タイに行くならアユタヤが見たい

2019/08/23 - 2019/08/25

タイならアユタヤ。ずっとそう思っていた。
でも小学生を暑い中遺跡巡りにつきあわせるのはどうかと躊躇していた。
とりあえず、バンコクに行ってから決めよう、今回の旅はホテルだけ予約して後は白紙だった。

帰りの飛行機が夜中の００：２５
深夜便は、ホテルをチェックアウトした後をどう過ごすかが鍵
お金を払ってレイトチェックアウトも、深夜便が多いバンコクでは通常らしい
私が考えたのは、車をチャーターして午後郊外を観光しながら夜そのまま空港に送ってもらうというパターン
荷物も車に積んだまま観光して、バンコク市内に入らず渋滞しらずで空港まで行けちゃう。
とっても最良のパターンなので、レイトチェックアウト分のお金をチャーターにまわした方がお得かも。送迎がついていなければ、空港への移動もこの方法だと考えなくてすむ。
ちなみに大概のツアーは、半日ツアーでも午後からというものが存在しないのでチャーターするしかない。アユタヤだけはライトアップツアーが午後からあるが、見るなら昼間の遺跡も見たいのでパス。

チェックアウトの時にホテルのコンシェルジュデスクで頼むと３０００バーツで可能だということ。
（ちなみに日本語が通じないため、そして英語がだめな私は、プリーズチャーターカー　toアユタヤ　and toスワンナプームエアポート
午後10時までに　というメモを適当な英語で書いて渡す　そしてハウマッチと聞いた）
でも現金を直接運転手に渡すので、1万円を急遽両替してもらう。２７００バーツゲット。何とか足りそうだ。
アユタヤはカードがまるきり使えず（レストランも）、十分現金が必要だと後で分かるのだが・・・・

さすが高級ホテル、かはしらないが、10分ほどでチャーターカーがやってきた。

アユタヤ観光
スワンナプーム国際空港に午後10時までには着きたい
３０００バーツ（1万円ちょい）
この条件で１３：３０分出発～

エリア アユタヤ(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

チャーターカーで荷物ごと楽々出発
前日日本時間でいうと深夜2時に寝た上、午前中はエメラルド仏塔のワットパクナムに行ったりプールで遊んだりしたので、もうアユタヤまで寝るだけ(笑)
ほんと楽だわ
ちなみに運転手さんはタイ語しか話せず・・・
挨拶の後は基本会話なし状態
次女はアユタヤまでの1時間30分爆睡できてよかった。
午後からバンコク市内観光にしてたら深夜便出発まで地獄だったわ。
子連れの場合チャーター観光はよい。子どもの都合で予定変更もできるし。
そして行きたいところにいたいだけいれるのもよい。ツアーだといちいち集合時間があるし。
私は、移動中の景色もばっちり見たいので車内からきょろきょろ。

でも知らない間にうとうとしている間にアユタヤに入った！
最初に運転手さんがチョイスしたのはワットヤイチャイモンコン
中洲の外側にある
20バーツの入場料だが、誰も払わず入っていく上、チケットもノーチェック
でも、運転手が払えと何回も言うのでうちらだけ払う。アユタヤは子どもも大人も同一料金
でも、運転手さんがこっちに寝釈迦仏があるとジェスチャーで教えてくれて感謝
地球の歩き方バンコクにはのっていないし裏側で気付かない

１バーツをはりつけて落ちないと願いが叶うらしい

トイレに行ってみると、有料の５バーツ
ちぎったトイレットペーパーをもらう式
でもかなり清潔なトイレ
タイのトイレはどこもハンドソープが必ずあるのはすばらしい
だいたい手拭きペーパーも完備（たまに乾燥機）
JRのトイレに見習っていただきたい。

タイに行くことは現実的には今まで考えてはいなかったが、旅行記は好きで結構読んだ。その中でK.m.p.さんのタイぐるぐるというコミックエッセイでアユタヤの野犬の危険さがかいてあり、必要以上にびびる私

タイはいろんなところにかわいい象さんがフォトジェニック

アユタヤ王朝は日本の室町時代から江戸時代中期ごろまで栄えたので、古代遺跡ではなく中世から近世の遺跡である。
この寺は、巨大な仏塔とずらりと並ぶ座仏像が見所。

登れるのだがとにかく暑い

次に移動。
木の根に取り込まれた仏頭のあるワットマハータートに行きたいことが伝わったので、中洲の中に車を走らせ到着。
まずは入り口の売店を冷やかす

タイの服が何かほしいと言い出した娘のため、ワンピースを１５０バーツで購入

貸し自転車もアユタヤはあるが、日差しと暑さの中自転車遺跡巡りはきびしそう
本日土曜日だからか人気スポットだからか狭い駐車場は満車状態
先に運転手さんは降ろしてくれた。

野生のりすがうろうろしている

ここは５０バーツの入場料
もぎりの方もちゃんといるため、先ほどのようにスルーすることはできないから
みんなちゃんとチケット買っている

噂の木の根に取り込まれた仏頭横では警備の方もいらっしゃる。
大概マイペンライなタイ人も、仏様に関しては厳しいらしい。

頭部だけビルマ軍に切り取られている。

ラピュタな木。
どうでもいいが、話題の天気の子はラピュタの世界観がある。
そしてもう一つどうでもいいが、君の名は　は地元公開前にJALで早くも見れたが、さすがに天気の子は田舎でも早々に公開になったので、まだ飛行機で見れるのは先だろう

やってはいけないことが日本語でも
アユタヤは日本人観光客も多い

裏にある寺のクメール様式の仏塔が見えている

木の根に取り込まれた仏頭はこのように人だかりです。
でも、座って写真を撮るルールにより、どこからでもちゃんと写真が撮れるからよいルールです。

ほらこうやって横からでもちゃんと撮れます。

画像が削除できないトラブルに見舞われ、同じ写真ばかりですみません・・

木の根に取り込まれた仏頭　後ろから

出口でトイレに行っておく
エアコントイレとわざわざ書く自信からか一人１０バーツ

ほんとにエアコン
ひんやりしていて確かに快適

とってもきれいです。お掃除おばちゃんにお金を払った甲斐があります。
トイレットペーパーも完備で、ちぎられたのをもらう式ではありません。
一番観光客が多い寺だからか。
使う人たちもマナーがよろしいのでしょう
すばらしい

２つも寺院をまわったので、もう満足してしまった我々。
ワットマハータートに関しては行きたい！と主張したので、次はどこに行きたいか言わないと出発しない様子。困った、次は考えていなかった。
最初の寺みたいにおすすめに連れて行ってほしいが、言葉が通じないときた。
そろそろ16時半となり、見学終了のところもでてくる時間。
苦し紛れにフローティングマーケット（水上マーケット）を地図で指す。
そしてもうそろそろ営業終了のタイミングでやってまいりました。

そうしたらば、ここは観光バスが何台もやってくる観光スポットで、エレファントパークも併設
道を次々歩いてくる親子象。小象がかわいい

ガネーシャも

こちらの水上マーケットはテーマパーク
よって入場料が必要だが、運転手さんに最後渡す３０００バーツの現金をとっておかなければならないため、象に乗って遺跡を歩けるエレファントキャンプも断念したくらいでお金がなく、写真をとるだけ。
まあ、もう営業終了な感じではあったが

たくさんの象が平気で横を通っていく体験は楽しかった。
象がいるなんて知らなかったので、やはり行ってみないと分からない。

ちなみにこの施設もカード不可
もう夕食どきだが、夕食代もきびしい状況のため、カードが使えるレストラン！と運転手に要望。そうだ、ホテルのレストランなら使えるだろうと、ホテルレストランと連呼

遺跡目の前にゲストハウスが並ぶ通りにつれてきてもらった

が、安宿街ではカードなんて使えん。

でも、ホステル併設の食堂は庶民的価格なので、心配しなくてもお金は足りた。
遠慮する運転手さんにもおごる。
運転手さんは麺、われわれは麺とおすすめのエビチャーハン
３つで170バーツですんだ

こちらが言葉が通じないけどやさしくおつきあいしてくれた運転手さん

なんとどらえもんがテレビでやっており、娘がここでしばらく暇せずゆっくり待てた。タイ語だがドラえもんの秘密道具を出すときは画面に日本語のままのネーミングで出る。
映像だけでちゃんと分かったという娘　やっと元気をとりもどす

庶民的な店でやっと食べれた！
やっとちゃんとしたタイ飯
タイの麺にはスタンダードだというつみれがうまい

娘はエビとチャーハン少しだけ食べることができた
子どもが腹痛になってはいかんので、屋台飯は避けた

この地球の歩き方バンコクの地図とガイドページは6ぺーじしかない。
しかも図書館で借りた昨年のバージョン
アユタヤに行くか行かないか迷っていたため情報が少ない
でも、1ページだけの地図だけが運転手さんとの意思疎通ツール
次はここに行きたいということを地図上で伝える。
ちなみに私の旅はスマホオフラインのアナログ旅。

ここまで行った２つの寺院のチケット
上のチケットのワットヤイチャイモンコンは、みんなが払わなかった入場料が惜しかった気がするが、入場料を払えばチケットが残るのでそれはそれでいい。

こちらがホテル食堂

ホテル食堂のオーナーらしき方はノリがよい
遺跡目の前の好立地

南国の花がきれい

6時過ぎてだんだん日が落ちてくるのを待って、ライトアップ鑑賞をしてから帰る算段なのだが、ライトアップという英語が通じない。まさかと思うが和製英語か。
イルミネーションなら通じたのかは分からない。
とりあえず、夜間はライトアップされるという情報のワットプラシーサンペットへ。
運転手さんも、もう終わっているというのだが、一応降ろしてもらう。

後日談だが、k.m.p.さんのタイぐるぐるでもこちらはライトアップと書いてあるのに遺跡はまっくらだったという情報。
帰ってきてからまた復習して、やっとアユタヤの概要が分かった感じだから、またリベンジしたい。

一応未練たらたらで遺跡が見れそうなところはないか歩く。

すると偶然出口を発見し、まだ開いている。
入るのは18時までだが、閉門は１８：３０のようだ。

1列に並ぶ3基の仏塔はアユタヤのシンボルと言われるらしい。
勝手に出口から入って写真を撮る我々、しかも18時半少し過ぎているが、まだ他の観光客がいることをいいことに便乗。
でもやさしい係員さんが写真まで撮ってあげると言ってくれる。
我々が出るとすぐに閉門。そしてすぐバイクで手を振りながら帰るおじさん。
ありがとー
ライトアップはなかったが、見れてよかった

ライトアップは遺跡ではなく、チケット売り場あたりだけ少しされていた・・・

まだ私は他の遺跡のライトアップが心残りだったが、暗くなって早く空港へと帰りたくなる娘
帰途に着くことに
途中高速のガソリンスタンドでトイレ休憩

本式のトイレ経験
でもかなりきれい

8時半前に空港到着～
まだ出発便の4時間前ですが
バンコク市内を通らず、ずっと高速で1直線で渋滞知らず。
帰国の日は郊外観光そのまま空港送迎が便利です！

空港マッサージは高いですが、深夜便を待つのはつらいのでこちらで休憩がてら

スワンナプーム空港の階数表示はだまされる。
ここは3階
下が2階だよ、という表示だが、余計わかりづらいわい

アユタヤの感想はなぜか賛否両論だ。
壊れた遺跡ばかりでつまらないとか、どれも同じに見えるとか。
でも私はとてもよかったし、どれも特徴があって見ごたえがあった。
スマホカメラを渡してあって写真を撮るのが面白かったのもあるかもしれないが、意外に娘も楽しめたようでよかった。9歳くらいなら遺跡巡りもなんとか大丈夫なようだ。
帰ってきて、もう一度地球の歩き方のガイドページを見たが、6ページだけだがまだいいところがいっぱいあったなあ。
２９ｍの寝釈迦仏に行ってないし（しかも無料だった）、アユタヤを一望できるという仏塔にも行きたかったなあ。

ああ、また行きたいところが増えてしまう・・・
でも行きたかったところに行けて、夢のような時間でした。