2019年11月 週末温泉旅 in 豊富温泉 ～ 2泊3日プチ湯治@川島旅館

2019/11/22 - 2019/11/24

今年はこれで北海道旅行納めかな。
ということで11月の旅行は、稚内空港から豊富温泉の川島旅館に2泊します。
観光の予定入れず、ひたすら温泉でのんびりしたい～と思って行って来ました。

11/22 (金)
NH571 10:45羽田発 12:40稚内着
豊富温泉 川島旅館 泊

11/23 (土)
豊富温泉 川島旅館 泊

11/24 (日)
NH572 13:15稚内発 15:15羽田着

※表紙写真は、行きの飛行機から稚内に向けて降下中の窓からの景色です。

エリア 豊富・サロベツ(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

プチっと奮発して今回は往復とも最初からプレミアムクラスで航空券予約していました。
ここをプレミアムにすると、私が今年ブロンズ達成することがわかったので…
ブロンズになってもあまり特典があるわけではないんですけど。
昼食対象便でしたが、ご飯が冷たくてちょっと残念。

もうすぐ稚内に到着です。
風力発電の風車がたくさん並んでる！

お天気が良くて良かったです。
数日前まで吹雪とかだったりして、1日1便の羽田便も欠航したりしてたみたいなので。
稚内便は就航率が低いと聞いたことがあります。
風が強そうですもんね。

出汁之助に再会！
稚内空港に来るのは3年前の夏休み、礼文・利尻に来た時に引き続き2度目です。
その時に泊まったANAクラウンプラザホテルがサフィールホテルというホテルに変わってました。元々明治海運グループホテル事業部の運営で、リブランドみたいです。ネットで見てみたら何やら色々大変そう。

レンタカーを借りて、出発。
もう完全な雪道になってます (´･Д･)
これは怖い。

チェックインまで2時間くらいあったので、猿払村に行ってみます。
日本で1番北にある村、そして、日本で1番面積の大きい村、だそうです。
帆立の漁獲量が日本一で、住民平均所得が全国4位って、すごい。

道の駅 さるふつ公園 道の駅

と言っても特に観光スポットがあるわけではないので、道の駅へ。
道の駅の敷地内に宿泊施設、入浴施設 (温泉ではないらしい) 、レストラン、売店などがあります。
さるふつまるごと館で帆立が食べられるみたい。

さるふつまるごと館は地場産品体験飲食ブース、だそうです。
帆立がいっぱい (*^ω^*)

大きな帆立、1個390円で焼いて食べることができます。
猿払バター付きで美味し♪

豊富温泉にはコンビニはないという情報をクチコミで見たので猿払のセイコーマートで飲物とお菓子などを調達します。
ホットシェフも美味しそうでしたが夕食を美味しく食べるために我慢。

16時少し前に豊富温泉に到着。
川島旅館で、2泊お世話になります。

老舗旅館ですが、2016年夏に立て直してリニューアルオープンした、新しくておしゃれな建物です。北欧風？
半分吹き抜けのロビーには、薪ストーブ (まだ火は入っていませんでした) とソファや椅子があり、お風呂上がりやちょっとした時間にくつろげるようになっています。

豊富温泉 川島旅館 宿・ホテル

館内図。
湯治目的の人が大半のようで、1人部屋が多いです。
トイレが付いているのは2部屋のみで、最近夜中に下手すると2回もトイレで目が覚めるので (~_~;) トイレ付きの部屋を予約していました。

お部屋でウェルカムドリンクの豊富牛乳と梅干をいただきました。
豊富牛乳はセイコーマートブランドでおなじみです。

2階の稚咲内という部屋。
ベッド周りはシンプル。
すっきりしていていいですね。

ベッドの反対側は畳敷きの小上がり風。
左側の扉がトイレです。

畳のスペースにはテレビがあって、人をダメにするクッションみたいなクッションの小型版が置かれてます。
ここはだらーっとするのに居心地の良いスペースでした。
難を言えば、本を読むのには照明が暗過ぎる…。
ベッドサイドにもライトとかなくて、夕方以降は本を読むのは断念しました。

小上がり部分の横に洗面台とか冷蔵庫、湯沸かしポット、加湿器など。
お風呂に行く用のかごバックやタオルなんかもここに置いてあります。
扉はバルコニー → 階下の貸切露天風呂につながっています。

お部屋のトイレ。
壁がおしゃれ。

部屋の窓からの眺め。
すぐ下の建物はバターとかスイーツを作る工房なのかな？
その向こうには、豊富温泉街 (と言っても建物10軒くらい)。

早速、大浴場へ。
日帰り入浴の人もおらず、一番乗り？と思いましたが、長期滞在者も多いので、たまたまこの時はいなかっただけみたい。
脱衣所は狭め。

内湯。この外に小さめですが露天風呂もあります。
奥の小さめ浴槽が源泉そのままで20～23度くらい？ぬるいというより、この時期は冷たく感じます。
手前の大きめの浴槽が加温していてちょうど良い湯温で、露天風呂が1番温度高かった (加温) です。
お湯は豊富温泉特有の石油を含んだ塩化物泉で、かなり独特です。賛否は分かれそうですが、私はこの石油臭も含めてかなり好きなお湯。
源泉と加温に交互に入るのがすごく気持ち良くて最高です。

セイコーマートで買った湖池屋のポテトチップス。
北海道各地の地域別品種のポテトチップスなので、北海道限定商品なのかと思ったのですが、そうでもないようです。
ちょっと厚めのポテトチップスで普通に美味しかったです…が、品種の違いはよくわからず(^_^;)
個人的には堅ポテト系が好きです。

貸切露天風呂へ。
今回泊まったお部屋はバルコニーから直接貸切露天風呂に行けるという部屋でした。
通常利用料は45分2,500円とかなのが、アクセス付きの部屋は無料で利用できるとのことでしたが、予約は必要で1日に2回予約が入れられました (HPでは1回と書いてありましたが)。
階段の下にひっそりある感じで眺望はないのですが、お喋りしながら入れるから貸切風呂はいいですね。
冬期は凍結防止の為、カランは使えません。

18:30から1階の食堂で夕食をいただきます。

・食前酒の利尻昆布梅酒と長芋と筋子の香味野菜あえ
・飲物はブルーベリーがゴロゴロ入っている自家製ブルーベリービネガーのソーダ割を。→これ美味しい。
・とろとろ牛乳茶碗蒸し 生姜餡かけ
・お造り 甘えび、帆立、サーモン、ハマチ、平目

旦那は清里町のじゃがいも焼酎 清里“樽”がお気に召したようでした。

・行者にんにく鹿肉ソーセージ入り 贅沢な豊富バターのアヒージョ
ベーカリー夢工房バケット
・ふろふき大根 柚子味噌添え
・焼き玉ねぎのそぼろ餡
・川島旅館伝統の寄せ鍋 地元山菜と北の海の幸

名物料理らしいこのアヒージョがすごく美味しかった♪

・豊富産エゾ鹿肉のソテー 山わさびバターソース添え
・豊富町工房レティエの搾りたてミルクでつくるアーモンドプラリネジェラート
→これ、美味しかった！

全体的に豪華というよりは素朴な感じでしたが、1品1品工夫がされていて美味しかったです。食事目当てで来たいぐらい。

階段の途中から1階のロビーを見たところ。
階段の下には秘密基地みたいなキッズスペースがあります。

2階の廊下部分。
こじんまりしていて素敵な旅館なのですが、音は結構響きます。
翌日の朝、廊下をドタドタと歩く音で目が覚めて、時計を見たら5時前でした (^_^;)
二度寝しましたけど。

川島温泉名物の温泉プリン。
牛乳と生クリームたっぷりのとろとろなプリンでした。
昔ながらの硬めの卵感強いプリンが好きな旦那には不評でした (^_^;)
「プリン」というより別のスイーツな感じです。

翌朝の朝食。
おかず色々。朝の豊富牛乳は格別です。

旅館特製フレーバーバター。
日替わりのようで、この日はウニ、鮭ぶし、昆布、だったかな？
ご飯に乗っけてバターご飯でいただきます。

宿のお風呂は朝8時～11時まで清掃で入れないので、朝食後、休憩してから宿のすぐ目の前にあるふれあいセンターに日帰り入浴に行きます。
こちらに来るのは2度目です。
前回来た時に石油の混じったお湯に衝撃を受けたのです。

豊富町ふれあいセンター 温泉

ふれあいセンターの入浴料は510円。
豊富温泉はアトピーや乾癬等に悩んでる人が湯治に訪れるところなので、ここふれあいセンターにはガチ湯治用のぬるめの浴場と、一般客用の熱めの浴場があります。
ぬるめが好きなので、湯治用のお風呂に入ったのですが、アウェー感は否めません (^_^;)

じっくりお湯に浸かった後はふれあいセンター内のお食事処へ。

相方は、お風呂上がりのシークヮサー酎ハイ。

ジンギスカン。
かなり美味しいジンギスカンでした！
ラーメンやカレーも美味しそうでした。

「ぽっけ」でアイスクリーム (ミルク)。
ふわっとした懐かしい感じのソフトアイスクリームでした。

宿に戻って、午後はひたすらダラダラ…からの時々温泉。
この過ごし方、ホント最高♪
宿の本棚に漫画が色々置いてあって、心踊りました。
プチ湯治中なのでテルマエロマエ読みました。

この日も貸切露天風呂にも入ります。
部屋からこのバルコニーに出て、階段を降りたところにお風呂があります。
この日は気温が高くて歩きやすかったのですが、前日はバルコニーがツルツルに凍ってて歩くの怖いくらいでした。

貸切露天風呂。

2日目の夕食。

・トリュフバター仕立ての男爵いものポタージュ
・平目のカルパッチョ バジルバターソース
・塩サバのコンフィ ほうれん草のバターソテー
・茄子の揚げ浸し

食事は相変わらず美味しいのですが、連泊あるあるで、1日目の方が美味しかったですかね。

・名寄産 白菜の肉巻き
・最北名物 たこしゃぶ
・豊富町産の生クリームを贅沢に使った 道産豚のクリーム煮
・湯あがり温泉プリン (紅茶味)、マテ茶

白菜の肉巻きが美味しかった！
全体的にヘルシーな感じです。

翌朝。
バタービュッフェ♪

この日はご飯じゃなくてパンをいただきました。
(両方食べることも可。)
甘い系のバターはパンにつけていただくと美味しいです。

ヨーグルト、フルーツ、紅茶。
美味しかった。お腹いっぱいになりました。

10時チェックアウトなのですが、お風呂も入れないし、他の部屋の掃除が始まって落ち着かないので9:30過ぎにチェックアウトします。
1泊2食付きで1人2万6千円程…私は正直高いかなーと思いましたが、旦那はすごく満足したようで、また来たいと言ってました。
なんと言っても温泉が良いので。あと食事も美味しい！

飛行機の時間まで微妙にまだ時間があるので、幌延町トナカイ観光牧場に来てみました。

幌延町トナカイ観光牧場 テーマパーク

営業はしているようでしたが、従業員もお客さんも1人もいない…。

肝心のトナカイは…
遠くに2頭だけ。
そのうちの1頭がトコトコとこちらに近づいて来ました。

売店でトナカイの餌が売っているので、それを目当てに遠くから歩いて来てくれましたが、ごめん、持ってないの…。
トナカイって結構かわいい。
かなり広い敷地ですが、2頭しかいないのは何故なのかはわかりませんでした。
どこか別の場所にいるのかも？

まだ少し時間があったので、宗谷岬にも寄ってみます。

間宮林蔵さん。

宗谷岬 自然・景勝地

最北端！
11月の平日だからでしょうか。
ほとんど観光客もいませんでした。
風が強いです。

空港の売店で稚内銘菓、流氷まんじゅうを買ってみました。
まんじゅうと言っても、蒸しケーキにホワイトチョコレートコーティングをしてあるシンプルなお菓子で、これが結構美味しかったです。

帰りの飛行機は満席でした。
そして残念なことに…プレミアムクラスの弁当の中身が往路と全く一緒でした。
しかも (往き同様) 冷たいし。
往復乗る人だって結構いると思うんだけどなぁ。
これはANAさん、どうにかしてほしいなぁと思いつつ、帰路につきました。

☆完☆