2019/08/12 - 2019/08/13
809位(同エリア1241件中)
骨ヅルさん
ミラノの次は、ポルトガル。その最初は未だ訪れたことのないポルトです。
ワイン好きの私にとって、ポルトは一度行ってみたかったところです。
ただ、本来のワインでなく(酒精強化ワイン)、甘いので好きではありません。ポルトガルでは「緑ワイン(Vinho Verde)」がお気に入りです!
ここは思ったより良い街で、もっと長く滞在できれば良かったのですが、また今度仕切り直しです!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ポルト行きのフライトは沖止めだったので、バスで移動です。
途中、ジャンボ機(B747-400)のハラが見えました。 -
パリの上空です。
セーヌ川にシテ島、エッフェル塔が立つ広場も。そして、大きなルーブル宮は良く見えますね。
上にはオルリー空港も見えてます。シテ島 旧市街・古い町並み
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ビジネスクラスの朝食。
欧州内で久々のホットミールです。
この中で一番旨いのは、メグレのバター! -
ポルトの空港に近づきました。
着陸前には、右舷にポルトの街が見えるはずです。だから、右の窓側が欲しかったのですが、あいにく一杯。通路側の席からカメラを前に出して撮りました。
幸運にも、市庁舎とその前の広場(左下方)と地下鉄の交差点、Trindade(中央の緑のところ)が写ってました。地下鉄の交差点 by 骨ヅルさんトリンダーデ駅 駅
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その直後の、ドゥエロ川に架かるドン・ルイス1世橋です。
ポルト一の景観? by 骨ヅルさんドン ルイス1世橋 現代・近代建築
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空港から街までは、鉄道で行きました。
メトロとかライトレールなど、いくつかの呼び名を聞きましたが、要は路面電車を専用軌道で運行している感じです。何が正式名称なのか未だに分かりません。
運賃はゾーン4で2エウロ、所要約30分でした。空港の鉄道駅 by 骨ヅルさんアエロポルト駅 (地下鉄) 駅
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その切符です。これは磁気券で、ここに乗車券情報が取り込まれ、再利用が可能です。
カード代として0,60エウロが掛かります。買い切りで払い戻しはありません。半年だか1年だか忘れましたが、その間は何回も使えるそうです。 -
車内。
広々としています。
乗車前に線路を見たとき、軌間が広く感じ、車両搬入の便からポルトガル鉄道と同じ広軌(1668m)を採用していて、それで車体断面も大きいのかなと思っていましたが、実はどっこい欧州中央と同じ標準軌(1435mm)。
一般鉄道がそうだからという先入観から来た、単なる思い込みでした。地下鉄(メトロ)という名の路面電車 by 骨ヅルさんメトロ (ポルト) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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先ずはホテル「Oporto Hotel」にチェックイン。2星です。
街の中心部に位置し、どこへ行くのも便利なところです。
下には「Casa Bragan[c,]a」というレストランがあります。必要最低限の設備だが街中で至便かつ安価 by 骨ヅルさんブラガンサ オポルト ホテル ホテル
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部屋。
ひとつのベッドだと、ドミトリーしかないとのことで、ツインを予約。 -
洗面所。
古い建物をそのまま使っているので、遮音性に欠けます。
街中なので、夜遅くまで外の喧騒が聞こえますし、キッチンの近くだったので、朝は朝食を摂りに来た宿泊客の足音、声がけっこう煩かったです。 -
台所。
ここにはいろいろな飲み物(酒数種も)が置いてあり、自由に飲んで良いとのこと。
朝にはここに食べ物が並べられ、勝手に取って食べます。 -
ホテル直近のクレーリゴス通りから、1月31日通りとサント イルデフォンソ教会。
良い雰囲気! by 骨ヅルさんポルト歴史地区 旧市街・古い町並み
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上のふたつの通りの谷底左(北)側の街のヘソ、ペドロ4世のモニュメントがある広場と、到着直前に見えた市庁舎です。
ブラジル皇帝・ペドロ1世の像 by 骨ヅルさんドン ペドロ4世の像 モニュメント・記念碑
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お昼を食べに出たのですが、良さげなところは何時でもけっこうな列。
仕方なく上の広場に面したレストラン「Petiscos da Liberdade」で。自由広場 by 骨ヅルさんリベルダーデ広場 広場・公園
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左から、
イワシのあぶり焼(Sardinha assada 2,75)、
10個のミニチュア(Salgadinhos 4,50)、
ポルトガル風サンドイッチ(四半分 3,95)
で、サンドイッチはFrancesinha(=小さなフランス人女性)と呼ばれ、ポルトが起源だそうで、トーストでハム、チョリソ(葡:ショウリース)、牛肉等を挟み、溶かしたチーズとトマト、ビールとピリピリで作った濃く熱いソースを掛けたものだそうです。
小さなグラスは、上質ポルトワイン(Porto Reseva 3,50)、その左の埋め込み写真は魚以外を切って並べたものです。 -
ここは人手をケチっているのか、なんにでも時間が掛かりました。給仕はフル回転しているみたいですが。
外のテーブルの片付けも遅いので、鳩が残飯を漁りにたくさん来、それを子供が脅かしたりするので、直近を飛んだりと散々でした。 -
このレストランというかバーは、欧州各国語メニューが用意され、一品一品写真と極簡単な解説があり、地元料理に接していろいろ試してみるには向いています。
ただ、味は可もなく不可もなく、と思っていましたが、食後しばらくして胃の消化活動が終わる頃からなんか少し変な感じ。油が悪かったせいでしょうか。 -
腹ごなしに、街をぶらぶら。
1月31日通りを行く路面電車と向こうの坂の上のクレリゴス教会です。国鉄駅北から東に延びる坂道 by 骨ヅルさん1月31日通り (31 デ ジャネイロ通り) 散歩・街歩き
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上のコマの後方にある、サント イルデフォンソ教会です。
アズレージョで覆われた教会 by 骨ヅルさんサント イルデフォンソ教会 寺院・教会
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教会横から北に伸びる、目抜き通りです。
買い物客で賑わう通り by 骨ヅルさんサンタ カタリーナ通り 散歩・街歩き
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ドン・ルイス1世橋の北詰の少し北。
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グインダイ・ケーブルカー。
橋の袂とお城横を結ぶものです。乗りたかったのですが、時間がなく、お城へも行けませんでした。残念!ドン ルイス橋近くのケーブルカー by 骨ヅルさんフニクラ 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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橋上から同じ方向。
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川の東側。
写真撮るの忘れたのですが、この橋の欄干はけっこう間隔がある柵様のもので造られていて、物を落としたらそのままコロコロ川に落ちそうで、多くの女性が恐々と歩道の内側を歩こうとしていました。
その部分は3人並べるかどうかという狭隘なため、逆方向の歩行者、立ち止まって写真撮る旅行者などと相俟って閉塞することしきりでした。 -
橋を渡り切ってからの西側です。海は見えませんね。
ポルトを流れる大西洋に注ぐ川 by 骨ヅルさんドウロ川 滝・河川・湖
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橋を通るメトロ。
一般車両は下の部分しか通行できません。ポルト一の景観? by 骨ヅルさんドン ルイス1世橋 現代・近代建築
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エッグタルトの新し目の店がありました。
Manteigariaという店ですが、あとで調べてみたら、リスボンがルートみたいです。 -
試しに2個入りパックを買って、ホテルで食べました。
美味でした。1個1ユーロ。 -
夜のクレーリゴス通り。ホテルの部屋の次のコマとほぼ同じ位置です。
たまたま、上のエッグタルト屋が写ってました(右の明るいところ)。 -
夕食のためにレストランに行こうとしていたのですが、バーで天ぷらみたいなものを見つけたので買っちゃいました。
右上の写真がそのタラの揚げ物(Iscas Bacalhau)です。
その天ぷら、パンに挟んであるものとないものがありましたが、値段は同じ1,-ということだったので、吝い私はパン付き(左)を。それにカツ様のもの(右)も買いました。 -
夜のホテル。下のレストランは遅い時刻にも拘らず、列ができています。
ホテルに出入りするとき、いつも外で待っている人がけっこういました。人気店みたいですね。必要最低限の設備だが街中で至便かつ安価 by 骨ヅルさんブラガンサ オポルト ホテル ホテル
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なんかここではレストランに恵まれず、良いと聞いていたところは軒並み長蛇の列。
結局上のバールみたいなところ買ったものを、近くの夜遅くまでやっている小型スーパーで仕入れた酒と共に、部屋で食べました。
缶ビール500mlが1,39エウロですからそれほど安くはないですが、まぁ普通。それと保証票(写真上)付き緑ワインのフルボトルも買いました(4,29)。
なお、ビールは消費税23%ですが、ワインは13%。ポルトガル人にとって、ワインはなくてはならないものだということが分かります。 -
翌朝、路面電車で海沿いに行こうと、乗り場まで街をぶらぶら。
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駅から川に下りるところの街並み。
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ほぼ同じところからは、聖母教区ヴィトーリア教会(Igreja Paroquial de Nossa Senhora da Vit[o']ria)が見えます。
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今度は川側。
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川近くのエリンケ航海王子公園に来ました。サン フランシスコ教会とボルサ宮殿がその奥にあります。
旧市街の川に近い宮殿 by 骨ヅルさんボルサ宮 城・宮殿
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川べりからドン・ルイス1世橋です。
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地図を見て、路面電車(1系統)の停留所に着きました。そこには数人の旅行者がいたので、私も待っていました。でも出発時刻になっても電車は来ません。ポルトガル語しかない在りとあらゆる掲示を見たら、その停留所は使われておらず、数百メートル海寄りから出るとの文言(「たぶん」だったが結果はそのとおり)。
待っていた連中に声を掛け、英語を喋っていた中国系の数人は共に移動しましたが、ロシア語を話していた面々は動かず。
このため乗りたかった出発時刻の電車には乗れず仕舞。 -
路面電車の乗車券です。
1回3,50エウロ、2乗車だと6,00です。 -
車内。
これは私が乗った時点で、出発時には超満員となり、乗り切れない人も。古風な路面電車 by 骨ヅルさんトラム (ポルト) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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切符は、乗車時に運転士から買うので、超ー時間が掛かります。
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とにかく時間が延び延びになっていくので海へは諦め、途中でリタイア。
街中とを結ぶ18系統に乗って戻りました。 -
その電停横のドゥエロ川から海が見えるか眺めてみました。
肉眼では全く識別不可能でしたが、望遠で引っ張ってみると遥か彼方に見えました。
潮の香りもしてました。オポルトの西 by 骨ヅルさんアハビダ橋 建造物
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ここが18系統のターミナル、カルモ教会の前の広場です。
右の線路からは、駅近くを走る22系統が出ます。なんで直通にしないのでしょうか? 別々にすれば運賃収入が増えるからですかねぇ?アズレージョの装飾が見事な教会 by 骨ヅルさんカルモ教会 寺院・教会
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そこから程近いところに、タラのすり身コロッケを売っている店(Casa Portuguesa do Pastel de Bacalhau)がありました。
-
コロッケ(Pastel de Bacalhau)が4エウロ、セットじゃないけど店が奨め、多くが一緒に求める中辛仕立ての白いポルト(Sandeman Fine White Porto)が5エウロ。
試しにチーズ入りを食しました。味は悪くないけど、1個500円は高いよねぇー!
立食に適したコロッケとワイングラスが納まるホルダとプラスチックグラスは、返す必要ありません。 -
そこからちょっと歩けばホテルの近くです。
リスボンへの汽車時間がちょうどお昼時なので、クレーリゴス通り軽食堂屋でパン買いました。
右下の写真はT[i']pico do Portoという、いろいろな具が入ったかなり大きなもので、3,50エウロでした。 -
街中に位置するサン ベント駅です。
頭端式の駅で、スペイン方向からリスボン方面に向かう鉄路は、この駅を通らず、隣のカンパンニャ駅からそのまま南下しちゃうので、ここは一駅区間の盲腸線になっていて、リスボン方面への直通列車はありません。
これは憶測ですが、リスボンへはここから延ばしたくても出来なかったのでしょうね?!オポルトの「終着駅」 by 骨ヅルさんサン ベント駅 建造物
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歴史を感じさせる駅舎内。
左手に行き止まりのホームがあります。 -
この列車でひと駅乗って、幹線上のカンパニャン駅まで行きます。
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乗車券です。
2コマ上の右端が切符売り場なのですが、通るたびに長蛇の列ができていました。ホントは駅員が発行した切符が欲しかったのですが、諦めて当日の朝ネットで買いました。 -
広い車内です。
広軌がゆえに車体断面が大きいかどうかは分かりません。 -
カンパニャン駅に到着。
この方向が街で、リスボン行き列車も同じ方向に出ます。
写真だと判りづらいですが、確かに新幹線よりさらに広い軌道です。オポルト-リスボン間の乗換駅 by 骨ヅルさんポルトカンパニャン駅 駅
-
特急列車の1等に相当する車内。
切符買うときの座席を選ぶ画面では、その7割くらいから席を選べましたが、乗ってみるとほとんど満席。
後から駅で直接買い求めた人が多いのか、座席指定なしの旅客が多かったのか???? -
サービス用品を収納するカートが、なぜかドイツの潰れた航空会社、airberlinのもの。
債権処理で不用品を売却するのは当たり前ですが、それを安く買って使うなら、プレートくらい取りゃいいと思うのは、やっぱり私が日本人だからですかねぇ? -
列車は定刻にリスボア・アポロニア駅に着きました。
この後は、リスボン編に続きます....
が、蛇足を。
ポルトへはもうひとつくだらない行きたい理由がありました。
それは、もう半世紀近く前に放映された「刑事コロンボ」。そのシリーズに「別れのワイン」と題するワインを扱った作品があったのですが、その中でコロンボが目星を付けていた者の容疑を裏付けるに等しい言動を導いたのが、ここのポルトの名物(酒精強化)ワイン。
それを飲むためでもあったのですが、元々この手のタイプは「好み」ではないので、レストランで数杯飲むに留め、醸造所には行きませんでした。
https://www.youtube.com/watch?v=XnfaQ6nn4Hg (C) NBC universal
このシリーズで何回も登場する名脇役、ヴィト スコッティも良い味出してるし。サンタ アポローニア駅 駅
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