2019/08/19 - 2019/08/19
4792位(同エリア8989件中)
nomonomoさん
- nomonomoさんTOP
- 旅行記5305冊
- クチコミ9084件
- Q&A回答332件
- 6,551,008アクセス
- フォロワー104人
ワシントンの日帰り旅行も終わり,無事にニューヨークに帰って来ました。我が家に帰ってきた気分です。ニューヨークとのかかわりについて,いろいろと,個人的な経験と感想を述べます。老人の繰言です。
- 旅行の満足度
- 3.5
-
1.昔の思いで
ニューヨークにはじめていったのは1978年。(アメリカに最初に行ったのは,1975年。)この年,New Havenに行き,3ヶ月滞在しました。行きには,Honolulu, San Francisco, Banff, Montreal, Charlottetown(Prince Edward Island), Halifax, Boston とまわってNew Haven に行きました。New Haven から New York へは,列車で何回か日帰りしました。
最初の感想は,ああ,New Yorkは都会だな,でした。San Francisco やMontreal は,私に言わせると,都会ではありません。その後も世界の都市を見て来ましたが,都会だと思ったのは,New York, Paris, Tokyo の三都市です。Londonも失格です。この3都市は頭ひとつぬきんでています。
どういうことかというと,人が多いということだけではありません。世界を動かす力を持っているということです。説得的に証明せよ,と言われても難しいのですが,要するに,世界と勝負するには,この3都市に出て行って,そこで勝負する以外,世界一になることはない,ということです。9/11 のときWTCで働いていた外国人の多さ,これが国際都市ニューヨークを象徴しています。街を歩いている人びとの顔つきを見れば,その多様さに驚きます。
たとえば外国人の比率。国連があることもあるでしょうが,外国人でニューヨークに来て仕事をしている人の多さです。街を歩いても,外国語ばかりが耳に入ります。英語を母国語としない人の方が多いのではないかとさえ感じます。
今回もホテルのロビーやエレベーターでいといろと話しかけましたが,ひとグリープ(New Hampshire から来ていた家族連れ)以外はすべて外国人でした。南米やアフリカからの人を良く見るのは,ニューヨークです。
ニューヨークのタクシーの運転手はロシア系が多い。みな,キリル文字の新聞を読んでいます。英語での受け応えは最低限です。複雑な会話は出来ません。こっちの方がアメリカ人だ,といっても通じるくらいです。
ところで,日系アメリカ人はれっきとしたアメリカ人です。太平洋戦争中彼らはアメリカ人として働きました。だから,アメリカ政府から受けた迫害に対し,後年,アメリカ大統領が謝罪したのです。日本人のような顔つきでも,日系人はアメリカ人なのです。
要するに,非アメリカ人の顔つき,というのは存在しません。アメリカでは,自分は外国人だ,と思わなくて良い,ということです。平気でアメリカ人の態度で,いろいろと主張すればよいのです。外国人だといって卑下する必要はありません。これが,グローバル性が必要なビジネスにとって,どれだけ貢献しているか計り知れません。 -
2.出張
本格的にニューヨークに行くようになったのは1980年代の後半からでしょうか。その当時は,高額なホテルでないとあぶない,と言われていました。地下鉄には乗るな,とも。地下鉄の落書きはそれはそれはひどかった。また,42丁目は行ってはいけない地域とも言われていました。
危険とは言われていましたが,当初は中級のホテルにしか泊まれませんでした。会社の規定が厳しかったのです。グランド・セントラルからホテルを巡回するシャトルバスがあって,高級ホテルに降りる人がうらやましく感じられました。
会社生活が長くなってくると,宿泊費の制限がゆるくなって,高級ホテルにも泊まれるようになりました。でも,さすがに,プラザホテルには手が出ませんでした。もっぱら,Marriott Marquise を利用しました。Times Squareという抜群のロケーションです。その前に,Hilton などにも泊まりましたが,それぞれ場所がイマイチ(地下鉄の駅から微妙に遠い)でした。いまでは,チェルシーあたりのB&Bに泊まることが目標です。次回はそこにします。 -
3.路上スリに遭う
1978年の12月,MoMAの近くだったと思います。路上でスリにあいました。真昼間,広い明るい路上で。若い女性二人組が親しげに話しかけてきました。話が盛り上がりました。(それが彼女らの戦術です。)おまけに,体を摺り寄せてきました。気があったみたい。。。足もとになにか落ちた音がしました。下を見ると,小切手帳でした。私のに似ています。拾うと,そう,私の小切手帳ですた。そこでやっと気づきました。スリです。私のスーツの内ポケットに手を突っ込んで掏ろうとしたのですが,失敗して落としてしまったのです。喧嘩しても仕方がないので,さっさと離れました。でも美人でした。
昔は(1970年代),歩道を歩くにも,建物側ではなく,車道側を歩け,と言われました。建物側を歩いていると,建物からひょっと手が出てきて,建物に引き込まれ,金銭を奪われる,とのことでした。
また,ポケットに1ドル紙幣を数枚用意していて,路上でチンピラに絡まれたら,それをばら撒いて,相手がそれを拾っている間に逃げろ,とも言われました。これは1ドル札でなくてはいけなくて,20ドル札だったら,逆に,こいつは現金をたくさん持っているな,と目をつけられて,危ない,とも言われました。まあ,今でも,チップがいつ必要かわかりませんので,数ドルの札はポケットのいつでも出せるところに入れていますが。 -
4.高層ビル
New York のbig hotels は例外なく高層ビルです。高層ビルに泊まってわかったことは,となりのビルからこっちの部屋が丸見えだと言うことです。漠然と室内がのぞけるというだけでなく,少し調べれば,部屋番号までわかってしますことです。恐ろしいことです。
高層ビルはエレベータがネックです。昔のMarriott Marquise はエレベータの数はたくさんあるのに,いつも団子状態で,なかなか来ない。ひどいものでした。その後良くなったそうですが,AI利用でエレベータのコントロールをすることは必須です。
一番恐ろしいことは停電。Black out になったらどうするのでしょうか。いつも恐怖にさいなまれます。 -
5.高級ホテル
昔の出張ではトラベラーズチェックを持たされました。チェックイン時に前払いで部屋代を払うのですが,何枚も何枚もトラベラーズチェックにサインして疲れたのを覚えています。一回に10枚ぐらいサインしたでしょうか。
Marriott Marquise には冷蔵庫がありませんでした。こんな高級ホテルになぜないのかと最初は不思議に思いましたが,よく考えると,ああ,ここに泊まる様なひとは部屋では飲食をしないのだな,と納得しました。Valet parking しかしない人の層があるのです。特定の客層(階級と言っては言いすぎでしょうが)にはそれなりの行動様式があるのです。
Turn down という言葉をご存知でしょうか。高級ホテルでは,夕方にメードが部屋に入ってきて,(もちろん,部屋はすでにmake upされています),Bed spread (ベッドカバーのこと)を外し,首の辺りの毛布・シーツをちょっと折り曲げていくサービスです。チョコレートも置いていくことがあります。日本の伝統旅館もそれ相応の固有のサービスの歴史がありますが,アメリカでもそれなりのクラスのホテルには,それなりの伝統があるのです。
さすがに最近では部屋まで送ってくれるボーイがいなくなりました。彼らのためのチップがいつも気になっていましたが,その心配がなくなりました。オーランドのホテルに泊まったとき,リゾート風のホテルで,フロントから部屋までが遠くて,ボーイを頼んだほうが良かった,と後悔したことがあります。費用対効果を考えても,チップはケチらず,頼んだほうがよいことが多いと思います。 -
6.ホテルの税金
New York City のホテルはたしかに高額です。特にManhattanは高い。それだけ集積している土地だからやむをえないのかも知れません。
それより,今回気がついたのですが,税金が3種類も取られることです。すなわち,
(1) 市税 1泊 3.50 ドル
(2) リゾート税 1泊 40.17 ドル
(3) 付加価値税 14.75 %
です。たとえば,
1泊50ドルの部屋だと,50+51.05=101.05,
1泊100ドルの部屋だと,100+58.42=158.42,
1泊200ドルの部屋だと,200+73.17=273.17
です。1泊50ドルの部屋では,倍の金額を支払う必要があります。また,逆累進課税になっていて,富裕層に有利になっています。ひどいことです。
そもそもアメリカは外国人にフレンドリーな国ではありません。外国人に対しては性悪説に立っています。観光客を呼び寄せようという姿勢はまったくなく,外国人から金を搾り取ろう,という姿勢がみえみえです。日本も,相互主義の立場に立って,外国人からもっと税金を搾り取るべきです。(入国時に指紋を採取することを始めたのはアメリカです。) -
7.ホテルの安全
Marriott Marquise に泊まって気づきました。ホテルの安全性を高めるには,人の目がとどく空間をしっかりつくるのが必須だ,ということです。したがって,このホテルは中央に吹き抜けがあり,廊下が吹き抜けをぐるりとめぐっているので,エレベータを降りて部屋に行くまでの姿が,ほかの階からも見られることです。見通しのよいことは安全性につながります。見習うべき設計です。
またResidence Inn も別の方法で安全を確保しています。Residence Inn (Avenue of the Americas の宿)はワンフロアーの部屋数を少なくして,管理をしやすくしているのです。エレベーターで,ワンフロアーに降りる人の数が少なければ,それだけ,顔見知りになる確率が高くなり,安全性が高まる,という発想です。
第三の方法は,ホテルを小さくすることです。前回(2010年)は,Union Square 近くのプティ・ホテルに泊まりました。ここでは,女性の一人客で仕事で来ているような人が泊まっていました。Big hotel よりPetit hotel の方が安全なこともあるでしょう。 -
8.ホテルの設備
今回,前もってホテルにメールしました。お湯を沸かす電気ポットはあるか。冷蔵庫はあるか。の二点。ホテルからの返信では,ともに無し,とのこと。まあ,予想通りでした。でも,連れの部屋には冷蔵庫がありました。また,各階のエレベータホール近くには製氷機(左の写真)がありました。製氷機があれば,ビールを冷やすのに問題はありません。スーパーのレジ袋に氷をいれて冷やせばいいのです。
8A.ホテルのクチコミ
このホテル,あるクチコミサイトではとても評判がわるかった。最初,地下鉄のPenn Station/34th St. にエレベータがあるかと聞いたのですが(ホテルについては質問していません),余計にも,このホテルをけなすことまで返信して来ました。ひどいホテルにはいくつも泊まっているので,驚きはしませんでいたので,Penn Station に近いこともあって,変更はしませんでした。たしかに,バスルームはリノベーションが必要な程度に古びたものでした。でもエアコンも機能していましたので,落第点ではありません。製氷機もあります。ようするに,クチコミサイトはいい加減なものです。貶めるコメントは簡単にかけるのです。注意しなくてはならないことです。
ところで,いわゆるこの手の氷(製氷機の作る氷)を英語でなんというかご存知ですか。Ice をください,といっても通じません。Ice cube と言うのです。小規模のホテルではレストランが併設されているところがあります。そういうホテルでは,そのレストランで,ice cube が欲しい,と言えば,バケットにはいったice cube をくれます。 -
9.ニューヨークでレンタカー
マンハッタン42丁目とJFK空港でレンタカーをしたごとがあります。
最初は,仕事がLong Island のRonkonkoma だったとき,二度目は,おなじくその近くのBethpage だったときです。(ともに,例のBrookhaven National Laboratoryのすぐ隣です。)JFK空港でレンタカーして,その足でこれらの町のホテルに泊まりました。
日本からの飛行機は普通昼前にJFKにつきます。したがって,昼過ぎにはホテルにチェックインできます。Long Islandへの出張のときには,ホテルにチェックイン後すぐにクルマをとばして,Long Islandの東の突端のMontauk岬(灯台)まで行ったことがあります。灯台は質素なものでしたが,先史時代の遺跡があって,それを展示していたのを覚えています。
マンハッタンンに泊まったときには,週末に42丁目でレンタカーして,Long Island をドライブしました。Long Islandへの道は,the longest parking と揶揄された渋滞道路ですが,逆方向だったので,渋滞はありませんでした。
Long Island の道路は,くぐる橋の高さをわざと低くして,バスが通れないようにして,バスに乗るような庶民がこれないような構造になっている,という有名な説がありますが,それを実感しました。差別の思想はアメリカでしょっちゅう実感しました。プールで泳いでいて,白人でないので,追い出されそうになったこともあります。
Long IslandのJFK空港の南につらなる海岸線,すなわち,Rockaway Beach, Atlantic Beach, Long Beach と続く海岸線は,ドライブに良し,海水浴に良しのとてもすばらしいところです。景色もサイコーです。絶対オススメのところです。わたしはここのボードウオークを夕日を見ながらのんびり歩くのが好きです。
また,Upstate New York(ニューヨーク州の北部)では,Buffalo に仕事で長期に滞在したことがあるので,その周辺はドライブしています。Niagara Falls は言うに及ばず,コーネル大学のあるIthaca も行きました。いわゆる Upstate New York は,日本ではあまり知られていませんが,湖がたくさんある森林地帯で,とてもきれいなところです。冬は寒いでしょうが。 -
10.42丁目
むかし、42丁目はあやしげなネオンが輝いていましたが,そこから7番街に曲がると,すっかり薄暗くなっていたことを覚えています。この周辺は,実際に,危険を感じました。
42丁目のネオンのお店にはよく通いました。当時,ブースでコイン式の映像をみる機械があって,幻灯機みたいに,ショートフィルムの映写をやっていました。ワンコインの時間が限られているので,延長してみたい場合には,コインを次々に投入します。よく見ました。どんな映像が出るか?ご想像に任せます。
当時もブロードウエイ・ミュージカルはあったのでしょうが,関心がなかったので,シアターのロケーションは調べませんでした。今では,ブロードウエイより,42丁目の方がシアターが多いのではないでしょうか。ハリー・ポッターは42丁目のシアターでやっています。マダム・タッソー(出来たのは最近のはずです)も42丁目。ここ20年で,すっかり変りました。 -
11.「5番街型」の都市は前世紀の遺物
5番街に典型的にみられる広い道路の両側に有名ブティックを並べる都市のスタイルは20世紀の遺物だとおもいます。21世紀では,「建物内の広い空間(吹き抜け)と付属する屋外のくつろぐスペースの組み合わせ」が主流になっています。大阪のグラン・フロントが典型です。また,Ginza 6 もそれに近い。ニューヨークのWorld Trade Center 周辺や,この春オープンしたHudson Yards も21世紀型です。
要するに,「滞在型」です。ゲストに道路を歩いてもらう(移動する)のではなく,ベンチなどを設けて,ゲストそこに留まってもらう(「滞在する」)ことです。自由に座るスペースがあることが重要です。5番街はこの型ではありません。セントラルパークは遠すぎます。WTC には二つのプールの周辺に大きな石のベンチがあって,長時間滞在することができます。ゲストに移動させることは,時代遅れです。今後の街づくりで考えるべきことです。 -
12.地下鉄
ニューヨーク市は地下鉄を冷遇しています。歴代市長の方針でしょうか。これだけ電気を湯水の如く使っている国で,冷房のない地下鉄の車両が走っているのです。また駅構内も冷房がありません。(たまに,ありますが。)信じられない話です。ニューヨーク市長は地下鉄を人質にしていて、それを政治の道具にいているとしか思えません。ワシントンDCはあれだけ天井の高い広い空間を持つ駅構内であっても,冷房を効かせています。
そう,ニューヨークの地下鉄はここ10年まったく向上していません。Hudson Yard の駅が出来たくらいです。メトロカードは,Suicaのような非接触型のICカードではないひと昔前のタイプです。(ロンドンはSuica型です。パリは違う。),ゲートの回転ドアは監獄そのままで,恐怖を感じさせます。構内は依然として赤色灯で薄暗く,気持ちのよい空間にはなっていません。ここ10年(20年かな),まったく設備投資をしていないのです。どうしたことでしょう。単に,赤字事業だから(世界中の都市共通です),とはいえないでしょう。わざと手を入れていない,としか考えられません。
ニューヨークの地下鉄の治安が良くなったことと落書きがなくなったこと,それは評価しましょう。でも,そんなことは10年前に完了しています。その後の進歩がないのです。
12A.JFKとの行き来
すこし前までは,JFKとの行き来は,空港とGrand Central をつなぐバスを使っていました。一昔前は,Grand Central にたむろするタクシーの評判が悪くて,バスの運転手が,They are really bad.と連呼していたのを覚えています。いまは,JFKとManhattannのタクシー料金がFixになったので,タクシー利用もおおいと思います。AirTrain も出来て便利になりました。AirTrainができたのは、ほんのここ10年です。
空港と市内をつなぐ交通が,個人旅行では一番気を遣うことですが,逆に,ここがその都市の裏面を知る絶好の場所です。パリでは,貧困地帯といわれているところ(サンドニ)を列車が走ります。そこから移民と見られる人たちがどっと乗り込みます。ニューヨークはそれほどではありませんが,Brooklynの問題地帯を走ることには変わりがありません。 -
13.美術館
ピカソのゲルニカをMoMAで見ました。エレベータで階上にあがり,エレベータのドアが開くと,まん前にゲルニカが展示されていました。劇的なディスプレイでした。1978年のことです。その後,ゲルニカはマドリッドに帰って行きました。
MoMAは近代芸術のコレクションとしては世界一です。近代と現代美術でここに勝るコレクションをもっているところはありません。アメリカの学術の頂点のひとつと言ってよいでしょう。現在、改修工事中。どんな美術館になるのでしょうか。楽しみです。
アメリカの資金力の頂点はMETです。大英博物館のマーブル・ストーンみたいな歴史はありませんが,アメリカの資金力で世界中からの美術品を蒐集しています。(一応,略奪ではないようです。)世界帝国の覇権の象徴です。(アメリカ帝国主義とまでは言いません。)
自然史博物館もユニークです。ここは民俗学、動物学、植物学等で、世界の学問を牽引しています。恐竜の新しく革命的な系統図を示して世界にショックを与えたのはついこの前です。今後、分子生物学についての見識を聞きたいものです。食料品のみならず,人類に対する遺伝子書き換えについて、アメリカ学会の意見を聞きたいものです。
アメリカ人の忌避性・アレルギー感覚は特異です。不思議です。あれだけ自然食品にこだわるヨーロッパ人がいるのに,アメリカでは,遺伝子書き換えの食品には無関心です。
テネシーに行ったとき,川があまりに汚れているのでなぜか,と現地の観光案内所で聞いたことがあります。肥料のせいだ,とのん気に答えてきました。何の問題も感じていないこの回答に,こっちは唖然としました。まあ,臓器移植についてあれだけ「寛容」な国ですから,なにを言い出すかわかりませんが。 -
14.物価
ニューヨークの物価はたしかに高い。でもそれはお店と品物によります。
ステーキはもちろん東京の方が高い。
ハンバーガーの値段は?経済学の初歩的な話題でしょう。
ユニクロは東京もニューヨークも似た値段。
コーヒーは考え方による。日本のコンビニの100円コーヒーは世界一。ヨーロッパでも,1ユーロの立ち飲みエスプレッソは田舎に行かないとお目にかかれなくなりました。パリのカフェのコーヒーはいくらだったかな。
WTCの展望台に上るのに50ドル取られます。アベノハルカスは1600円ぐらいかな。エンパイヤ・ステート・ビルも高い。
総合すると、ニューヨークの物価は、東京に比べても、きわめて高い。1ドル=80円にしないと割が合いません。 -
15.West Side Story
わが青春のニューヨークはWest Side Storyで始まります。1961年のアメリカ映画です。 George Chakiris と Natalie Wood が出ていました。私はそれほどのめりこみませんでしたが,高校時代の友人では,朝から晩まで映画館に居座って,何十回も見た,と言うのがいました。圧倒的な人気映画でした。もちろん私も,レコードは買って,何回も聞きました。
舞台はもちろんニューヨークのUptown。Harlem でしょうか。スペイン語がよく出てきます。でも,このスペイン語はPuerto Rico のスペイン語です。ここからの移民がHarlem に入っているのです。Puerto Rico と Poland の移民の争いの映画です。
1978年9月にLos Angeles郊外に移りましたが,狭義のLos Angeles の狭義の downtown (Figueroa Street周辺) を歩きました。すると,ここはスペイン語が英語を凌駕している地域だと知りました。こっちは,メキシコ系のスペイン語です。時代もあるでしょう。アメリカでのスペイン語の重要性を実感しました。
1978年当時でさえヒスパニックが多かったのですから,その後の彼らの「隆盛」はすさまじいものがあったのではないでしょうか。アメリカの人口増加率はアフリカの未開発国並です。ヒスパニック系がそれを支えていると思います。
アメリカでスペイン語が重要だとすぐにわかったので,スペイン語の辞書を買い,自習しました。Una cerveza por favor. と La adición por favor. が覚えた言葉です。半年後,メキシコを旅行したときに使いました。 -
16.Brooklyn
Brooklyn も変わりました。Brooklyn といえば,むかし Brooklyn Dodgers と呼ばれていたように,ドジャーズがありました。ロサンジェルスに場所を移した理由はなんだったのでしょうか。
Brooklyn は再開発がずいぶん行われました。Dumbo 地区とWilliamsburg 地区がその典型です。この両地域ほどニューヨークノ21世紀性を象徴する地域はありません。(Soho, High Line とHudson Yards も21世紀的ですが。)
Dumbo 地区はすっかりきれいになりました。公園もきれいですし,レストランやショップも現代的です。5番街の遅れ(20世紀的な変わらなさ)を際立たせる存在です。Empire Stores とその周辺の公園は21世紀型の都市空間と考えられます。
Williamsburg 地区もきれいになりました。この東地区が住みたいうエリアのナンバーワンになったなづけます。 -
17.Broadway Musical
ニューヨークに行くと,いつも,着いた午後,タイムズスクエアのTKSに並んで,安いチケットを買って,その晩のミュージカルを見に行ったものです。安いのを探すのですから,オフ・ブロードウエイも結構行きました。
ニューヨークのミュージカル・ビジネスで感心することは,それにかかわる人々のレベルと人数(深さと広さ)です。音楽は,原則的に生のオーケストラですから,それだけのクラシック音楽家が毎日働いているわけです。舞台装置の小道具も大道具もそれなりのプロが働いているわけです。出演者もダブル・キャストです。この裾野の広さは,世界のほかの都市にはありません。アメリカ文化の広さと深さを痛感します。ジュリアード音楽院がニューヨークにある,ということの意味がわかります。 -
18.ヤンキース
野球も現代の代表的なエンターテインメントです。ショービジネスです。しっかり日程を確定して,その日には確実に演目を披露する,これがエンターテインメントの本質です。「マー君がいるから,それを理由にニューヨークに行く」という事情が成立する,これが現代社会です。
日本もこのようにしたいものです。大相撲がそうなっているでしょうか。奇数月に確実に指定されたところで「場所」が開かれる。これは世界中の旅行者にとって重要なことです。J League もそれに近くなっているでしょうか。でも,もっと,「土曜日なら確実に試合がある」という事実は成立していないようにおもいます。 -
19.商売,ビジネス
アメリカ人はビジネスとは何かと言うことをしっかりわきまえています。ラスベガスを造ったのもこのビジネス精神です。ニューヨークでもそれが生きています。ニューヨークが世界一の都市になったのもこのアメリカ人のビジネス精神です。何をやればお客が集まり,お金を落としてくれるか,それと徹底して考えているのがアメリカ人です。見習うべき発想法です。 -
20.9/11 とWorld Trade Center
9/11 の旅客機のWTCへの突入と建物の崩壊はショックでした。わが人生最大のショックの一つです(あとひとつは,東日本大震災のときの津波に対する認識の低さ)。ありえない映像でした。こんなことが現実に起こるのです。たぶん,Inertial Navigation System(自動操縦装置)にWTCの緯度・経度・高度を入力しただけで,こんなことが出来るのです。日常生活が,第三者が自動装置へ入力するだけで破壊できるのです。技術が,それを悪用すれば,大量破壊につながるのです。原子爆弾もそうでしょう。人類が自殺行為をしているのです。それもわれわれが開発した高度な技術を使って。そんな時代に突入していたのです。 -
21.お墓参り。
9年前にもグランド・ゼロに来ました。当時は,まだまだ工事中で、博物館も臨時でした。一帯は広範囲に再建中で,工事の塀で囲われていて見通しが悪い状態でした。一般人を呼び込める環境ではありませんでした。当方も拍子抜けでした。
今回,すでにグランドゼロは,「新」ワールド・トレード・センターとして,完成したものになっていました。二つあるプールとその周辺は,巨大な墓地を想起させました。そう,WTCに来ることは,お盆のお墓参りみたいなものだ,と感じました。東京の千鳥ガ淵。神戸の震災記念公園。広島。長崎。。。。
人類はこんな記念(祈念!)公園しか残せなくなったのでしょうか。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
nomonomoさんの関連旅行記
ニューヨーク(アメリカ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
21