2019/07/19 - 2019/07/24
1939位(同エリア8660件中)
ふきのはなさん
- ふきのはなさんTOP
- 旅行記10冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 6,465アクセス
- フォロワー2人
昨年訪れたパリの美術館が面白かったので、今度は現近代の絵画を鑑賞したい。それならばニューヨーク!とお屠蘇の酔いに任せて勢いよくネット予約。交通費と宿泊費は節約し、グルメに予算を懸ける一点豪華主義の計画をたてました。出発直前に、あることに気づいたのですが・・・情報収集は大切ですね。
旅程は
7月12日 関西国際空港9:00→北京首都国際空港11:20
北京首都国際空港13:00→ニューヨークJFK空港14:20
7月13日 メトロポリタン美術館→グッゲンハイム美術館→ノイエギャラリー
7月14日 メット・ブロイヤー→フリック・コレクション→エンパイアステートビル
→ブロードウェイ アンバサダー劇場
7月15日 ホイットニー美術館→ザ・ハイライン
7月16日 ニューヨークJFK空港2:30→
7月17日 北京首都国際空港4:00着
北京首都国際空港8:40→関西国際空港12:40
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 航空会社
- 中国国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エアトリ
PR
-
朝9:00発の飛行便なので6:30には関西国際空港に到着。予約していたレンタルWIFIの交付開始が7:00。既に受け取り待ちの行列が50mほど、時間が掛かるかなぁと思っていましたが、5分程度の待ち時間で受け取ることができました。
関空から北京まで2時間20分、ネット予約の際に座席指定も出来たので窓側2列席の通路側、一人旅ではいつも隣の乗客が気になるところ。機内の大半は中国からの観光客でしたが、物静かな青年でしたので、まずは安堵しました。 -
北京到着。セキュリティチェックも無事終わり、乗り継ぎでいざ、ニューヨークへ!しかし、立派な空港の割に搭乗口の案内板が見つけ辛い。
やっと探して、老眼が入りつつある眼を凝らしてみると出発時間が30分遅れに。ニューヨーク到着後すぐに行きたいところがあるので嫌だな、と思いつつ搭乗口付近で待機。 -
搭乗が開始されたのが出発時刻の13:30(予定は13:00)
飛行機が離陸したのが14:25
この調子ならニューヨーク到着日の予定は修正か。
ニューヨークまでの飛行機は両端3席中央4席で、中央4席の通路側を指定していましたが、座るべき席に中国人のご婦人が・・・「貴方の席は中側ですよ」って移動してもらったのですが、ご主人さんが窓側通路側に。事情を察してご主人さんとチェンジしました。「謝謝!」って言ってくれたので良しとしますが、まだ着座されない窓側の2席に誰が来るのやら。
しばらくしたら賑やかなヒスパニック系アメリカ人の一団が前後の座席を取り囲み、自分の隣には少し美人な若い娘と、彼女より少し年上で少し健康的な体格の女性が座る模様。で、席を立って座席に通すと、年上の方からご挨拶にグミのキャンディをあげるって、大阪のおばちゃんのノリは世界共通?なんですかねえ。「どう。おいしい?」って聞いてくるのはアメリカ風、彼女が自分の隣で、少しだけ他愛もない会話をしながらの機中でした。 -
ニューヨーク到着、自動入国審査端末APCの操作にまごつきながら、なんとか到着口へ。予定では14:20のところ既に16:25
NYC Airporterで行く予定が、係員もバスも見当たらず。
それならイエローキャブにしようかとタクシーに乗り込みました。 -
飛行機が遅れた上、タクシーもラッシュ時間に巻き込まれ、ホテル到着が午後6時前。タクシー料金75ドル払い、やっとこさのチェック・イン。
Pod Times square
9thアヴェニューと42ndストリートの交差点角にある、
タイムズスクエアに近いホテルのロケーションの良さと手ごろな価格で選びました。
ルームキーがカードタイプで、エレベーターに乗るのにもこのカードを翳さないといけないので操作に焦りました。
当初の計画では直ぐにホイットニー美術館に行く予定でしたが、晩食の店の予約を20:30に入れていたので、今日はこのお店のみ行くこととしました。 -
Piccola Cucina
トリップ・アドバイザーのNYレストラン部門1位がどんなものか、NYのイタリアンに期待が高まります。
地下鉄Spring Street駅から歩いて5分内に立地。
気を付けないといけないのが、同じ名前の系列店が付近に2店舗あり、予約店がグーグルマップでも探し出せなかったこと。系列店は直ぐに分かったので、そこの店員さんに場所を聞くのですが、行ってもわからず。最終的には、若いハンサム店員さんに連れてもらいました。お店についてチップを渡そうとすると「心配するな、いらないよ!」って、肩組んでポンポン、めちゃくちゃフレンドリー。1位の所以分かりました。 -
Piccolaというくらいですので小さなお店です。店の照明は点けず、テーブルのキャンドルのみ、音楽の音量が大きく、クラブのノリの感じ。花の金曜日、仕事が終わった若い女性で一杯。
これはタコを和えた地中海風サラダ。
タコの調理も上々でレモン風味ドレッシングの相性よく美味しい。 -
ここの店の人気が直径30㎝以上あろうかフライパンにパスタ等をドカッと出してくること。
ラグーソースのラザニアは本場イタリア家庭料理仕込みなのでしょうが、旅の疲れも出てきた自分にはさすがに無理。残念ながら半分ほど残してしまいました。
みんなでワイワイ楽しみながらおなか一杯食べれる現地の人好みお店なんだなぁと思いました。
トリップ・アドバイザーの評価自体が日本人向けで無いのは分かっていましたが・・・
さあ、明日からは美術館巡りです。 -
ニューヨーク2日目
ポートオーソリティ駅から81Street Museum of Natural History駅まで。アメリカ自然史博物館に出ましたが見物せず。
そこからセントラルパークを東に横切ってメトロポリタン美術館へという目論見。 -
案の定、lost my way.
分かり易い79th St Transverseを駆け抜けましたが、全く悪手。 -
何とか開館30分前に到着。
入場待ちの人たちはまばら。15分前に列ができ始めました。 -
10時開館。自分は2階のEuropian Paintings,1250-1800へ直行!
-
ヨーロッパではよく見ますね。
-
クラウナッハ・エルダー
北方ルネッサンスの旗手、
妙にエロスの芳しさを感じます。 -
印象派の作品に充実したものがありましたが、
これまでの旅行記に投稿された諸先輩方に及ばない自分の報告は
省略いたします。
さて、「カトリック芸術の重し」から解き放たれているから、近代から現代の美術の変遷を中庸的に望める。それがこの美術館の特徴か。(映画レオンで、鉢植えの観葉植物を愛でるシーンを思い浮かべました。)
展示作品の流れからだいぶ飛ばしました。
ジャン・デュビュッフェ
Apartment houses、 Paris.1946年作 -
シャイム・スーティン
自分の好きな画家。 -
ファッション展なるものもやってましたが・・・
-
印象派の前の絵画ですが、余りに素晴らしく、現物観て感動しました。
ジャン・オーギュスト・ドミニク・アングル
「ブログリィ妃の肖像」
ブルー・ゴールドの盤石色彩で、配置が完全三角形。新古典主義は音楽でのソナタ形式と同期するのか。 -
並べて凄い美術館です。
-
ポラックとかもありましたが、
アンゼルム・キーファー
Bohemia Lies by the Sea
自分の感動はこの辺りがlimit。
この作品、大地と淡々と広がる無機的な空とのコンストラクト。
そもそも「主題」「表現」を重視する作家という。
古典主義に馴染んだ自分だからこそ和んだのかも知れない。 -
そろそろお昼になったので、これも事前予約していた、The Dinning Roomへ。メトロポリタン美術館の4階にあります。エレベーターに乗って向かいます。
-
ヘッドウェイターが注文を受け付け、料理をウェイターが運ぶという役割分担です。
メニュー見て注文しましたが、イメージと違いました。
でもロケーションは良いです。 -
メトロポリタン美術館の次は、お隣さん、グッゲンハイム美術館です。
-
フランク・ロイド・ライトによる設計。
好きものには悪魔の螺旋歩道ですね。 -
まさか天辺まで登っていくとは。
-
登り口はこんな感じ。
-
有名どころはカンディンスキー、
さまざまな円 1926作 -
after 後期印象派の作品がちらほら。
モディリアーニの名作
「黄色いセーターを着たジャンヌ」
残念なのが、カンディンスキーと同じようにモディリアーニを扱っていること。
昨年行ったフランスでは、 -
とか、
(オルセー所蔵) -
とか、
(オランジュリー所蔵)
分かります?
額縁の効用を全く無視な展示なのです。
それがアメリカ、機能主義なのでしょうか。 -
カンディンスキーの初期の作品、良いですね
-
ギョーム・コルネリス・ファン・ベヴエルー
コブラてな芸術運動の盛んな時のもの。
鮮やかや色調と力強いタッチが特徴とはいえ、
印象派とかフォービズムが成しえたことさえ超越できないのが、現代美術に絶対美的な信頼を見いだせない、まさしく多様化した今の価値観を反映してるのでしょうね。 -
アスガー・ヨルン
A Soul For Sale
1958-59作
コブラ創設メンバー
螺旋歩道を登っていくほど、頭の中が重たくなります。 -
さらに欲張ってノイエ・ギャラリーへ。
-
もったいぶった入り口。
でも、しっかり決めてますよね。アールヌーボー調。
とは言え、メトロポリタン、グッゲンハイムの作品群を見た後のクリムトとかココシュカなんですが、今日3館目なのでしんどさ先立ちました。 -
真っ青な空が心地良い。
そのまま夕食に向かいます。
ユニオンスクエアーへ、 -
グラマシー・タバーン
ミシュラン星付きレストランです。 -
お一人様、シーズナルコースを予約です。
-
ビーツ、、野菜、イチゴの前菜。
-
鱒とイクラ、アスパラガス風味ソースを添えて。
-
チキン、ほうれん草ソテーときのこを添えて。
・・・ミシュラン星1つだったかな。
その通りです、盤石な料理。オーソドックスなメニューでした。
基本134ドルにグラスワイン2杯で48ドル。トータル205ドル。
さすがにニューヨークな価格でした。(チップは不要) -
この後が大変でした。
帰りの地下鉄に乗車したのですが、途中の駅に停車して全然動かなくなって。
30分ほど経って車両が動き出し、なんとかホテル最寄りの地下鉄駅へ。
ホテルについてエレベータに乗ろうとしたら、stop using elevatorみたいな標識貼ってたのですが、「上がる」ボタンを押したらエレベーターが来て、自分の階へ。
部屋でテレビを点けたらニュースで「Massive PowerOutage」の繰り返し。停電はblack outって習ってたよなって反芻していると、館内放送でエレベーター使用できませんってアナウンス。自分の部屋が19階なので、ギリギリで自室に戻ってこられたことに感謝。
アメリカだから明日になれば回復するだろうって安易な気分で寝につきました。
写真は午前1時過ぎのホテルの窓から。
パトカーのサイレンが鳴りっぱなし。周辺道路の混乱は解消されていませんでした。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ニューヨーク(アメリカ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
42