
2019/09/14 - 2019/09/14
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※おばさんの気ままな一人旅シリーズ※
イギリスのブルワリー探訪~クラフトビールを求めて~
②「The Cotswald Brewing Company」
週末を利用して一人旅するテーマとして、本場イギリスのビール、それもクラフトビールと呼ばれる、ビター、エール、サイダー、ペリー(ナシの発泡酒)の蔵元ならぬブルワリーを巡ってみようと思いつきました!
Hook Nortonに続く第2弾は、コッツウォルズでも観光地として特に有名なボートンオンザウォーターの近くにある「The Cotswald Brewing Company」。
ブルワリー見学の後はローワースローターズでランチ、アッパースローターズまでお散歩しました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今日9月14日も、9月のイギリスとは思えない良い天気。最高気温は24度、快晴です!(ここにも地球温暖化の波が…でも今日に限ってはありがたいです)
本日訪問するのは、The Cotswald Brewing Company。12時からの見学を予約しました。料金は一人15ポンド(約2,000円)でした。 -
コッツウォルズの有名観光地ボートンオンザウォーター方面に向かいます。良い天気とあって道はかなり混んでいました。
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ブルワリーへの入り口。サインを見落としてしまいそうです。
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更に進みます。
何もないけど本当にここでいいの?…と不安になってきます。 -
イチオシ
ブルワリーに到着。着いてからも、ブルワリーなのか倉庫なのか良く判らない外見で、ネットで調べようにも電波届かず…。
すると何台かの車がやってきたので聞いてみると、12時からの見学に申し込んだ方々で一安心。天気が良かったので、ボートンオンザウォーターから歩いてきた方々もいらっしゃいました。(ちょっと遠いですが)コッツウォルド ブリュワリー 観光名所
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ブルワリーの建物への入口。
@入口近くの白いボールはワンちゃん用のお水。イギリスでは、お店や個人の家の前など、いたるところに散歩で通りかかったワンちゃんのために水ボールが置いてあります。
現在掃除中とのことで、しばらく日向ぼっこしながら待ちます。 -
今日のガイドのナイジェルさん。
コッツウォルドブリューイングカンパニー(以下、コッツウォルド)の見学は、テイスティングからスタートです。車を運転する見学者には少なめに入れてくれます。 -
テイスティングでは、ジョッキ、パイントグラス、ハーフパイントグラス、IPAグラス、足つきグラスなどから好きなタイプを選択。ビールの種類が変わる度に下から水が吹き出すタイプの洗浄機で洗ってもらえます。
※私はピルスナーグラスを選びました。 -
コッツウォルドは、リック&エマ・キーンさんご夫妻が2005年に創設した新しいブルワリー。イギリスのマイクロブルワリーは、通常エールやビターを製造していますが、コッツウォルドはラガービールを中心に製造しています。
醸造量が年間5,000ヘクトリットル(1ヘクトリットル=100リットル)以下の小規模なブルワリーは税金が通常より50%安くなる優遇措置があるため、ビールの質の維持も考慮して、引続きマイクロブルワリーの規模で経営していくとのこと。但し、近々ビジターセンターを別途作るそうです。
@写真は水を適正化するタンク。手前の白い箱のようなものは冷凍庫で、ホップチップが入っています。ホップチップは全てアメリカから輸入しているそうです。 -
こちらは麦芽を粉砕する工程。製造過程で出た麦のカスなど、廃棄する植物性のゴミは、全て家畜の餌や畑の肥料として近隣の農家さんに提供するそうです。
※小さな倉庫には最新の機械が所狭しと設置されています。 -
水を加えて煮詰め、濾過した後のカスも家畜の餌に。
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ホップを加えます。
※写真はホップの効いたビール、IPA(アイ・ピー・エー、インディアン・ペールエール)のタンクです。 -
このタンクの中で2~4週間熟成させます。コッツウォルドのビールに使用されているのは、水、ホップ、モルト、イーストのみで、それ以外のものは一切入っていないそうです。タンクに掛かっている札には、ビールの種類と製造日が書かれています。
見学グループはイギリス人のカップルが4組、ドイツ人のカップルが1組、そして私の計11人。みんな手に手にビールグラスを持って、ビールを飲みながら話を聞きます。 -
日本の技術発見!
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こちらはビール清澄化の過程。
イギリスではビールの清澄に、アイシングラスという魚の浮き袋から作るゼラチンが使用されるそうですが(ご心配なく、魚臭くなる訳ではないそうです)、コッツウォルドでは、ドイツやベルギーに倣って、アイシングラスは使用せず海藻を発酵させた材料で清澄するため、厳密なベジタリアンのヴィーガンも安心して飲めるビールとなっています。 -
一番下に「Vegan」という表示があります。
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こちらはボトリングの機械です。
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見学は2時間強。見学の最後にリストから好きな商品を1品選ぶと、それを記念に頂けます。リストにはビールの他にサイダーやグラスもありますが、中にはジン(36ポンド=約4,500円)を選んだ強者もおり、「うちが倒産したら責任取ってよw」と言われていました。
コッツウォルドのビールは水、ホップ、モルト、イーストのみ使用しているため、品質保存に良い黒いボトルを使用しています。商品は地元の酒屋さんかスーパー(地元のBudgens)でしか販売しておらず、購入希望者はネットでの販売になるそうです。
@私は記念にIPAを頂き、ラガーとヘルズを買ってきました。 -
帰ってから早速地元のBudgensに行ってみました。
※クラフトビールコーナーが充実してます。 -
コッツウォルドのビールはなく、サイダーがありました。因みに、サイダーは見学に行ったブルワリーとは別の場所で製造しているそうです。
※「Discover Local」というカードに「Cotswald Brew Co.」の説明があります。 -
イチオシ
見学後は、ブルワリーから近いローワースローターズの「The Slaughters Country Inn」のパブで軽くランチ。
The Slaughters Country Inn ホテル
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The Slaughters Country Innの入口。宿泊もできるとても素敵なパブ&レストラン&ホテルです。
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天気がいいので外の席は満席です。
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コッツウォルドのビールがありました。(写真一番左) ハーフパイントだけ注文します。
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ハムホックのピカリリー乗せ。パン付きを注文。
ピカリリーは、イギリスのパブでビールと食べるランチとして定番の「Ploughmans Lunch(プラウマンズランチ、農夫のランチ)」に、チェダーチーズ、ピクルと共に欠かせない物ですが、かなり酸っぱく、美味しいかどうかは意見の別れるところです。 -
写真も、あんまり美味しそうではないですねw
※しっかり美味しく頂きました。ビールにぴったりです。
ごちそうさま。 -
ローワースローターズにはアイ川が流れています。天気がいいので、裸足で川に入っている子供たちもいました。
@綺麗な水! -
今は動いていませんが、水車があり、水車小屋は小さな博物館、ショップ、カフェになっています。
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川沿いには可愛い家並みが続きます。ローワースローターズにはお土産屋さんはなく(水車小屋のショップのみ)、食事も先述のスローターズカントリーインか、そのお向かえにあるマナーハウス(かなり高級)しかありませんが、穏やかな散策ができる村で、個人的にはオススメです。
ただ、駐車場がないので路駐スペースを見つけるのが大変かもしれません。 -
天気がいいのでアッパースローターズまでお散歩しました。片道20分ぐらいかかりました。
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気温は24度でも太陽の下では結構暑くて、ひつじも木陰でお休み中。
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素敵なマナーハウスが…。
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こちらは歴史のありそうなホテルです。
ローズ オブ ザ マナー ホテル
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教会も蜂蜜色です。
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小道を通って戻ります。
今日もいい一日でした!さて、次はどこに行こうかな?
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