2019夏のバンクーバー旅行その４

2019/08/27 - 2019/09/03

今回の旅行の最終節になります。
ウィスラーにも行ってみようということになって、コンシュルジュに翌日のウィスラー往復のバスチケットを確保してもらいました。
天候はイマイチだったものの、やはりウィスラーまで足を延ばしてみて良かったです。

エリア バンクーバー(カナダ)

ソルトスプリング島で終日過ごす予定がだいぶん早くバンクーバーに戻ってきてしまいました。
何をしようか考えましたが、お手軽にレンタサイクルでスタンレーパークを一周してみることにしました。

レンタルバイクショップは町中至る所にありますが、ホテルから一番近い店でとりあえず借りました。
そこからスタンレーパークまで自転車専用レーンが続いています。
パークの入り口近くにはトーテムポールがたくさん立っています。
それぞれの由緒は「地球の歩き方」に掲載されています。

パークの外周路はおよそ8kmでサイクリングに丁度良い距離です。
中間地点のライオンズゲートブリッジが見えてきました。

なかなかの迫力です。

反対側からもパチリ。
パークの中を走る未舗装路なども走って２時間ほど久しぶりのサイクリングを楽しみました。
部屋へ戻って明日は何しようかと相談したところ、時差ボケも無くなってきて元気が出てきているのでウィスラーに行ってみようということになりました。
早速コンシュルジュのところへ行って翌日のバスのチケットをお願いしました。
ツアーにするかバスのチケット単独か聞かれたので、行ったことがある場所なのでチケットだけにしたところ、１０時発とうことでした。
後から思うとツアーなら８時くらいに出発になるだろうからウィスラーの滞在時間を考えるとツアーにするべきだったかなと少し後悔しました。

ウィスラー行バスはハイアットリージェンシーの前から出ます。

予定より５分くらい遅れてバスがやってきました。

ライオンズゲートブリッジを渡ります。
前回は同じルートを自分で運転していったのですが、バスは楽チンです。

前々回はsea to sky trainという観光列車でウィスラーまで行きましたが、今年は運行されていないようです。

シートゥースカイハイウエイと呼ばれる国道99号線を走ります。

天気がイマイチだったのが残念です。
バンクーバーは夏場は晴れていることが多いのですが。

だんだん山が迫ってきます。

スコーミッシュの手前で前回訪れたブリタニア鉱山博物館を見つけました。

スコーミッシュの岩壁。
クライミングフィールドで結構有名みたいです

こんな岩壁を登ってゆくのは信じられません。

２時間ほどでウィスラービレッジに到着しました。

ウィスラーのメインの観光はウインタースポーツですが、夏場も賑わっています。

ゴンドラを利用してハイキングやゲレンデを駆け降りるマウンテンバイクが盛んなのです。

日曜日だったためかゴンドラのチケット売り場は長蛇の列でした。
足元はもちろんトレッキングシューズと思いきや・・・

ビーサンの人もいます。
下界ならこれでも充分ですけど、山頂へはかなりつらい思いをすることになりそうです。
途中であきらめて戻ることになりそうです。

マウンテンバイクを楽しむ人がメジャーのようです。

もちろんこう言った条件でね。

リフトでバイクを運んでいきます。

ライダーはあとからついてゆきます。

ゴンドラはどんどん高度を上げてゆきます。

しばらくするとウィスラー山とブラッコム山を結ぶピークトゥーピークというゴンドラが見えてきます。
世界最高度のゴンドラだそうです。

ウィスラー山頂近くまで来ました。

さらに上部を見上げると山頂につり橋がかかっています。

人が渡っています。
あそこまで行こうということになりました。

つり橋まではさらにリフトを乗り継ぐ必要があります。
リフト乗り場まで少し歩かねばなりません。
高山植物でしょうか？きれいな花です。

リフト乗り場が見えてきました。
舗装路ではないので、多分ビーサンは無理です。

雪のないリフトは乗ると結構恐怖です。

氷河を見下ろします。

高所恐怖症の方にはお勧めしません。

やっと頂上です。

つり橋の入り口。
インスタ映えしそうなところです。

つり橋は鋼鉄製なので、それほど揺れません。
手すりも高いので恐怖感はありません。

曇っていなかったら素晴らしい景色だったでしょうに！

足元を見つめないほうが良いですよ。

つり橋の先には展望台があります。

展望台からつり橋を見たところ。
氷河の上に架けられています。

繰り返しになりますが、天気が良かったら！

リフトで戻って今度はピークトゥーピークゴンドラに乗ってブラッコム山に向かいます。

眼下にウィスラービレッジが見えます。
エメラルド色の湖にバンクーバーからの水上飛行機が降り立ちます。
日帰りでウィスラーを最大限楽しむには水上飛行機での往復がベストですが、料金もそれなりです。
飛行中の景色というお土産も付きますけれども、おいそれとは利用できません。

遠くにはさらに大きな氷河が見えます。

ブラッコム山です。
山頂を目指したいところですが、日帰りでは無理です。
３０分程度で一周できるハイキングコースを散歩することにしました。

マーモットを発見！
毛並みが保護色になっているので見つけにくいです。

モグモグ植物を食べていました。

この鳥は人に慣れていて手のひらに乗ってきます。
皆餌をやっていましたが、いいのかな？

この鳥です。

ブラッコム山頂上直下の氷河です。

100年前は青い線のところまであったようです。
温暖化はいつまで続くのでしょうか。

シマリスも見つけました。
これは北海道にもいますね。

繰り返しますが、天気が良かったらどれほどよかったか！

またマーモットがいました。

帰りのゴンドラですが、なにかいます。

熊です！

帰りの集合時間まで３０分くらいしかありませんでしたが、昼食がまだでしたのでビレッジ内のレストランでパスタを食べました。

シーフードパスタにチキンウインング。
お味は「ベリーグッド」。

帰りのバスでは爆睡でした。

帰国日の朝。
ラウンジからのこの眺めも見納めです。

夏のバンクーバーは素晴らしかったです。
ふと下を見ると・・・

また新たな客船が接岸しています。

ディズニークルーズです。

ファンネルにもおなじみのマークが。

家内はアラスカクルーズにいくならこれで行こうといっておりました。

ドナルドのオブジェが船尾に。

ディズニークルーズはカリブ海が有名ですが、アラスカクルーズもあるのです。
そういえば子供たちも社会人になってしまっていますので、TDRに最後に行ったのは何年前か覚えていません。今更行く気も起りませんが、これならアリかな？

チェックアウト前にお土産の買い出しです。
先ずはハーバーエアーのチェックインカウンター脇の記念グッズ売り場へ。

この水上機の模型が欲しかったんです。
でもこのままの状態では日本まで持って帰れません。
眺めていたら、係りのおばさまが寄ってきてこれは箱入りになりますとのこと。
即買いしました。
買ったのは左側の実際に登場した機体です。
赤いのも欲しかったですが、二つは無理です。

かなり大きな段ボールです。
抱えて部屋に持って帰りましたが、そのあと買い物に出かけたハドソンベイデパートの特大ショッピングバック（2$）にぴったり入りました。
これで機内持ち込みできます。

ルルレモンというヨガウエアのブランドですが、バンクーバーでよく女性が着ています。
調べてみるとバンクーバー発祥のようです。紳士物もあるようなので記念になると買うことにしました（ヨガはやりませんが）。
ところが日本人体形では特にパンツが合いません。Tシャツとパーカーだけ購入しました（このブランド、一時期日本にも進出していたようですが、今は撤退しているそうです。サイズが致命的だったんでしょうね）。

色々楽しんだ今回のバンクーバー旅行もおしまいです。
空港では職場へのお土産を買いました。

空港ラウンジではジャパニーズスタイルのカレーライスっていうのがあり、本当に日本のカレーそのものでした。皆さん食べていました。日本の食事は本当においしいですからね。

離陸直後、水上機が見えました。
私にとってバンクーバーの象徴です。

夏のバンクーバー、過ごしやすい気候とさまざまなアクティビティに恵まれた素晴らしい都市です。
来年もまた行きたくなりました。