2019/09/08 - 2019/09/15
203位(同エリア283件中)
portofinoさん
- portofinoさんTOP
- 旅行記19冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 18,296アクセス
- フォロワー3人
2019 ポンツァ島&ローマ①
ポンツァ島に行ったと言うと大抵「なぜそこに行こうと思ったの?」と聞かれますが、特に予備知識も無く、イタリアの地図を見ていてたまたま見つけたからというだけの理由で行ってみました。
船の移動があるので少し時間が掛かるのと、
イタリア語しか話せない人も多いですが、
ヨーロッパの人たちには人気のバカンス先でもあり、
また映画の舞台にもなるような美しい島だと
実際に行ってみて分かりました。
何をするでもなく、ただのんびりしてきました。
PR
-
成田からアリタリアの直行便でローマへ。
ローマへ行くのは3度目ですが、前回行ったのが10年くらい前と久しぶりなので、
街の雰囲気やリズムに戸惑わないか少し不安。 -
フィウミチーノ空港には夜7時に到着。
日本人は機械式で入国審査されるので、時間も掛かりませんでした。
バスの発着所に着いたのは7時半くらいでした。サマータイムなのでまだ明るい。
※写真はバスの発着所
宿はバチカンに取ったので、バチカンを経由するバスに乗ります。
他のバス会社はチケット売り場でチケットを買いますが、
バチカン経由のSIT社は発着所で乗る際に購入します。
バチカン経由は便が少ないので、早めに並ばないと次の便まで結構待つので注意が必要です。 -
とりあえず一泊して翌日は早速移動。
ローマテルミニ駅から電車とバスを乗り継いでポンツァ島へ向かいます。
※写真はテルミニ駅構内
テルミニ駅まではホテルの人お勧めの地下鉄で行きました。
1回券(100分有効)っで1.5ユーロと安く、時間も早いので便利に使えました。
地下鉄、テルミニ駅ともに昼間しか利用していませんが
どちらにも警官、軍人、係員が至る所に配備されていて、噂ほどの治安の悪さは特に感じませんでした。
日本と同じ感覚では不用心だとしても、ヨーロッパの大都市としては至って普通レベルだと感じました。
テルミニ駅もきれいなショップがたくさん有って、待ち時間も退屈しませんでした。 -
自分が乗る電車のホームが表示されるのを待ちます。
10分くらい出発が遅れるとのこと。 -
これが今回乗るインターシティ(急行みたいな電車)です。
通常は10分、20分前にはホームに停まっているのですが、この日は遅れていたため、
ホームに入ってきたらすぐに出発なので、自分が乗る車両まで急ぎます。 -
インターシティの車内です。
新しい車両できれいでした。
このまま座っていれば港町まで行けるので楽々。
と、思いきや、、、 -
ローマを出発して20分程度でいきなり電車が止まってしまいました。。
車掌が乗客一人一人に説明に回ってきて、システムトラブルで走行不能になってしまい、
復旧見込みが立たないとのこと。
30分位徐行で進めてようやく最寄り駅に辿り着き、
全員が後続電車に乗り換えないといけないとのこと。
親切なおばちゃんが気にして説明してくれましたが、全部イタリア語。
駅のアナウンスも全部イタリア語で、辛うじて少しだけ聞き取れた内容と、
みんなの行動から判断して乗り換えには成功しました。
※写真は乗り換えたポメツィア駅。何も無い小さな駅でした。
ただ当初の予定より1時間半以上遅れてしまい、船の時間に間に合うかは微妙。
船は昼便を逃すと4時間後の夜便になってしまうのですが、
そうなると宿のチェックインの時間を過ぎてしまいます。
これはピンチ。。 -
港町フォルミアに着いたのは、船が出る15分前。
港まで10分くらいトランクを転がしながら小走りで、辛うじて間に合いました。
出発ぎりぎりまでチケットを販売していたので助かりました。
人気のリゾート地らしく、シーズンはもう終わりに近いにもかかわらず
かなりの数の人たちが乗り込んでいきます。
この日は海が少し荒れていて、気分が悪くなる人が続出。
船員さんが全員にビニール袋を配って回っていました。 -
宿はホテルではなくB&B(民宿のようなところ)。
宿には着いたものの、誰もおらず、チェックイン方法がわからない。。
たまたま通りかかったおじさんが関係者だったようで、
事務所に連絡してくれて何とかチェックイン出来ました。
どうやら事務所は街なかにある不動産仲介業者で、
そこに電話して指示を仰ぐというシステムだった模様。
自分の部屋のドアに鍵が刺してあるので、あとは勝手に使えということでした。
こんなシステムの宿は初めてで、翌日到着したイタリア人さえも
最初はチェックイン方法がわからず困っていました。
※到着時は電話だけでしたが、翌朝の朝食を出してくれたお手伝いさんに
パスポートを見せて、一応の本人確認はしました。
部屋はとてもきれいで、シャワーの出も、水はけも良かったです。
部屋の中を蟻がたくさん歩いていましたが、自然が多いところなのでそんなものかと。 -
宿で少し休憩した後街歩きに出かけます。
夕方の街の遠景。 -
街は白基調ながらも南イタリアの島らしくカラフル。
カプリ島をもう少し素朴にしたような雰囲気です。
メインストリートも広くないので車は原則は街中には入れません。 -
港近くのレンタカー屋さん。
何十年も前の壊れかけたように見える車がレンタルされています。
よほどの事故でなければ問題ないのか、埃だらけ、傷だらけ。
中にはボコボコになったり、ミラーが取れそうになった車もあります。
こんなところもいかにもイタリアの島って感じ。 -
7時半くらいに陽が沈みます。
※サマータイムなので実際には6時半 -
街にも明かりが灯り始めます。
午後1時~5時くらいはバル、カフェ以外のほとんどの店が閉まってしまいます。
バカンス客は、昼間はビーチで過ごして、夜に買い物をする人が多いです。 -
夕飯後のそぞろ歩き①
港沿いの通り。
高級リゾートのように気取った感じは無く、とても賑やか -
夕飯後のそぞろ歩き②
-
朝食は毎日テラスで、こんなパノラマを眺めながら頂きます。
B&Bなのでホテルのように豪華ではないけど、パンも果物も美味しかったです。
午後はだいたいこのテラスで読書をして過ごしました。 -
宿の外観
パステルのピンク色で庭も凝った造形 -
宿には大きくて真っ黒な蜂も来てました。
イタリアのリゾート地は花が多いので、どこの街でもけっこう蜂が多いです。 -
街の端にある教会。
-
とても素朴で静かな島の教会です。
-
海からすぐに山になるので階段が多い。
-
裏通りはひっそりしています。
どの通りも細いのは、街が斜面に沿ってあるから?
それとも強烈な陽射しを避けるため?
真夏はとっくに過ぎているのに陽射しは痛いくらいに強烈。
そして写真ような日陰は涼しいです。 -
こんな階段もれっきとした道です
-
この日は港沿いの通りで映画撮影していました。
ただでさえ道が少ないのに、メインストリートが封鎖されてしまいました。
他の道に回るのもかなり遠回りになるので、
みんな撮影が一段落するのを待って、俳優さんたちの間を通過していきます。
この日の夜や、翌日、その翌日も街の至る所で撮影していました。
※後で調べたら、昨年日本でも作品が公開された、イタリア人の有名監督の映画撮影でした。
これも日本で公開されるのかな? -
ぷらぷら街歩き。
お店を覗きながら。 -
みんなビーチにでも行っているのか、昼間の人出は少なめ。
-
暑いので、街歩きの合間にはカフェでジェラートを頂く。
海が見える特等席。 -
一旦宿に戻ってのんびり読書した後、夕方に街へ出てアペリティーボ(食前酒)。
ちなみにこの時期になると夜は冷えるので、夕飯前にホテルで着替えてから出かけます。
(下は短パン→ロングパンツに替えて、上には羽織モノを着たりします) -
食前酒を飲んでいるうちにすっかり暗くなってきたので夕飯を食べに行きます。
-
この日は高台のレストランにしたので、夜景がきれいに見えました。
ポンツァ島のレストランではやっぱり魚介類がお勧めです。 -
レストランの近くに停めてあった車。
ドアミラー取れ掛かっていますが、車線変更もすることが無い島なので
あまり必要ないのかも。 -
街の近くのビーチ。
ここには人はほとんどいません。
人気のビーチへ5ユーロで往復してくれるボートが出ているので、
海水浴客はみんなそちらに行きます。 -
遠くに島の北端の辺りが見えます。
小さな島なので、端と言っても8キロくらいしか離れていません。
隣の島も見えています。 -
服屋の看板ネコ?
-
海沿いのリゾートらしく、カフェが至る所にあります。
日陰で休みたくなったらすぐに入れます。 -
小さな島なので、スーパーマーケットも可愛らしい。
色とりどりの野菜や果物がイタリアらしい。 -
最近は食前酒にはアペロールスプリッツばかり飲んでいるので、
この日は久しぶりにカンパリソーダにしてみました。
ハッピーアワーはおつまみも豪華でお得。 -
夕食は海沿いのレストランにしました。
島の魚介を売りにしているお店で、とても美味しく、景色も最高でした。 -
島の名所 Chiaia Di Luna(キアイア ディ ルナ)に行ってみました。
白亜の断崖と青く透明な海。
日光の角度の関係で午前中の方が海がきれいに見えます。
崖の下のビーチは数メートルの幅しかないです。ビーチへは船でしか辿り着けません。 -
沖にクルーザーがいくつも浮かんでいます。
この景色を見ながらクルーザーで過ごすというのは羨ましい。 -
道が狭いポンツァ島ではこのタイプの三輪車もまだまだ現役。
たくさん走っていました。 -
ここでも現役で活躍
-
港の駐車場。
ルノーCLIOの後ろ姿がカッコいい! -
駐車場で見つけたFIAT500。
ポンツァ島にはこんな車も良く似合います。 -
街で出会った猫
-
白い階段。そして今日も青空。
夜中は大雨もあったのですが、運良く昼間はいつも快晴でした。 -
街の裏側はすぐに崖になっていました
-
昼は港沿いのピザやで切り売りのフォカッチャとビール。
これで500円くらいなので安い。
島の景色が最高。
まだ観光地化し過ぎておらず、いかにも村の食堂という感じで、
お店の人もとても気さくでした。 -
宿のテラスには寛げるソファが置いてあるスペースがあり、読書も捗ります。
-
宿のテラスから港と街がきれいに見えます。
-
この日の食前酒はプロセッコ(イタリアのスパークリングワイン)。
軽いおつまみ(ポテトチップス)との相性がぴったり。 -
昨日と同じレストランで夕食を食べました。
通りに張り出した席で食べるのも海外ならでは。 -
夕食後は決まってまちをぶらぶら。
-
明日は島を離れるのでこれが島の最後の夜景。
また来られるかな・・・ -
朝食後、荷物をまとめて宿を出発。
あっという間の4日間でした。 -
フェリーで本土へ向かいます。
-
フェリーの中は広くて快適。
これから3時間の船旅。 -
海から見る街並み。
-
街が遠ざかっていく。。
-
最後に島の北端を横目に見ながら、本土へ向けて3時間の船旅。
この日は波も穏やかでした。。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
61