初サハリン＃４　南部の街コルサコフでブラ歩き(2019年7月)

2019/07/30 - 2019/07/31

　7/30夕方に国内便でノグリキからユジノサハリンスクに戻り、翌日に南の街コルサコフを観光しました。昨日はサハリン鉄道最北端駅のノグリキを見てきたので、今度は最南端の駅はどうなっているのか興味が出たので行ってみる事にしました。

　＜旅程＞
　7/26：富山-(飛行機)→羽田→成田-(飛行機)→ユジノサハリンスク(2泊)
　7/28：ユジノサハリンスク-(バス/列車)(車中泊)→
　7/29：→ノグリキ(泊)
☆7/30：ノグリキ-(飛行機)→ユジノサハリンスク(泊)
★(7/31：夕方迄コルサコフ観光)
　7/31：ユジノサハリンスク-(飛行機)→ハバロフスク(4泊)
　8/4：ハバロフスク-(飛行機)→成田(東京泊)
　8/5：東京-(新幹線)→富山

　写真はコルサコフ最南端駅付近の線路の様子。古い狭軌の木製枕木と新しい狭・広軌共用の枕木が混在していました。

エリア その他の都市(ロシア)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

7/30夜、ノグリキからオーロラ航空でユジノサハリンスク・ホムトヴォ空港に到着。20時半過ぎでこの明るさ。
空港前は工事中でした。街中まで行く63番バスに乗車。

バスを降りるところを間違えて大分歩いて暗くなってしまいましたが、またサッポロホテルに飛び込みでチェックイン。
ホテルのレセプションの方と顔なじみになってせいかわかりませんが、とって頂いた部屋はとても豪華でした。

この時すでに夜10時をまわっていて、普通のお店ではビールは売ってもらえません。ホテル近くのハンバーガー店に入ってみました。

ビールが置いてあって、ハンバーガーは肉の焼き方まで指定できて美味しかった。
820ルーブル、約1,400円。

翌7/31朝、駅近くの旅行会社でユジノサハリンスク→ハバロフスクの航空券を購入しました。当日夜の便です。
一番安い夜遅い便で、14,711ルーブル（約2.5万円）もしました。日本で検索した時は確か1万円しなかったのになあ。

午前中にホテルをチェックアウトして荷物を預けて、駅前からコルサコフ行きのバスに乗車しました。

料金は135ルーブル、支払いはバスの中で。

コルサコフに到着して、歴史郷土博物館を訪ねました。

動物たち。

面白いのは原住民の事を、先日訪れた北部のノグリキの博物館ではНивхи（ニヴフ）、この南部のコルサコフではАйны（アイヌ）と表記してちゃんと区別している事だ。両者似ている様で違うんですね。
右下に間宮林蔵の記述もありました。

間宮林蔵の部分の拡大。

日露戦争やカラフトという記述もあって面白い。

これは日本文化についての記述の様だ。

第二次大戦終了後の記載。

ロシア軍侵攻の軌跡。

日本統治時代の痕跡。

これも。
見終わって帰りに入場料を払おうとしたら、要らないよと言われました。

その後、タブレットの地図アプリYandex.Mapsでノグリキ駅の先に２つの停車駅が表示されていたので、どんな駅か歩いて行ってみることにしました。
ノグリキ駅から南にさらにPristan駅とPyat Uglov駅（英語表記）がある様です。

ナビを頼りに歩いて行くと、あったあったPristan駅。駅というより停車場か。

ロシア語表記ではこうなります。

駅近くの踏切のすぐ向こうは港です。

この駅の南の方は狭・広軌対応の枕木に切り替わっていました。

この駅の北側はまだ狭軌のまま。
どうやら南の方から切り替え工事が進んでいる様です。

新旧枕木切り代わり部。

さらにPyat Uglov駅を目指して歩いて行くと、こんな表示の駅が。。。
ナビではここで間違いないので、何かの略でしょう。

この駅の前までは新枕木に切り替わっていました。この駅の南部は旧の枕木のままでした。

この先へも行ってみたい気もしましたが、野犬たちがいたので断念しました。

その後、今年は運休のような稚内～コルサコフのフェリーターミナルが今どうなっているのか探してみたけれど、場所がよくわかりませんでした。

そろそろマルシュルートカでユジノサハリンスクに帰ることにします。120ルーブル。

マルシュの中で、対面座席右のおばちゃんの話が止まらなかった。
1時間英語とロシア語で喋りっぱなし。聞き取れない箇所が多かったが香港ディズニーランドに行った話とか旅行の話を延々と。でも楽しかった。
駅前で降りた後、これから州立博物館へ行くと行ったら、途中まで送って頂きました。ロシアの人達は本当に親切。

歩いて州立郷土博物館に着きました。
日本時代に建てられた立派な建物でした。

入場料200ルーブルを払って中に入る。
恐竜の骨や、

アイヌ、ニヴフに関する展示物や、

歴史、

自然についての展示物が豊富でした。

これは大きな猫ちゃん、ではないか。。。

首吊りの映像を初めて見ました。

庭にあったタンク。
飛行便の時間が迫ってたのでさらっと見学。

その後そそくさとホテルに戻り、預けたあった荷物を受け取り、路線バスで空港へ。22:30発の飛行便でハバロフスクに向かいます。

その後機上の人となりました。

～続く～