2019/07/29 - 2019/07/29
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funasanさん
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チューリッヒからインスブルックまでのオーストリア鉄道が素晴らしい。快適な客車(1等車、2等車)、趣向を凝らした客車(キッズゾーン、クワイアットゾーン)そしてダイニングカー(ビュッフェ・食堂車)と色々楽しめる。極めつけはオーストリア鉄道が誇る世界一美しいトイレ(写真)だ。
日本の新幹線のトイレにも日本の四季折々の美しい風景をパネルで設置してみたら?富士山をメインに、満開の桜、新緑の渓流、秋の紅葉、そして雪の富士山…。これをトイレに張ればどんなに外国人が喜ぶであろうか?
来年(2020年)の夏には東京オリンピックが開かれ世界中から観光客が来る。チャンスですよJRさん。費用はわずかで効果は抜群です。
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7月29日(月)午前中、急いでチューリッヒ市街を回って写真を撮り直し、昼過ぎにマリオットホテルに帰ってくる。そしてシャワーを浴び、スーツケースをパックし出発である。中央駅(写真)まで重い荷物を引きずっても徒歩10分程度で着く。
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チューリッヒ14時40分発インスブルック行のチケットを買う。写真上が乗車券で、2等車2名、代金1人82スイスフラン(約9000円)、写真下が座席指定券で、「WAG 021」客車番号21の座席71,72である。
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座席指定は任意で空いている席はどこに座ってもいい。しかし、指定を取った人が乗車してきたら譲らねばならない。今日はチューリッヒからインスブルックまで3時間30分の国際特急列車である。
写真:チューリッヒ中央駅 -
よって、快適に車内で過ごすために2等車の4人がけテーブル席(窓側2席)を指定した。座席予約の手数料は安く、1人5フラン(550円)である。よって、長距離路線や人気路線では予約したほうがいい。
写真:チューリッヒ中央駅 -
ヨーロッパのターミナル駅は巨大でどこに何があるか迷ってしまう。早めの行動が鉄則である。実は、出発する日の朝、私は1人で中央駅に行き、インスブルックまでのチケットを購入し、さらに、出発するプラットホーム、2等車の乗車位置等を確認しておいた。
写真:乗車予定の列車RJX169 -
この準備をしつつ、出発の30分前にはホーム行って列車を待つ。さらに、ホームの電工掲示板で行き先(インスブルック)を確認する。これらの準備をせずに日本のJRの感覚で駅に行くと、とんでもないことになりかねない。まずは、チケット売場に行ってもチケットの買い方が分からない。買い方が分かっても長蛇の列で、自分の番まで来るのに相当時間がかかる。
写真:電工掲示板でインスブルック行を確認 -
チケット購入して乗車しようと思っても、どのプラットホームから出発するのか?おまけに、ホームは無茶苦茶長くて、どこで待ったらいいか分からない。ホームに掲示されている出発列車の案内表示を確認して、自分の待つゾーンを確認する。
写真:2等車 -
そして早めにホームに行き、無事、乗車となる。そして自分の予約した客車に入り、指定券にある座席に座る。指定座席は窓の上に電光掲示されている。我々の場合「チューリッヒーインスブルック(71-72)」(写真)
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やれやれ、これでひと安心だ!インスブルックまで3時間30分の鉄道の旅が楽しめる。ここでお弁当にしたい所であるが…。手元に大きなスーツケース2個ある。これをどこに置くのか?
写真:我々の座席(4人用テーブル席) -
幸いこの客車内にスーツケース収納場所(写真)があったので、ここに置く。これで準備万端!あとは出発を待つのみ。ヨーロッパ国際特急列車の旅は素晴らしいが、それなりに苦労する。特に初めての人は時間の余裕が必要だ。
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客車内にも電工掲示板があり、この列車の時刻・経路が示されている。本列車はオーストリア鉄道の国際特急列車RJX(Railjet Xpress)169号で、14:40スイスのチューリッヒを出発し、インスブルック、ザルツブルクを経由してウィーンまで行く。ウイーン到着は夜の10:30。
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この路線はスイスのチューリッヒからオーストリアのウイーンへの幹線路線なのでさぞかし混み合うかな?と心配したのであるが、全く拍子抜けのように空いていた。14:40、いよいよ列車が出発する。
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乗客が沢山乗ってくる前に各車内を見学に行く。まずはトイレである。私は何度もオーストリア鉄道に乗っているが、毎度のことながら、スイスアルプスに囲まれたトイレ(写真)を使うのが楽しい。
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しかも、客車ごとにアルプスの絵が違うので驚きのトイレ(写真)となる。全客車のトイレを使ってみよう!
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ある客車の一角にキッズコーナー(写真)があった。両親が4人がけテーブル席に座って、子供たちはその横のテレビを見る。
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デズニ―やその他のアニメ番組が放映されるのだろうか?ゲームも可能なのか?長距離鉄道に飽きさせない工夫がされている。
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私が一番感心したのは「Quiet Zone:ウワイアット・ゾーン」(写真)の設置である。しかも、客車1両全部がこの「お静かに!」の席なので、ここに座れば私語禁止!静かに読書、パソコン、お昼寝ができる。
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私は個人個人の好みを尊重するオーストリア鉄道のポリシーに非常に敬意を表する。是非、日本のJR各社も参考にしてもらいたい。
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長距離鉄道旅行の醍醐味は移り行く風景を見ながらの食事であろう。日本では無くなってしまった「ダイニング・カー(食堂車)」(写真)がヨーロッパ国際特急列車には残っている。
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ただし、この客車のダイニングカーは座席が客車の半分しかなく、イマイチの食堂車である。ビュッフェカウンター(写真)のような雰囲気がする。
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実は、ダイニングカーが狭い理由は、この素晴らしいトイレ(写真)にあった。ダイニングカー入口にこの車椅子用トイレがあり、かなりのスペースを占有している。車椅子に乗車した人がダイニングカーで食事をし、隣のトイレを車椅子のまま使う。その配慮に感心する。
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ダイニングカーの隣2両が1等車である。座席配置は1-2で横幅に余裕がある。1人旅の人には窓側で自分の世界に入れる。ただし、1等車と言えども座席のリクライニングは少ない。これは日本の新幹線グリーン席の勝ちである。
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1等車の4人用テーブル席(写真)はさらにゆったり感があるが、2等車の4人用テーブル席も悪くはない。
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ヨーロッパの鉄道料金は結構高くて、区間乗車ごとにチケットを買うと割高になる。様々な割引チケットがあるが、列車の事前予約等、日程が固定してしまって自由さに欠ける。我々は短距離移動が多かったので全て区間乗車にしたが、全8区間で1人約5万円くらいになった。
写真:1等車の座席 -
チューリッヒを出発した列車はチューリッヒ湖の湖畔(写真)を走る。しかも相当長い時間、湖畔を走っていく。
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チューリッヒで急いで買ってきたお弁当(ハンバーガー)を食べながら風光明媚な車窓(写真)を楽しむ。4人用テーブル席なので十分食事ができる。
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そのうち列車は山岳地帯(写真)に入り、見事な景色が次々と現れてくる。インスブルックまで3時間30分、ここらで疲れが出て来て妻も私もお昼寝タイムにする。
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残念ながら座席のリクライニングがほとんどなく、事実上、普通に座っての居眠り状態となる。ここが私の唯一の不満である。しかも、1等車の座席のリクライニングも全く期待できない。
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しかし、妻には特技がある。彼女は足腰を折り曲げて、2人用の席に寝転がって寝てしまう。本当に寝れるらしい。飛行機でもそうだ。彼女はエコノミーの狭い席でも窓側2席あれば、体を横たえて眠ってしまう。
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私は昔から寝付きが悪く、途中覚醒も多い。時に旅先では興奮して眠れない時もある。よって、どこでもすぐ眠れる人が本当に羨ましい。結局、インスブルックまで、仮眠もせずに一人で読書、車窓眺め、時々、妻とお喋り、等をして過ごす。
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7月29日(月)午後6時11分、インスブルックに到着。快適な特急列車RJX169号(写真)と別れを告げる。この列車はさらにオーストリアを東に進み、夏の音楽祭はなやかなザルツブルク、そして、終着駅ウィーンへと向かう。
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インスブルックの駅構内(写真)はびっくりするほど近代的である。どこもピカピカに磨かれカフェ、ベイカリーショップ等が多数入っている。楽しい雰囲気で盛り上がってくる。
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そして、駅を一歩出て外を見ると……、凄い!いきなり山岳地帯だ。オーストリア・アルプスがすぐ目の前に迫ってきている。これには感動!ワオー~。天気も良さそうだし、今日からここに2連泊だ。やったね~。
→「ACホテル・インスブルック」に続く
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