2019/08/02 - 2019/08/02
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公共交通トラベラーkenさん
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2019年8月2日(金) 新宿三井ビルディング 55HIROBA(ゴーゴーひろば)にて第44回芸能山城組ケチャまつりを見てきました。44回も続く歴史あるおまつりのようですが、私は今年初めて知りました。インドネシア・バリ島のケチャ、ジェゴグ、ガムランやみちのくの太鼓の演奏など、多彩な演目が披露されていて、とても楽しい時間が過ごせました。
芸能山城組といえば、映画「AKIRA」の音楽で有名です。ここでもガムランによるAKIRAの音楽を披露してくれました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄
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第44回芸能山城組ケチャまつりの会場、新宿三井ビルディング55HIROBAにきました。周囲を高層ビルで囲まれた広場にインドネシア・バリ島の寺院様の門がセットされています。
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芸能山城組のことは映画「AKIRA」の音楽をやった人たちということしか知りませんでした。
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ジェゴグの演奏が始まりました。
ジェゴグとはインドネシアのバリ島西部、ジュンブラナ県で演奏される竹製のガムランのことです。小型のものから巨大なものまでそろっていて、迫力ある演奏を聴かせてもらえました。 -
楽器の装飾もバリ島らしい彫刻がついています。
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以前バリ島に行ったときはジェゴグの演奏を聴けなかったので、今回本物を聴くことができたのはうれしいです。
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巨大ジェゴグの下側。
演奏後に自由に楽器に触れる時間がありました。大きなジェゴグをたたかせてもらいましたが、予想以上に大きな音が出ます。柔らかくて優しい音色が響いて気持ちいいです。 -
続いてみちのくの太鼓 華の競演、じゃんがら念佛踊りが始まりました。
福島県のいわきに古くから伝わる伝統芸能で、新盆のお宅を廻り、供養をするものだそうです。ひざあたりでたたく太鼓奏者の動きが面白いです。 -
次はみちのくの太鼓 華の競演、鹿踊です。
岩手県奥州市の奥山行上流餅田鹿踊保存会の皆様による演技です。
3メートルにもなるササラと呼ばれるものを背負っています。 -
速いテンポの太鼓に合わせてリズミカルなステップを踏みます。大きくお辞儀をして背中のササラを地面に打ち付ける動作が迫力あります。
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私は民族の仮面、特に獅子舞の面が大好きなので、この鹿踊もいつか見てみたいと思っていました。
超高層ビル街で見られるとは思ってもみませんでした。 -
最後に1列に並んでくれて、記念撮影タイムを設けてくれました。
もちろん一緒に撮ってもらいました。 -
演目を終えて退場した鹿踊りのみなさん。
この後ブルガリアとジョージアの合唱があるのですが、体力的に続かないので一度抜け出します。 -
サイゼリヤで夕食です。
つい先日に岐阜旅行に行ったばかり、さらに8月末にはマレーシア旅行の予定があるので、普段はできるだけ倹約したいところです。
おなか一杯食べて飲んで、2人で3000円くらいでした。安い。 -
休憩して体力回復後、再び会場に来ました。
ガムランの準備ができていました。 -
ガムランの前にもう一つ演目があります。
大道芸 山城流バナナのたたき売りです。 -
下の広場が観客でいっぱいだったので、上の歩道を回り込んでみました。
出演者が待機しています。 -
黄色い衣装の人はバナナマンという方なんだそうです。
軽快なおしゃべりでバナナを売り捌きます。
他のバナナのたたき売りを見たことがないので、バナナマンがたたき売りのスタンダードスタイルなのか、山城流のものなのかは不明です。 -
続いてガムランの演奏が始まります。
下の広場にござを敷いて座席を増やしてくれたので下に移って間近で見ます。 -
ガムランと舞踊の演目が続きます。
演奏も踊りもすべて芸能山城組の人たちによるものです。
バリで見た観光客相手の現地のものよりちゃんとしているような気がします。
技術的なことは良くわかりませんが、演奏もすごくうまいと思います。 -
バリ独特の仮面と舞踊を楽しめました。演目は「レゴン・スマラダナ」だったと思います。
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先ほども見た鹿踊が再び登場、昼間とは違う演目をやってくれました。
ライトアップされてさらに迫力が増しています。 -
右端のリーダー鹿がササラを激しく地面に打ち付けています。
鹿踊は本当に魅力的な芸能でした。東北旅行で現地の鹿踊を見てみたいと思いました。 -
さて、いよいよ最後の演目、ケチャが始まります。ござがさらに増設されて演者のすぐ近くまで観客が近づきます。
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チャッ、チャッ、チャッというたくさんの声が重なって、複雑なリズムを奏でています。照明もいい感じです。
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ラーマーヤナの物語を演じているそうです。
これはたぶんラーマ王子と弟のラクサマナだと思います。 -
悪魔のラバナ王にさらわれたラーマ王の妃シータを取り戻すために、猿の勇者アノマンや神鳥ガルーダ、猿の王スグリワの力を借りてラバナ王と戦うというお話です。
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インドをはじめ、東南アジアに広く伝わるお話ですね。
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私はガルーダのお面が大好きなんですが、鳥だけに動きが早くて、なかなか写真がうまく取れません。
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赤い猿の王スグリワが出てきました。日本では勇者アノマン(ハヌマーン)が有名ですが、このスグリワ王の軍師がアノマンという関係らしいです。
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演技が終わって、みんなが1列に並びます。
やっと動かないガルーダが撮れました。口をパカーッと開けている表情が大好きです。 -
猿の王スグリワ
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ラバナ王
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アノマン
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シータをさらうときに出てくる金の鹿
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シータとラバナの姪トリジャタ、だと思います。
とにかくとても面白く鑑賞することができました。全部日本人による完全再現というのがすごいです。
チャッチャッと言っていた人の中には、今日の午前中に参加を申し込んできて、それから練習して夜の本番に出ている人もいるとのことでした。 -
大盛況のうちに今日のおまつりは終了しました。
久しぶりにバリ島へ行きたくなりました。
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