2019/07/29 - 2019/08/01
5110位(同エリア28006件中)
ヨロレイさん
台湾に行ってまいりました。昨夏に続き2度目です。
今回の旅はお勉強だったのですが、空き時間にエビ釣りをしたいとリクエストしておきました。そして、2日目の午後にチャンスを得て同僚1名と挑戦できました。
場所は、MRT淡水線士林駅からタクシーで12〜13分ほど、故宮博物院のちょっと先にある釣り堀です。そこには数軒の蝦釣り堀が軒を連ねているので、タクシーに乗ったら「えび釣り!」と言えば向かってくれます。ちなみに、我々は故宮博物院の近くにある原住民博物館を見学した後、そこからタクシーを拾って行きました。駅からでも200元かからないでしょう。
なんと、タクシーに乗るなり年配の運転手さんが「えび釣り!えび釣り!」と叫んで、「そうそう」と言うと、日本語で歌を歌い始めました。聞いたことのない歌でしたが、日本語ははっきりしていて歌詞の意味もわかりました。日本語教育を受けた年齢には見えませんでしたが、きっと親世代から歌い継がれてきたのでしょうね。運転手さん、興に乗ってハンドル離して両手を広げてオペラ風に歌うもんだから、「あぶねー!」と後部座席は大騒ぎ。そして、キャーキャー叫んでいるうちに、原住民博物館からはわずか数分で到着。
数軒あるうちの手前の釣り堀に入りました。
車輪釣蝦場
https://ifoodie.tw/restaurant/559d74c8c03a103ee86c7a4e-%E8%BB%8A%E8%BC%AA%E9%87%A3%E8%9D%A6%E5%A0%B4
2時間600元
長方形の池が2つあり、到着時は手前の池だけに人がいましたが、しばらくすると奥の池も開放されました。夕方からお客さんが増えるのでしょうかね。
仕掛けは、道糸→ゴム管とウキ→オモリ→2本針(5センチくらいの段差)という単純なもの。道糸は1〜1.5号くらい、ウキはトウガラシウキ、針は袖バリの4号くらいでした。
事前に調べたところによると、2本針の上の針が底ギリギリになるようにウキを調節するとのこと。ところが、オモリがちょうど良い重さになっているものだから、どのくらいウキ下を取れば良いのかわかりません。そこで、隣の人に身振り手振りでタナを教えてと尋ねると、竿の途中に巻いてあるゴムと竿ジリまでがタナだと教えてくれました。なるほど、見ると確かに輪ゴムみたいなものが竿の途中に巻き付けてありましたので、針を竿ジリに当ててウキを上方に引っ張り、目印のところに合わせました。が、もともとそのタナになっていたと思います。
マイ竿、オリジナル仕掛けで楽しんでいる地元ガチ勢は、重いオモリを付けて、微妙なタナの調整をしていました。ん〜、ナス型のオモリを1〜2個ポケットに忍ばせていくのが良いですな。それと、実際の釣りの様子については後述しますが、竿は借り物で十分、可能なら仕掛けは持参した方が釣果は少し上がりそうです。
餌は乾燥したオキアミと、レバーらしきものがありました。レバーが良いと聞いていたので、餌用トレーに両方取りましたが、
結果的には釣れたのがオキアミでした。
でも、せっかくなのでオキアミをレバーで包み、エキスを乾燥オキアミに染み込ませました。と言うか、そうしたつもりw
乾燥オキアミはすぐ崩れてしまうサキイカのようなイメージです。頭を取り、針に刺したら針先の方に小さくまとめます。どうやら大きいと針掛りが悪くなるようです。「こんな小さくていいの?」と思うほど、針先に小さくまとめても、ちゃんとあたりが出ますし、針掛りは良かったです。
餌をつけたら、仕掛けを放り込みます。ブクブクで泡が出ているので、水も少しずつ動いています。それに合わせて極めてゆっくりではありますが、仕掛けも流されます。
すると、ウキが止まります。正確には、ブクブクのせいで水面がわずかに波立っていて、それに合わせてウキも微妙に上下運動しているのですが、その上下運動が止まるのです。そして、ツツツーと不自然に移動し始めます。軽く合わせを入れて針掛りすれば、魚が釣れた時のような引きを楽しみながら立派なえびが釣れてくるという具合です。
ザリガニ釣りのようなものとはまるで違います。引きは、まるで魚ですし、結構しっかり引くので面白い!そしてあたりが微妙なので、それなりに腕も試されている感がありました。
最初の1匹を釣るまで45分以上かかりました。でも、2匹目が釣れた時に感覚が掴めたので、そこからはそれなりに釣れ続け、2時間で10匹という結果でした。予想以上に面白かったです。
釣り上げたものは、外のグリルで塩焼きにしていただきます。これがたまりません!美味しうございました。
余談ですが、ビールやソフトドリンクは冷蔵庫から出してきて会計します。釣りしながら飲んでました。他にもお料理を注文できるようです。
帰りはちょうどバスが来たので乗りまして、駅まで15分くらいでしょうか。料金は15元でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- エバー航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
故宮博物院から5分もかかりません。道路沿いに釣り堀が並んでます。
タクシーは駅方面に向いているので、原住民博物館前まで来ず、博物院前でUターンするタクシーに大手を振って「こっち来て!」と猛アピールしました(笑) -
車輪蝦釣場
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朝の5時半まで営業。なるほど、不良オヤジの遊び場だと言われるだけのことはあります。
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料金表です。意外と高いな、と思いました。
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釣り堀全体はこんな感じ。これは手前の池で、奥にもう一つあります。
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餌は手前が乾燥オキアミ。奥がレバー。どちらも小さくちぎって、針先にまとめるように付けるのがコツです。
ちなみに今回はオキアミ主体でした。頭は外します。 -
ウキをジッと見つめます。魚のあたりのように激しくウキが動くことはありません。ジワーッと動いたり、あるいはピタッと止まったり。変化があったら、餌を食べるまで少し待ちます。そして軽く合わせます。
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待望の1匹を釣るまで45分かかりました。
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結構大きいです
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だんだんコツが掴めてきました。
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大きいものの引きは結構なものです。
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イテテ!
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奥の池はガラガラ。同僚は反対側で釣ってました。最初の1匹は彼が釣りましたが、どうも加速しきれないまま終わったようです。
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2時間なんてあっという間でした。これが釣果。
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10匹釣れました!
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釣り堀の外に流しとグリルがあります。エビの手足を切ったら竹串に刺し、置いてある塩をたっぷりまぶし、コンロに火をつけてエビを並べて焼きます。自分でするので無料です。
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焼けてきたらひっくり返すのを忘れずに。
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焼きあがりました!
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同僚は2匹だったので、ちょうど二人で6匹ずついただけました。焼きたてはたまりません!
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復路は士林駅までバスに乗りました。15元。悠遊カードでピッとやればオケです。ちなみに、乗る時か降りる時、一度ピッとすれば良いそうです。
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