自由気ままにヨーロッパひとり旅⑤アムステルダム編

2019/08/10 - 2019/08/17

会社で長期の休みが取れたので
ひとり旅にいこう！
と約2週間前に思い立ち、ばばばっと一気に航空券とホテルだけ予約しました。

個人手配での海外一人旅。
でもなぜか不安は全くなく
なんとかなるだろう精神で出発しました。

以下、旅行日程です。
１日目＊関空→ブリュッセル国際空港(香港乗継)
２日目＊ブリュッセル観光
３日目＊ブルージュ観光
４日目＊ケルン観光
５日目＊アントワープ、ゲント観光
６日目＊アムステルダム観光
７日目＊アムステルダム観光
８日目＊スキポール空港→関空(香港乗継)

5日目まではブリュッセル泊、
最終日のみアムステルダム泊にしました。

エリア アムステルダム(オランダ)

5日目の朝、オランダ行きのタリスは10時発
時間があるので初めてホテルの朝食バイキングへ
(いつもは詰め込みスケジュールだったのでカフェで済ましてました笑)

想像以上にメニューが豊富で取り過ぎてしまいました。バイキングあるあるです笑
全部美味しかった！特にワッフルととても大きなマッシュルーム

最終日のチップは折り鶴にして、メモにフランス語と日本語で「ありがとう」と書いておきました
チップ、折り目付くからやめた方が良かったかなと後々後悔。笑

とにかくこのホテルはコスパも良くて大満足でした！

タリスで約一時間
今回は二等席でしたが、日本の新幹線くらいなので普通に快適でした

スーツケースを上の棚に上げるのに、周りの人達がめっちゃ手伝ってくれて、「あぁ、ジェントルマン」と何度もなりました。

駅がオランダ仕様です

アムステルダム中央駅です

まずはバスで観光に行くのでスーツケースをロッカーに預けます
ロッカーを探すのに迷いましたが、まさかの改札の中にありました
仕組みがよくわからないけど、ロッカーのためなら何回でも改札通れるのかな？そんな感じでした

中央駅の裏側は港になっています
肝心なアダム・タワーが写真では切れていますが、船みたいなやつの右隣にタワーがあります


中央駅のチケット売り場で、リージョンチケットというものを購入
これはバスやトラム、鉄道などが全て24時間乗り放題になります

バスに1時間ほど揺られ、風車の村ザーンセ・スカンスへ

バスから見える風景も、今までの街とは変わり緑が増えます
のどかな風景落ち着きます

入り口付近にある風車村の地図

村全体が博物館のようになっていて、
メルヘンな世界に迷い込んだ気分になります

見るべきところがギュっとまとまってるので3時間ほどあれば十分に回れました。

入り口付近の風車

これ以外にも土手沿いにいくつか風車が並んでます
風車には一つ一つ役割があって
カラシの粉をひく風車、塗料を塗る風車、木の実をすり潰して油を引く風車などが現役で活躍してるそう。

村へ入るとこのようにお家のようなものがたくさんあり、それぞれが博物館になっています

建物の造りとかも全部可愛らしい雰囲気でした

村に流れている小川には白鳥がいます
牛や羊ものんびりとひたなぼっこしてました

奥に見えるザーン地方特有の緑の壁と赤い屋根のお家がとても可愛くて素敵です

少し早いですが先にお昼ご飯にします

オランダに来たら絶対食べたいと思っていたオランダ風パンケーキ、パンネクックが頂けるお店に入りました

入り口付近にはサイドメニューやドリンクが置かれており、セルフサービス方式です
好きなものを取り、パンネクックはレジでオーダーします

日本のフードコートのような呼び出し機を渡されます

店内は広々としていてテラスもありました

私が注文したのは、ホットチョコレートとアップルシナモンのパンネクック
何回見てもパイナップルに見えます笑

パンネクックは薄くてもちもち
結構シンプルな感じで生地自体には甘みがないので、こんなに大きくてもペロリと食べれます
(私の胃袋が大きいだけかもしれませんが笑)

昼食をいただいた後は木靴工場へ

外装からとても可愛かったです
ただ一人旅じゃこういう写真の撮り方を楽しめないのが惜しいです笑

ここでは、木靴作りを見学できます

一つ一つ手作りなのかと思いきや、塗装以外は機械化されているそう
なんとたった5分で一足出来上がります

店内にはカラフルな木靴がたくさん売られていました

天井からもいっぱい木靴がぶら下がってます

木靴が本当に可愛くてお土産で買おうか迷いましたが
なんといってもかさばる！あと日本じゃ絶対に履かないな、と思いミニチュア木靴のキーホルダーを買いました
とても可愛くてお気に入りです

続いてはチーズ工場へ

ここは多分村の中で一番混んでます
その理由は、、
チーズの試食し放題！！！笑

試食コーナーに辿り着くまでに、
チーズを作る工程の説明や実演があります

念願のテイスティングコーナーへ
オランダの民族衣装?を着た店員の方が切ってくれています

写真でも分かるように本当に人が多い、、
テーブルにはいろんな種類のチーズが並べられているのですが、それをグルグル回りながら一つずつ試食します
一周しようと思うととても時間がかかりそうなので、5種類程試食して諦めました。笑
スモークチーズが美味しかったです

風車村を満喫したので、アムステルダムへ戻ります。

まずはホテルにチェックインします
お世話になるのはアベニューホテル

とても安いホテルだったのですが、びっくりするくらい部屋が狭い、、
あとお風呂の扉が半分しかないので、床が結構濡れます笑
それ以外は立地もいいし(駅から徒歩5分)、スーパーも近くにあるし、トラム乗り場も裏側にあるので便利でした

アムステルダムを散策します。

トラムもいっぱい走っていて路線もわかりやすいので観光には便利です
アムステルダムの街にカラフルなトラムが映えます

観光の前に腹ごしえ。

アムステルダムでも食べようと思っていたフリッツ
ベルギーと同じくアムステルダムでも人気です

有名な店が何店かあるのですが、マネケンピスに行きました
(ちなみに地元民おすすめはフレミンクスだそう)

すごい行列。

ソースのメニューにサムライソースがありました
気になったのでそちらを注文

和風っぽい味なのかと思いきや、
マヨネーズに唐辛子ペーストが混ざっているようなピリ辛ソースでした
ホクホクで美味しかった！

ダム広場前から12番トラムに乗って
国立美術館へ向かいます

ゲントのトラムよりは安全運転な気がします笑
乗り降りの際に、日本のバスのようにチケットをかざすだけ

国立美術館に到着。
大きすぎて写真に収まりきりません

事前にネットでチケットを購入していたのでチケット売り場に並ばずに直ぐに入館できます　

内部のホールをはじめ壁や天井などにも装飾画やステンドグラスがあり、建物自体が素敵です

フロア0からフロア3まであり、中世ルネッサンス紀から20世紀までの絵画や工芸品が時代ごとに展示されています。

まずはオランダ絵画の黄金期とも言われる17世紀の作品を見に、フロア2へ。

フェルメール作、牛乳を注ぐ女

絵画の中に細かな白い点を点描することで、部屋に差し込む光を表現しているそう(解説より)。
後ろの洗濯籠?や机の上のパン、注がれる牛乳の流れなど細かいところの表現も凄かったです

私がこの美術館の中で一番好きな作品です

続いては(おそらく)最も有名な作品

レンブラント作、夜警
2019年7月から修復が行われてるそうです。

修復中なのでガラス越しからの見学となりましたが
これはこれでとても貴重な経験。
キャンパスの各層をコンピューターの高度画像解析で調査し修復していくそうです

こちらはフロア2のステンドグラス

階段ホールの近くにこのようなステンドグラスが4面ほどありました。

国立美術館を満喫したあとは、トラムには乗らず歩いて戻ります。
アムステルダムには食べてみたいものがいっぱいあります。

まずはコロッケの自動販売機、FEBO！
コロッケ以外にもハンバーガーなどが売ってました

コインを入れて好きなコロッケが入っている扉の横のボタンを押すだけ
奥ではコロッケを補充している様子も見れます

コロッケは結構大きめ
ちゃんと温かくて衣もサクサクです！

コロッケは6種類ありました
仔牛のクリームコロッケ、仔羊のクリームコロッケ、エスニックコロッケ、野菜コロッケ、メンチコロッケ、インドネシア風やきそばコロッケ

私は仔羊をチョイス
味が濃いめで私はとても好きな味でした
自動販売機でこのクオリティはすごい！

調子に乗って焼きそばコロッケも追加購入
これまた私好みの味で最高でした

日本にあったら1日5本くらい食べてしまいそうです笑

どんどんいきます
続いてはオランダのお土産の定番、ストロープワッフル

薄くさっくりと焼かれたワッフルにシロップが挟まった激甘スイーツです

店内で注文するとその場で焼いてくれて、追いシロップまでかけてくれます
この店びっくりするくらい高かったですが。

すぐに糖尿病になりそうですがおいしかったです。

お土産にもストロープワッフルを買いました。
ホットコーヒーのカップの上にこのワッフルを置いて、2分程待つことでシロップを少し溶かして食べるのが通の食べ方だそう。

ストロープワッフルを食べてる間に、雨が降ってきました

学習能力がゼロなのかこの日も傘は持ってなかったので雨宿りします
目の前ではチェスをしてました
ハリーポッターの世界。


雨が本降りになってきたのでこの日は早めにホテルへ戻ります
明日は最終日なので、早起きして最後の街歩きです。

最終日の朝、5時に起きます。
もう荷造りも終わっているので早朝散歩に出かけます


早朝のダム広場と王宮
人がいません。鳩しかいません。
朝日が差し込んで良い感じです

ダム広場の向かいにある戦没者慰霊塔

ここは国立オペラ&バレエやった気がします

早朝街歩きで撮った写真がどれも似てるので、何の建物を撮った写真か曖昧過ぎる、、
間違ってたらごめんなさい。笑

どこを撮っても運河と建物と橋の組み合わせが絵になります。

ここはしっかり覚えてます。

昨日の夜に本当は行きたかった、マヘレのハネ橋
4月～9月の間はライトアップされているそう。

実際にハネ橋が上がるところは見れませんでしたが、ゴッホが描いた「ハネ橋」のモデルになった橋ということで、しっかりと目に焼き付けてきました

朝のアムステルダムは、道中にゴミが散乱しており、そこにカモメが群がっています。鳴き声も凄い、、

自動洗浄機のついたトラック？みたいなのが沢山走って道路を掃除していました
改めて日本の道の綺麗さを実感。笑

写真は綺麗な運河と建物

左側に見えるのがシンゲルの花市

朝早いのでまだ開いてなかったですが、
様々な球根やカラフルなお花が売られています

橋に立てかけられている自転車でさえも絵になります。

こちらはレンブラント広場

広場の中央にはレンブラントの銅像があり、その周囲にはレンブラントの傑作、夜警の登場人物をかたどった銅像が並びます

夜警の絵と見比べてみるのも楽しいです

オランダのアップルパイが美味しいと聞いたので、モーニングはこちらへ

カフェ、ウィンクル43
テラス席もありましたが、寒かったので店内の窓際の席へ
店内に入ると、焼きたてのアップルパイの香りが漂ってきます

私はアップルパイのホイップ付きとミントティーを注文

こちらがそのアップルパイです
アップルパイ自体の大きさもさることながら、ホイップの量に驚きです

さっそく食べてみると、外はさくさくで中にはシナモン風味のリンゴがゴロゴロと入っています
りんごそのものの酸味と甘みを感じられてとても美味しかったです
ホイップはとてもあっさり！アップルパイとの相性も最高でした

ミントティーは新鮮なミントの香りが口いっぱいに広がり心まで癒されます
一緒にハチミツを持ってきてくれるのですが、ハチミツを入れるとほんのり甘みが感じられて二度楽しめます

食べてみたかったオランダ名物を全部食べ尽くせたので大満足です

さて、今回の一人旅も終わりに近づいてきました
帰りに撮ったアムステルダム中央駅

個人手配での弾丸一人旅でしたが、特に大きなトラブルもなく、大満足の旅になりました


ブログ書き終わるまでのタイムラグがすごいですが
書いてたらまた行きたくなってきた。
次は年越し旅行です！

お付き合いありがとうございました