世界遺産の街　トレドでのんびり夫婦旅　３日目

2019/08/11 - 2019/08/13

マドリードからバスで１時間、世界遺産の街トレドにスペイン人夫と２泊３日でのんびり旅行してきました。
２度目のトレド旅行。
マドリードから近くて、安くて、見所いっぱい、のんびり夫婦には最高の旅先でした！！

エリア トレド(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 1.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

３日目の始まりでーす。

この日はホテルで朝ご飯を食べることにしました。
パン、卵料理、ハム、チーズ、フルーツ、ヨーグルトなどのブッフェです。
野菜がなくて残念でした。
自分で切る、生ハムコーナーもありましたよ。

ここのエンパナーダ・デ・アトゥン（ツナのパイ。写真の手前にあるヤツです）が美味しくていっぱい食べました。ふつうのエンパナーダは生地が硬くてモサモサしててあまり好きじゃないのですが、ここのはパイ生地でサクサク、美味しかったです。ホテルの自家製だそうです。


品数は少ないけれど美味しいエンパナーダをお腹一杯食べて大満足の朝ご飯は１人８ユーロでした。

Hostal Casa de Cisneros ホテル

街歩きスタート。

まずはサン・フアン・デ・ロス・レイエス教会に行きました。

サン ファン デ ロス レイエス教会 寺院・教会

ここはイザベル女王とフェルナンド２世ことカトリック両王が建てた修道院です。

階段を下りてチケット売り場があります。

１人３ユーロです。

このホラーな入り口をくぐって中に入ります。

中には素晴らしいゴシックな回廊が広がっています。

メルヘンの世界。

これが修道院って、豪華すぎやしませんか・・・

影も美しい

彫刻の１つ１つが繊細でよくみるといろんな動物がいたり、ずっと見ていられる装飾でした。

ユニークなお顔の彫刻。

美しいものばかりじゃなく、こうゆうちょっとユニークなのをみつけるもの楽しいです。

修道院の中にある教会です。

回廊にはクラシックの曲が流れているのですが、教会内は静か。

観光客もあまりいなかったので、ゆっくりお祈りしてきました。

丁度お盆だったしな。お祈りしたいことがいっぱいあったのです。

天井も高くて素敵。

階段で回廊の２階にあがりました。

こちらは１階のザ・ヨーロッパなゴシックデザインではなくて、アラブ文化が混ざったムデハル様式。

猫ちゃんのガーゴイル発見。かわいいなぁ。

２階の回廊にはライオンのシンボルがいっぱい。

ゲーム・オブ・スローンズのラニスター家かと思いました。

これなんて完璧ラニスター家の紋章でしょ？

ゲーム・オブ・スローンズ好き夫婦はとっても楽しめました。

パティオ。

どこから見ても美しい回廊です。

テラスで休憩。
よくしゃべるフランス人のおじさんのお店。
日本語も少し話せるみたいでした。

夫のビールにはタパスが付いてきました。
美味しかったです。

前日から気になっていたお店に入ってみました。

陶器のお店。

タイルでできたエルグレコの絵

狭い店内かと思いきや、地下にとんでもない世界が広がっていました。

お店のおじさんが「地下も見てってよ」っと親切に階段の電気をつけてくださり、降りてみたら別世界。

とっても広い地下空間に所狭しと陶器が並べられていました。

トレドの陶器、実用目的だから分厚くて丈夫なんだそう。

陶器と陶器をガンガン殴りつけて説明してくれましたが、まったく欠けませんでした。

とっても素敵なんだけど、その分厚さが故、重いのと、お値段がかわいくなかったので、丁寧にお礼を言ってお店を後にしました。

あ、素敵！って思うのはどれも１００ユーロぐらいでした。
子供でもかけそうなデザインのカップ＆ソーサーで１８ユーロ。

でも、陶器好きの私はとってもテンションの上がる素敵なお店でした。

朝ご飯いっぱい食べたから、お腹もすいてないし、この後暑くなりそうだし、もうマドリードに帰ることにしました。

よる１８：５９発のバスのチケットを持っていたのですが、バスターミナルの窓口で今からバスに乗りたいからチケット変えてくれませんか？って聞いたら、

「このチケットで好きな時に乗って」
って言われました。スペインゆるい！

当日のチケットなら何時のバスに乗っても大丈夫そうでした。
バスの運転手にチケット渡す時も、何も言われず普通に乗せてくれました。


こうゆうスペインのゆるさ大好きです。

次に来たバスに乗りまた１時間弱でマドリードに着きました。

今回のトレドの旅。急遽決まった夏休みに、慌てて計画したのですが、結果近くて、安くて、見所いっぱいで最高の旅となりました。