往復飛行機利用、レンタカーなしでタクシーと電車利用の青森家族旅行。家族全員初青森ですが観光は軽め、2日目は青森屋でホテルステイを楽しむ旅です。

夏休み　家族で青森へ

8いいね！

2019/08/21 - 2019/08/23

5669位(同エリア9657件中)

エリア

青森

旅行の満足度: 5.0

観光: 4.0

ホテル: 5.0

グルメ: 5.0

交通: 3.5

同行者: 家族旅行

一人あたり費用: 3万円 - 5万円

交通手段: タクシー JALグループ私鉄

旅行の手配内容: 個別手配

ペーパードライバー夫婦と自宅でゲ－ムしていたい中高生の息子2人で青森旅行へ。軟弱な息子達が「ラッシュの電車は嫌だ」と言うので、中央線の混む区間は特急電車利用で羽田に向かいます。
今回はマイレージが貯まっていたので、私以外の３名は特典航空券を利用。羽田から約１時間で青森空港に到着。まずは空港のフ－ドコ－トでランチです。
高校生の息子チョイス、ホタテいくら丼。もちろん、美味しかったそうです。
私は青森のB級グルメ「味噌カレー牛乳ラーメン」。ほんのりカレー味のラーメン。普通に美味しかったです。お店は「かわら」さんです。
ランチ後、青森空港からは観光タクシーを５時間お願いしました。当初、八甲田ロープウェイを予定していましたが、厚い雲に覆われて登っても視界は真っ白だろうとドライバーさんのアドバイス。1人2,000円だして雲の中ではガッカリだし、予定変更で「昭和大仏青龍寺」へ。
青龍寺は思った以上に大きなお寺でした。昭和大仏も大きくて、胎内巡りもできます。正直、私はあまり興味がなかったんですが、旦那さんが大仏好きなので良かったかな。中学生の息子も「レアポケモンがいる！」とポケGO楽しんでました。
青森と言えば「三内丸山遺跡」。私が今回一番来たかった場所です。最近、有料になりました。
遺跡へ向かう途中にかつての集落の模型がありました。
ボランティアガイドさんが約１時間かけて遺跡を案内してくれます。が、男性陣の「(１時間は)長い」「サラッと見れば良い」と言われ参加できず。残念です。
石器時代にこれだけの柱を切り出して立てるだけでも大変そう。

それぞれ遺跡の近くには説明があるので分かり易いです。
この辺りから雲が取れて日差しが痛くなってきました。
建物内部。そろそろ男性陣が暑さに耐えられず「帰ろう」ム－ドで、すべて見ること無く縄文時遊館内に撤退。
時遊館内。突然、次男が興味を持ち始め「土器が欲しい」と。私と長男二人でまじまじと次男を見ちゃいました。だって我が家からも縄文土器の欠片出て来るし…。帰宅したら見てみなよって話していたけど、何にも言わないから彼はきっともう忘れたな。
木の皮で編んだポシェット。保存状態が素晴らしい！
むき出しの黒曜石。綺麗。
この後、軽くお茶してドライバーさんと合流。県立美術館へ。
県立美術館の「あおもり犬」。インパクトあります。近くまで行けるそうですが、当然のように男性陣からブーイング。えぇ、諦めましたよ。
青森県立美術館はシャガ－ルの絵の展示の仕方といい、棟方志功の作品展といい、とても見応えがありました。春先に行った別の県立美術館とは満足度が違いすぎです。
棟方志功の作品はご遺族の方の意向で撮影可。とは言え、やっぱり自分の目で見た方が断然いいですよね。息子達、珍しく「飽きた」って言わずに鑑賞していました。
美術館の後、時間があったので萱野茶屋へ連れて行っていただきました。「長生きのお茶」をいただけます。
萱野茶屋付近。標高が高いので、涼しいを通り越して上着が欲しいくらいでした。
この後は青森駅前のホテルに向かいます。

宿泊は「ダイワロイネット」です。次男が宿に煩いのでビジネスだけど新しいホテルを一休経由で予約。なんとスイ－トルームにアップグレードしていただきました。リビングにはマッサージチェアまであって、家族全員大喜び！
寝室。
アメニティ。
部屋からの眺め。
ホテル１階にはローソンがあって、店の奥とホテルEVホ－ルが直結しているのは便利です。
夕飯は少し早めに５時半頃、ホテル向かいにあった豚カツ屋さん？「亜希」にて。写真は唐揚げ定食だったかな？とにかくボリュームが多くて、美味しいから息子達は頑張って食べた結果、満腹で部屋直行しゴロゴロしていたそうです。
男性陣がホテルへ帰るなか、私は腹ごなしにアスパムまで散歩。時間的にじっくり見る余裕はなかったけれど、お土産見るだけでも楽しかったです。お腹いっぱい過ぎて食品みても興味持てなかったけれど、お土産はとても充実していました。
朝ご飯はホテルから5分くらいの魚菜センターへ。せっかくだから、のっけ丼食べたいと思い歩きたがらない息子達を引き連れ行って来ました。チケット買って、まずはご飯と引換て市場内をうろうろ。偏食な次男は限られた食材で寂しい出来上がりでしたが、好きな物だけ選べるので良かったようです。
次男の使い切らなかったチケット分は長男が使いました。結果、丼に乗り切らない。昨日のランチのホタテが美味しかったから、ここでも立派なホタテを食べて大満足。
食後は一旦ホテルに戻りのんびりしてから青森駅前に観光へ。写真右手がワ・ラッセ、左手にAファクトリー、奥には八甲田丸と観光名所が凝縮していて便利。残念ながら「歩きたくない」と長男が言うのでワ・ラッセだけ観光。
受付でスーツケースを預かっていただきました。ありがたい。
ここではねぶたの歴史や受賞作品が間近で見られる展示、作成体験ができるコーナーもあり、見応えありです。

息子の希望で早々に青森から次の宿泊先の三沢に移動。移動手段は「青い森鉄道」です。青森駅から三沢駅まで約１時間。大人1,800円でした。のんびりローカル電車の車窓を楽しもうなんて思っていたのですが、物凄いスピードでたまに恐怖を感じるほど。
三沢駅は駅舎建替中のようでした。駅から宿までは無料送迎バスがあるとのことで、しばしバス待ち。歩いても10分くらいみたいだから、歩く提案もしてみたけれど家族から拒否されました。
送迎バスに乗ってすぐに到着。本日のお宿「青森屋」です。座ったままチェックイン。チェックインにはまだ3時間早いけど「お部屋の準備ができましたら、連絡いたします」とのことでした。
ロビー
青森屋内「ヨッテマレ酒場」でランチ。
ヨッテマレ酒場の周辺にはじゃわめぐ広場や売店があって、青森屋のメインストリートみたいなかんじでしょうか。1階ですが、気分的には地下感覚。
いかにも青森屋なこの場所はじゃわめぐ広場から西館に抜ける通路です。みんな写真撮ってました。
お昼を食べた後は公園へ。公園内には茅葺きの古民家が点在していたり、馬はポニーの牧場があったり楽しく散策できました。以前は渋沢栄一邸があったはずですが、昨年都内に移築されたようです。残念。
公園を半分近く歩きホテルに向かう辺りでロビーから「お部屋の準備ができました」と連絡をいただき、そのままのんびり公園歩いたあとお部屋へ。
ポケGOしている次男曰く、公園内にはポケモンがいたようでご満悦。

お部屋。「あずまし」です。
文句は無いけど、エアコンが温度調節が出来ない、昭和なタイプでした。すべての部屋がリニューアルされているわけではないのですね。
お部屋にお風呂に行く際使える籠があり、その中にタオルやアメニティが入っていてとても良かったです。便利！
早めにチェックインさせて頂いたので、３時には大浴場へ行きましたが、貸切状態でした。お湯も気持ち良くて最高！翌朝６時前に再び利用した際には土砂降りの雨で露天風呂は断念しましたが、やっぱりいいお湯でした。満足。
夕飯は息子達には不評だろうと思いつつ、私が行きたかった「みちのく祭りや」へ。ご飯は食べきれない程のボリュームでその後のショ－も青森の四大祭りの雰囲気を感じられ、ねぶたの地区による違いも知れて言って良かった。なにより、ショ－に出ているホテルのスタッフさんは一体いつ練習をしているのでしょう。素晴らしいです。
次男は予想通り機嫌悪かったけど、あれは見るべき！

朝食は「のれそれ食堂」。のっけ丼のようなコーナーもあり、郷土料理がいろいろあって楽しくお腹いっぱいになりました。みんな食べ過ぎて苦しい。
私たちは朝７時半頃に行ったところ、まだ席もたくさん空いていて、お料理を取るのも楽でしたが、チェックアウトの為８時過ぎに食堂前を通った時には外に待っている人がたくさんいました。
青森屋から送迎バスで15分程で三沢空港到着。迷う心配皆無の小さな空港です。
早くおうちに帰りたい男性陣リクエストにより、昼前には羽田に着きましたが、朝ご飯をたっぷり食べたのでお腹は空かず、そのままバスで自宅から10駅程離れたターミナル駅付近でお昼食べてから帰宅しました。
だいぶゆったりした行程でしたが、家族全員がストレスなく過ごせた旅行となりました。みなさん、長々お付き合いいただきありがとうございます。