ヨーロッパ初上陸！オーストリア周遊自由旅17日間 in 2018②ザルツブルグ編

2018/05/18 - 2018/06/03

2018年の5～6月初旬にかけて、人生初のヨーロッパはオーストリア17日間！
（前半１０日間は友人と、後半は一人旅という感じでした）
ウィーンで芸術鑑賞からメルク修道院、ザルツブルクに渡りザルツカンマーグート（湖水地方）や氷の洞窟、インスブルック周辺の観光からチロル地方でおとぎのようなペンションに滞在し、アルプストレッキング三昧。インスブルックから日帰りでドイツのトリックアートの村・ミッテンワルドにも行きました。
他にも現地の町のナイトライフ体験情報も。カジノからライブハウスやサルサクラブまで。
オーストリアは国土も小さく交通機関もしっかりしてるので、ウィーンでの定番の芸術鑑賞から湖・山、田舎の村からSL鉄道と幅広く楽しめて初ヨーロッパは大満足でした！！
昔から途上国系でラフな旅ばかりしていたので、色んな事がしっかりとオーガナイズされていたオーストリアは本当に旅しやすくて感動しました！
ただ写真は慣れてなく、また扱いづらい360度カメラを使用してしまったので、全てちょっとグニャグニャしています。。。

エリア ザルツブルク(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道 観光バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

この日は朝からウィーン中央駅に行き、そこから長距離電車の急行でザルツブルグに向かった。
ここの中央駅のOBBの窓口でチケットはその場で買えるので、その場で買ったのだが、事前に買うと安くなったりするみたいですね。

４時間ほどでザルツブルグ中央駅に着くと、ウィーンよりは一気に田舎な感じになり、町の規模もそんなに大きくなさそうだ。

宿は中央駅から歩いて３分くらいの、a & o Hostel Salzburgという所にしましたが、Booking.comで予約入れました。ホステルと言っても新しく、白を基調としたモダンな感じの建物で、清潔でスタッフも２４時間レセプションで対応してます。結構お勧めかも。ただ中央駅には近いけど、観光の中心の旧市街からは歩くとちょっと遠いです。

部屋に荷物置いたら、さっそく旧市街の方へ出発！
途中でミラベル庭園という所に寄りましたが、ここはサウンド・オブ・ミュージックの舞台としても有名だそうな。。
といっても俺はその映画をちゃんと見たことなく、来る前にYouTubeでちょこちょこと有名な場面を見て来ただけで。。

橋の向こうに見えるのがホーエンザルツブルグ城をはじめとした、旧市街エリアです。
そしてこの柵には無数の南京錠が繋がれていました。。
世界中のカップルがここで愛をささやいていたのだろうか。。

こういう場所世界どこに行ってもあるな。。。

橋を渡ったら何やら川沿いで地元のフリーマーケットがやってました。
食べ物や飲み物もあるんですが、どちらかというと、手工芸品などの物が多くて、またナチュラルソープなどオーガニック系の自然素材を使った商品も多かったですね。意外と人がいっぱいいました。

遠くに両岸にそびえる教会も味があっていい。

旧市街に入るとそこは宿のある新市街とは別世界でした。
ウィーン以上に“ザ・旧市街”って感じで、これぞヨーロッパって雰囲気が出て来ましたね。

ちなみに正面の黄色い家はかのモーツァルトの生家です。
混んでいたので中に入りませんでしたが、入場料払えば入って中を見学出来ます。クラシック音楽が好きな人だったら迷わず入るんでしょうかね。

旧市街のこんな路地裏はついつい入ってしまいがち。
奥に行くと中庭風で食事が出来るカフェ・レストランなんかがあったりして、散策も楽しかったです。
やっぱ中世の街並みって歩いていても飽きないですね。

ザルツブルグの旧市街は、雰囲気の良い通りが続きます。
ブランド品やお土産屋が並ぶ中レッドブルのショップがあり、スポンサーしている南野拓実所属のサッカーチームやF１、自転車のチームなんかの公式ユニフォームが売っています！サッカーのユニフォーム買おうと思ったけど、８０ユーロだったので結局断念しました。。シーズンがちょうど終わったばかりなので、シーズン中だったら絶対試合見に行ったのに。。

半分緑の衣をまとった渋い教会。道をふと外れるとこんな光景に出くわす。

旧市街を散策した後は、ホーエンザルツブルグ城に向かいます。
実は白までは結構な上り坂が続くんで、年配の方とか子連れのグループは迷わずケーブルカーで登ってました。
ただ我々は折角だし時間もあるのでゆっくりと景色を眺めながら登る事にした。

坂道は思ったより長くて、らせん状に登りながら徐々に頂上のお城を目指していきます。普段運動しない人は、登り始めてケーブルカーで来なかったことを後悔するかも。。

やっと登りきると、お城に入っていくんですが、意外と中が広くてびっくりしました！

ここはかつてお城の中のどんな場所だったんだろうか。。

お城を後にして、降りる途中に丘の上から見下ろしたザルツブルグの旧市街。ここの眺めが一番良かった。本当あまり高い建物が無いんだね。

お城から戻ってくるとバイオリンを弾くおじさんの姿が。
これは副業なんだろうか？はたして本業なんだろうか？


この日は結局旧市街のど真ん中にある、賑わっているレストランでパスタを食べ夕食を済ませた。
ミニトマトとガーリック＆チリのスパゲッティだったけど、トマトが甘かった！イタリアが近いからだろうか。。

ザルツブルグ二日目は、前日に申し込んでいた"Hop on & Hop off Bus"という、湖水地方のザルツカンマーグートの村々を周るバスを利用して一日観光することにしました。
Hop on & Hop off Busというのは観光周遊バスで、一日券を買って降りたいポイントで自分で好きなように下車して過ごす人に最適。１時間に一本くらいのペースでバスが巡回しており、降りた場所で次のポイントに行く時は、時刻表に合わせて専用のバス停で待っていればバスが来ます。なので、降りる場所もそこに滞在する時間も自分次第の自由度が高いバスチケットです。
これはザルツブルク中央駅構内にある、インフォーメーションセンターで購入出来ます。
このバスの車内では日本語も含めた８か国での案内があります。
これはお勧めです。

写真は最初に寄ったST Fuchenという小さく静かな村です。避暑地で小説家とかが滞在してそうな湖のほとりの保養地といった感じ。

湖畔からの眺め。
一発目からここが気に入っちゃいました。

バスの休憩で下車したルックアウトポイントからの眺め。
どこを取っても絵になるな。。。

このHop on & Hop off Busの折り返し地点である、Wolfgangという湖に張り付いたように村が伸びている写真の場所で下車した。
今回ザルツブルク行く際、かの有名なハルシュタットに行こうかとも考えたが、結局こっちの方が数か所寄れるのでこのバスを利用する事にしました。

ここも非常に綺麗な湖畔の村で、おとぎの世界にいるような気分にさせる絵葉書の世界だった。

それにしてもここにも中国や他のツアーの団体客のバスがやって来て、一気に賑やかになった。ヨーロッパは結構奥地に行かないとこういった混雑はもはや避けられないのかな？？

こじゃれた壁紙？を中心に売っているお土産屋。
建物自体もおしゃれで良かった。

教会と馬というマッチ。

ここも２，３日泊まってブラブラとカフェに寄ったりしたら日常を完全に忘れられるんだろうな～。

この辺りの民族衣装を売っている店。
ちょっと興味があったけど、買ってもどこで着るんだ？？

村をブラブラして高台に着くと、こんな眺めの良いポイントに出てきた❕

特徴的なお土産屋が多いと思った。ここはクリスマスグッズだけを売っている店。
ちなみにここは２階。一階もぜ～んぶクリスマスグッズ。
まだ５月だっちゅ～の。

折角だから教会に入ってみるか。。
奥の緑に包まれた建物は何だ？
あえて味を出しているんだろうか。。？
まさかの空き家？

教会の中はこんな田舎にも関わらず、以外にも広かった。
古そうで荘厳な雰囲気に包まれている。

こういう石畳の道を歩くのが来る前にやりたい事の一つだった。
う～ん、今日はいい日だ。

Wolfgangを後にして、バスで今日最後の訪問地になるST.Gilgenという村についた。ここは今までの中でも最も建物がファンシーで、絵本の中のような村だった。そして急に観光客が少なくなってゆっくりと回れて良かった。

あまり人も歩いていないのと言うか、静か。。
でも夏休みとかには家族連れなどで賑わいそう。

この日の一日観光は３か所の湖畔の村を訪れ、また車窓からの景色も本当に良かった。描いていたザ・ヨーロッパの郊外って感じで緑と湖のコントラストが印象的だった。
ここまで、良い感じだ、オーストリアの旅行❕❕

宿の若いスタッフに聞いて、覗いてみた旧市街にあるレストラン。ここは火曜日にサルサクラブと化すのだが、何か常連とかが多い感じで皆カップルや夫婦で着ていて旅行者が混じったりする感じではなかった。本当はもっとショー的な物が催されるのかと思ったが、サルサをちょっとやっていたりする人達が火曜日に集まって好きなように踊ったりしてる感じだった。
自分もいつかちゃんと習ってみたいな。。面白そうだし。

ここは旧市街にあるRepublicという店で、外がレストランで中がバーになっているので飲みながらサルサを聞いて眺めているだけでも楽しめる。ちなみにお城とは逆方面の旧市街の東端のこの辺りは、付近にバーやクラブが何件かあったが、火曜でまだ１０：００過ぎだったので、人がクラブなどには全然入っていなかった。

アジア系の客は一切そういう店で見かけなかったけど、入り口のセキュリティスタッフや店のスタッフ達ともどんな店なのか話を聞いてみても、嫌な感じはせず全然ウェルカムな様子だったので、旧市街付近に泊まる予定でナイトライフもちょっと楽しみたい人は是非ザルツブルクでこの辺の店を試してみてください！

翌日はこれまたザルツブルクから日帰りの観光に出かけた。
ICE CAVEいわゆる氷の洞窟という所に行くのだが、これは連れの友人が行きたい所だった。
このICE Caveへはザルツブルクからもバスツアーとか出ているが、なかなかのお値段なので、電車で行く事をお勧めします。何分の一のコストで行けると思います。ザルツブルクの駅のOBBでWerfenという駅までのチケットを買います。ここは急行が出る時間帯に合わせて乗った方が良いです。急行ならザルツブルクからWerfenまで約４０分程。

駅は本当に田舎のほぼ無人、ってくらいのどかで出て橋を渡ったらもうこんな光景が！　あの山の中腹に洞窟がポカっとあるのだが、中央の小さな山の頂上にお城みたいなのがあるのが分かるだろうか？これ生でみると中々びっくりです。何せこの山断崖絶壁で、その頂上にポンって城があるんだから。。だから誰がどうやって建てたの！？？

洞窟へは橋を渡って右側歩いて行くとすぐに砂利の駐車場があります。
ここで待っていれば洞窟公園入口までシャトルバスが出ています。
それを他に待っている人もポツリといるので、皆と一緒に待っていれば分かります。

シャトルバスを降り少し山を登ると入場口に着きます。（皆同じ方向に行くからわかる）入園料を払うとケーブルカーで途中の山の中腹まで行き、そこから２０分強中々狭く急な山道を歩きます。

写真は山道の途中から見下ろせる盆地の村。
こういうのいいなー。でも住んだらちょっと不便そうだな。。
空気と景色は最高だけど。

そして周りの観光客は運動運動不足っぽい人達がヘーコラ行って歩いています。。

あの岩肌にポカって空いている穴が氷の洞窟の入り口。意外と長丁場だったこの山道。

ただここも残念ながら中は一切撮影禁止?
本当意外にもオーストリアの観光地って結構撮影禁止が多いね。

ここは一人一人中に入る前にロウソクが渡されるんだけど、気温が外と内側で極端に違うのでその入口付近は強風が吹き荒れています。
なのでロウソクの火が消えないように要注意?

中は気温がマイナスになり（防寒ジャケット貸してくれます）
洞窟内は驚く程大きく、大小のつららが圧倒的な景観を作り出し、ライトに照らされると氷の壁が青く照らされ、それが芸術品のように見える。
狭い通路や急な階段を上り、最大高度1600ｍまで行く。
中には大聖堂の柱のような極太迫力満点の氷柱が目の前にいきなり現れたりして気の遠くなるような長い年月の自然が作った氷の造形美は思った以上に楽しめた。
最初は興味あまりなかったけど、友人が提案してくれてここも良かった！

翌朝はチェックアウトして、まだ電車の時間まで時間があったので最後にザルツブルクをブラブラしようと旧市街の方に向かっていたら、途中で地元のマーケットみたいなのがやっていた。
ここは３日前の川沿いのとは違って、食材なんかを売っている店が多い。

チーズやソーセージ、ハム・サラミなんかが美味そうでしょうがなかった。
ここに住んでいたら絶対に通うだろう。

一軒のシーフードのフードトラックが出ていたので、ちょっと食べてみる事にした。色々美味そうだったがここはマグロのたたきを食べてみると、酸味のあるソースでいい感じでマグロが柔らかくて予想以上に美味かった。

今のところオーストリア来て一番美味かった食べ物だ。

これでザルツブルクは大満足だ。いつかまた来れる機会はあるのかな？

これから電車で西の都インスブルックを目指す❕
どんなだろうな？