2019/07/05 - 2019/07/05
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ダイスケitさん
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成田の祇園祭は毎年7月上旬に開催される。今年は7月5日(金)~7日(日)の3日間だった。数年前に一度行ったことがあるが、その時は曜日の関係で成田駅前の総踊りだった。それなりに楽しんだが、背景がJRの駅舎なので、いまいち撮った写真も趣が足りないという印象が残った。
今回は、7月5日の祇園祭初日に行われる新勝寺本堂前の安全祈願・鏡開き・総踊り、山車・屋台の町内への繰り出しを見物に出掛けた。
節分の豆撒きで有名な本堂前広場に集まった大勢の観客に混じり(といっても都内のお祭りの人出に比べると少なく、せいぜい千人の規模)、祇園祭始まりのセレモニーや総踊りの模様を見物したのだが、本堂や三重塔などの建物が背景となって、撮れた写真も雰囲気溢れるものとなった。
祇園祭は京都の八坂神社のお祭りとして有名なので、神社のお祭りと思っていたが、成田祇園祭はお寺のお祭りとなっており、日本の夏祭りの総称として使われているようだ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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13時半からのセレモニー開始に合わせて新勝寺総門前に到着したのは、13時頃だった。
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総門近くの店舗横に並んで貼られていた、祇園祭の版画とポスター。
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「祇園会」の標識が出ていた。
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この日は仁王門を潜ってから大本堂への階段は使用出来ず、脇道から大本堂前広場へ行くようになっていた。
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大本堂前広場に着くと、もう山車や屋台は勢揃いしており、観客もかなり集まっていた。
まずは、大本堂に上がり広場を正面に見る位置に行ってみた。この時三重塔は左手に見えている。 -
右側の様子。
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三重塔前の山車。
山車(だし)と屋台(やたい)の違いは正確には判らないが、調べて見ると、山車:山型、屋台:宮型とのこと。
そうすると、成田祇園祭では人形が乗っているのが山車となり、この2基は山車となるのだろう。 -
三重塔の前の山車2基。
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踊り子もスタンバイしている状態だ。
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暫く大本堂の中から広場を見下ろしていたが、雛壇や手摺り際は既に先客がいるため近付けず、もっと良い撮影ポイントを探して、広場の反対側に行ってみることにした。これは移動中に三重塔の反対から撮った景観。
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大本堂前広場の香閣(線香を焚く大きな器を置いた東屋風建物)近くに陣取った。
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そのうち神輿が登場。
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神輿が広場を練り歩いている。
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神輿の周りには、マスコミ等のカメラマンが群がっている。
面白いこともあった。マスコミや事務局のカメラマンは腕章をしたりして識別出来るようになっているが、ひとりだけ「お祭りイベント 写真撮影」と背中一杯に2行にわたり書かれたTシャツを着て走り回って撮影している人がいた。これは怪しいなと思い、近くに来た時に「おたくは、公式のカメラマン?」と訊ねたら、「いいや、違います」と笑いながら答える。場内整理をしている係員も、錯覚してお咎めなしにしているようだ。こちらは、指定された線からはみ出ないように我慢して見ている(撮影している)のに。「言いつけはしなけど、私の前で邪魔にならないようにしてよ」とだけ言っておいた。 -
もうすぐセレモニーが始まるようだ。13時半直前。
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もう一度、大本堂に行ってそのセレモニーを見てみた。これは各町の世話役が勢揃いしているところ。広場の向こうに香閣が見えており、この後は再度その付近に戻って見物することにした。
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14時過ぎになって、いよいよ総踊りが始まり、すべての山車が同時に踊りだした。
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総踊りのワンシーン。
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山車の屋根の上でも踊っている。
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総踊りのワンシーン。
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総踊りのワンシーン。
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広場の中央にも踊り子が溢れている。
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三重塔側の様子。
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笠を持って踊っている踊り子の後ろの人形は、嵯峨天皇のようだ。
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こちら側も踊りに熱が入っている。
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この一角は、女性だけのグループになっている。
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いや、女性だけのところを撮ったという方が正確だ(笑)。
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皆、楽しそうだ。
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皆、楽しそうだ。
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笠から扇に変わっている。
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皆、楽しそうだ。
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これは人形がないので屋台というのだろう。笛を吹く人達も、一生懸命だ。
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この屋台には、子供達が座って扇の舞を舞っている。
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なかなか鮮やかな手付きだ。
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手古舞の子供達が登場し、踊り始めた。
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小学生ぐらいだろうか、可愛い。
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上町の屋台。中で座って踊る子供達も可愛い。
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総踊りは続く。
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30分程経過して、各山車・屋台の広場内引き回しが始まった。
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順番に停まっていた位置から引き出して、広場内を一周するのだ。
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回転する時が大変なようだ。
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成田山交道会の山車で、人形は日本武尊(やまとたけるのみこと)だ。
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堂々と引き回している。
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この山車は、引き回しが終り町中への繰り出しのために広場を出て行くところだ。
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引き回しがまだ続いている。
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すべての山車・屋台が広場から出て行き、広場が自由に歩けるようになったので本堂前に行ってみた。驚いたことに、「成田山祇園会」と並んで「全国安全週間特別大祈祷会 7月1日~7月7日」の立て札が上がっている。
メーカーに勤めていたので、安全は重要な経営課題であり、毎年の全国安全週間には、安全に関する社長メッセージが全従業員に伝えられていたことを良く記憶している。その産業界の重要課題が新勝寺で祈祷されていたとは。 -
大本堂前の総踊りも終了したので、参道を通って成田駅に戻って行く。15時。両側には、土産物屋やうなぎを名物とする食堂が並んでいる。
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やがて、シャン、シャン、シャンと祭り囃子の音色と共に錫杖を叩く音が聞こえてきた。手古舞だ。
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その後ろから田町の屋台が登場。長い綱を大勢で引くのだが、下り坂なので後ろからブレーキを掛ける人の方が大変だろう。
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目の前を通り過ぎて行く。
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目の前を通り過ぎて行く。
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笛・鼓を奏でる人達。
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屋台の後を追いかけて、総門前に戻ってきた。
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どこまで行くのだろうかと、もう少し追いかけることに。
速足で一行を追い越し、先回りして手古舞の子供を撮影。 -
後から屋台がやって来た。
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この辺りは上り坂になっているので、引き手は大変なようだ。
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一生懸命に引っ張ている。
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暫く見物してから、再度参道に戻り成田駅を目指す。
また、シャン・シャン・シャンと錫杖の音が聞こえ、別の屋台がやって来た。 -
この辺りの下り坂は勾配がきつく、後からブレーキを掛ける役目の人は大変そうだった。
結局13時~15時半頃まで、大本堂前広場の総踊りとその後の町内引き回しを楽しんで、引き上げることになった。
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