マレーシア4回目（2019年9月・クアラルンプール）

2019/09/13 - 2019/09/15

2018年9月に航空券上の住人としての本拠地をSINからクアラルンプール（KL）に移してから、早いもので1周年となる（やや大げさｗ）

2018年9月の旅行記：
https://4travel.jp/travelogue/11401711

今回で4回目のKL訪問となるが、初KLの時こそペトロナスツインタワーの下まで行って首が痛くなる程見上げたり、KLで一番賑やかな屋台街へ行って飲食してみたりしたものの、その後は猛暑に負けての外出予定放棄あり、拙の骨折ありで、ホテルステイ中心の出不精気味の旅が続いていて、1年の間に3回も訪問したというのに今一つKLの街になじんでいないｗ

今回は実質1泊滞在の強行日程になるが、Bukit Bintang地域に宿を確保したし、1ヵ所だけでもいいのでKLの名所とか観光ポイントには何とか行っておきたいところである。少しでもKLの街との距離感を詰めたいのだｗ
いざ出発

Air：
2019/9/13-14 HND-KUL NH885
2019/9/15 KUL-HND NH886

Hotel：
MOV Hotel 1 night

エリア クアラルンプール(マレーシア)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

The Day of 1st：
恒例のオアシス訪問。
9月の3連休絡みの日程のせいか、金曜日深夜のHNDのチェックインターミナルは多くの客人で賑わっている。
意外とここのオアシスはそれ程の混雑もなく、難なく席は確保した。

この日の酒はいつにも増して銘酒揃い。
拙初見の福井県勝山市の伝心、岐阜県中津川市の恵那山。
素晴らしい芳香と飲み口の爽やかさ。フェイバリットリスト入りが即確定。
他の2種はそれぞれ過去に頂いた事があるが、もちろん好きな部類だ。
いつも素晴らしい酒を紹介して頂き有難うございます、ANA様

ANA Lounge @ HND

羽田空港国際線 ANAラウンジ (114番ゲート付近) 空港ラウンジ

こちらも恒例のカレー。ほのかな酸味がウマい。
このため、最近オアシスでは麺類を頂いておりませんlol

ANA Lounge @ HND

羽田空港国際線 ANAラウンジ (114番ゲート付近) 空港ラウンジ

NH深夜便は順調にフライトして、翌朝6amにはKLIAに到着。今回の投宿先エリアはBukit Bintangなので、Grabで向かう事にした。
マレーシアでも安心の5stars driverがconfirmされ、65RM＋高速代の明朗会計。早朝で渋滞も無く約50分程で投宿先のMOV Hotelに到着。見事なdoor to doorぶりだ。

でもまだ7amを過ぎたばかりだ、いくら何でもチェックインは無理だよね（たとえ、某ホテル予約サイトの最上級VIPメンバーとして、あらかじめリクエストプッシュしてあっても無理w）

まあこれは当然の成り行きで荷物を預かってもらい、早朝のKLの街に出る事にした

@ MOV Hotel

ホテルのスタッフは「なるべく早めに部屋をご用意出来るようにします」と言ってくれたが、投宿先へのチェックインまでの約半日の時間を是非、KLタワー訪問に充てよう！
ヘンにアーリーチェックイン出来てしまうと、シャワーを浴びて寝不足解消の即仮眠モードになり、結局出不精の旅になってしまう事は2回目、3回目のKLで実証済みだｗ

当然の規約どおりのお話だが、アーリーチェックイン出来ない事がかえってこういうキッカケになるんだから良いんじゃないか( ^^)

そうとくればKLタワー。正式名称は「Menara Kuala Lumpur」だ。
Menaraとはマレー語で塔やタワーを意味するという（ググり調べｗ）。
そういえば、KLの街を流していると高層ビルの名称にMenaraが付いている場合が多かった。なるほどね。

豆知識コーナーはこれくらいにしておいてｗ、
初KLの時に有効活用したGOKLでKLタワーの近くまで移動する。Bukit Bintangのバス停は明確に記憶済みなので、今回はスンナリGreen Lineに乗車した。

目測で巨大なタワーが見えてきた所のバス停で降りて歩き出す。Mapで見ると分からなかったが、市街地としては意外な程に高い丘の上にタワーがそびえ立ち、急坂をしばらく上って行く必要がある。最寄りのバス停からは、おそらくは1km以上の道のりとなるはずだ。
足腰に自信の無い方は、Grabやタクシー（Teksi）を拾ってタワー直下まで上って行ってもらったほうが良いかも知れない

KLタワー (ムナラKL) 建造物

さて、普段ランで少々鍛えてはいる拙夫婦も、さすがに長い急坂に息を切らしながらタワー直下のエントランスに到着。一番シンプルでエコノミーな展望フロア行きチケットを買って高速エレベーターに乗り込もう。

（拙が高所恐怖症の気があるので、ガラス張りの床とか下界にせり出した展望ボックスとかがある特別な高い料金のフロアは不要、というのが本当の理由lol）

高速エレベーターでわずか30秒程、約270mの高さにある展望フロアに到着。
この日は猛烈な「もや」の日。かなり視界が悪いが近隣のビル群は何とか見渡せる状態だ…アレ？でもツインタワーはどこだ？（芝居がかったお約束ｗ）

KLタワー (ムナラKL) 建造物

目を凝らしてよく見ると…なあんだ、これが噂に聞こえる「ほぼ」ツインタワーだったんですねｗ
キレイに縦に並んでいるように見えるんですねｗ

KLタワー (ムナラKL) 建造物

KLタワーの直下敷地にUpsidedown HouseのKL版が。
これ、確か以前にOrlandoでも見かけたような気がする。
よくこんな面白い物を作るよね( ^^)

Pavilion.
Mega Shopping Mall at Center of Bukit Bintang

パビリオン クアラルンプール ショッピングセンター

KLタワー訪問でだいぶ時間も過ぎ、ちょうど昼時になったのでGOKLでBukit Bintangに戻り、メガSCのパビリオンでランチを物色した。
ローストのチキンライスが良い感じに見えたのでこの店にした。なかなかの美味だが骨だらけで食べづらいｗ
カレーミーはコク感が無くて辛さだけはガツっと来る感じ。味としてもちょっとアレだったかなw

三巡海南鶏飯 @ Food Republic at Pavilion

フード リパブリック 地元の料理

デザート代わりです。
香港ではスタンド店をよく見かける蛋仔（Eggette）というお菓子。食感は柔らかいウエハース、味はカステラのよう。甘味ソースをトッピングしたり、味にヴァリエーションがあるが、拙はプレーンが好きだ。
以前から何度か香港にも訪問してこれを頂いた事があったので懐かしい。

香港のここ最近の情勢、本当に気になる。
Chinaへ返還直後の2000年代初頭の頃。猥雑で不完全だが、洋の東西の混合あるいは旧租借地の整備改良と新界の急発展の混合が生み出すとてつもない活気に包まれながら、カオスギリギリの線で民衆自身の自治統制が効き、不思議な調和が取れていたあの頃の香港が大好きだった。
難しい問題なので早々と解決を焦る事は禁物だが、大好きだった香港がヘンな方向に変わって欲しくはない。とにかくも平和的な氷解を祈るばかりだ

蛋仔工坊 @ Pavilion

KLタワー訪問後に昼ごはんを済ませ投宿先に向かうと、規約よりもだいぶ早めの1pm頃にチェックイン出来たのだった。
早朝にもフロントで会った同じスタッフ（女性）から案内された。有言実行だなあ。せめてファーストネームはチェックしておくべきだったか…
きっと裏で早めにチェックイン出来るように頑張ってくれたんだろうｗ…いやはや、とにかく感謝である。

まあ、昨夜からほとんど寝てない状態で早朝から急な丘を上り下りしたり歩き続けたりである。
かなり疲れた。シャワーを浴びたら予想どおりバタンキューになってしまった…

@ MOV Hotel

The Day of 2nd：
そんなワケで、昨日午後早々にチェックイン出来たのは大変感謝だが、やはりその後がいけなかった…嫁も拙も相当な疲労と睡眠不足からか、バタンキューしてから一向に目が覚めずｗ、何と日付も変わろうかという11pm過ぎにようやく目覚めたのだった…
もうこれでは何も出来ない。再度、本格的に寝るだけｗ
日本との時差は1時間しかないのに、これじゃあまるで時差ボケと変わらないなｗ

まあ、過ぎた事を気にしてもしょうがない、せっかくなので早く起きて、いわゆる中級ホテルにしては立派なジム、プールを備えて充実している設備をアクティブに利用させてもらうという事で、6amから稼働しているジムへ一番乗り。
それくらいはしないと。旅先ではただでさえ運動不足になりがちだし

@ MOV Hotel

夜明け前で暗かったKLの街も7am頃から白んで朝らしくなったが、昨日と同じく「もや」状態でくすんで見える。

おそらく昨日から泥のように15時間は寝たせいか、体調と目覚めはバッチリｗ
それはそれはトレッドミルでの走行も絶好調だな、拙嫁ｗ
どう見ても12kmは走っているだろ。
街中や公園なんかを12km走るんならともかく、ジムのトレッドミルで12kmって、ガチ過ぎるぜlol

拙は誰にも対抗する必要はない。まだ完全復調ならない左脚の様子を伺いながらも、約1時間、8kmを走破。not so bad(*´-`)

@ MOV Hotel

やっぱり早朝からworkoutして汗を流すと爽快だ。
続いてはジムに併設のプールでクールダウンする。これがまたこの上なく気持ち良い。
サウナの後に冷水風呂に浸かるような感じだ（この感じがお分かりになる方、どれくらいいますかｗ）

一応、ルーフトップのロケーションなので景色もオープンだ。モヤっているし、周辺はここより高いビルが多いし、ですけどねｗ

@ MOV Hotel

KLの高層ビル群と拙嫁ハンモックに乗ってみたの図ｗ

@ MOV Hotel

早朝からのworkout & cool downで心身ともに爽快。
10amに投宿先をチェックアウトしてKLIAへ向かう。もちろん復路もGrabを呼び出した。違う5stars driverだが料金は65RM＋高速代でほぼ同じ、明朗会計。
時間には余裕があるから急がなくても良かったのだが、高速道路が空いているからってスピード飛ばし気味なのは怖かったけどね

クアラルンプール国際空港 (KUL) 空港

HND行きのNHにチェックインして、これもすっかり恒例のKLIAのオアシスへのインビを頂いた。
サテライトターミナルへ移動してお邪魔する。明るく広く開放感がある良いラウンジです

@ MH Golden Lounge

マレーシア航空 ゴールデン ラウンジ サテライト (クアラルンプール国際空港) 空港ラウンジ

MH Golden LoungeのNoodle Barもすっかり恒例。
Laksaが、前々回（2019年2月）にはSarawak風だったものが、前回（2019年7月）にはPenang風に代わっているようだ。今回もPenang風。味がよりマイルドになり、拙の舌としては食べやすくなったように感じた。

Chicken Dumpling入りのワンタン麺も、以前は椎茸臭がかなりキツイ感じだったが、今回はそれも抑えられ、美味( ^^)

@ MH Golden Lounge

マレーシア航空 ゴールデン ラウンジ サテライト (クアラルンプール国際空港) 空港ラウンジ

MH Golden LoungeのCafeコーナーは本当にクオリティが高い。
ここのカフェラテの味がかなり好きなヤツで、毎回これをオーダーして作ってもらっている( ^^) _U~~
作り手の方によっては、ラテアートっぽい事までしてくれる方もいるし、そうでない方もいる。もちろん美味さは一緒ｗ

@ MH Golden Lounge

マレーシア航空 ゴールデン ラウンジ サテライト (クアラルンプール国際空港) 空港ラウンジ

ANAさん、エコノミーフライトの酒をチェンジされましたね。
宮城の一ノ蔵から高知県佐川町の「司牡丹」へ。
拙はマラソン出走などの機会で高知にも何度か訪問しているが、司牡丹は当然、たくさん飲ませて頂いてましたｗ
高知県には美味しい地酒がたくさんあるが、これは本当に良酒。

CAさんにこれまでの慣例で「日本酒の一ノ蔵をください」と言ったら、しばらくして申し訳なさそうに「日本酒はこちらになるのですが…」と司牡丹を差し出してくれたのだ。
「いや、司牡丹もかなりwelcomeですよー！高知ですね、たくさん飲みました！」と、つい嬉しくてCAさんに余計な事を言ってしまった(^^ゞ

そのうえ開封一番酒。いやはや、どうもありがとうございます

しかし、この4回目のKLも、良いんだか悪いんだかよく分からない滞在だったなｗ

もう、こういう1泊2日とか、弾丸日程な所がキツくてダメなのかもね。
いくら若ぶったって実際には確実に若くないワケだしｗ、徹夜とかへの耐性は衰えて来ていても不思議ではない。
次回からは実質2泊3日程度の日程にしないと、また同じような事を繰り返すような気がしてきた。検討の余地あり、だ。

もとい、とにかくもKLタワーに訪問し、実際に展望フロアまで上がれた事は収穫だった。こういう超有名スポットに関しては、得てして早めに行っておかないと、いつでも行けるだろう、という扱いになり「今さらスポット化」してしまう懸念があったからだｗ
鉄は熱いうちに打て、とも言うではないか（チト意味が違うかｗ）
まあとにかく色々と再検討して、次回以降はこれよりもまともなKL滞在としたい。

この旅でお世話になったすべての方々に感謝申し上げます

KLタワー (ムナラKL) 建造物