初サハリン＃３　北部の街ノグリキでブラ歩き(2019年7月)

2019/07/29 - 2019/07/30

　7/29午前中に寝台列車で北の最終駅、ノグリキに到着しました。ノグリキ駅で思わぬ人に再会しました。

　＜旅程＞
　7/26：富山-(飛行機)→羽田→成田-(飛行機)→ユジノサハリンスク(2泊)
　7/28：ユジノサハリンスク-(バス/列車)(車中泊)→
☆7/29：→ノグリキ(泊)
☆7/30：ノグリキ-(飛行機)→ユジノサハリンスク(泊)
　7/31：ユジノサハリンスク-(飛行機)→ハバロフスク(4泊)
　8/4：ハバロフスク-(飛行機)→成田(東京泊)
　8/5：東京-(新幹線)→富山

　写真はかつてオハまで路線が引かれていた、軽便鉄道の枕木跡。

エリア その他の都市(ロシア)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

7/29AM9:16定刻に、寝台列車はノグリキ駅に到着しました。

小さなノグリキ駅。

駅内に貼って有った時刻表。

おそらく荷物の料金表。

駅内のベンチに1人、見覚えのある方が座っていらして、なんと成田空港とロシア入国審査でまた会って顔見知りになった鉄道マニアの方でした。彼はポロナイスクから乗車してきたとの事。
話の中でノグリキには昔の鉄道の枕木が残っているらしいとの事で、話を聞いているうちに当方も少し興味が出てきました。

バスが来たと思ったら、遥々オハまで行くバスでした。
一瞬、ええいままよと乗ってしまおうかと思いましたが、自重しました。

次に街中まで行く路線バスが来ました。
鉄道マニアの彼は周りの雰囲気を楽しみたいので街まで歩いていくと言われるので、ここでお別れしました。

停留所一覧。

料金は17ルーブルで約30円とユジノサハリンスクより安かったです。

街中に着いて、ノグリキホテルにチェックイン。
この建物の中にありました。

この部屋で4,250ルーブル、7,500円くらい。
概してロシアのホテルは高い。

折良くホテルと同じ建物の中に旅行会社のオフィスがあって、ここで帰りのユジノサハリンスク迄の列車のチケット買いに行きましたが、また15時間近くかけて帰るのが億劫になり、ここで翌日夕方の航空便チケットを購入。5,658ルーブル、約1万円なり。

ノグリキは想像以上に小さな田舎町で、あまり見所がありませんでした。
これは街中の小さな教会。

スーパー。

猫ちゃん。

「歩き方」の地図に、軽便鉄道跡と出ていたので、地図アプリを頼りに歩いて探しに行くことにしました。鉄道マニアさんが言っていた場所のようです。
この川の橋を渡るのに、大分遠回りしました。

途中、道を間違えて相当ロスしましたが、めげすに進みます。

枕木の跡らしきものが現れました。ここに間違いない。

どんどん進みます。

それいけどんどん。

藪を抜けて、最後にこの大きな橋の脇の道に続いていました。

橋からの眺め。

この川の名は、トゥィミィ川と言うらしい。

手前に戻り、鉄道の盛り土の途切れた場所。
盛り土の残っている数十メートルだけに枕木跡が残っていました。

枕木を使ったような桟橋と茶色の水。
自然の色なのか、汚染されているのか。。。来る途中で川中に廃棄されたタイヤやゴミを見てきたので手をつけるのは止めておきました。

夜はスーパーで買った物で済ましました。
今日もよく歩いた、ビールが旨い！

翌7/20、ホテルの朝食。

今日も街をブラ歩き。
ホテル前の勝利公園。

白靴下猫。
犬は多いが猫は少なくて貴重。

次に路線バスで郷土博物館へ向かいます。

小さな博物館に到着。
入場料90ルーブル。

中の様子。

展示物の中でも特に、

古いニヴフ族（Нивхи：アイヌとは少し違うようです）の写真に興味をそそられました。
女性グループの写真。1910年の遠征時に撮影されたようです。

20世紀初頭の写真のようです。

これも20世紀初頭の北サハリンでの写真。

1893年の熊祭りの様子？

1892年夏。

博物館を出て帰りのバスを待つもなかなか来ないので、近くにあった店を見物して、

散歩がてら歩いて帰ることにしました。
こんなのんびりとした光景が見れる小さな街です。

木造アパートか？

路上マーケットとクラシカルな車。

地元の子供達。

その後ホテルをチェックアウトして、ノグリキ駅行きのバスに乗車。

ノグリキ駅行きのバスを途中で降りて、少し歩いてノグリキ空港に到着。

そして、18:40発オーロラ航空3605便でユジノサハリンスクへ向かいました。

～続く～