2018/08/07 - 2018/08/07
883位(同エリア4898件中)
あきちゃんさん
- あきちゃんさんTOP
- 旅行記22冊
- クチコミ11件
- Q&A回答1件
- 33,876アクセス
- フォロワー3人
【長文です】
名古屋→ハノイ→シェムリアップ(カンボジア)→ハノイ→ナゴヤ 9日間 という旅行をしてきました。(表紙の写真は、シェムリアップ空港です)
ここでは、ベトナム再入国に際して、ベトナム『招聘状』を持たずに行って、大モメしたハノイ空港入国管理室での顛末を報告します。
日本からベトナムへ入国するときは、15日以内の観光目的ならば「ビザ(査証)」は必要ありませんが、ベトナムから他国へ出国して30日以内に再びベトナムへ入国する場合は、「ビザ」が必要です。その申請には、ネットで調べてみますと「ベトナム在住者(または企業)による『招聘状(インビテーションレター)』が合わせて必要」という案内が多くのサイトに書かれています。『招聘状』とは、身元引受証明書といったところでしょうか。
インタ-ネット上には、その『招聘状』の発行を請け負う業者のサイトがあって、2018年8月当時、手数料が19600円とかいうところが見られました、最近、再度『招聘状』発行を調べてみると1900円の手数料というサイトがあり、19600円などというところはなくなっていました。後述します、入管窓口でのすったもんだを避けようと思われるならば、1900円を支払って『招聘状』を事前に取得しておくのが良いのかもしれません。
私は『19600円なんてとんでもないボッタクリだ』と思ったので、駐日ベトナム大使館や駐ベトナム日本大使館(ハノイ)へ電話して、「『招聘状』はホントに要るのですか?」と問い合わせたところ、前者は「日本大使館へ確認してみてください」、後者は「VRビザの取得に『招聘状』は必要ありません」との返事でした。
駐ベトナム日本大使館の入国管理情報ページ(URLは2枚目の写真の記述内に表示)にも、『ベトナムの入国管理規定の変更に伴い…略…一度査証免除によりベトナムに入国した場合,その出国から30日以上経過していないと査証免除による入国が認められないこととなっていましたが、当大使館としては,ベトナム政府に対し規制緩和を強く求めてきたところです。…、これらの働きかけもあり,今般,ベトナム政府は,観光目的の場合に限り,……(2)査証免除によりベトナムに入国して出国後30日以内に再度ベトナムに入国する場合空港でのビザ取得を可能とすることを決定し,すでにその取扱を開始しました。【概要】』とありました。
なので、『招聘状』を用意せずに、カンボジアからのベトナム再入国を敢行したのです。
その結果、ハノイ空港出入国管理事務所で大揉め…!
顛末は、以下の通りです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
シェムリアップ空港発 午後6時05分。
ベトナム航空 VN836便 1時間45分のフライトです。 -
機内で、在ベトナム日本大使館のウエブサイトからダウンロードしたプリントを読み返してみました。(上の写真の文書です)
【https://www.vn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/jp_visa_encho_for_kankokyaku2015.html】
ここには『 2 空港でのビザ発給措置
(1)対象者
ベトナムの一方的措置に基づく査証免除により観光目的で入国後,ベトナムを出国して30日以内に引き続き観光目的により再度ベトナムに入国しようとする者。ただし、1回目のベトナム入国の直前に滞在していた国、又は旅行開始の際滞在していた居住国等に戻って再度ベトナムに入国しようとする者を除く。
(2)ビザ発給の要件
ベトナム出国のための航空券を所持していること。
(3)申請時の提出書類
パスポート,ビザ発給申請書(NA1フォーム),出国便に関する情報(航空券)
(4)申請先
空港の出入国管理事務所
(5)ビザの種類・有効期間等
申請を受理した空港出入国管理事務所は,1回有効のVRビザを発給する。ビザ有効期間及び滞在許可期間は,いずれも航空券の有効期間に応じた15日以内の期間。
(6)手数料
ベトナム財務省の規定する金額を徴収する。(※2016年1月現在:5ドル)』
と要件が記されています。
提出物として、『招聘状』とは一言も記されていませんから、必要ないと再確認しました。
ただ、『(空港でのビザ取得を可能とすることの措置について)利用する航空会社によっては、本措置を十分理解していないケースが見受けられます。空港でのビザ発給を受けベトナムに入国しようとする場合には、あらかじめ航空会社に確認されることをお勧めいたします』とあります。
「航空会社がビザを発行するわけじゃないだろう」と思いつつ、ちょっと揉めるかな…とも考えました。 -
ハノイ空港着 午後7時50分。
到着後、早速、空港出入国管理事務所へ向かいます。ここでビザを取得できなければ、ベトナムへの再入国はできません。
一番で出入国管理事務所のカウンターへ着き、あらかじめ記入済みのビザ申請書を出しました。(申請書は窓口に置いてある用紙と書式が違うものを、事前にウエブサイトからダウンロードしたものを出したのですが、特に何も言われませんでした。書式が違ったのは、年度の古い旧式のものであったのかも知れません。)
申請書を一瞥した窓口の若い担当官が「『招聘状』は持っているか?」と聞いてきます。
「持っていません」と答えると、「『招聘状』が要るんだ」と言ってきます。
「ベトナム大使館へ電話しても「要らん」と言ってたよ」、「いや、要るんだ」などとこちらは日本語、相手はベトナム語でやり取りしていると、次々とビザ申請客がやって来てカウンターは満杯になりました。
揉めているのを見て、奥の机に座っていた年配の係官が出てきたのですが、やはり「インビテーションレター(招聘状)』と言います。
この間に、招聘状を持っている人たちは次々と入国ビザを支給され、手数料25ドルだったか30ドルだったかを支払って、入国審査(イミグレーション)へと行ってしまいます。
『日本大使館へ電話して説明してもらおうか…、でももう午後8時30分だから誰も居ないかなぁ…。 ここで一晩過ごして明日電話しようか。 カンボジアへ戻って駐カンボジア・ベトナム大使館でビザを出してもらおうか…』など、いろいろと考えました。 -
でも、「駐ベトナム日本大使館のページにあるように、出入国管理事務所はビザを発行する義務があるはずだ」と思い直し、「『招聘状』が要らないことは、大使館にも確認済みだ」と日本語で抗議しました。
この時点で、カウンターには私たちともう一組アメリカ人の親子4人(お父さん、お母さん、中学生くらいの女の子、小学生の男の子)だけになっていました。この一家も『招聘状』を持っていないみたいで、お父さんとお母さんは、「航空会社で『招聘状』は必要ないって言われたんだ」(英語)と言っています。でも係官は「必要です」(ベトナム語)の繰り返し。(このやり取りは英語とベトナム語ですから、内容は私の推察です)
ほどなく、入国管理フロアの案内係の女の子(…多分)がやって来て、両者の間の通訳も兼ねて話を聞き始めました。
ここで思い出したのが、駐ベトナム日本大使館のウエブページにあった『一方的査証免除入国対象国の外国人に対する特例措置についての、ベトナム政府通知文(ベトナム語)』。「ここをクリック」という案内に従ってプリントアウトしておいた文書です。【上と下の写真のもの】↓
【ベトナム公安省出入国管理局発 外務省領事局宛通知文】
https://www.vn.emb-japan.go.jp/document/pdf/Police%20note.pdf -
この文書を取り出して、「こんな文書を持ってるんだけど」と日本語で言いながら、年配の係官に提示しました。
彼はこれを一読すると、若い係官を呼んで、「あのうるさい日本人のビザを発行してあげなさい」と(多分…、ベトナム語のやりとりですから定かではないのですが)言っています。
ほどなく若い係官が「パスポート」と言ってきました。私はアライバルビザ取得に必要なもの、『①パスポート ②写真 パスポートサイズ 2枚(4cm x 6cm、少しぐらい小さくても問題ありません) ③アライバルビザ申請用紙(日本出発前にダウンロードしたものに事前に記入しておきました)』をまとめて、その係官に渡しました。
5分ほどすると、「支払い窓口に回って手数料5ドルを支払うように」という指示がありました。
発行には結構な時間待たされるとか聞いていたし、『招聘状』を提出した旅客はみんな25ドルとか30ドルと言われていたのにと思いながら、ビザの種類が違うから早いし安いんだろうと納得することにしました。
「なんでこんなに早いんだ」とか、「安すぎるじゃないか」なんて文句をつける語学力も、もちろん必要もないことは分かっています。
【日本大使館のページには『(6)手数料 ベトナム財務省の規定する金額を徴収する。(※2016年1月現在:5ドル)』と記されています】
発行されたビザが貼られたパスポートを受け取り、入国審査へ向かおうとすると、アメリカ人の親子はまだカウンターで押し問答。お父さんの困ったような顔を見ると気の毒になって、「日本大使館の書類を貸してあげようか」なんて思ったのですが、間に入った通訳の女の子の一生懸命な説明振りと、ベトナムの入管では手数料を高く取ったり賄賂を要求する場合があると聞いていたこともあって、何とか解決できるだろうと、ここも納得することにしました。
-
ホテルから迎えのハイヤーを回してくれるようにと頼んでおいたのですが、予定よりも約1時間遅れて、「もう帰ってしまっただろうなぁ」と出ていくと、シェムリアップへ行くときも送ってくれた運転手さんが「お帰り」(ベトナム語)と出迎えてくれました。
案の定、大モメにモメた入国管理事務所での一幕でした。
私としては、以上の顛末から「ベトナム再入国には『招聘状』を持たずに行きましょう」とおススメしているわけではありません。ベトナム入管事務所では、日本大使館のページに記された措置が講じられているはずなのに、「『招聘状』を持っているか」と聞いてくるのは確実です。
ハノイ空港の係官が、政府通達を知らないなんてことは考えられません。何らかの意図があっての対応なのでしょうが、ここはベトナムですから現場係官の裁量に任されている部分は大きく、『招聘状』が無ければ最悪の場合「ビザの発行はダメ」と言われて、日本大使館へ助けを求めるか、ハノイ空港で籠城するか、賄賂を握らせて解決するか…などの覚悟が必要です。
私の場合は、「『招聘状』発行に19600円」なんていう、当時の一部の業者の悪徳ぶりに納得できず、大使館などの「『招聘状』なしでもOK」という確認を取り、空港事務所でひとモメすることも覚悟して出かけたものです。
平穏無事な旅をするならば、1900円の『招聘状』の取得と、25~30ドルのビザ発行手数料を用意されることも、必要経費と言うべきでしょうか。
【完】
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (1)
-
- 空飛ぶライオンさん 2019/07/24 11:35:33
- 大変でしたね・・・
- 実際に航空会社に搭乗拒否されるケースも発生しています。
ベトナムの航空会社以外ですと、このVRビザの条件を知らないスタッフもいるため、搭乗拒否されるケースにつながっています。
VRビザの条件を説明しても聞き入れてもらえず、政府からの書面を見せてもベトナム語なので理解してもらえない、結局航空会社に「入国条件を満たしていない」と判断され、搭乗拒否されてしまうようです。
VRビザの条件を満たしていても、ベトナム以外の航空会社に乗るときは要注意です。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
あきちゃんさんの関連旅行記
ハノイ(ベトナム) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
1
6