時を忘れるモネの池 岐阜の清々しい水と美味しい旅

2019/09/14 - 2019/09/14

秋を感じつつもまだ夏を忘れたくない。
まだ水と触れあえる季節の今、清々しい川がある岐阜へ行こう。
行きたかったのは、モネの池、元祖流しそうめん、鮎の塩焼き。
どれも綺麗な水が欠かせない。
今回は水（と美味しいもの）がテーマの旅。

エリア 岐阜

さあ早起きして出発！
早朝なので朝食は高速道路のサービスエリアで済ませよう。
長良川ＳＡにて。

すったてラーメンをチョイス。
すったてとは大豆をすりおろしたもの。豆乳ほどクセがないので食べやすい。これ朝食にいい。

目的地の駐車場に到着。
最初は名もなき池だった。いつからか誰が呼んだかモネの池。

太陽が昇ってきたが、まだ池には日が差し込んでない。間に合った！

すでに結構な人が来てます。

すごいな！
池って普通は底が見えないけど、この透明度。

水草も緑、黄、赤など様々な色。
そして鯉はまるで宙に浮いてるような。

錦鯉は回遊してるのでじっと待つ。
そして良いタイミングでシャッターを切る。

撮影してる人々のほぼ全員が映り込みをわかっているので反対側の岸に行きません。
空気を読めないオジさんが一人ずっと立っていた。皆んな無言で念力のようなオーラを発する。

池の傍には趣きのある神社が。
ちゃんと手入れされていました。

モネの池付近にはのどかな風景が広がっていた。
服にトンボがとまって懐かしさと秋を感じる。

モネの池の駐車場から下の板取川を見る。
ものすごい透明度。

少し上流に車を走らせていると、橋を渡った時に川の綺麗さにビックリ！
慌てて車を停めました。

宝石のように澄んだまさにエメラルドグリーン。
岩魚が泳いでいるのが見える。こんなところなら釣れなくてもいい。

もうひとつ行きたかった阿弥陀ヶ滝荘の元祖流しそうめん。
車でギリギリ近くまで行くと無料駐車場がある。

普通は流しそうめんって竹を割った樋だけど、ここは石造りの樋で珍しいんです。

まだ11時なのに、もう結構やってるね。

つゆが地溜まり醤油、本ワサビでそうめんは食べ放題。
この写真見てマタタビスカッシュに気がつく。どうなんだろう。今も売ってるのかな。

流しそうめんは宮崎が発祥と言われている。元祖っていったいなんだろう？
ネットの力をもってしても発祥の地であるものを見つけることはできなかった。

沢の水で冷やすドリンクはかなり冷たい。

では、そうめん頂きます。
石造りの樋をそうめんが流れてくる。ここにしかない体験。

水が冷たくてそこそこ食べると寒くなるぐらい。
同じ樋に食い箸を入れることになるので神経質な人にはちょっと厳しいかも。

さっき見たからかな。岩魚の塩焼きも食べたくなり注文。身がふっくらしててやはり美味いな。

ご馳走さまでした。
腹ごなしに滝まで歩こう。

途中の湧き水にはお賽銭？いっぱい。
水はとても綺麗。

なんですと！

山の上から何かが通って草が押し倒された跡が。
いやいや、こんな森の中、熊さんに出会いたくないぜ。

阿弥陀ヶ滝に到着。
落差60メートルあるので立派。水量もあり見応えがある。

マイナスイオンたっぷり。水に勢いがある。

滝の裏には窪みがあり石仏や石積など。
ここは信仰の山、白山の麓。

倒木をまじまじと見る。
大木の根って命の営みと力強さを感じる。

降りる道中に小さい滝も。
青紅葉と奥の御堂がいい。紅葉の時期はさぞかし。

車で移動中に棚田の案内板が。
寄ってみると休耕田が多かったかな。棚田も水を大切に使ってきた人類の知恵。

そして大好きなソフトクリームを食べに。
クリークサイドという分水嶺公園の脇にあるお店。Ｂ＆Ｂの宿がやっている。

エアリーでミルク感たっぷりの逸品。いいですねここ。お気に入りました。

隣の分水嶺公園は太平洋側は長良川、日本海側は庄川の運命の分かれ道。

一目瞭然(^ ^)
たまたまソフトクリーム目的で来て水に関わるスポットに巡りあう。

行きしなに目をつけていた道の駅併設の長良川あゆパーク。
天然あゆ、あるじゃない。

釣り人から直接買付してるそう。
看板は1000円だけど小さいから750円にしてくれた。
やはり天然物は身が締まってワタが美味い。大満足。

まもなく紅葉やスキーのシーズンを迎えるエリア。
夏の名残りの美しさが心に残る旅になりました。

最後までお付き合いありがとうございました
(^ ^)