北見グルメツアー

2019/09/27 - 2019/09/27

当初、釜山への旅行を計画していたが、札幌ー釜山の便が航空会社の都合でキャンセルとなったため、旅行先を急遽「北見」に替えてホテルをブッキングした。
北見というと、札幌や帯広で食べる焼肉とは異なり、七輪で動物の内臓を食べるのが北見の焼肉のスタイルだ。
また、地ビールも有名で、日本で最初にビールの製造免許の取得をしたオホーツクビールもこの地にある。

カーリングのモグモグタイムで一躍有名になった「赤いサイロ」は、購入するため清月の店先に毎日行列ができている。

エリア 北見(北海道)

札幌から北見に向かう・・・・
滝川で途中下車し、「ふれ愛の里」で入浴

滝川ふれ愛の里 名所・史跡

旭川でランチの後、近くの店先で見かけたアトランティックジャイアント（南瓜）

北見駅に到着

北見駅 駅

早速、赤いサイロの製造元である「清月」に向かう。

清月 一番街本店 グルメ・レストラン

カーリングのもぐもぐタイムで「赤いサイロ」は、一躍有名となった。

この日は、清月本店では既に売り切れで、北見駅の中にある四季彩で、５個入り２箱を購入することが出来た。

翌日も開店前に並んで、合計６箱購入することが出来た。

清月、四季彩ともに各種クレジットカードのほかにＱＲコード決済では、ペイペイが使える。

ホテルから見える北見駅

この街も過疎化が一気に進んでいる。

北見駅 駅

夕食を食べに向かったのは、北見の有名焼肉店「四条ホルモン」

四条ホルモン グルメ・レストラン

お店は、ビルの2階にある。

四条ホルモン グルメ・レストラン

店内には、有名人の色紙が飾られている。

四条ホルモン グルメ・レストラン

早速、内臓（ホルモン）数種類を注文

普段、札幌や帯広で食べる焼肉とは異なり、七輪で動物の内臓を焼いて食べるのが北見の焼肉の特徴だ。

開店と同時にテーブル、カウンター席が満席となった。

お店の入り口と外観

四条ホルモン グルメ・レストラン

次に立ち寄ったのは、ラーメン店「ななしぐれ」

ななしぐれ グルメ・レストラン

「しじみ」ラーメンが有名なようだ。

先ずは、オホーツクエール

きめ細かい泡で、芳醇な香りが良い。

ななしぐれ グルメ・レストラン

しじみが出来上がった。

ホルモン店でビール３本と日本酒２合
ここでもビールを頂き、気持ちよく酔える。

北見と言えば、ホルモンや地ビールが有名になる以前は、玉ねぎと薄荷が有名。

翌朝向かったのは、北見薄荷記念館

明治35年頃から生産が始まった北見薄荷は昭和14年に全盛期を迎え、当時世界薄荷市場の約70％を占めるまでに成長し、現在の北見の礎を形成する重要な産業だった。

薄荷蒸溜館 美術館・博物館

当時、世界一の薄荷の生産を誇った北見の薄荷の歴史がわかる。

天然の薄荷を生産していたのだ。

入場料無料

薄荷蒸溜館 美術館・博物館

昭和天皇も大東亜戦争終戦直後に薄荷を生産している北見農協を訪れている。

それくらい外貨を稼ぐ貴重な農産物だったのだ。

薄荷の爽やかな香りがどこか懐かしさを感じる。

北見薄荷記念館の隣にある建物は、薄荷蒸留館

この建物では、実際に蒸留をしていて、まだ青臭い薄荷の臭いが立ち込めている。

続いてやってきたのは、北海道遺産に指定されている「ピアソン記念館」
北見に赴任した宣教師の邸宅だ。

市内を見下ろすやや高台にあるこの建物と前庭は、MISIAのMVの撮影に使用されたことがある。
入場料は無料。

ピアソン記念館 美術館・博物館

建物の内部

ピアソン記念館 美術館・博物館

北大出身者をはじめ北海道内の著名人とも交流があった。

オホーツクビールと赤いサイロを購入するため北見駅に向かった。

北見駅前で見かけた郵便ポストと看板

この街は、冬季五輪の女子カーリングでメダルを獲得したことでカーリングが一躍有名となった。
北見市は、日照率が高いことと施設が整っていることで、アウトドアスポーツ(ラグビー、陸上競技など)の合宿でも使われる街になっている。

JRの駅は閑散としていた。

更に北見の先には、網走という街もあるが、ほぼ最果ての駅につき、１日に通過する列車も少ない。

北見駅四季彩館のおばちゃんの話では、北見市では、就職先が無いため若者がこの街からは居なくなり、駅の隣の大型商業施設「東急百貨店」も撤退し、人の往来が無いので、列車の本数も少なく儲かっているのは、老人相手の病院だけだといっていた。

北見駅 駅

オホーツクビールを購入

オホーツクピルスナー（白ラベル：下面発酵の淡色ビール）
オホーツクヴァイツェン（黄ラベル：小麦麦芽を上面発酵で醸造したフルーティーなビール）
オホーツクマイルドスタウト（黒ラベル：ローストした黒麦芽を上面発酵で醸造した濃色ビール）

ラベルの裏面

本日の夕食は、味覚園総本店
札幌にも数店舗進出している北見の有名焼肉店だ。

直接店舗に向かうものの満席で入れず、取り敢えず席が空いたら連絡を入れてもらうよう予約して市内を散策。

３０分ほど後、テーブルが空いた旨の連絡を受けて入店。

地元民に人気のお店のようだ。

味覚園 総本店 グルメ・レストラン

ススキノの味覚園にも何度か足を運んだことがあるが、正直なところ余り印象に薄い焼肉店だが・・・・
ここ北見の味覚園は、地元向きのメニューになっているらしい。

味覚園 総本店 グルメ・レストラン

やはり、札幌人はあまり食べることの少ない内臓中心のメニューだ。

地産地消
先ずは、内臓の８種を注文

このお店も七輪の上の排煙ダクトで強制的に排煙するので、お店の中は、クリーンだ。

味覚園 総本店 グルメ・レストラン

続いて「イチボ」をオーダー
この塊は、2,000円

イチボは、牛のお尻の先部分の部位だが、お尻部分の肉自体は、「ランプ」と呼ばれている。
一方、程よく脂ののった希少部位であるイチボはお尻の下部にある。
この下部にある部位は、臀骨部分がH型のためにエイチボーンが訛って「イチボ」という。

味覚園 総本店 グルメ・レストラン

ホルモンも焼き過ぎないよう常に焼き面を網の上で転がすのが上手な食べ方であるが、イチボを注文するとお店のアテンダントが、旨く焼いてくれる。

味覚園 総本店 グルメ・レストラン

ベリーレアで焼いてもらう。

味覚園 総本店 グルメ・レストラン

カット面
中が赤いのが旨い。

山ワサビと特性のタレで頂く

味覚園 総本店 グルメ・レストラン

程よく脂がのって旨かった。

追加で内臓を更に注文

焦さぬ様、トングで転がす。

味覚園 総本店 グルメ・レストラン

冷麺もオーダー

この時、ふと思い立った。

普段、食べなれていない内蔵系の焼肉の北見焼肉

イチボは良かったが、価格が高い
帯広の焼肉は、均一に焼ける無煙ロースターで、味付きの羊や牛、豚の肉を安く頂くことが出来る。
北見焼肉とは、全く異なる焼肉を食べに次は帯広に向かうこととした。

店内にもカーリングのポスター

味覚園 総本店 グルメ・レストラン

レジのところには、有名人の色紙

ビール３本と日本酒４合でマイタン

ホテルまで繁華街を通り帰る。

動物の内蔵を焼く北見焼肉を満喫。