2018/07/22 - 2018/07/22
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ヒビーさん
航空自衛隊千歳基地航空祭午後の部です。
後編は政府専用機の撮影とF-15戦闘機の記念撮影とブルーインパルスの曲技飛行の観覧です。
果たしてブルーインパルスの飛行までに天候が回復するのでしょうか?
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
イチオシ
滑走路のはるか南側には政府専用機のうちの1機が駐機していたので望遠で撮影しました。
ぷー 「近くに来ないかな~」
ぐでたま「そのうち来るんじゃね?」 -
イチオシ
すると間もなく空から轟音が聞こえ、周りの人が空にカメラを構えるともう1機の政府専用機が車輪を出して現れました。
政府専用機の飛行展示のようで、本来ならF-15戦闘機と編隊飛行の予定だったらしいですが、悪天候の為単体での飛行になったようです。
ぷー 「すごい迫力だね~」
ぐでたま「無事に撮れて、よかったんだわ~」 -
11時頃です。
お土産も買い終わり、朝も早かったので早めの昼食にしました。
ぐでたま「どこにするん?」
ぷー 「ここでしか食べられないならやっぱりここで決まりでしょ」
千歳地方隊友会千歳支部が展示即売店を出店していました。
提供している商品はどこにでもあるものですが、ここはやっぱり名称で決めました。
千歳基地航空祭では毎年出店して鶏肉120キロを4つの窯で揚げるそうで、ブルーインパルスの飛行の時には完売するそうです。
千歳地方隊友会は自衛隊OBで運営されている会だそうで、緊急事態の際に千歳市と通信・情報・救護・警備等で協力するという協定を結んでいるそうです。 -
昼食を買ったものの、座って食べるスペースの確保に困りました。
敷地内の行動スペースには限りがあり、ちょうどいい草地の所は進入禁止で座っていた人達は隊員に移動を促されていました。
壁際にとりあえず人1人座れるスペースを確保して食べる事にしました。
ぐでたま「それだけで足りるん?」
ぷー 「ここでしか食べられないザンギとフライドポテトだからそれで満足だよ」
会場内にこれだけの人がいたら座る場所よりもっと困るのがトイレです。
仮設トイレが多数設置されていましたが足りるはずもなく、至る所で行列ができていました。 -
イチオシ
昼食後に再び滑走路の方に行くと、政府専用機2機が接近していました。
とりあえず2機が収まる位置で撮影しました。
ぐでたま「この日の為に、わざわざ遠くから、お疲れ様なんだわ~」
ぷー 「どうもそうじゃないらしい」
ぐでたま「何で?」
ぷー 「実はこれにはいろいろあってね・・・」
政府専用機ですが実は千歳基地所属で、使用する時にわざわざ羽田空港に飛ばして運用しており、しかも故障に備えて2機同時に飛ばしているそうです。
政府専用機はB747-400で、1993年より運用が開始されたそうで、整備は日本航空に委託して運行は航空自衛隊で行っているそうです。
なぜこのような事になっているかと言うと、政府専用機は要人を載せるだけでなく、紛争地帯にいる邦人の救出も任務としている為、そのような危険な飛行を日本航空の職員にさせる訳にはいかないと労働組合が主張しているので、政府専用機の客室乗務員も搭乗員も自衛隊員でなければならないそうです。
それなら最初から航空自衛隊で全て整備も行えば問題ないのかもしれませんが、航空自衛隊には政府専用機と同じ機体はなく、たった2機の本来の任務とは直接関係のない機体のために整備用の設備を設けたり、人員を裂けないそうなので、整備は日本航空に委託しているそうです。
その結果、政府専用機は基地と日本航空が共存する空港でなければならず、一番近い百里空港は以前経営破綻した日本航空は発着便がない為、そうなると新千歳空港しかないという事になってしまったのです。
ぐでたま「毎回燃料無駄に消費するより、近くの基地に整備する場所作った方が、安いんじゃね?」
ぷー 「う~ん、それはどうなんだろうね~、現状の方が安く済むのかそうでなければ税金の無駄遣いだね」 -
側面にまわるとタラップを取り付けて扉が開きました。
ぐでたま「乗れるん?」
ぷー 「さすがに無理でしょ」
2019年3月の退役後は競争入札の結果、2機ともリサイクル会社が落札したそうです。
内部の調度品は浜松報道館と石川県立航空プラザで展示されるそうです。
内部はリサイクル業者に引き渡しの前に初めて報道機関に公開されましたが、更に重要な部分はトップシークレットの為に公開されなかったそうです。
なお、退役後の情報についてはブログ更新時に判明しました。 -
11時40分頃です。
ブルーインパルスの曲技飛行まで時間があるので、F-15DJのコックピット付近での記念撮影をするのに並ぶ事にしました。
1972年に初飛行して1976年にアメリカ空軍でF-15Aが実戦配備されたそうです。
実戦に投入されたのは初飛行から18年後の1990年の湾岸戦争だそうで、その後はコソボ紛争やイラク戦争にも投入されたそうです。
最終的にはアメリカ空軍はA型からD型まで911機購入したそうです。
現在では在日米軍と在欧米軍でのみ運用されているそうです。
日本ではF-15C/Dをベースで三菱重工業を主契約社としてライセンス生産されて、これまでに日本仕様のF-15J(単座型)165機とDJ(複座型)48機が製造されたそうで、1981年に配備されたそうです。
ぷー 「すごいよ~千歳から東京まで17分だって」
ぐでたま「時間も凄いけど、燃費もすごいんだわ~」 -
行列の途中から両側のコックピットから撮影できるように分かれました。
その分かれる部分でエンジン部分で記念撮影ができました。
ぷー 「ここから炎が出るんだって、一瞬で卵焼きができそうだね」
ぐでたま「跡形もなくなるんじゃね?」 -
ぐでたま「どっちに並ぶん?」
ぷー 「う~ん、右側がコックピットの前の席みたいだね」
そういう事で右側の列に並ぶ事にしました。
右後ろから撮影しました。 -
50回離着陸をしたタイヤが展示されていて、触る事もできました。
ぐでたま「タイヤがつるつるなんだわ~」
ぷー 「すごいよね~」
ぐでたま「ぷー君も見た事ないん?」
ぷー 「見た事ないよ~ヒビーの車なんてつるつるどころか溝が残っててひび割れしてるからね」
ぐでたま「すぐに減るのも勿体ないけど、長年使っててひび割れするのも勿体ないんだわ~」
ぷー 「とりあえずぐでたま君、触ってみてよ」
ぐでたま「やめれ~ぷー君が触ってみればいいっしょ」
ぷー 「ボクだって汚れちゃうよ~ヒビー触って」
当然ながら指が少し黒く汚れます。 -
こちらが新品のタイヤです。
ぐでたま「値段、書いてないんだわ~」
ぷー 「ヒビーの車のタイヤ何セット分だろう~」
調べてみると2016年の時点ではメインギア2つとノーズギア1つで、31万1200円と消費税だそうです。
ぷー 「それを50回で取り換えるんだね~」
ぐでたま「維持費がかかるんだわ~」 -
機外燃料タンクです。
こちらも触る事ができます。
ぐでたま「ぷー君、触ってみるんだわ~」
ぷー 「触るのはヒビーに任せるとして、これ1個でドラム缶12個分だって」
ぐでたま「戦闘になったら捨てるって、海じゃない所で戦闘になったら捨てられないっしょ」
ぷー 「日本は島国だし戦争をしに行かないから、仮に戦闘になったとしても海の上だよ」 -
イチオシ
列に並ぶ事およそ1時間後にようやく順番が回ってきました。
足場を上ってコックピットの高さまで来ました。
ぐでたま「コックピット付近は、撮影禁止なんだわ~」
ぷー 「じゃあここから後ろを撮影するね」
結果論ですが、左側の列に並べばコックピットの後ろの席に座って記念撮影ができたようです。
ぐでたま「隊員に聞けば良かったんじゃね?」
ぷー 「コックピット付近は禁止って言われていたからそこまで聞く余裕はなかったね」 -
F-15での記念撮影が終わり、ブルーインパルスの曲技飛行の前に簡易トイレに並んでいると、毎年来ているという年輩の常連の方がトイレ待ちの間に話しかけてきて、前年は悪天候で中止だったそうです。
ぷー 「毎年来ているなんて凄いよね」
ぐでたま「熱狂的なファンなんだわ~」
トイレを済ませて13時5分頃です。
いよいよメインイベントのブルーインパルスの曲技飛行が始まります。
まずはアナウンスとともに隊員の紹介が行われていました。
その後は機体の最終点検等で時間を費やし、離陸に向けて動き出したのは13時40分頃でした。
ビデオカメラを構えましたが、人だかりが多い上に飛行機が動いているので、人の頭で見えなくなったりしてうまく撮影できませんでした、 -
飛行機が南側に移動して行き、それから数分後に南の空から北へ向けて1機ずつある程度の間隔を開けて飛行していきました。
その後少し間が開いたと思ったら会場のアナウンスで「皆様にご挨拶に参ります」の声とともに東の空から4機が隊列を組んでスモークを出して現れました。
この写真と次の写真はビデオカメラの動画から切り出しました。
ぷー 「煙が出てるよ!故障じゃないよね?」
ぐでたま「故障じゃないから・・・」
わかってはいるものの、実際に初めて見ると驚きました。 -
スモークを出し終わると頭上を越えて西の空へと飛んでいきました。
ぷー 「なかなかのアップだね」
ぐでたま「これが限界じゃね?」
これ以降はアナウンスはされてはいるものの聞き取りづらく、どこから飛んでくるかわからず、飛行機の速度にビデオカメラのズームなどがついていけなかったので、動画に関しては後日他の方が動画サイトにアップするのを見る事にして、ビデオカメラからデジカメに持ち替えて、飛行機を追わずに目の前を通過していくのを撮影する事にしました。 -
ぷー 「次はどこから飛んでくるかな?」
ぐでたま「ぷー君?ブルーインパルスに耳掃除でも頼んだん?」
ぷー 「頼まないけど、何で?」
ぐでたま「ぷー君の耳を抜けてったように見えるんだわ~」
ぷー 「あ~すっきりした~ってそんな訳ないでしょ」
ぐでたま「本気にするなよ~」
こうして写真を見るとちょうど耳から耳へと抜けたように見えなくもないです。 -
今度は5機でスモークを出して現れました。
-
ぐでたま「横に5本の線が、伸びてるんだわ~」
ぷー 「飛行機との間隔が乱れずに飛んでるよ」 -
今度は中心部分でそれぞれが別方向に進路を変えました。
-
ぷー 「まるで扇を広げたようだね」
ぐでたま「孔雀みたいなんだわ~」 -
今度は2機が交差するようにしていきました。
ぷー 「うわあ~、ぶつかりそうだね~」
ぐでたま「見ている方もハラハラしてるけど、操縦している人も、真剣なんだわ~」 -
今度は4機で飛行して途中で隊列が変化しました。
すると・・・ -
ぷー 「あの形ってもしや・・・」
ぐでたま「ぷー君わかるん?」
ぷー 「あれはぐでたま君のプリケツだよ!!さすがブルーインパルスだね!ぐでたま君の5周年を祝ってくれたんだね!」
ぐでたま「そうなん?」
もっともそんな訳はありません・・・
雲がかかってあまり見えませんでしたが、ハートを描いて真ん中を矢で射貫くという技なのでした。 -
今度は4機で隊列を組んでの飛行です。
-
ぷー 「今度は4機が耳を抜けて行ったよ」
ぐでたま「はいはい・・・それはもういいんだわ~」
こうして撮影しているとぷー君の耳を抜けて行くように見える写真が何枚も撮れました。 -
極めつけはこの6機の隊列で飛行して途中で隊列を変えると・・・
-
ぷー 「すごいよすごいよ!6機が円を描いて桜みたいだよ!」
ぐでたま「最大の見せ場なんだわ~」
桜を描いたのですが、これもまた雲が多くて見づらいのが残念です。
それでも雨で中止にならなかったので良かったです。 -
ブルーインパルスの曲技飛行が終わる頃にはバスの出発時間が近づいていました。
出口に向かう途中の格納庫の一つで子供向けのイベントが行われていました。
ぐでたま「自衛隊員が子供を、救出してるんだわ~」
ぷー 「救出体験のアトラクションだね」
ヘリコプターの救助用の装備で吊り上げて低い所から高い所に引き上げていました。 -
14時35分頃です。
出口付近では隊員達が見送り及び駐車場へ向かう人の交通整理を行っていました。
ぷー 「帰りは鞄の中の検査をしないのかな?」
ぐでたま「必要なくね?」
ぷー 「もしかしたら展示している部品とかを鞄の中に入れていないかどうかの検査とか」
ぐでたま「目の前で隊員が見張っていたら、誰もそんな事しないんだわ~」
もちろん帰りはそのまま検査もなく見送ってくれました。 -
大型バスの駐車場には全道各地から来た観光バスで埋まっていました。
ぐでたま「バスの中で、寝るんだわ~」
ぷー 「そのまま帰らないみたいだよ」 -
15時20分頃です。
道の駅サーモンパーク千歳に来ました。
ここでトイレ休憩です。
ぷー 「まだ時間があるから見学しよう」
ぐでたま「時間大丈夫なん?」 -
サーモンパーク千歳は屋内外のキッズスペースが充実しており、駄菓子の販売コーナーもありました。
ぷー 「子供にやさしい道の駅なんだね」
ぐでたま「これなら家族連れで、気軽に来れるんだわ~」 -
北海道日本ハムファイターズの顔出し看板もありました。
ぐでたま「顔出し1ヶ所しかないけど、どうするん?」
ぷー 「う~ん、時間がないからこれで良しとしよう」 -
18時半頃にバスは地元に到着しました。
外食をして帰ろうと思いましたが、頭が痛くなってきたのでそのままマンションに戻りました。
ぷー 「お留守番ご苦労さま」
ぐでたま「お土産なんだわ~」
なお、今回のツアー代金は5380円でした。
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