2019/07/23 - 2019/07/24
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隠居人はせじぃさん
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アルタイ山脈トレッキングの4日目、トゥバ人が聖山と仰ぐシベート・ハイルハン山麓の花園をめぐるトレッキングに出かけました。
この日は曇りがちで時たま小雨の降る悪条件でしたが、予定通りのコースを廻ることになりました。まずツァガーン渓谷のテント場から専用車でトゥバ人のゲルを訪問したあと、徒歩で山麓の高原地帯を歩き、別の谷の岩場にある岩絵を見学して戻りました。
私自身は岩絵にはあまり興味が無かったのですが、スケールの大きなお花畑を堪能することができて大満足。
ちなみに、ここにある岩絵は、バヤン・ウルギー県内の他の2箇所と合わせて2011年に世界文化遺産に登録されているとのことです。紀元前11000年から9世紀までの12000年にわたるもので、それぞれの時代の生活様式や環境、古いものでは絶滅したマンモスなどが描かれているとのことでした。もっとも、素人の私には、どれがマンモスなのか、あるいはひょっとして、最近誰かが落書きしたものなのかは全く区別がつきませんでした。ま、柵も金網もない自然の岩場のままの岩絵がこれから1万年先までずっと保たれることを願うばかりです。
岩絵見学のあとはほぼ同じ道を2時間ほどかけて戻りました。幸い、雨はまもなく止み、いっとき日が射すまでに回復しました。 咲いている花は往路と同じですが、日が射した時にはより鮮やかに見えました。
ツァガーン渓谷を流れる川はホワイトリバーと呼ばれており、実際、氷河から溶け出した水のため白く濁っていました。翌日の朝、1時間半ほどの自由時間を利用して、ホワイトリバーの川下にある赤紫色のお花畑に行ってみました。 前日のトレッキングの際、川の中州や川岸に群生しているのが見えたので、何の花か確かめようと思った次第です。 近づいてみたところ、ヤナギランの花によく似ていましたが、葉っぱの形は比較的短く、葉っぱが細長いヤナギランとは違うように見えました。また、ホワイトリバーの川岸には白っぽいセメントのような泥が堆積しており、これらが流されることで川の水全体が白くなっていることが確認できました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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テント場の朝。天気はあまりよくない。
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テント場にやってきた牛。
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テント場にやってきた馬。馬同士で毛繕いをしている。
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テント場にやってきたラクダ。トレッキング客の荷物運搬に活躍。
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私たちのトイレテント。
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トイレテント(左)と常設テント(右)。トイレテントのほうは洋式便座になっていて使いやすい。
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この日の朝食。シリアルと牛乳があったので、国内での生活時と変わらないメニューになった。
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ルートマップ。前日(トレッキング3日目)はタバンボグド連山ベースキャンプから移動。4日目はツァガーン渓谷のテント場に連泊して、シベート・ハイルハン山麓のフラワーハイキングと岩絵見物に向かう。
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専用車で山麓まで送ってもらったと、いよいよトレッキングに出発。ミヤマアズマギクの仲間のお花畑を通る。
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ゲンチアナの仲間の青い花。
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ナデシコ類も咲く。
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ネットで検索したところでは、イブキトラノオに似ている。
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遠くにラクダ隊が見えた。
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よく見かける花だが種名未確認。
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青とピンクの花穂。
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最初の岩絵。但し、かなり雨が降ってきた。
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岩絵を探しながら岩山の斜面を歩く。雨が降っており滑りやすい。
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岩絵のある山を麓から見たところ。
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一部は断崖になっており、かなり危険。
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岩絵を鑑賞する参加者たち。
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比較的鮮明は岩絵。
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少し見えにくい。
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狩りの様子。
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複数の動物。
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狩りの様子。
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狩りの様子。
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岩絵を堪能してから帰路につく。このあたりはツメレンゲの仲間が多い。
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いちめんの青い花。種名未確認。
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同じく、青い花の群落。
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黄色い花もあり。雨が止んできた。
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雨が止み、いちだんと映える黄色い花。種名未確認。
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山を下りる参加者たち。この先で専用車が迎えに来てくれていた。
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「ホワイトリバー』と呼ばれる川。左手奥はタバンボグド連山方面だが、雲がかかって山頂部は見えない。
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ホワイトリバーのパノラマ写真。
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ホワイトリバーと青い花。種名未確認。
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専用車に分乗してテント場に戻る。途中、水量の多い滝が見えた。
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専用車で川を渡る。ホワイトリバーと異なり、水は澄んでいた。
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ホワイトリバーにかかる橋を渡る。
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日の入り前、虹が見えた。虹と言っても、なぜか谷間の低いところに出現。
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翌朝のフリータイムにテント場の下流に向かう。写真は、振り返って上流方面を眺めたところ。
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前日目を惹いた赤紫色の花の群落。
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群落からホワイトリバーとタバンボグド連山を眺める。
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赤紫色の花の群落は中州を中心に何カ所かあり。
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ヤナギランの花によく似ていたが、葉っぱの形は比較的短く、葉っぱが細長いヤナギランとは違うようにも見えた。
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黄色い花の群落もあり。
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ホワイトリバーの川原。
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ホワイトリバーの川岸まで行ってみた。
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水量豊富で、橋がないと渡れそうにもない。
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ホワイトリバーの川岸に沈殿した白っぽい泥。
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白っぽい泥は氷河で削られて流されてきたものと見られる。
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旅行記グループ
2019年7月モンゴル最西端・アルタイ山脈トレッキング
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