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モンゴル最高峰・フィティンの麓にあるベースキャンプから、標高差500メートルほどの岩山を登って、ロシアとの国境まで往復した時のアルバムです。<br /> テント場を出発して40~50分ほどで、まずタバンボグド山群の登山基地となる本来のベースキャンプに到着します。ここからは最高峰のフィティンの全体が見えていました。山を登るにつれて、手前のモレーンに遮られてアレキサンドル氷河(アレクサンダー氷河)やボターニン氷河の全体を見下ろせるようになり、イーグル峰も見えていました。<br /> このツアーは11人の参加者があり、男性4人、女性7人という内訳だったのですが、ロシア国境に向かったのはなぜか男性3名のみ(他に現地ガイドと添乗員)となりました。 私以外の参加者2名は登山経験が豊富で体力があり、速いペースで登っていきましたが、私の方は日頃の訓練が乏しく、しかも標高3000~3500mの高地ということもあって、ついて行くのが大変でした。所要時間は小休憩を入れて4時間余りの行程でした。<br /> モンゴルとロシアとの国境には、<br />&#8226;モンゴル側にある記念碑のような塔<br />&#8226;モンゴル側にあるオボー<br />&#8226;国境を示す2本の柱<br />が立っていました。これまで、歩いて簡単に通れる国境としては、EU域内のほか、パキスタン・中国、アルゼンチン・チリ、チリ・ボリビアなどを通ったことがありますが、今回のモンゴル・ロシア国境は全くの無人地帯でまことに平和そのものでした。<br /> ルートマップに示したように、国境からは往路と違うルートで氷河の谷に下りました。特定の道は無く、降りられそうなところを適当に下るだけで、ほぼ人跡未踏。花がいっぱい咲いていました。

モンゴル最西端・アルタイ山脈トレッキング:ロシアとの国境の山に登る

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2019/07/21 - 2019/07/21

2位(同エリア5件中)

隠居人はせじぃ

隠居人はせじぃさん

モンゴル最高峰・フィティンの麓にあるベースキャンプから、標高差500メートルほどの岩山を登って、ロシアとの国境まで往復した時のアルバムです。
 テント場を出発して40~50分ほどで、まずタバンボグド山群の登山基地となる本来のベースキャンプに到着します。ここからは最高峰のフィティンの全体が見えていました。山を登るにつれて、手前のモレーンに遮られてアレキサンドル氷河(アレクサンダー氷河)やボターニン氷河の全体を見下ろせるようになり、イーグル峰も見えていました。
 このツアーは11人の参加者があり、男性4人、女性7人という内訳だったのですが、ロシア国境に向かったのはなぜか男性3名のみ(他に現地ガイドと添乗員)となりました。 私以外の参加者2名は登山経験が豊富で体力があり、速いペースで登っていきましたが、私の方は日頃の訓練が乏しく、しかも標高3000~3500mの高地ということもあって、ついて行くのが大変でした。所要時間は小休憩を入れて4時間余りの行程でした。
 モンゴルとロシアとの国境には、
•モンゴル側にある記念碑のような塔
•モンゴル側にあるオボー
•国境を示す2本の柱
が立っていました。これまで、歩いて簡単に通れる国境としては、EU域内のほか、パキスタン・中国、アルゼンチン・チリ、チリ・ボリビアなどを通ったことがありますが、今回のモンゴル・ロシア国境は全くの無人地帯でまことに平和そのものでした。
 ルートマップに示したように、国境からは往路と違うルートで氷河の谷に下りました。特定の道は無く、降りられそうなところを適当に下るだけで、ほぼ人跡未踏。花がいっぱい咲いていました。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
社員・団体旅行
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

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  • 夜明け前のタバンボグド連山。中央やや右の雪山が最高峰フィティン。その右はマルチン峰4051m。

    夜明け前のタバンボグド連山。中央やや右の雪山が最高峰フィティン。その右はマルチン峰4051m。

  • 朝日を浴びるタバンボグド連山。

    朝日を浴びるタバンボグド連山。

  • テントにはうっすら霜がかかっていた。

    テントにはうっすら霜がかかっていた。

  • このツアーの全日程の中で、この日1日が最もよく晴れた。まさに奇跡的。

    このツアーの全日程の中で、この日1日が最もよく晴れた。まさに奇跡的。

  • この日のルートマップ。デジカメのGPS機能に基づく。

    この日のルートマップ。デジカメのGPS機能に基づく。

  • アレクサンドル氷河(左)とボターニン氷河(右)

    アレクサンドル氷河(左)とボターニン氷河(右)

  • 本来のベースキャンプを通過。ここには氷河の観測施設もある。

    本来のベースキャンプを通過。ここには氷河の観測施設もある。

  • アレキサンドル氷河の奥にある尖峰。イーグル峰?

    アレキサンドル氷河の奥にある尖峰。イーグル峰?

  • 本来のベースキャンプ付近から眺める最高峰フィティン4374m。

    本来のベースキャンプ付近から眺める最高峰フィティン4374m。

  • サイドモレーン脇を登る。アレクサンドル氷河(左)の奥の山々がよく見えてきた。

    サイドモレーン脇を登る。アレクサンドル氷河(左)の奥の山々がよく見えてきた。

  • こちらの様子を伺うマーモット。

    こちらの様子を伺うマーモット。

  • 今回のツアーの最奥地点。ここでのんびりして引き返すグループと、ロシア国境の山に登るグループの2つに分かれる。私は後者を選択。

    今回のツアーの最奥地点。ここでのんびりして引き返すグループと、ロシア国境の山に登るグループの2つに分かれる。私は後者を選択。

  • さまざまな色のポピー(おそらくシベリアヒナゲシの仲間)。<br />

    さまざまな色のポピー(おそらくシベリアヒナゲシの仲間)。

  • 山腹から眺めるフィティン方面。

    山腹から眺めるフィティン方面。

  • アレクサンドル氷河は見えにくくなった。

    アレクサンドル氷河は見えにくくなった。

  • みな健脚で追いつくのが精一杯。

    みな健脚で追いつくのが精一杯。

  • マルチン峰4051mが間近に見える。稜線には登山者の姿も。左側はフィティン。右側の雲の下はロシア。

    マルチン峰4051mが間近に見える。稜線には登山者の姿も。左側はフィティン。右側の雲の下はロシア。

  • ロシアとの国境近くにあるモンゴル側の塔が見えてきた。標高は3500m前後。

    ロシアとの国境近くにあるモンゴル側の塔が見えてきた。標高は3500m前後。

  • モンゴル側の記念塔。この先はまだモンゴル領内。

    モンゴル側の記念塔。この先はまだモンゴル領内。

  • とりあえず記念写真を1枚。

    とりあえず記念写真を1枚。

  • 国境を示す2本の柱。その間にある石を積んだところが真の国境。

    国境を示す2本の柱。その間にある石を積んだところが真の国境。

  • モンゴル側の柱。

    モンゴル側の柱。

  • ロシア側の柱。この向こうはロシア領内。

    ロシア側の柱。この向こうはロシア領内。

  • モンゴル側のオボー

    モンゴル側のオボー

  • 帰路は登山道とは別の斜面を下る。眼下に氷河。

    帰路は登山道とは別の斜面を下る。眼下に氷河。

  • 登山道より東側をおりたため、アレクサンドル氷河(左)が見えやすくなっていた。

    登山道より東側をおりたため、アレクサンドル氷河(左)が見えやすくなっていた。

  • 最高峰フィティン(中央)。頂上部には雲がかかり始めていた。このあと、翌日、翌々日とも、フィティン頂上部は雲がかかりっぱなしだった。

    最高峰フィティン(中央)。頂上部には雲がかかり始めていた。このあと、翌日、翌々日とも、フィティン頂上部は雲がかかりっぱなしだった。

  • マルチン峰(中央)。北斜面は雪に覆われているが、特別の技術なしに登れる山らしい。

    マルチン峰(中央)。北斜面は雪に覆われているが、特別の技術なしに登れる山らしい。

  • 黄色のポピーとフィテン。

    黄色のポピーとフィテン。

  • いちめんに咲く黄色い花。

    いちめんに咲く黄色い花。

  • このあたりは、人跡未踏に近いエリア。黒ウサギが走っているのを見かけたが、うまく撮影できなかった。

    このあたりは、人跡未踏に近いエリア。黒ウサギが走っているのを見かけたが、うまく撮影できなかった。

  • 各種高山植物とボターニン氷河。

    各種高山植物とボターニン氷河。

  • 青紫色の高山植物(種名は未確認)。<br />

    青紫色の高山植物(種名は未確認)。

  • クジャクチョウの仲間かと思ったが、昆虫掲示板でお尋ねしたところではコヒオドシの仲間というご指摘であった。

    クジャクチョウの仲間かと思ったが、昆虫掲示板でお尋ねしたところではコヒオドシの仲間というご指摘であった。

  • 高山植物のお花畑。

    高山植物のお花畑。

  • 氷河に向けてさらに下る。

    氷河に向けてさらに下る。

  • 氷河末端方面。年々、後退しているという。

    氷河末端方面。年々、後退しているという。

  • ボターニン氷河方面。フィティン頂上部は雲に覆われてしまった。

    ボターニン氷河方面。フィティン頂上部は雲に覆われてしまった。

  • 急斜面に咲く多肉系の高山植物の花。

    急斜面に咲く多肉系の高山植物の花。

  • もう一度、氷河全体をパノラマ撮影。

    もう一度、氷河全体をパノラマ撮影。

  • タバンボグド連山の本来のベースキャンプが見えてきた。

    タバンボグド連山の本来のベースキャンプが見えてきた。

  • 本来のベースキャンプを通過し、やっとのことで私たちのテント場に戻る。

    本来のベースキャンプを通過し、やっとのことで私たちのテント場に戻る。

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この旅行記へのコメント (1)

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  • 風神さん 2019/10/24 15:34:13
    訪問投票ありがとうございます。
    隠居人はせじぃ様の気力体力にただただ脱帽です。
                    風神

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