バルト三国旅行　リトアニア首都ヴィリニュス編

2019/08/07 - 2019/08/12

バルト三国５日間の旅へ行ってきました。各国１～２泊の弾丸旅行ですが、なかなか充実したいい旅ができましたのでご紹介します。

エリア ビリニュス(リトアニア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ホテルズドットコム

ビリニュスのバスターミナルです。リトアニアのスーパーikiが入っていました。

バスターミナルの前にはヴィリニュス駅がありました。
でも、先の２都市と違って、なんとなく全体にだだっ広くて殺風景な雰囲気があります。

駅から10分足らずでハレス市場へ到着しました。ヴィリニュス最大の市場です。右が110年前から続く建物で、左が半場外といった場所のようでした。

ハレス市場の中は、建物内よりも半場外の方が賑わっていました。

ホテルはこちら。Moon Garden Hotel。
見かけよりも中身はぐんと古いです。改装はされていますがエレベータはありません。フロントへも入ってすぐ、数段階段を降ります。

ホテルから徒歩１分の場所にあるのが旧市街の入口、夜明けの門です。
城壁にあった５つの門のうち、これだけが残っています。

門には礼拝堂が設けられており、奇跡を呼ぶと言われている聖母のイコンが掲げられています。

夜明けの門から少し行くと聖テレサ教会。

聖テレサ教会内部。外から見るよりもぐっと豪華です。

ヴィリニュス旧市街は非常に教会の多い街です。こちらは三位一体教会。

市庁舎前に立つのは聖カジミエル教会。

外観から考えると質素な内部です。ロシア=ポーランド戦争の折に火災に見舞われ、18世紀にバロック様式で再建されたあと、ロシア正教会、プロテスタントと変遷してきています。

ロシア正教会である聖ニコラス教会。

中はカトリックの教会と異なり、キリスト像はなくイコン（聖なる画）が掲げられています。十字架の形状も異なっています。

突き当りまで来るとリトアニア大公ゲディミナス像があり、最近再建された宮殿が傍に建っています。

宮殿の隣にはヴィリニュス大聖堂。

ゲディミナスの塔へはケーブルで上れ、ヴィリニュスの街を一望できるようです。

ベル塔はヴィリニュス大学にある教会の鐘楼。ここへも上ることができます。

左が15世紀末に建てられた、ヴィリニュスを代表する後期ゴシック様式の聖アンナ教会、その後ろは16世紀建造のベルナルディン教会です。
赤レンガで覆われた聖アンナ教会の美しさは、ナポレオンが持ち帰りたいと言っていたのだそうです。

ゴシック様式とバロック様式がうまく溶け込んだこのベルナルディン教会は「炎の教会」とも呼ばれています。

ポーランドに占領された1919年以降、ベルナルディン教会は兵舎としても使用されたことがあるそうです。

芸術家の街でもあるヴィリニュス旧市街の一角には、青い聖母像が見られました。
ここに揚げた以上に旧市街には教会が数多くあり、敬虔な信者が多くいる表れだろうという気がしました。