2019/06/11 - 2019/06/11
196位(同エリア371件中)
放浪老人さん
トルコのギリシャ・ローマ遺跡のハイライト、エフェソス遺跡と、その近傍のセルチュクを探索します。
エフェソス:BC7世紀にギリシャ人が進出してから、AD8世紀にビザンティン帝国が放棄するまで、小アジアの中心都市として繁栄しました。地中海世界全体でも、フォロ・ローマ、ポンペイに次ぐ古代遺跡と言えるかもしれません。日本を含む世界中からツアーが押し寄せ、人であふれています。今までのトルコの遺跡では数人から数十人の見学者しかいませんでしたが、ここでは、1000人を超える人込みに巻き込まれました。BCには、ギリシャ神殿最大の規模を誇るアルテミス神殿に信者が集まり;聖母マリアと使徒ヨハネがキリスト処刑後この地で過ごしたので、ADには、ーアルテミス神殿の材料を活用したーヨハネ教会とマリア教会に信者を集めました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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町の中心からアドナン・メンデレス大通りを進み、シャルダンタルハン大通りで左に折れるとミニバス停があります;ソケからのミニバスと同じ交差点です。
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8:26 セルチュク行き;ほぼ満席になると、随時、出発しているようです。
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8:39 セルチュクまで7TL;途中のバス停で満席になり積み残しの客が出ると、携帯で連絡しています;次の始発の乗客数を調整しているようです。
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9:06 エフェソス入口の交差点;セルチュク行きは直進します。
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同じバスできた数人の若者と車道を歩いて、エフェソスに向かいます。
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競技場入口のアーチ門;道の左側には、競技場跡がありますが、草に覆われて見えません。
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9:16 巨大なエフェソス駐車場;
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日本のツアーバス2台;トルコに着いてから、日本人は1夫妻しか見ていませんでした;さすが、エフェソスです。
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9:18 遺跡入口;10軒をはるかに超える土産物店等が連なっています;コークが10TL、町中の3~4倍です。
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9:22 金属探知機とチケット読み取り機:アンタルヤ考古学博物館にはありましたが、野外の遺跡等で手荷物検査があるのは初めてです。
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並木道を遺跡に向かいます。
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9:25 左前方に、巨大な劇場が見えてきました;巨大なクレーンで工事中です。
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右側の石棺の並べられた空き地の手前を、ほとんど折り返しに右折して;
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9:32 聖母マリア教会:聖母マリアはイエスの処刑後、使徒ヨハネと共にこの地で暮らしたとされています;今は廃墟になっていますが、彼女の墓所にあるこの教会が、世界に数多あるマリア教会の中で、最も由緒ある教会でした。
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正面の壁の裏は、アプスでした;通常と逆方向に見学することになります。
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9:35 教会の入口方向;幅は30mですが、長さは145mあるので巨大な教会でした。
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一番奥は、大理石が敷き詰められた広い石畳;アトリウムがあった場所と思います。
元の並木道に戻って; -
9:52 広場のような幅のある、アルカディアン通り:文句なしに小アジアー私の知る限りではイタリアを含めてもー最大の幅を持つ石畳の道です;この通りの先に港がありました;発掘が終わっておらず、今は道の途中から立ち入り禁止です。
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9:54 アルカディアン通りの行き止まりに大劇場があります。
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10:04 大劇場:ローマ時代に闘技場に改修されて闘技場兼用になっています;乗客数25000で、ミレトの大劇場(15000人)をかなり上回る規模です;対抗できるのはローマのコロッセオぐらいでしょう。
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10:09 白く上に伸びているのがアルカディアン通りです。
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昔は前方の色の薄い部分が水面で、緑との境目に港がありました。
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10:17 劇場側からマーブル通り:名前通りの大理石の石畳です;
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右側は、下のアゴラ:
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マーブル通り続き:右前方に図書館が、正面の屋根がテラスハウスを保護しています。右下の囲いの中がー;
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有名な足跡だと思います。
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図書館側からマーブル通り;
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ケルスス図書館:ファザードの知恵・運命・学問・美徳を表す4女神はレプリカで、オリジナルはウイーンにあります;アレキサンドリアの図書館に匹敵する規模でした。
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アゴラ側からマヤウスとミトリダテスの門;門の左の部屋で、アルテミス像(beautiful)が見つかりました。
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下のアゴラの列柱;
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南西の隅からアゴラ;
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図書館内部:
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図書館ファザードの壁及び天井の彫刻;
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図書館と、マヤウスとミトリダテスの門;
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ごった返すクレテス通り;前日までのほとんど人影のない遺跡群と全く違います。
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公衆トイレ;
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テラスハウス入口:斜面に建っていた7軒のローマ時代の住居が、屋根や風よけで保護されています;別料金ですが、時間さえあればその価値は十分にあります。
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床や壁の破片をジグソーパズルのようにつなぎ合わせる補修作業が続けられています。
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金属とガラスを組み合わせた見学用の通路が設置されています。
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床のモザイクばかりでなく、壁のフレスコ画も残っています;
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ポンペイやエルコラーノ以外にはこれほど保存のよいローマ時代の遺跡は知りません。
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11:35 モザイクやフレスコの多くが保存のために取り去られているポンペイより、現地で保存されているということでは上だとも言えます。
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11:47 ハドリアヌス神殿:手前のファザードの中央が女神フォルトゥーナ;後ろは;
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メドゥーサ;小アジアを周ってきて、神々より魔物メドゥーサの方が頼りにされているような気がします。
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ハドリアヌス神殿からクレテス通り・図書館・マーブル通り;
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トラヤヌスの泉;
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クレテス通りの列柱と側道のモザイク;
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12:01 ヘラクレス門;
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ハイドレイオン=泉の4本の石柱;
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メミウスの記念碑:ドミティアヌス広場に面しています。
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ドミティアヌス広場のニケのレリーフ;
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現地の解説板によるでは(ポリオの記念碑と)ドミティアヌスの泉:日本語及び英語のガイドブック等ではポリオの泉となっています。
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12:07 ドミティアヌス広場:正面の2本の柱がドミティアヌス神殿;
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水の宮殿跡;
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12:19 上のアゴラの南端の列柱;多くの人は北端を通るので、殆ど人が通りません。
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上のアゴラの北端の列柱;バジリカがありました。
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オデオン(小劇場):議事堂としても使われました。
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小劇場から、北端の列柱及び上のアゴラ、後ろは遺跡の南口;
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12:40 ドミティアヌス広場の上の展望所からクレテス通り;
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市庁舎とローマ神殿、後ろは小劇場の外壁;ここでアルテミス像(great)が発掘されました。
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ドミティアヌス広場の上の展望所;
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クレテス通りを下って北口に戻ります;
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12:59 北口に戻ってきました;約3.5時間の滞在でした。
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駐車場の入口側まで進みます。
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13:07 パムジャックーセルチュクのミニバス停;このミニバスは、クシャダスーセルチュク間の道路を離れて駐車場まで入ってきます;係員がいて、切符の販売及び、乗客数を連絡しています。
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13:17 ミニバス到着;アルテミス神殿跡は、殆どなにも残っていないようなのでパスして、次は博物館まで移動します。
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