2019/08/26 - 2019/08/26
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amesoraさん
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博多で半日ほど時間が空いたので前々から行ってみたかったこちらへ。
博多バスターミナルから約40分。
今回訪れたのは令和ゆかりの地でもある大宰府の太宰府天満宮。
今年の4月1日に発表された新元号「令和」。
この令和は日本最古の歌集「万葉集」の和歌の序文が元となっていて、
その和歌が詠まれたのが大宰府。
令和という漢字2字が取られたのが大宰府で読まれた梅の花の宴の歌
「初春の令月にして 気淑く風和らぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は佩後の香を薫らす」
太宰府天満宮と言えば学問の神様で知られる菅原道真。
9世紀後半の平安時代に活躍した学者・政治家です。
菅原道真を祀る神社、約12,000社の総本宮で年間1000万人の参拝客が訪れる場所です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
太宰府天満宮へは博多バスターミナル1階の11番乗り場から直行バスが出ています。太宰府までは約40分バス代600円です。電車を利用して行くことも出来ますが、乗り換えがないのでこちらが便利です。途中、福岡空港国際線と大宰府政庁跡、太宰府市役所前で降りることが出来ます。
あいにくの雨模様ですが行ってきます! -
観光パンフレットで帰りのバスの時間を確認。
坂本八幡宮と観世音寺へ行くには途中の大宰府政庁跡で降ります。
今日は月曜日で坂本八幡宮はお休みなので直接太宰府天満宮へ向かいます。 -
涼しい時間に参拝するために8時30分のバスに乗車。少し渋滞していたため約50分で太宰府駅へ到着。小雨ですが涼しくて汗だくになる心配はなさそうです。
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本殿へと向かう参道は、食べ歩きにぴったりなグルメやスイーツ、お土産物屋さんが立ち並びます。まだ準備中のお店も多かったので食べ歩きは参拝後にします。
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令和の最強開運スポット、太宰府天満宮に到着。
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もともとこの大宰府という場所は、飛鳥時代から外交や防衛の役割を持った政治的に重要な場所で菅原道真という稀代の天才政治家とゆかりある場所。
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境内を入ってすぐ見えてくるのが御神牛。
頭をなでると賢くなると昔から言われています。
牛の頭をなでて自分の頭をなでると知恵を授かる。
牛の体をなでて体をなでると悪いところが治るとも言い伝えられています。
境内には10体以上の御神牛が奉納されています。 -
太鼓橋。
古くから橋を渡ることで身も心も清められる。
そして神様に近づいていくといういわれがあります。
3つの橋からなり、中央が膨らんだ形、平らな橋。
この形には一つ目の橋が過去を表し、2つ目の平橋が現在、
3つ目が未来を表します。
室町時代の境内図にもすでに3つの橋が描かれています。 -
橋の途中にも大きな木が。
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たくさんの風鈴が飾られていました。
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手水舎の「手水鉢」は、霊峰宝満山山腹より切り出された一枚岩で出来ています。
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中央に刻まれた神亀は、除災延齢を意味しています。
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楼門。
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楼門を入ってすぐ左手に見えてくる屋根を突き抜ける大きな樟。
樹齢400年と言われています。
昭和40年代に楼門を20mほど南に下げた時に
元々外にあった樟が中に入ってしまいました。
着物の防虫剤として使われる樟脳は樟から作られているそうです。 -
たくさんの合格祈願の絵馬が飾られていました。
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ご本殿のすぐ右にあるのが飛梅。
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菅原道真が京都から左遷された際にお庭で一番かわいがっていた梅の木。
「東風ふかば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」
この歌を詠んでから京都から大宰府に来たとされ、
この梅が道真公を慕って京都から飛んで来たという伝説があります。 -
905年に創建されたが戦で炎上。1591年に小早川隆景が再建。
榎社で暮らしていた道真公が自分が亡くなったら遺体を牛にひかせて
止まったところに埋めよと遺言され牛が止まった場所がこちら。
ここに道真公のご遺体を埋めて、上にお墓を造ってさらにお墓を守るためにご本殿を作ったのが太宰府天満宮のはじまり。
雨もようやく止んできました。 -
最初のご本殿を作ったのが道真公の門弟、味酒安行(うまさけのやすゆき)。
42代目の味酒さんが権宮司として、そして太宰府天満宮の宮司は代々道真の子孫がつとめられており現在で40代目なんだそうです。 -
御朱印は本殿横の御朱印所でいただけます。
お礼は500円からお気持ちで。 -
太宰府天満宮に続き本殿裏手の山にある天開稲荷社にもお参りします。
たくさんの鳥居をくぐり石段を登って約10分程で到着。
真夏だときついかもしれませんが、今日は涼しいのでうっすら汗をかく程度ですみました。 -
お参りすると天に道が開けて運気が上がる神さまということで信仰を集めている神社です。
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天開水。こちらの水は飲むことが出来ます。
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奥の院も石段を登ってすぐの場所にあります。
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奥の院は小山が出来ていてその中でお参りします。中には小さな狐さんがたくさんいました。
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こちらで頂ける御朱印は書き置きのみで太宰府天満宮の本殿御朱印所で書いて頂けます。
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石段には梅の模様。
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夫婦樟。
樹齢は推定1000年から1500年。
国指定天然記念物に定められています。 -
「梅の種」納め所。
古代から天神さまが宿ると言い伝えられている梅の種を粗末にならないよう納める所です。 -
本殿の御朱印所に戻ってきて先ほど参拝した天開稲荷社の御朱印も頂きました。
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そして夏の納涼水みくじに挑戦。
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久し振りに大吉が出ました。
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帰る頃には参拝客がどんどん増えていきました。
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曲水の庭。
普段は立ち入り禁止のため外から眺めるのみです。 -
令和という元号のゆかりとなったのは太宰府天満宮から3㎞離れた、
現在の坂本八幡宮で行われたとされる梅花の宴というお花見。当時、大宰府の役人が梅の花を見ながら和歌を楽しみました。
1300年たった現在、「神事」としてとりおこなわれており、
実際に和歌も詠まれています。
平安時代より今も大宰府に伝わる和歌を詠む宴「曲水の宴」が行われる場所。
毎年3月の第1日曜日に開催されています。 -
曲水溝という溝があり、盃を浮かべその盃が自分の前にくるまでに和歌を一首作り、盃を飲みあげて盃を渡す。
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「曲水の宴」の先駆けとなった730年頃の大宰府長官・大伴旅人が自宅で開いた宴。そこで32首詠まれた和歌に序文をつけ残されました。
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遊園地もあります。
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マンホールも梅の花。
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帰り道は食べ歩きやお土産物屋を見ながら。
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参道にはたくさんのお店が立ち並びますが、
太宰府天満宮と言えばこちらの梅ケ枝餅。
約3㎞離れたところにある榎社に道真公が3年間お住まいだった。
食べ物がなかった道真公をみかねた老婆が家で餅を作って梅の枝に巻き付けて蔀度から差し入れたという伝説。
普段、あんこ系はほとんど食べませんがせっかくなので頂いてみることに。
出来たてで甘すぎず美味しかったです。 -
寺田屋さん。梅ケ枝餅は1ケ120円。
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博多の明太子屋さんで有名なふくやさん。
3種類の明太子やめんたいマヨネーズなどを試食出来ます。
ご飯も用意していただけるのはいいですね。
お食事コーナーではお茶漬けを頂くことが出来ます。 -
「天山 本店」
甘さ控えめの「鬼瓦最中」が名物です。
冬限定のあまおうの最中が人気なんですね。
この季節は「和栗の鬼瓦モンブラン最中」
最中生地ではなくクッキーではさんであります。 -
凄く美味しそうだったのでわらび餅にしました。
ねっとり、しっかりとしたわらび餅で一瞬で食べてしまいました。 -
天気も回復して、8月なのに肌寒いくらいの気温。
参拝にはちょうどいい気候でした。
念願の太宰府天満宮。
坂本八幡宮は次回また機会があれば訪れようと思います。
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