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今回の旅行の目的のひとつがベラルーシを訪問することであった。<br />この国を訪れるにあたり知っておかねばならない重要なことがひとつある。この国は先の戦争で全土が戦場となりその被害は甚大で日本の比ではない。<br />よって、この国には歴史的建造物がほとんでないと言ってよい。このため、観光となると大きな要素がなく、どう過ごすかが大きな課題である。<br /><br />2017年から5日間の無VISA訪問が可能となった。そこで、今回はミンスクに4泊5日というスケジュールを組んだ。入国審査を受けたがどうも様子が違う。後で、確認したが2018年8月から30日間の無VISA訪問に拡大されていた。<br /><br />まず、30日間無VISAの条件だが、ミンスク国際空港での出入国。ただし、ロシアから、への出入国の場合はVISAが必要になる。つまり、アエロフロートの使用は不可である。不明なのが、陸路(電車、バス)で出入国のいずれかをした場合、無VISAでもOKかどうかである。事前にベラルーシ大使館に確認した方が良い。<br /><br />空港に着くとまず旅行保険の申し込み窓口がある。ここで滞在分の旅行保険を申し込む。これが入国審査で必要となる。日数の数え方だが、自分は4泊5日で5日間としたが、保険証書では5日間は5泊6日になっていた。料金は1日1ユーロ強である。<br />この後ALL PASPORTの列に並び審査を受けるのだが、パスポートチェックは厳重を極める。旅行目的、日数、宿泊予約の有無などの質問に、偽造パスポートではないかどうかなど、かなり時間を要する。自分はVISA欄を増補していたのでなおさら時間がかかり、別の係官を呼んで確認をしていた。イスラエルのテルアビブより時間を要した。終わると審査官の人がにこり笑いパスポートを返してくれた。荷物の受け取り場所に行くともう誰もおらず、自分の荷物が回っていた。<br /><br />さあ、これで終わりと税関のグリーンラインに進むと係官の人から呼び止められた。荷物をX線検査機にかけ、ここでも入国目的、日数、所持金の金額(一定以上のドルかユーロを持っていること)などを聞かれた。ここも厳重である<br />入国カードはどうも不要になったようだ。<br />ホテルに泊まると滞在証明書を出してくれるが、これは出国時に審査官に見せること。<br />どうも審査官の人達は無VISA審査に慣れていないようだ。それはそうだ、これまでは特定の国を除いてVISAが必須であったのだから。<br /><br />次に両替だが、1Fの到着ロービーには両替所がないようだ。2Fの出発階に2か所あるので、ここで両替して下さい。なお、レートはあまり良くありません。レートはユーロで、2.21ルーブルで最低、最高は大きなショッピングセンターで2.26ルーブルです。わたしはウクライナイのキエフから来ましたが、ウクライナのUAHはベラルーシでは極端に価値が落ちてます。わたしは余ったUAHをキエフ中央駅の2Fにある両替所でBYNに換えてきましたが、レートも良く、紙幣もあるのでお勧めです。キエフ市内だとBYNの紙幣がないと思いますし、レートも良くありません。<br /><br />市内での両替ですが、バスターミナルから遠くなるほどレートは良くなります。また、両替所やATMは街頭にはありません。大きなショピイングセンターや百貨店、スーパーの中にあります。<br /><br />市内への交通ですが、空港を出て左に進むとバス乗り場があります。バスは300番と1430番で、300番が空港専用のバスで大型です。1430番は乗り合い路線バスでバンタイプ(15人乗り)走るルートが違いますが、終点は同じバスターミナルです。所要時間は1時間、4BYNです。大型の300番の方が良いです。<br />300番は中央駅前と終点バスターミナルに止まります。駅周辺はまず地下鉄駅、少し歩きで中央電車、電車駅の前の通りに市電、バス、トロリーバスの乗り場があります。そしてバスターミナルと並んでます。ですから、降りるのは電車駅前が便利。<br /><br />電車駅前は大きな通りで、まず自動車の通り、次が市電の通り、そしてバスの通り、そしてトロリーバスの通りです。横断歩道はなく、地下通路です。トロリーバスの乗り場の横に切符売り場がありますので、そこでまとめて10枚程度買っておくと良いです。1枚0.6BYN(30円)。地下鉄はキエフと同じでプラ・チップで0.65BYNです。<br />市内中心部の10月広場方面へはバス1番、69番で行きます。バスは大通りを進み、グム百貨店前に止まり、それから左折してホテルヨーロッパ付近、次がダブルツリーヒルトン前に止まります(グム前までにいくつかの停留所がありますので)。宿泊先はこのバス1番、69番の順路付近に取ると良いです。<br /><br />なお、ヒルトンホテルが入っている大きなショッピイングセンターの1階、右奥にATM,両替所があり、ここが一番レートが良いです。地下1Fはスーパー、トイレがあります。ここの6Fが食堂街です。スープ専門店がありますが、お勧めです。<br />市中心部ではグム百貨店内とその横(10月広場方向)のビル(1FはマクドナルドとCAFE)の2Fのスーパー内にATM\と両替所があります。<br /><br />バスターミナルは英語は全く通じません。ですから行先をロシア語で書いて、示すとバスの時間を書いてくれます。INF窓口(切符売り場右側)が開いてない場合は販売窓口でもOKですので。行く日と時間を書いて示して切符を買います。<br /><br />駅、トイレ、自分が泊っている場所付近の有名な通り、などの単語は必ずロシア語で書いて持ってあるいてください。道に迷った際などはそれを示せば、誰かが必ず助けてくれます。話しても全く通じませんので。<br /><br />ミンスク市内ですが、平たんな広大の地に戦後、再興した都市です。計画的に作ったことと土地が広大なので非常にゆったり作られてます。人はそう多くないので歩いている人は多くはありません。それと公園が各所に配置されていて「清々しい」というのが街の印象です。東京もこれぐらいゆったりしていたらと思うほどのゆとりの作りです。<br />ただし、歴史的建造物は破壊され、ありません。<br />

ベラルーシ旅行ー1:ミンスク

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2019/07/28 - 2019/08/01

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寅

寅さん

今回の旅行の目的のひとつがベラルーシを訪問することであった。
この国を訪れるにあたり知っておかねばならない重要なことがひとつある。この国は先の戦争で全土が戦場となりその被害は甚大で日本の比ではない。
よって、この国には歴史的建造物がほとんでないと言ってよい。このため、観光となると大きな要素がなく、どう過ごすかが大きな課題である。

2017年から5日間の無VISA訪問が可能となった。そこで、今回はミンスクに4泊5日というスケジュールを組んだ。入国審査を受けたがどうも様子が違う。後で、確認したが2018年8月から30日間の無VISA訪問に拡大されていた。

まず、30日間無VISAの条件だが、ミンスク国際空港での出入国。ただし、ロシアから、への出入国の場合はVISAが必要になる。つまり、アエロフロートの使用は不可である。不明なのが、陸路(電車、バス)で出入国のいずれかをした場合、無VISAでもOKかどうかである。事前にベラルーシ大使館に確認した方が良い。

空港に着くとまず旅行保険の申し込み窓口がある。ここで滞在分の旅行保険を申し込む。これが入国審査で必要となる。日数の数え方だが、自分は4泊5日で5日間としたが、保険証書では5日間は5泊6日になっていた。料金は1日1ユーロ強である。
この後ALL PASPORTの列に並び審査を受けるのだが、パスポートチェックは厳重を極める。旅行目的、日数、宿泊予約の有無などの質問に、偽造パスポートではないかどうかなど、かなり時間を要する。自分はVISA欄を増補していたのでなおさら時間がかかり、別の係官を呼んで確認をしていた。イスラエルのテルアビブより時間を要した。終わると審査官の人がにこり笑いパスポートを返してくれた。荷物の受け取り場所に行くともう誰もおらず、自分の荷物が回っていた。

さあ、これで終わりと税関のグリーンラインに進むと係官の人から呼び止められた。荷物をX線検査機にかけ、ここでも入国目的、日数、所持金の金額(一定以上のドルかユーロを持っていること)などを聞かれた。ここも厳重である
入国カードはどうも不要になったようだ。
ホテルに泊まると滞在証明書を出してくれるが、これは出国時に審査官に見せること。
どうも審査官の人達は無VISA審査に慣れていないようだ。それはそうだ、これまでは特定の国を除いてVISAが必須であったのだから。

次に両替だが、1Fの到着ロービーには両替所がないようだ。2Fの出発階に2か所あるので、ここで両替して下さい。なお、レートはあまり良くありません。レートはユーロで、2.21ルーブルで最低、最高は大きなショッピングセンターで2.26ルーブルです。わたしはウクライナイのキエフから来ましたが、ウクライナのUAHはベラルーシでは極端に価値が落ちてます。わたしは余ったUAHをキエフ中央駅の2Fにある両替所でBYNに換えてきましたが、レートも良く、紙幣もあるのでお勧めです。キエフ市内だとBYNの紙幣がないと思いますし、レートも良くありません。

市内での両替ですが、バスターミナルから遠くなるほどレートは良くなります。また、両替所やATMは街頭にはありません。大きなショピイングセンターや百貨店、スーパーの中にあります。

市内への交通ですが、空港を出て左に進むとバス乗り場があります。バスは300番と1430番で、300番が空港専用のバスで大型です。1430番は乗り合い路線バスでバンタイプ(15人乗り)走るルートが違いますが、終点は同じバスターミナルです。所要時間は1時間、4BYNです。大型の300番の方が良いです。
300番は中央駅前と終点バスターミナルに止まります。駅周辺はまず地下鉄駅、少し歩きで中央電車、電車駅の前の通りに市電、バス、トロリーバスの乗り場があります。そしてバスターミナルと並んでます。ですから、降りるのは電車駅前が便利。

電車駅前は大きな通りで、まず自動車の通り、次が市電の通り、そしてバスの通り、そしてトロリーバスの通りです。横断歩道はなく、地下通路です。トロリーバスの乗り場の横に切符売り場がありますので、そこでまとめて10枚程度買っておくと良いです。1枚0.6BYN(30円)。地下鉄はキエフと同じでプラ・チップで0.65BYNです。
市内中心部の10月広場方面へはバス1番、69番で行きます。バスは大通りを進み、グム百貨店前に止まり、それから左折してホテルヨーロッパ付近、次がダブルツリーヒルトン前に止まります(グム前までにいくつかの停留所がありますので)。宿泊先はこのバス1番、69番の順路付近に取ると良いです。

なお、ヒルトンホテルが入っている大きなショッピイングセンターの1階、右奥にATM,両替所があり、ここが一番レートが良いです。地下1Fはスーパー、トイレがあります。ここの6Fが食堂街です。スープ専門店がありますが、お勧めです。
市中心部ではグム百貨店内とその横(10月広場方向)のビル(1FはマクドナルドとCAFE)の2Fのスーパー内にATM\と両替所があります。

バスターミナルは英語は全く通じません。ですから行先をロシア語で書いて、示すとバスの時間を書いてくれます。INF窓口(切符売り場右側)が開いてない場合は販売窓口でもOKですので。行く日と時間を書いて示して切符を買います。

駅、トイレ、自分が泊っている場所付近の有名な通り、などの単語は必ずロシア語で書いて持ってあるいてください。道に迷った際などはそれを示せば、誰かが必ず助けてくれます。話しても全く通じませんので。

ミンスク市内ですが、平たんな広大の地に戦後、再興した都市です。計画的に作ったことと土地が広大なので非常にゆったり作られてます。人はそう多くないので歩いている人は多くはありません。それと公園が各所に配置されていて「清々しい」というのが街の印象です。東京もこれぐらいゆったりしていたらと思うほどのゆとりの作りです。
ただし、歴史的建造物は破壊され、ありません。

  • これが10月広場にある共和国宮殿<br />といっても誰もいません。

    これが10月広場にある共和国宮殿
    といっても誰もいません。

  • 宮殿を背に左側

    宮殿を背に左側

  • 宮殿右側

    宮殿右側

  • ホテルヨーロッパの奥てにある再現した建物群<br />ここが観光名所

    ホテルヨーロッパの奥てにある再現した建物群
    ここが観光名所

  • 市庁舎の再現

    市庁舎の再現

  • これが有名な聖霊大聖堂<br />ここには信者の方がお祈りに来ています。<br />内部は写真不可

    これが有名な聖霊大聖堂
    ここには信者の方がお祈りに来ています。
    内部は写真不可

  • これが正面

    これが正面

  • 市庁舎側から通りを挟んである教会 聖母マリア教会<br />この通りをバス1番、69番が通ります。

    市庁舎側から通りを挟んである教会 聖母マリア教会
    この通りをバス1番、69番が通ります。

  • 聖霊大聖堂を背にして見た風景で、大きな公園となってます。

    聖霊大聖堂を背にして見た風景で、大きな公園となってます。

  • 公園の池

    公園の池

  • 公園の左手にある商業地区

    公園の左手にある商業地区

  • 公園側から見た聖霊大聖堂

    公園側から見た聖霊大聖堂

  • 公園横の商業地区<br />ここにヒルトンホテルが入るショッピイングセンターがあります。<br />1階に両替所、ATM、地下はスーパーとトイレ。<br />1番、69番のバスがこの前に止まります。

    公園横の商業地区
    ここにヒルトンホテルが入るショッピイングセンターがあります。
    1階に両替所、ATM、地下はスーパーとトイレ。
    1番、69番のバスがこの前に止まります。

  • こちらが公園側

    こちらが公園側

  • ボート遊びができる池

    ボート遊びができる池

  • 聖霊大聖堂を背にして右方向にある商家など再現した建物群<br />観光名所

    聖霊大聖堂を背にして右方向にある商家など再現した建物群
    観光名所

  • 市庁舎の再現

    市庁舎の再現

  • 独立広場にある聖シモン教会<br />中央駅から来ると最初にある大きな広場

    独立広場にある聖シモン教会
    中央駅から来ると最初にある大きな広場

  • 独立広場

    独立広場

  • 鶴のモニュメント<br />平和を祈願していると思います。<br />ベラルーシ全土が沖縄戦であったようです。

    鶴のモニュメント
    平和を祈願していると思います。
    ベラルーシ全土が沖縄戦であったようです。

  • 10月広場前を走る大通り

    10月広場前を走る大通り

  • ヒルトンのある商業地区の先にある戦争史博物館<br />ここもバス1番、69番が止まります。

    ヒルトンのある商業地区の先にある戦争史博物館
    ここもバス1番、69番が止まります。

  • 戦争史博物館を背にした風景

    戦争史博物館を背にした風景

  • 市内各所にモニュメントがあります

    市内各所にモニュメントがあります

  • ここが中央駅前<br />すごく広い通りです。

    ここが中央駅前
    すごく広い通りです。

  • 市電ですが利用できるルートはないと思います。<br />切符はバスと同じ

    市電ですが利用できるルートはないと思います。
    切符はバスと同じ

  • 奥てが商業地区でこの反対側が下の写真

    奥てが商業地区でこの反対側が下の写真

  • ここは教会などがある観光名所と商業地区との間にあります。<br />モニュメントの下はKFCです。

    ここは教会などがある観光名所と商業地区との間にあります。
    モニュメントの下はKFCです。

  • ガルニホテルの右手横にあるオシャレ通り。<br />ミンスクの人達が好む場所でオシャレ通りとわたしが命名しました。

    ガルニホテルの右手横にあるオシャレ通り。
    ミンスクの人達が好む場所でオシャレ通りとわたしが命名しました。

  • 国立美術館

    国立美術館

  • 商業地区にあるショッピイングセンター<br />この前が大きな公園ですが、バス1番、69番が止まります。<br />ここの1階奥、右手に両替所とATMがあり、レートが良いです。<br />6階が食堂街。

    商業地区にあるショッピイングセンター
    この前が大きな公園ですが、バス1番、69番が止まります。
    ここの1階奥、右手に両替所とATMがあり、レートが良いです。
    6階が食堂街。

  • 近くにあるモニュメント

    近くにあるモニュメント

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