東京でイスタンブルのキッチン

2019/07/25 - 2019/07/25

4月にイスタンブールでお世話になったひろみさんが、日本でトルコ料理教室を開催されるというので、弥次喜多二人揃って参加して来ました。

　「トルコ・マルシェ　in　早稲田」

エリア 早稲田・高田馬場(東京)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

この方が　大濱ひろみ　さん。トルコ在住23年。

4月のイスタンブールでは、トラベロコを通じて、新空港から市内のホテルまでの移動をお願いしたのですが、彼女の本職はなんとお料理の先生！

イギリスで出会ったトルコの男性と結婚してから十数年、旦那様の実家でみっちりトルコ料理を学び、更にその道を究めてプロになられ、更に彼女のレパートリーはフレンチから韓国料理にも及ぶという料理の達人。もちろん和食も得意。イスタンブールでは日本人駐在員の奥様達にトルコ料理を教え、トルコの人たちには日本料理を教えているんだそうです。これぞ、日本とトルコの文化の懸け橋そのものと言ってもいいような素晴らしい方ですね。

なんて凄い！
なんてインターナショナル！　　　(*''▽'')

ひろみさんは今夏、日本各地（3か所位）でトルコ料理の実践教室を開催されたのですが、私たちは東京での二日目、「ちょっと手をかけた上等な家庭料理」の回に参加させて頂きました。
場所は早稲田の、リーガロイヤルホテルのすぐそば。我楽多工房という小さなワークショップです。

トルコでは味わえなかった現地の家庭料理が食べられるし、ひろみさんには再会できるし、こんな嬉しいことはありません。

リーガロイヤルホテル東京 宿・ホテル

本日の食材。

今日のメニューは、エゾ花嫁のスープ・ひよこ豆のペースト・ズッキーニのお好み焼き・ムール貝のピラフ・茄子とパプリカのサラダ　の5種類です。

ムール貝は手に入りにくいかもしれません。
今回は浜松からの直送品だそうです。

ひろみ先生の指導の下、参加者全員で手分けして作ります。
生徒は10人くらい。

皆さん手際のいいこと！　元お弟子さんも何人かいらっしゃいました。

ひよこ豆だったかな？

我々もカッコだけはいっちょ前！　…と言いたいところだけど、おっかなびっくり…

完成しました！　「トルコのちょっと手をかけた上等な家庭料理」全5品。

レシピは、すべて、ひろみさんのオリジナルだそうです。

早く食べた～い、お腹空いたよ　(#^^#)

食べ方のコツも伝授。

どの料理も珍しくて美味しいものばかり。イスタンブルの現地で食べ損なった美味しいものに、3か月後、東京で出会えちゃいました♪

残ったムール貝の汁で、ひろみさんが卵とじを作って下さいました。
絶品でした！

全員揃っていただきま～す♪　

料理の後は、1時間ほどおいてワインのテイスティング会。この会に残ったのは６人ほど。5本全部開けて全部頂きました。めっちゃウマウマ！

実はトルコには4000年ものワインの歴史があり、とても美味しいワインの産地なのだそうです。ビックリですね。イスラム教の国だから、ワインなんてないんだと思っていたのに！！

既に日本で販売されているものもありますが、この内のまだ売られていない2本は、ひろみさんがトルコから運んできて下さったものだとか。ありがたく頂戴しました。どれもすっきりとした味わいの、とても美味しいワインでした。
これは、トルコワインブームが起こってもおかしくないかも！！

ワインが入ってにぎやかに♪♪

元トルコ駐在員の奥様達のお話は超面白かった！　まるでドラマの世界みたいだけど、ホントに世界中で日本人が活躍してるんですねぇ。
　　　納得　(◎_◎)V

トルコは政治的には難しい立場を抱えてもいるようですが、日本人にはなんとなく親しみを感じさせる国ですね。ひろみさんのお話では、トルコの人たちもホントに日本が好きで親日的なんだそうです。

その昔、遭難したトルコの軍艦エルトゥールル号の乗員を日本人が必死に救助したこと、トルコ共和国建国の英雄ケマル・アタチュルクが日本を大層リスペクトしていたことなど、トルコの人たちはみんなよく知っているんですって。それで親日なんですって。嬉しいですね！！

イスタンブルのキッチン、とても楽しい一日でした。
旅が結ぶ人の縁。　一期一会に感謝！
もう一度イスタンブールに行きた～い！！