2019中欧4カ国12日間　初日・2日目（ブダペスト）

2019/09/12 - 2019/09/23

「中欧4ヵ国」今回の秋旅行は昨年の流れで中欧にほぼ決定していたものの、相変わらず長期休みの調整に手間取り日程が確定できず。
やっと決めたら何と「満員御礼！」え～。前後で空いている所を探し予約完了。失礼ながらこんなに人気があるとは？想像していませんでした。

今回も昨年同様に日本からのツアー企画で、現地集合・現地解散プランにしました。ヨーロッパでの国を超えての移動の面倒を解消するためと、集合解散都市での自由な行動をプラスしたスタイルが気に入っています。
今回のツアーは恐らく29名だったと思います。（全員集合で何かやった訳では無いので不明）
今回も充実した観光と、自分たちで困難を乗り越えた充実感、そして今までには体験した事の無い好天続きとなり、大満足な旅となりました。

JTB　中欧4ヵ国巡り8日間（現地集合パッケージ）：＠175,000円（11,500人民元）
（成田発当該日通常料金：399,900円）
ルフトハンザ航空：諸税込＠6,901元（往復4フライト）
※燃料サーチャーサージ等含めて考えると、日本発より相当お買い得感ありませんか。
ミレニアムコートブダペストマリオットエグゼクティブアパートメンツ：1,005元（1泊朝食付）
オーストリアトレンドホテルラートハウスウイーン：2,339元（2泊朝食付）
※個人手配分のホテルは予約時期が遅かったせいなのか、旧市街の便利な所を選んだせいなのか、我が家としては割高に感じます。
　
★①9/12(木)　上海⇒
★②9/13(金)　ミュンヘン⇒ブダペスト
　③9/14(土)　ブダペスト
　④9/15(日)　ブダペスト
　⑤9/16(月)　⇒ブラチスラバ⇒プラハ
　⑥9/17(火)　プラハ⇔クトナーホラ
　⑦9/18(水)　⇒チェスキークルムロフ⇒ウイーン
　⑧9/19(木)　ウイーン
　⑨9/20(金)　ウイーン
　⑩9/21(土)　ウイーン
　⑪9/22(日)　⇒フランクフルト⇒
　⑫9/23(月)　⇒上海
★印の日がこの旅行記です

※中国上海在住者です。

エリア ブダペスト(ハンガリー)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅行通の皆様には不要ですけど、中欧四カ国の位置関係をおさらいしておきます。

今回の行程は上海からミュンヘン経由でハンガリーの「ブダペスト」に入ります。団体ツアーとの合流前はブダペストに前泊して観光を楽しみます。
ツアーでは「ブダペスト」2泊後、スロバキアの「ブラチスラバ」経由でチェコの「プラハ」へ行き2泊。プラハから「クトナーホラ」へ半日観光オプションに参加。
「チェスキークルムロフ」経由でオーストリアの「ウイーン」へ行き2泊。
ツアーと別れてからさらに2泊してウイーンを楽しみました。
中欧4カ国を効率よく回るコースですが、私達みたいに合流前後に延泊しないと、ブダペスト、プラハ、ウイーンが実質1日しかなく、少し忙しく・もったいない感じもあります。
プラハのみ、そんな物足りなさを感じたものの、ブダペストとウイーンは延泊のお陰で十分堪能で来ました。

上海浦東国際空港
ルフトハンザ航空チェックインカウンター21:10

出発当日は出社し、午後は休暇を取り一旦帰宅。
早い夕食を軽く済ませ、19:30頃出発。公共交通機関を乗り継いで空港へ。
先ずは予約しておいたWiFiを2階で受領し3階でチェクイン。
WiFi：11日間209元（約3,200円　安くないですか！）

上海浦東国際空港 (PVG) 空港

21:50ラウンジ

同じスターアライアンスの中国国際航空ラウンジへ
（ANAスパーフライヤーズカードで利用）

上海浦東国際空港 中国国際航空ラウンジ (No.71ラウンジ) 空港ラウンジ

長旅の前にゆっくりしましょう。

中国的なラウンジですけどまずまず。

D67搭乗ゲート

LH727　23:35発
23:00頃には搭乗口へ

A340-600

座席配列は２－４－２
窓側2席を確保し長時間フライトに臨みます。
欧米人中心にほぼ満席。日付が変わった0:20離陸。

01:30　1回目の食事

夕方に自宅で食べて、搭乗前にもラウンジで堪能し、でも食べて飲んでしまいました。パスタとピラフだったか？

トイレは客席フロアにはなく、階段を下りた下階に集中してありました。今までにこのタイプは見たことありません。

中秋節　中国時間05:00

現在地では何時だか分かりませんが、本日9月13日は中国にとって重要なお月見の日です。上手く撮影出来ていませんが、綺麗な満月でした。
今回の旅はいつもと違い天候に恵まれるかも？？

2回目の食事　

朝食でしょうか　中国時間10:20
ソーセージに芋とスクランブルエッグ（ドイツ式？）
チャーハン（中国式？）

長澤まさみ　50回目のファーストキス

食べて、寝て、映画を何本か見ながらドイツを目指します。11:20

過大な苦痛も無く経由地のドイツへ。空港制限区域からは出ないものの何年ぶりのドイツか？

ミュンヘン国際空港

ここで乗り継がなければならないのですが、当初から乗り換え時間が1時間しかない便を選択していました。それを逃すと5～6時間後になってしまうからです。事前に乗り継ぎ必要時間や体験旅行記等を調べて臨みました。
中国時間11:33、現地時間05:33ほぼ予定通り着陸（中国との時差－6ｈ）
降機後早歩きでGホールを目指します。この時点で05:42

フランツ ヨーゼフ シュトラウス国際空港 (MUC) 空港

事前にネットで調べた最大の関門！ここのセキュリティーでの渋滞が乗り継ぎ時間の課題。でも早朝だったせいなのか、それほど時間はかからずで通過。（でもでもゲートの開放箇所が少なく結構焦りました）05:53

プレッツェル
このパンを見るとドイツに来た実感が湧いてきます。

かなり走りました。ホールGまで何とかたどり着き、少しほっとしてショップを覗きますが、このホールには免税店の類は無いのか、まだ早朝なのでやっていないのか静まり返っています。06:08
時間が無いのでラウンジは利用できませんでした。ちなみに空港価格ですけど売店のペットボトルコーラ(500ml)3.8ユーロ、瓶ビール4.9ユーロ。空港価格とは言え高過ぎでしょ。

フランツ ヨーゼフ シュトラウス国際空港 (MUC) 空港

大きな空港です。ここはそこのほんの一部の様です。

フランツ ヨーゼフ シュトラウス国際空港 (MUC) 空港

G46　06:15

あんなに頑張って緊張しながら走ったのに、そろそろ搭乗時間のはずなのですが静まり返っています。

LH1674 06:45発

予約便名はルフトハンザでしたけど、実際はその傘下のAirBalticの機材でした。
06:38搭乗、06:58離陸

AIR BaliticA220-300

２－３　座席配列は傾かないかちょっと心配。
写真撮影後にもう少し乗り込んできましたけど満席にはならずです。
早朝の便ですから。

早朝ですけど折角のドイツですのでビールもいただきます。
（これは勿論ドイツビールだよね？）

ブダペスト国際空港

08:00着陸　
空港の様子も街の状況も良く分からないので、先ずは制限区域内で両替を済ませます。
売店で水を購入：500ml 399Ft（ちなみにコーラ749Ft）
大きくない空港で着陸後20分くらいで外に出れました。
さあ初めての中欧、どうやって市内まで行けるのか？
（１Ft=0.38円）

リスト フェレンツ国際空港 (BUD) 空港

券売機は中国語対応していたので何とかクリア。確か一日券等では市内行きバスには乗れないとの情報で・・・

100Eバス

空港まで鉄道が接続されておらず、約24Kmある市内への移動手段はタクシーかバス。
以前は200Eバスに乗って地下鉄に乗り換えての移動だったそうですが、2017年から直通の100Eバスが登場。
900Ftだったか？8:30出発

200Eは7～8分毎に出ているようですが、100Eは1時間に数本だけの様です。

バスは市内で何カ所か停まって終点へ向かうようですが、ホテルから一番近そうな所と決断して、ここで下車しました。
バス停はトラムが行きかう自動車の交通量が多い交差点です。
市内に入って渋滞していたこともあり約40分くらいかかったでしょうか。

初めてのハンガリーですので、交通事情も何も分かっておりません。ホテルまで歩けそうなので、スーツケースを引きながら南へ進みます。方向感覚だけは自信あり。
通り沿いの建物は歴史を感じさせるものが多く並びます。

ミレニアムコートブダペストマリオットエグゼクティブアパートメンツ

街並みをゆっくり眺めながら迷うことなくホテルへ到着。
30分弱歩いたでしょうか9:40着
さすがに部屋の準備が整っていないようで、荷物を預けて散歩へ出かけます。

ミレニアム コート ブダペスト マリオット エグゼクティブ アパートメンツ ホテル

ドナウ川沿いを散策します。

エルジェーベト橋 建造物

ドナウ川沿いにトラムが走ります。

エルジェーベト橋 建造物

対岸には王宮が見えます。

くさり橋

ぶらぶら歩いて30分くらいでしょうか。

セーチェニー鎖橋 建造物

重厚感ある橋です。

セーチェニー鎖橋 建造物

2018年から改修工事をやっているとの情報があったので、工事が完了しているのかが気がかりでしたが大丈夫でした。とても立派で綺麗です。

セーチェニー鎖橋 建造物

クラークアーダム広場

くさり橋を渡ってきたブダ側正面にある、橋の建設にあたった人の名前を冠した広場です。ケーブルカー乗車待ちの列が続きます。10:50

クラーク アーダーム広場 広場・公園

王宮の丘へ登る短いケーブルカーです。
王宮へは後日改めて来ることにしましょう。

ケーブルカー (王宮の丘) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

ドナウ川のブダ地区側沿いにもトラムが走ります。

鎖橋を渡りブダ地区側へ戻りましょう。

橋の上からは国会議事堂が見えます。

セーチェーニ・イシュトヴァーン広場

くさり橋のペスト側真正面には、こちらも建設にかかわった伯爵の名が付いた広場があります。特に何もありませんが、フォーシーズンホテルがどんと構えます。
11:20

セーチェニ イシュトヴァーン広場 広場・公園

ヴェレシュマルティ広場

19世紀の詩人ヴェレシュマルティの像が中央にあります。広場全体の改修工事が行われていました。

ヴルシュマルティ広場 広場・公園

ランチ処を探しながらヴァーツィ通りを北から南方向へ進みます。
ヴェレシュマルティ広場に面した小さなレストランへ入ってみましたけど、改修工事の埃が舞っていたので退店。
でも先に進むもテラス席があるカフェはどこも満員です。

アンナ カフェ 地元の料理

ヴァーツィ通りは人通りも多く、どこのお店も繁盛しています。
しかし脇道に入った一角に数件のレストランがあり、迷いながらも空き席もある庶民的な？お店のテラス席に。丁度12:00過ぎくらい。
写真左側手前のお店です。

ビール＋グヤーシュ

ハンガリを代表する料理の一つがグヤーシュとの事なのでオーダー。
もう少し具沢山なイメージでしたけど、小さな肉や野菜が底に沈んだようなものでした。

メニューの読めない我が家ですので、無難にピザをオーダー。

この旅の実質初めてのレストランでの食事。
長旅の苦労とお店の雰囲気とで全部美味しく満足しました。

ビール2,380Ft（2杯）
ピザマルゲリータ2,500Ft
グヤーシュ2,690Ft
サービス料1,000Ft
合計8,570Ft　（31.16EUR　ユーロでもOKみたいです）

ヴァーツィ通り

そろそろホテルへ戻りましょう。

ヴァーツィ通り 散歩・街歩き

泉

街中にはこのような泉が各所にありました。

ミレニアム コート ブダペスト マリオット エグゼクティブ アパートメンツ

長期滞在者向けのマリオットブランドのホテルの様です。
小さなフロントデスクとソファーがあるだけの質素な・・・。13:22

ミレニアム コート ブダペスト マリオット エグゼクティブ アパートメンツ ホテル

ミニキッチンやリビングもある広い部屋です。

ミレニアム コート ブダペスト マリオット エグゼクティブ アパートメンツ ホテル

長期滞在用のホテルの様です。
今回は必要ありませんが、ミニキッチンがあると何かと便利だと思います。
機内ではあまり寝れていないので、2～3時間昼寝しま～す。

ちょっと寝過ぎてしまったか！観光＋夕食に出掛けないと。18:00頃出発。
ホテルは繁華街の一つのヴァーツィ通り近くにあるので、レストランや両替所も多くあります。

１Ft=0.38円
計算しづらいですね。

今回は以前の残っていたユーロで両替。
50ユーロ＝16,050Ft

地下鉄駅前です。
街中重厚感のある歴史を感じる建物ばかりです。

フェレンツィエク・テレ駅18:15

チケットを購入したら日本的な改札は無く、ホームへの入口にある打刻機で印字します。
料金はそれぞれシングルチケット350Ft、トランスファーチケット530Ft、10回券3,000Ft、24時間券1,650Ft、ブダペストカード6,490Ft、3stopsチケット300Ftになります。（2019年2月現在）

超高速エスカレーター

ホームは深くにあるため、エスカレータが長いです。加えて速度も日本とは比べ物にならない速さ。お年寄りはとっても危険です。

地下鉄3号線

小さめな車輛です。

ブダペスト西駅　18:30

あのパリのエッフェル塔と同じギュスターヴ・エッフェルによって設計された、美しい駅です。

ブダペスト西駅 (ニュガティ パーイアウドゥヴァル) 駅

古い工場なような建物です。

ブダペスト西駅 (ニュガティ パーイアウドゥヴァル) 駅

こちらの駅も出入りは自由で、列車が入線するとゆっくり乗り込みます。
並んだり急いだりすることが無いのは、アジア諸国と違い全体的に人が少ないからでしょうか。

増築を繰り返しているように、様々なホームがあります。

長距離列車的な車輛が各種並びます。

駅前は人も多く、新型車両のトラムも頻繁に行き来します。

世界一美しいマクドナルド　18:45

マックの前でも絵になります。

「世界一美しいマクドナルド」といわれる店内は、天井を高く設けたクリームイエローを基調とした空間。天井の周辺にはしっくい装飾が施され、実に上品な雰囲気です。

ソファ席を中心に、一つひとつの席がゆったりと配置され、空間の使い方がなんとも贅沢。さすがは、世界一の呼び声高い店舗だけあります。この空間を見て、誰が一体マクドナルドだと思うでしょうか。（ネット情報より転載）

マクドナルド（ブダペスト西駅店） ファーストフード

もちろんマックですので販売するカウンターはお馴染みのものです。

雰囲気だけ楽しませて頂きました。

行きは地下鉄で西駅まで来ましたけど、帰りはドナウ川方面から歩いて帰ることに。

国会議事堂の正面にも立派な建物があります。

民族博物館 博物館・美術館・ギャラリー

国会議事堂

国会議事堂 (ブダペスト) 現代・近代建築

こちらが正面でしょうか。

ハンガリー首相ギュラ・アンドラッシ伯爵
19:20日が暮れてきて各建物はライトアップされています。

ラーコーツィ・フェレンツ二世の騎馬像（だと思います）

国会議事堂のドナウ川側からの眺望はより壮大な趣です。

くさり橋方面へ進みます。

川沿いを歩いていると靴のオブジェが並んでいました。

国会議事堂のすぐそばのドナウ川沿いに、点々と靴が置いてあります。これは、ホロコーストによって、多くのユダヤ人が射殺されて、ドナウ川に落ちていった悲劇を後世に伝えるために作られました。（ネットより転載）

ドナウ川遊歩道の靴 モニュメント・記念碑

またも夕食処を探しながらヴァーツィ通りを南下します。もう20:00くらいです。
事前に調べたお店も無いので、あちこち覗いているうちに通りの端まで来てしまいました。

ヴァーツィ通り 散歩・街歩き

Hungarian Hell's Kitchen

結局ホテルも通り過ぎた地下鉄駅手前のこちらのお店に。
タイミングよく空いたテラス席に着席。

店内も繁盛していました。

メニューの限りなく下の方に記されているワインをオーダー。
雰囲気と言うスパイスが加わっているのでしょうけど、とっても美味しいワインです。

グヤーシュ（だと思います）

昼と違い肉がゴロゴロ入っており、ボリュームもあります。

こちらは鶏肉のグリル。

初日のディナーは大成功。

実質な初日なので我が家にとっては贅沢してワインも頂きました。21:40
3,590Ft
4,990Ft
ワイン5,625Ft
サービス料1,845Ft
合計16,050Ft　
6,000円くらいでしょうか

さすがに人通りも少なくなってきました。酒屋みたいなお店があったので覗いてみます。
TOKAJI（トカイワイン）
8200～2990Ft
買いませんでしたけど名産のようなので見学。
水170Ft、缶ビール330Ftだけ購入し、ホテルに戻り長～い実質初日が終了。
9月12日・13日合わせて約28,000歩、歩きました。

（下記ネットからの転載）
トカイワインまたはトカイ（ハンガリー語:Tokaji）は、ハンガリーのトカイ (Tokaj) と周辺の地方からなるトカイ・ワイン地区（ハンガリー語：Tokaj-Hegyalja Borvidék）で作られるワインである。またトカイワイン地区の北端はスロバキアの国境と接しており、スロバキア側で作られた貴腐ワインもTokajiと表記することがEUの採決により許されている（同時にそれ以外の国や地方の貴腐ワインをTokajiあるいはそれに類する表記で販売することは禁止された）。