
また、ゴミ処理場の跡地を公園化したことや、屋内施設であるガラスのピラミッドに地域固有の自然エネルギーである雪を活用した冷房システムを導入していることから、自然環境保全の観点で注目を集めています。」
―パンフレット説明文より―
入園料は無料です。
写真の順番は時系列ではなく、散策経路が分かり易いよう並べ替えています。
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地下鉄南北線北34条駅で降り、地上にでると中央バスのバス停「北34条駅」があります。ここから系統番号東76でモエレ沼公園西口に向かいます。
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路線図。北は斜め左上です。
現在地は左下、モエレ沼公園は右上です。 -
バス停で話かけた男性と話をしているうちに、現役時代は同職種であったことが分かり、話がはずんであっという間(20分程)にモエレ沼公園西口に着きました。
ここでパンフレットに載っていた地図を示します。
モエレ沼公園西口は左上です。 -
西口から見た入口道路脇のポプラ並木。
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モエレ沼に架かる橋の上から見たモエレ沼東側。
モエレ沼は公園の西側で幅の狭い雁来新川に、南側で雁来新川上流の篠路新川につながっており、川と見なせないこともありませんが、分類上は沼の範疇です。 -
橋を渡って少し歩くと東側に見えてきました。
テトラマウンド(手前)とプレイマウンテン(奥)です。 -
近づきます。
テトラマウンド(手前)とプレイマウンテン(奥) -
さらに近づきます。
手前のテトラマウンドは、
「直径2 mのステンレス柱の組み合わせによる三角錐(高さ13 m)と芝生のマウンドで構成された、シンプルでダイナミックな造形です。ノグチ作のデトロイトにある噴水作品と同様に仕上げられたステンレスの表面は、光の変化によって様々な表情を見せます。」
―パンフレットの説明文より― -
プレイマウンテン
「高さ30 mのプレイマウンテンは、公園全体に対して主要なフォルムを形成しています。イサム・ノグチが1933年に構想し長年温め続けたアイディアが、初めて実現したものです。ピラミッドや古代の遺跡を思わせる花崗岩の斜面を登ると、心地よい風に吹かれながら雄大な景色を楽しむことができます。」
―パンフレットの説明文より― -
プレイマウンテンの花崗岩斜面の前(西)にある白い半球。
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方向を変えて見た白い半球。
2つに分かれていてトイレもあります。 -
少し離れて見ました。
ミュージックシェルです。
「コンサートや舞踊などのパフォーマンスの舞台。プレイマウンテンの正面に位置し、観客は石段に腰を掛けて舞台を楽しむことができます。白いシンボリックな形状は、職人が研磨して作り上げたもので、プレイマウンテンの麓の景観に焦点を与えています。 この半球形の建物は反響板を兼ねており、内部には出演者のための控室とトイレが組み込まれています。ステージ部は幅14.5 mの半円で、床には庵治石が敷き詰められています。
ノグチが最後に遺したモエレ沼公園の模型にはない施設ですが、プレイグラウンドに音楽の場を組み込むことを言及していたノグチの言葉を受け、遺された遊具のスケッチ、模型をもとに造成されました。」
―公式HP: https://moerenumapark.jp/music_shell/ より― -
ミュージックシェルを離れてモエレ山に向かいます。
途中にあったアクアプラザ。
「アクアプラザから水が噴き出し*)、全長150 mのカナールをゆったりと流れて行きます。2つの大きな山に囲まれたこの水と石の広場は、イサム・ノグチの庭園作品「カリフォルニア・シナリオ」の延長線上にある造形であると同時に、札幌の街の縮図とも言えそうです。」
―パンフレットの説明文より―
*) 今年は9月23日までで、それ以降冬の間は休止しているとのことです。後でモエレ山山頂から見たアクアプラザの夏の様子を示します。 -
モエレ山の西側にやって来ました。
「モエレ沼公園最大の造形物であるモエレ山。札幌市東区唯一の山であり、地域のランドマークにもなっています。
不燃ゴミと公共残土を積み上げ造成された人工の山で、登り口は3方向5ルートあります。階段は山肌を回遊するものと、一直線のものがあり、いずれも10分弱で登り切ることができます。麓からの高さは52 mです。 山頂部分は、札幌市内全体を見渡せる展望台となっています。その幅はイサム・ノグチの生誕100年にあたる完成年にちなんで2004 cmとなっており、その中心部には三角点(二等基準点)が設置されています。冬にはスキーやソリ遊びができ、冬季の公園利用の拠点となっています。」
―公式HP: https://moerenumapark.jp/mountain/ より―
山肌を回遊する階段のルートと、山麓から階段ルートに向かう直線ルートが見えます。 -
この後フィールドハウスに向かいますが、その途中にあったナナカマド。
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ナナカマド。
赤い実が綺麗ですねえ。
札幌はもう秋か。 -
フィールドハウスにやって来ました。
内部の無料休憩所。右側にテニスコートがあります。
ここでパンフレットをもらって外にでます。 -
林の中の歩道からみたモエレ山西側。
斜面に見える白っぽい道はさっき見えた直線ルートで、これが西側から山頂に至る最短ルートとなり、これからここを登ります。 -
直線ルートを登り、階段ルートに突き当たりました。
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階段を登っていくと、山頂が見えてきました。
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石が敷き詰められた山頂展望台です。
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展望台中心にある三角点です。
「等級:二等三角点
名称:当別太
この三角点は、近代的な地図を作成するため1910年5月(明治43年)に、現在の位置から東方約1 kmの地点に設置しました。その後、国、公共団体、民間が行う測量及び地図作成等に利用されましたが、2006年11月(平成18年)当地に移動しました。
三角点には地球上の正確な位置(経度・緯度・標高)が付与されており、各種測量や地図作成の基準として利用されています。また、災害時の復興や地殻変動の検出にも利用可能な大変重要な測量標識です。
道内には約16,000点(概ね4 kmに1点の割合)の三角点が設置されており、所定の手続きが必要となりますが、どなたでもご利用いただけます。大切にして下さい。
平成18年12月
国土地理院」
―円盤の説明文より―
左下には札幌市の三角点が記載されています。 -
この後展望台からの風景を右回りに示していきます。
野球場。 -
野外ステージ
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2011年7月31日に撮影した、野外ステージ、テトラマウンド、プレイマウンテンとアクアプラザです。
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夏のアクアプラザの様子が分かるよう1つ上の写真を拡大しました。
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今回のアクアプラザ。
水は噴き出していませんが、形状は8年前と全く同じです。
芝生の緑が濃くなりましたねえ。 -
左奥はモエレビーチ、左手前は海の噴水、右側はガラスのピラミッドです。
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1つ上の写真の左側、ズームイン。
モエレビーチ(奥)と海の噴水(手前)です。 -
2つ上の写真の右側、ズームイン。
手前の白い部分の下は東口から入った車の駐車場。屋根の中央が円形の吹き抜けになっていて、そこから紅葉した木が頭を出しています。
その奥右が右側はガラスのピラミッド、その左はピラミッドへの入口です。ピラミッドと入口の間にはいろいろな施設が入っていて屋根は芝生で覆われています。 -
登って来た時とは反対(東)側の直線下山ルート。
人がたくさん通るせいか、雨水の浸食のせいか、掘れちゃっています。 -
1つ上の写真のルートを通って下山しました。
プレイマウンテンです。
今度はここに登ります。 -
プレイマウンテンの頂上、ズームイン。
頂上はやはり平らか。人がいますね。 -
アクアプラザの横を通って、
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プレイマウンテンの麓まできました。
小さな女の子が花崗岩の階段を登っていきます。 -
私は階段と芝生斜面の境界の芝生側を登ります。
何故って?その方が楽そうだからです。
北西方向。
ミュージックシェルとテトラマウンド見えますね。 -
山頂方向。
あのちっちゃな女の子、元気いいね。もうあんなところまで行っちゃった。 -
頂上の手前まできました。
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頂上に置かれた平らな石。これも花崗岩ですね。
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頂上から見た西方向。
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テトラマウンド、ズームイン。
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頂上から見た南方向。
遠くの山はさっき登ったモエレ山、その手前はアクアプラザです。 -
頂上から見た南東方向。
円形の林のなかに海の噴水があります。 -
頂上から見た東方向。
舗装された下山道です。 -
下山してからみたプレイマウンテン。
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サクラの森です。
紅葉していますね。 -
モエレビーチにやってきました。
オフシーズンなので水はありません。 -
ご参考までに、撮影方向は違いますが2011年7月31日の夏のモエレビーチを示します。
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モエレビーチを後にして、
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ガラスのピラミッド入口前に来ました。
まだ中には入らずに、右にある階段を上ります。 -
駐車場の上のテラスにでました。
南西方向。
紅葉した木が吹き抜けから頭を出しています。
後ろの山はモエレ山です。 -
紅葉の木を撮っておこう。
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北東方向をみると、ガラスのピラミッドです。
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ガラスのピラミッドに近づきます。
左側のグレイの建物の屋上には、ガラスのピラミッドから行ける展望台があります。 -
さらに近づいて、ガラスのピラミッド。
透明なガラス壁の建物なので、内部の様子もなんとなくお分かり頂けると思います。
この後右側の石垣の向こうにある階段を下ります。 -
階段を下りた所にあったもう一つの入口と広場(右)。
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広場に出て東側。
今下りて来た階段(中央やや右)とモエレ山。 -
北方。
ガラスのピラミッド。
この方向からも、内部の様子がなんとなくお分かり頂けると思います。 -
紅葉した木々を入れて、ガラスのピラミッド。
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さらに東側に回り込んで、ガラスのピラミッド。
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ガラスのピラミッド内部に入りました。
1階南側。 -
エレベーターで2階に上がりました。
エレベーター。
エレベーターとつながる右下のデッキが3階、右上のデッキは隣のビルの屋上階に通じます。 -
2階から見た東方。
遠くの山はモエレ山です。 -
3階から見た東方。
遠くの山はモエレ山です。 -
3階から見た北方。
海の噴水がある円形の林と遠くにプレイマウンテンが見えます。 -
屋上につながるデッキから見た南側2階部分(手前)と1階部分。
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屋上につながるデッキから見た北方。
海の噴水がある円形の林と遠くにプレイマウンテンが見えます。 -
屋上につながるデッキから見たガラスのピラミッド頂点方向。
下部はエレベーターの枠です。 -
屋上につながるデッキから隣のビルの屋上に移りました。
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屋上にある展望台。
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展望台から見たガラスのピラミッド方向。
左下のドアからこのビルに移りました。 -
展望台から見た海の噴水がある円形の林と遠くにプレイマウンテン。
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展望台から見た東方モエレ沼。
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展望台から見たモエレビーチ。
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展望台から見た海の噴水がある円形の林と遠くにプレイマウンテン。
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展望台から見た西方。
左からガラスのピラミッド、モエレ山、野外ステージです。 -
海の噴水の前にやってきました。
オンシーズン(6月~10月)の噴水ショーは1日4回で、そのうち3回は15分間、1回のみ40分間となります。
この後13:15からのショーは40分間です。 -
13:15、中央のプールの周辺から噴水が引出始めました。
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勢いが増していきます。
虹も少し見えます。 -
さらに勢いはまし、中央プールの真ん中からも出てきました。
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真ん中の噴水が高くなっていきます。
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周辺の噴水はおとなしくなり、真ん中はどんどん高くなりますねえ。
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周辺の噴水は止まり、真ん中はさらに高くなって虹も綺麗に見えます。
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真ん中の噴水の高さは低くなりましたが、噴き出した水が中央プールに溜まっていきます。
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中央プールに水が溜まっていきます。
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中央プールが満杯となって、水が溢れ出してきました。
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溢れ出た水が外側のプールに溜まっていきます。
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外側のプールに水が溜まっていきます。
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外側プールの水位が内側プールの水位と同じくらいになります。
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同じになった所で噴水停止。
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と今度は内側プールの水位が下がっていきます。
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内側プールが空になると外側プールの水位も下がり始めました。
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外側プールの水位が大分下がったところで、中央のプールの周辺から噴水が、
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勢いよく出始めました。
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今度は中央プールの縁からも噴水が出始めました。
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水しぶきが増して綺麗な虹が見えます。
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周辺部の噴水は止まり、外側プールも空になりましたが、虹はまだ見えます。
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最初の状態に戻り、これで40分間の噴水ショーは終わり、私のモエレ沼公園観光も終わりです。
またモエレ沼公園西口バス停から路線バスで帰ります。
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この旅行記へのコメント (2)
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- nimameさん 2020/05/25 14:28:46
- モエレ沼公園
- bunbunさん・初めまして。
何時も何気に4トラの皆さまの読ませて頂き、先ほどお邪魔したら歩いて北大へ散歩/
あら~同じ道民なんだわ~今・気づきました!
北大に近いなんて良い場所にお住まいですね(^^)
nimameは秋のイチョウ並木歩いてみたい~と何時も思っています!
そして今モエレ沼にお邪魔して懐かしい・
nimame孫の守りの為・スキー・ソリ遊び・自転車積んで出かけたりと何度も通いました。
今は中学生になったので孫の守りは卒業しましたが・・
モエレ沼は広くて良くおにぎり持参で通ったものです。
bunbunさんは詳しく説明されていて、nimameの知らない事もあり勉強になりました。
有難う御座います。
これからも宜しくお願い致します。
nimame
- bunbunさん からの返信 2020/05/26 12:03:08
- RE: モエレ沼公園
- nimameさん、こんにちは。
初めまして。
ご訪問、私の拙い旅行記にいつも投票ありがとうございまます。
ああそうですか。nimameさんは網走付近にお住まいなんですね。北海道は学生時代に網走も含めて20日間ほど賭けて一周したことがあります。20年程前に転職して札幌に来ましたが、以来また能取湖、網走湖、屈斜路湖、摩周湖付近を含めて北海道を回っておりますが、芝桜公園は知りませんでした。随分立派な芝桜ですね。機会を見つけて行ってみたいと思います。
素敵な旅行記をありがとうございました。
4年ほど前に定年退職となり、今は夏札幌、冬東京の二重生活ですが、住民票は札幌にありますので、nimameさんと同じれっきとした北海道民です。いつもはもっと遅く札幌に来るのですが、今年は東京のコロナが怖くて早めにやってきました。しかし、状況は逆転しちゃったみたいですね。
モエレ沼公園は2011年にさとらんどとまとめて一度行きましたが、タイミングが悪くて海の噴水のショーが見れなくて心残りでしたので、また行ってきました。今度はしっかり見れたので満足です。そうですか、モエレ沼公園は冬も楽しめるんですね。知りませんでした。
北大のイチョウ並木は見ごろになるとテレビのニュースで放映されますが、いつも横目で見てましたので、まともに見学したことは1回くらいしかありません。たしかに立派な並木ですね。
こちらこそ、これからもどうぞ宜しくお願い致します。
bunbun
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