2018/08/01 - 2018/08/09
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ハノイ旅行の途中に、2泊3日のカンボジア・シェムリアップ訪問を挟み込み、100箇所以上の遺跡があるというアンコール遺跡群の、ほんの2~3箇所(アンコール・ワット、アンコール・トム、タ・プロームなど)を歩いてきました。
『9-13世紀に栄華を極め、アンコールの寺院や都市を建立したクメール民族はこれらを放棄して忽然と消えてしまい、今も歴史上の謎とされています。1860年、フランスの博物学者アンリ・ムオによって、密林の中に眠るアンコール・ワットが発見されました。』
世界の旅人が憧れる、ロマン溢れるアンコール遺跡群訪問! この?へは「アンコール・トム、パプーオン」などを訪ねた顛末を記しました。
アンコール・ワット観光については「その②」に、ベトナム再入国の際の大揉めに揉めた騒動は、「https://4travel.jp/travelogue/11518336」に記しています。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ハノイ空港ターミナル27を15時25分に飛び立ったベトナム航空837便は、予定通りの1時間45分のフライトで、シェムリアップ空港へ着きました。
このシェムリアップ2泊3日の訪問に際して、日本出発前に、特に準備したことがあります。銀行に行って、1ドル(100枚)、5ドル(20枚)、10ドル(10枚)札を準備してもらったことです。
シェムリアップでは、食堂や小売店でも米ドルでの支払いがOKです。その場合、100ドル紙幣などを出すと、「おつりが無いよ」と言われる場合も多く、少額の紙幣をたくさん用意していくことが必要です。 -
シェムリアップ空港は、平屋のかわいい建物です。
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平屋ですから、飛行機から空港建物に入るボーデンブリッジなど無く、飛行機は全て沖止めです。
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みんな、歩くンです。
カンボジア入国は「ビザ」が必要です。私は、事前に大使館などへ申請するのは手間だったので、空港でアライバルビザを申請しました。ビザ申請のカウンターの横に置いてある用紙に必要事項を書いて、写真2枚と30ドル(米ドル、現金に限ります)を添えて出せば、10分ぐらいで名まえを呼んでくれます。 -
空港からは、ホテルの送迎サービスを頼んでおいたので、空港出口で名まえを書いた紙を掲げてくれていた運転手くんに拾ってもらってホテルへ。
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今日・明日と2泊するホテルは「アンコール・パラダイス」。
空港から国道6号を一直線に走り20 分ほど、道の右側に立つ老舗の5つ星ホテルです。 -
ウエルカム演奏ですね。カンボジアの木琴(ロニアットア・エク)で迎えてくれました。
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1階ロビーを裏へ抜けると、レストランの向こうにプールが広がっていました。
後日泳ぎに行ったら、深いンですよ。当然か…! -
部屋も広くてゆったりしています。
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ベランダから、先ほど見たプールを…。
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夜、ライトアップが綺麗です。
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今夜の食事は、ホテルから国道6号を挟んで真向かいの「パンティアイ・スレイ」(この名まえは、アンコール遺跡群のひとつ、ヒンドゥー教寺院遺跡から採ったものらしい。パンティアイ=砦、スレイ=女の意で、パンティアイ・スレイは女の砦)
この店は、カンボジア内戦を撮った戦場カメラマン「一之瀬泰造」が通った店とかで、彼の写真も飾られています。
朝6時から開店していて、地元の人たちでにぎわう人気店とか。本格的なカンボジア(クメール)料理を食べさせてくれる店で、観光客の姿はあまり見かけないとのこと。
*戦場カメラマン「一之瀬泰造」は1973年クメール・ルージュの支配下にあったアンコールワットへ入り取材を続けていましたが、捕えられて1982年に遺体で発見されたとあります。 -
スープと野菜、エビ、肉…と注文していって5品、44ドル。
4品目あたりから、「何てよく食べる日本人だ!」という顔をされたのですが、確かに1品ずつの量は多くて、あとの方はほとんど残してきてしまいました。 -
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国道6号を渡って、ホテルへ戻ります。
ホテルの前にはいつも2~3台のトクトクが停まっていて、ナイトバザールならば往復3ドル、アンコール・ワット半日ならば幾ら…といった具合に、定額で案内してくれます。 -
午後8時ごろから、ホテルの前に停まっていたトクトクに乗って、ナイトマーケットに出かけました。
運転手くんに「9時30分に迎えに来てくれる?」と聞くと、降ろしたところで「その時間に、ここで待ってる」と引き受けてくれました。 -
フルーツを、その場でジュースにしてくれます。
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鉄板の下は冷凍装置になっていて、そこへ撒いた、さまざまに味付けした液体が瞬時に凍ります。
それを削り取って、氷菓子にします。
ムッとした熱帯の夜、冷たい甘さが結構おいしい! -
レストラン、欧米のお客さんであふれていました。
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カンボジア料理、中華料理、インド料理、… さまざまな料理店が並んでいましたが、私は満腹で…。
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マーケットは奥が深く、まだまだたくさんの店が並んでいましたが、今夜はマッサージ店に入って足揉みを頼みました。1時間、4ドルでした。
9時30分、頼んでおいた運転手くんに拾ってもらってホテルへ帰りました。
往復で3ドル、チップとともに5ドル。 -
2日目、アンコール遺跡群観光に備えて、しっかりと朝食をとりました。
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現地のガイドさんを頼んでおいたので、午前8時、ホテルのロビーへ、ガイドのムンさん(といったと思う、多分)と運転手くんの2人組が迎えに来てくれました。
「遺跡群の観光券は持っていますか?」「いや、持ってないけど」「じゃぁ、買いに行きましょう」といったやり取りがあって、アンコール・トムへの道すがらにある観光券売り場に向かいました。
この写真の左側の建物が、チケットの売り場です。 -
観光券(アンコール・パス)の種類は1日券(37ドル)、3日券(62ドル)、7日券(72ドル)の3種類があり、それぞれ窓口が違います。
私たちは1日券の売り場窓口に並びました。自分で並ばなくても、ガイドさんに任せればいいのでは…と思われるかもしれませんが、この観光券は顔写真入りで、窓口に設置されているカメラで各人を撮影し、その場ですぐに貼り付け、発売してくれるのです。 -
入場券を買って再び車に揺られ10分ほど、大きなお濠が見えてきました。
「アンコール・トム」の環濠です。
ガイドのムンさんの説明によると、「アンコール・ワットは西向きに建てられていて、午前中は太陽が東から当たって逆光になり見にくいので、先にアンコール・トムからご案内します」とのこと。
ムンさんはオレンジの制服を着ていて、この制服は政府の公認ガイドしか身につけることは許されないとか。ムンさんの名誉のために一言! -
車の中からパチリ。
すンごい荷物、アンコール遺跡のどこかで店を広げて、ひと稼ぎするのでしょうね。世界のどこでも、女の人は強い! -
象タクシーのターミナルです。ここで私たちも車を降りて、徒歩で南大門をくぐります。
今日は、私たちはチャーター車で回るので、象さんはパス。ごめんネ! -
南大門に至る「サウスゲート橋」です。
この橋の両欄干は蛇神ナーガが長~く横たわっていて、この背にクメール仏教の神と阿修羅がそれぞれ54体ずつ計108体乗っかっています。
この世の正(神々)と悪(阿修羅)の争いを表わす造形なのだとか。 -
蛇神ナーガの7つに分かれた頭。
蛇神ナーガはもともとインド神話に登場する蛇の精霊で、仏陀が悟りを開いたときに守護したとされ、のちには竜王として仏教の守護神となっています。 -
橋の上からお濠をパチリ!
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南大門。アンコール・ワットの西北端から1.5Kmほど一直線に北上すると、この南大門に至ります。頭上の四面塔は顔の長さだけでも3mあるといいます。
象の背中に揺られて、クメールの神秘へ…。
私たちは歩いて門をくぐりましたが、ここは車の通行はOKですから、象タクシーをはじめ、自動車やトクトクに乗って入ってくる人など様々です。 -
門をくぐって裏側から見ると、3頭の象が草を摘んで遊ぶ姿がありました。
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ほらね、象で来る人、車で来る人、歩いて来る人、様々でしょう。
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南大門をくぐったところから、また車に乗ります。
アンコール・トム(大王の都)は、その名の通り大乗仏教寺院や王宮を一辺3Kmの城壁で囲んだ、広大な遺跡ですから、歩いていてはたいへんなのです。 -
アンコール・トムの中心、「バイヨン」寺院が見えてきました。
参道の入り口に、薄紫の制服を着た係員が、「アンコール・パス」の所持を調べています。
もし不所持で観光していると、300ドルの罰金を取られます。 -
「バイヨン」の意味は、クメール語で「バ」は美しい、「ヨン」は塔だとか。
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「バイヨン」は、アンコール・トムの真ん中に位置する寺院で、アンコール王朝の中興の祖といわれるジャヤーヴァルマン7世がチャンパに対する戦勝を記念して12世紀末ごろから造成に着手、のち多くの王によって徐々に建設されていったものと考えられています。
当初は大乗仏教の寺院でしたが、後にアンコール王朝にヒンドゥー教が流入すると、寺院全体がヒンドゥー化していきました。 -
ここが入口、「東門」です。
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でも、ガイドのムンさんは中に入らず、外壁に沿って左に回っていって、壁に彫られたレリーフを見ろといいます。
この外壁は、「第一回廊」と呼ばれていて、今のベトナム中南部を支配していたチャバ王国軍との決戦に臨む行軍のようすや、当時の人々のくらしを描いたレリーフが続いています。 -
戦いに出かける「ジャヤヴァルマン7世」とそれに随行する兵士たち。
1181年、即位したジャヤヴァルマン7世は国づくりを進め、1190年には宿敵チャバを降伏させて、このアンコール・トム(1190―1431)を完成させました。 -
兵士とその後ろを頭に荷物を載せて運んでいく女の人。
当時の戦いには、家族を連れていったのです。 -
奥さん(?)が持っていた亀に、尻をかまれた兵士。
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この頭が短髪で、耳たぶの長い人たちはクメール人兵士。それに対して、3枚上の髷を結って、あごひげをのばしているのは中国南部人。様々な人種の混成国家だったようです。
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当時、辺りは密林だったのでしょう。これは、虎(?)に追われて、木の上に逃げる人です。
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あーあッ。中には食べられてしまう人も…。
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これは、出産のようす。
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海戦のようす。海に落ちて、ワニに食べられている人もいます。
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海戦その2、魚もいますから、海の中の戦いですね。
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戦勝を祝うパーティの準備、調理のようす。
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南壁へと進んでくると、レリーフの状態がだんだん悪くなってきました。
これは、修復が進んでいないからです。
修復は国際的な協力のもと進められていますが、まだまだ長大な作業のようです。観光に行ったとき、もし修復作業中にぶつかったら、その個所の見学はできないかもしれませんね。 -
南入口から第一回廊の内部に入ります。
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まだ改修が行われていないところです。崩れたガレキが山積みされています。
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寺院内のあちらこちらに女神像(アバター)が彫られています。
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第一回廊を入ると、第二回廊とその上に観世音菩薩像が見えています。
第二回廊の東西南北の壁の4面は、東面が王家、南面が仏教、西面がヴィシュヌ神、北面がシヴァ神のエリアに分かれています。
レリーフの痛みが激しく、まだ修復の手がおよんでいないところが多いです。
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では、第二回廊の中に入ってみましょう。
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第二回廊の壁を越えていくと、たくさんの観世音菩薩の出迎えを受けます。
クメールの微笑みと称えられる、目を閉じ歯を見せない優しい頬笑みを湛える4面象は、テラスに49体、5つの門を入れて全部で54体あるとか。 -
テラス内は、頬笑みにあふれています。
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アンコール・トムの中心にあるバイヨンは、古代インドの宇宙の中心、神々が住む「メール山(須弥山 すみさん)」を象徴しているのだとか。
バイヨンから東西南北に延びる道はメール山から世界に伸びる道を、城壁からテラスはヒマラヤの霊峰の峰々を、そして城壁を取り巻く環濠は大海原を表わしていると。
…これすなわち、ジャヤヴァルマン7世の宇宙観であったといわれます。 -
この像の前では、誰もが微笑んでしまいます。
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窓枠の飾りを額縁に見立ててパチリ!
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この窓に座り込んで写真を撮る女性が…。さすが…。
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この柱には、小さな釈迦像が収められていたといいますが、異教徒の仕業か、クメール・ルージュ共産党軍の非道か、見事なまでに削り取られています。
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何度回っても、見飽きることはありません。
ガイドのムンさん、「私、ここで待ってますから、好きなだけ回ってきてください」(笑)。 -
中央祠堂に鎮座する仏様。
傍らにお世話する方が居て、幾多の困難にさらされてきたクメールの仏さまですが、今はもう、この灯が絶えることはありません。 -
この微笑みが、これからいつまでも続くことを祈りつつ、バイヨンを後にしました。
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北門に坐する仏陀象。
見送っていただきました。 -
これは、トイレ。
最新式で、カンボジアのトイレ事情は申し分無しですよ。 -
次は、 バイヨンのすぐ北隣に位置する「パプーオン」。
パプーオンとは「子隠し」の意味とか。昔、シャムの王子を預かったカンボジア王は、このままシャムの王子が大きくなれば国を乗っ取られるのではないかと危惧し王子を殺害しています。
怒ったシャム王はカンボジアを攻めて戦争になりますが、その時、カンボジアの王妃はわが子をこの寺に隠したと伝えられ、それが元で「子隠し=パプーオン」と呼ばれるようになったとのことです。 -
上の写真で見るように、この寺の前には200mに及ぶ参道があり、両側は池になっていて、水が張られると参道が浮かんでいるように見えたといいます。
その「空中参道」と呼ばれる仕掛けが、これ! 今は水がなかったので、参道の下に潜り込んで撮ってきました。 -
この寺院は、3層式のピラミッド型寺院です。
上に上るには、急勾配の階段を登らねばなりません。高所恐怖症なのに…。 -
この階段を登るのです。
砂岩でできたこの寺は、発見された20世紀当初にはほとんど倒壊していたといい、クメール・ルージュの支配下には中断を余儀なくされた時期をまたいで、フランス極東学院により、参道の桟橋を含め修復されました。 -
ここは2層目、もう1層です。
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3層目に上って、「空中参道」を見下ろしました。
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ピラミッドの最頂部です。
この高さは、バイヨン寺院よりも高かったのだとか。
渡っていく風が、心地よかったです。
帰りは、やはり急勾配の下り専用の階段を降り、遺跡の裏側を通って、北隣の「象のテラス」へ向かいました。 -
「象のテラス」。
旧王宮を取り囲む城壁の一部で、前面に象の彫刻が並んでいます。 -
象のテラスに続く「王のテラス」。
このテラスの正面には、「勝利の門」から続く道が伸び、戦いに勝利して凱旋した兵士たちを、王が迎える場所でした。 -
「ライ王のテラス」。高さは約6m、長さは25mあります。
三島由紀夫の戯曲「癩王のテラス」の舞台として知られるこのテラスの上には、ライ王象があります。
城壁の奥は王宮の跡ですが、王宮は木造だったので今は残っておらず、今日はパスして昼食に向かいました。 -
午後0時30分、お堀端のレストランに入って、まずコーラ!
カンボジアのコーラはスリムです。 -
ちょっと酸っぱいスープ。暑い気候の中、この味が何かおいしい。
-
魚の煮付け(コォー・トゥレイ)。このほか、小エビと春雨のサラダ、牛肉のライム・マリネ、甘くてワイルドなガリークメールなどを頼んで、またまた食べ過ぎ。
しばし休憩して、午後からは「タ・プローム」そして「アンコール・ワット」を巡ります。
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