韓国 男一人旅 軍事境界線と韓国車 １

2019/09/17 - 2019/09/20

コロナでやることがないので旅行記をはじめて書いてみました。
旅行は2019年9月のものです。

韓国往復7500円。気づいたら航空券を予約していました......。
せっかく一人で自由なので、戦争博物館・軍事境界線地帯巡りとヒュンダイ、キアのショールームがメインのマニアックな旅になっています。

１日目　福岡→ソウル
　　　　ザ・カプセル・ミョンドン　泊
２日目　ソウル→楊口→束草
　　　　エコノミーホテル束草　泊
３日目　束草→高城→ソウル
　　　　ベニキア・ホテル・フラワー東大門　泊
４日目　ソウル→福岡

その１ 表示中
その２ https://4travel.jp/travelogue/11616779
その３ https://4travel.jp/travelogue/11616867

エリア ソウル(韓国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス レンタカー
• 航空会社: チェジュ航空 ジンエアー
• 旅行の手配内容: 個別手配

最近韓国に全然行けていなかったので、出発の1週間前に思い切って旅行を決めました。

日韓関係悪化の影響もあってか、福岡発仁川往復7500円??

往復航空券と諸経費込みでこれは激安価格だと思い即決しました。

出発の2時間前に福岡空港に到着、いつもは韓国人観光客が大半を占めているカウンターも、日本人大学生がほとんどでした。

座席の指定は追加料金がかかるのでしていなかったのですが、チェックインの時スタッフの方が窓側か通路側か選ばせてくれたので通路側を選びました。

ジンエアーは大韓航空系のLCCだそうで、機内サービスや接客はかなり良かったです。

福岡空港 空港

福岡での出発が遅れた影響で、定刻約20分遅れで仁川空港に到着をしました。

中国便と欧州便の到着と被りましたが入国審査のレーンが多く開いていたため、10分ほどで入国することができました。

仁川国際空港 (ICN) 空港

まず、T-moneyカードに１万ウォンチャージして、
空港鉄道（A'REX）で最初の目的地の弘大（ホンデ）に向かいます。

直通列車が早くて便利ですが弘大入口は通過してしまうので、のんびり一般列車（各駅停車）で行きます。

仁川空港第1ターミナル駅 駅

久しぶりの弘大入口駅だったので、順路を間違って地下鉄の乗り換え改札に行ってしまいましたが、なんとか４番出口から地上に出られました。

秋夕明けの平日ですがさすが若者の街だけあって人が多いですね。
とりあえず買い忘れると怒られるので、お土産に頼まれたコスメをゲットします。

弘大入口駅 駅

ランチは冷麺の気分だったので、NaverMapで調べておいたユッサムネンミョンホンデ2号店に行きました。

ビビン冷麺と迷ったのですが、一番人気の水冷麺と炭火焼肉のセットを注文。

冷麺の量も味も十分でカルビも香ばしくて美味しかったです。
しかもこれで7000ウォン！　
大満足で店をあとにしました。

そして気になっていたアニメイト弘大にやってきました。

店内はアニソンがガンガン流れていて、日本語ばかりなのでまるで日本にいるような気分です。

日本語のコミックコーナーと韓国語翻訳版のコミックコーナーがあり、見ているだけでオタクは楽しめると思います。

韓国版のかぐや様1巻をお土産で購入し、記念に韓国アニメイトカードを作りました。

戦争記念館に行く途中に見つけた1台ですが、
まさか韓国でハスラーを見るとは思いませんでした。

右ハンドルで日本の車検シールも貼ってあったので日本から輸入したのでしょうか。
調べてみると日本車を並行輸入している業者が韓国にもあるみたいですね。

バスで戦争記念館へ向かいます。昔よりだいぶ運転が穏やかになりましたよね。

バスに揺られること約30分、戦争記念館前に到着です。

朝鮮戦争を中心とした展示で拝観料は無料です。

屋外展示場には朝鮮戦争で実際に使われた兵器が展示されているらしいので、まずは目当ての戦車の展示スペースへ向かいます。

戦争記念館 博物館・美術館・ギャラリー

そこで待っていたのは塀と「工事案内」の4文字......。

......。

戦争記念館 博物館・美術館・ギャラリー

辛うじて高い場所から中が覗けましたが、結構がっかりです。

一番楽しみだった戦車が見れないとは思いませんでした。
工期が2020年1月までだったのでまた来ましょう......。

左はソ連のT-34-85、右は米のM4A3E8。

ぶらぶら展示を見ていると奥の方にひっそりと展示されているのを見つけました。

その他にも多数の展示があったのですが、工事の影響で立入禁止エリアが多く、一部しか見られませんでした。

チャムスリ級哨戒艇 PKM-357
2002年に延坪(ヨンピョン)島付近で発生した北朝鮮艦艇との銃撃戦で、被弾沈没した船体のレプリカで、引き揚げられた実物は韓国海軍の司令部にあるらしいです。

F-86D戦闘機
全天候戦闘機で鼻先のレドームが特徴ですよね。

MiG-19戦闘機 朝鮮人民軍空軍

半潜水艇　
北朝鮮のスパイが使用していたものらしいです。

写真以外にも数多くの兵器があり、1時間ほどかけてじっくり見てきました。

次は館内の展示に向かいます。

展示室は3フロアに分かれており、下から順に古代から現在の戦争や兵器などの歴史などを順番に見ることができます。

特に朝鮮戦争（6.25戦争）の展示が多く占めており、実際に使われた韓国軍の装備と朝鮮人民軍の装備が比較しやすいように展示されており、中国・ソ連の装備や米軍の装備なども細かく展示されていました。

また国連軍として参加したすべての国々の制服と装備なども展示されていたので驚きました。写真はイギリス軍のものです。

館内展示には他にも個人寄贈の関連品なども収蔵されていたほか、車両、新聞、等身大模型等数多くの収蔵品が展示されていました。

館内展示も工事の関係で一部見られない部分があったのですが、時間の都合上飛ばし気味で回っても2時間近くかかりました。

朝鮮戦争についてあまり詳しくは知らなかったのですが、今回戦争記念館を訪れたことで詳細に触れられとても勉強になりました。現在も停戦中で、後方司令部は横田基地にあるという事実を改めて実感することができました。

次は狎鴎亭にあるヒュンダイモータースタジオソウルに向かいます。

予定より長く戦争記念館にいたので夕方のラッシュ時間とかぶってしまいました。

40分ほどでヒュンダイモータースタジオソウルに到着です。

最新のヒュンダイ車が３～５Fに展示されており、入場無料で自由に試乗も可能です。日本ではお台場にあるトヨタのMEGAWebが一番似ていると思います。

館内は各階でジェネシスフロア、SUVフロア、中・小型車フロアといったようにジャンル別に分けられていました。

G90

G80

ヒュンダイの高級ブランド「ジェネシス」のフロアです。
個人的にはG70が好みですね。

窓際には車が吊るされた姿で展示されています。
車の下回りがしっかり観察できるので見ていて面白いです。

ソナタハイブリッド
日本車にはない造形で興味深いです。
韓国ではタクシーでよく使われており専用グレードもあるようです。
アメリカでもカムリやアコードと同じくらい見かけます。

この旅行で一番見たかったのがこのヴェロスターNです。
直4 2Lターボで275馬力
発表されてからずっと気になっていた車です。

試乗できるか受付の方に聞いたのですが要予約制とのこと......。
ぜひ次回はオンライン予約して試乗したいですね。

車に乗りこむことはできるので、シフトフィーリングやシートをしっかり堪能しつつ、受付の方に詳しい説明をしてもらいました。

パリセード
大型SUVで韓国国内やアメリカでもかなり人気らしいです。
車格はランクルと同じくらいでしょうか。

車以外にもカフェや図書スペースが併設されており、韓国の車文化も知ることができました。

次は近くにあるキア自動車のショールーム「BEAT360」にハシゴです。

こちらはワンフロアのみの構成で館内は車が縦列駐車のように展示されています。

このスティンガーは欧米では評価が高く、韓国車では気になる1台です。
次は絶対に試乗してみたいですね。

K3 (海外名:Forte)
2日目に借りるレンタカーはこの車種で予約しています。
車格はMAZDA3と同じくらいです。

K5 (海外名:Optima)

K9
受付の方の説明ではキアのフラッグシップモデルで、ジェネシスG90と共通プラットフォームのようです。

他にも様々な車が展示されており、1時間ほどかけてじっくりと回りました。

ホテルへの帰り道、地下鉄の自販機にマッ缶があって驚きました。
福岡でもあまり売っていないのに、ソウルで見かけるとは思いませんでした。

1日目最後は東大門の低価格大型スーパー「No Brand」で韓国食材やお土産を購入しました。
夕食は１Fのフードコートで済ませます。
何店舗かありましたがあっさり系を食べたかったので、カルグクス(?8000)を食べました。

2日目はいよいよレンタカーを借りて第4トンネルや乙支展望台へ向かいます。