あこがれのプリンスエドワード島

2019/06/28 - 2019/07/02

ずっとあこがれていたプリンスエドワード島に行ってきました。

エリア 赤毛のアンの家周辺(カナダ)

旅の始まりはハリファックから。
羽田から、エア・カナダで12時間。その後ローカル機で更に2時間。遠い…。
さてここは、アンがロイからプロポーズをされたモデルの場所と言われています。
プロポーズと同じように雨が降っていて雰囲気がよく伝わってきます。

港がすぐ近くなの。

次に向かったのは、パブリックガーデン。
広くて手入れされていて、近所にも欲しいです。

中はこんな感じ。

ポイントプレザードパークの時計台。

雨が上がったので、衛兵の交代式が見られました。

カナダのバスはバス亭はあるけれど、時刻表はありません。あるにはあるらしいんだけど、時間通りには来ないようで文化の違いですね。

モンゴメリが散歩した墓地。
墓石の数の10倍くらいの方々がお休みになっています。

モンゴメリさんが下宿していたアパート。
一番手前の角です。墓地の目の前。
散歩には便利ね。墓地の散歩って！って思うけど、墓石にこんな人だったってことが彫られていて想像力を掻き立てられたらしいです。

ここでお昼です。
海公園のようになっていて、お土産屋さんや食べ物屋さんが並びます。

機関車トーマスの船バージョン？

カナダのATMです。

ハリファックの街の様子。
都会でした。

公衆電話です。
写真を撮っていたら地元の方が笑っていました。

さて、船でいよいよプリンスエドワード島に行きます。朝は雨、お昼からお天気、そしてまた雨。
旅行中ずっとこんな感じでした。
デッキにでても真っ白。

翌日、いよいよグリーンゲイブルズに出発です。
プリンスエドワード島バージョンのジェットコースターの道を歩きます。

あこがれのグリーンゲイブルズです。

皆さんアップされてますが、やっぱりしちゃう。
アンのお部屋です。

キッチンにはちゃんといちご水もあります。

中の様子。

裏側に恋人達の小道があります。

赤い道をとても感じられるのですが、大きな蚊がたくさんいて、余りロマンチックではありません。
ただ、リンゴの木がたくさんあってお花がさいていたら素敵だと思います。このあと、オバケの森にも行くのですが、違いがよくわかりません。

白の女王(リンゴの木)は枯れてしまったため、現在は2代目がハウスの側に。

大きな納屋は豊かな証。
家より納屋が大きいのがいいらしい。

赤毛のアン初版。
グリーンゲイブルズの前にできたばかりの観光センターみたいなのがあってモンゴメリさんの生涯などの説明やお土産屋さんがあります。かなり混んでいます。

オバケの森入り口。

ここも蚊がいます。
お出かけ予定の方は虫除けご持参で。

モンゴメリさんがお仕事をしていた郵便局。
絵はがき出しました。自分宛に(爆)
かわいいスタンプが押されると聞いたので。
2週間かかりましたか、無事到着しました。

教会は今は信者が減って、牧師さんが地区毎に回っているそうです。

実際の郵便局の建物はこちららしいですが、今は郵便局裏側にあってイケメンのお兄さんがいる記念品を売るお店になっていました。
これ系のお店のお兄さんはみんなイケメンで、バカな日本人に買い物させるためでしょうか？

お家の土台跡。

お昼はここで頂きました。紅茶とジャムのお店です。ポテトパイが有名です。

これです。
どう見てもずれてます。味は一緒なので。

必ずデザートが付きます。
これは、家庭でも同じで、ここまでが食事だそうです。カナダでは、肥満が社会問題になっているそうです。エア・カナダのCAさんたちもそのお尻通路通ります？って方が何人もいました。肉体労働的。

お店のすぐ裏は川が流れていて、素敵な公園になっています。

モンゴメリさんが生まれれたお家。

中の様子。

フレンチリバー。
今は島中ルピナスが満開でどこにいっても咲いています。でも、ルピナスは外来のもので、農家の方は雑草扱いだそうです。

ここは、モンゴメリさんの親戚の方が管理されています。よく遊びにみえたらしく、銀の森のパットの銀の森のモデルだそうです。

実際使っていたベッド。

隣の建物はお土産屋さんになっています。
アンちゃんがアイスクリームを出してくれました。
ラブリー！

モンゴメリさんが夫と眠っている墓地です。

婦人会の方がキレイにされているそうです。

海の風景

翌日。
ケンジントン駅舎。
もう使われていません。鉄道もありません。
今はパブになっていました。

モンゴメリさんの時代の様子がわかる博物館です。
実際お住まいになっていて、博物館を管理されています。

駐車場には、日本車が多くありました。日本車は少し高めらしいですが、性能がよく、故障しないので人気らしいです。カナダの道路に違和感を感じないのはその為かも、と思いました。本当に多い。
ナンバープレート可愛い。

うねうね。

モンゴメリさんのが教えていた学校。
ボランティアの方々が朽ち果てそうな建物をキレイにしてくださったらしいです。
中に募金箱があるのでいかれた方はご協力されてはいかがでしょうか？

中の様子。

男性はモンゴメリさんの元カレです。
ここで教えていた時に下宿していた農家の息子です。でも色々あってお別れしたあと、彼は若くして亡くなります。有名になると、元カレ写真まで飾られちゃうんだね。ちょっと可哀想。2人とも。

コンフェデレーションブリッジと灯台。
また曇ってきた。

近くにお土産屋さんがあります。
ここで、アンちゃんのコスプレして写真をとります。妖怪のようなのでアップしません。
でも、お互い可愛い可愛いの応酬です。

シャーロットタウンに移動です。
翌日はホランドガレッジから。通っていた大学です。

シャーロットタウンの中心、コンフェデレーションセンターです。有名なミュージカルもここで観られます。

セントジェームズ教会。

中の様子

日本のマンガがたくさんありました。

街の様子

有名なアイスクリーム屋さんです。
でも、ここの店員さんが、旅行中一番感じ悪かった。本当はコーンにしたかったけど、食べ歩きなのでカップに。

シーフードレストラン併設のマーケット。
マーケットと言っても売っているのはロブスターとムール貝とボンビノス貝くらい。こちらの方は昔はあまりシーフードは食べなかったらしく、ロブスターは貧乏人の食べ物だったそうです。

そしてお待ちかねのロブスター。
日本ならお手拭きどっさり出してくれるけど、トイレの洗剤臭い5センチぐらいのペーパーナプキンがあっただけ。でもみんなカニカニと静かにいただきました。溶かしバターね早く使わないと固まるので、全部ほぐしてから食べる派の方は注意。

歴史村です。入り口。

ちょっと怖いので大きくしていませんが、手前のガラスケースにはお人形さんが入っていますが、髪は人の髪だそうです。夜中に伸びたりしないのかな？
実は、回ってきた博物館の中にも、これは人の髪で作っていますと言われた額に入った飾りがありました。これも、文化、時代の違いなのかな？

村の様子です。

加治屋さん。おじさん達の社交場だったらしいです。

家畜小屋もありました。
やぎが可愛い。

もっと可愛いのは子供たち。
7月1日はカナダデイ。建国記念日だそうです。
ケーキを無料で振る舞ってくれていました。
子供たち、ママやパパにお口拭いてもらいながら食べています。私も少し分けてもらいました。
甘いけど、しっとりしてなかなかのお味でした。

こんな感じ。

朝は雨で心配していましたが、午後からぐんぐん回復し、灯台では青空がみられました。

小さなワイナリーに寄りました。
ここでワイン飲んじゃいます。
アンがダイアナに飲ませたワインを飲んでみます。
うーん。

ブドウさんたち。

ワイナリーにはなぜか猫が似合うような気がします。

最後にこの旅ですぐに気が付いたのですが、アンが、ダイアナに飲ませるはずだったのはいちご水ではなく、クランベリージュースです。
当時の日本ではクランベリーが一般的ではなかったためにあえていちご水に訳したそうです。
キャベンディッシュのガソリンスタンド兼コンビニみたいなお店にお茶を買いにいったのですが、当然？ながら緑茶やウーロン茶はなく、ジュースか水の2択。そしてこれを見つけていちご水だって喜んでホテルに持ち帰ってよくみたらクランベリーではないか！あれって思っていたらガイドさんが教えてくれました。
長々とお付き合いくださいましてありがとうございました。
私にとってはとても素敵な旅になりました。
次は、季節を変えてまた来ようと思います。

この旅行記へのコメント （4）

• Juniper Breezeさん 2021/11/09 10:42:32

  PEI、私もいつか行きたい!と思ってます。

  電動自転車さん、こんにちは。　
  
  北海道旅行記を楽しく読ませて頂いてたとき、海外の旅行記も見つけてお邪魔しました。　カナダ、私も大好きで何度も訪れてますが、PEIは未だに訪れたことがありません。　1度、現地でレンタカーを借りて回りたい!という感じで軽く計画するところまでいったことありますが、いくら田舎とは言え、やっぱり左ハンドル+右側通行は慣れてないから怖いよね…(日本でも免許取ってまだ数年だったので)とビビって止めちゃいました。　そんな事してるうちに世界中でコロナ禍になり、自由に海外に行けなくなってしまった…やっぱりあの時行っておけばよかったのかな～と思ってみたり。　後悔先に立たずとは正にこの事ですよねー。　まぁでも、コロナのおかげ?で私は北海道の良さを知ることが出来、この1年間だけで4回も行ってるし(笑)って感じなんですけど。
  
  赤毛のアンはちゃんと本を読んだこと、実は無かったりするのですが、街の雰囲気も、建物の壁や屋根の色も、墓地も何故か懐かしく感じるのは不思議ですよね…。　電動自転車さんの優しい写真とコメントを見て、私も旅行にご一緒してた気分になることが出来ました!　ありがとうございました。
  
  Juniper Breeze
  　

  電動自転車さん からの返信 2021/11/09 20:14:31

  Re: PEI、私もいつか行きたい!と思ってます。

  今考えるとなんて素敵だったことか。
  これをきっかけに毎年一回海外にと張り切っていたのですが、この世の中。
  
  ここは本当におすすめです。
  赤毛のアンファンの聖地なのでしょう。海外からの観光客としては日本人が最多？な気がします。
  レストランのメニューも日本語表記がありホテルの方も慣れてる感じ。
  元気な内に再訪したいです。
  
  読書を強要するのは嫌いですが、赤毛のアンシリーズは私にとってバイブルになっています。あっ大草原の小さな家シリーズもですが。
  
  懐かしい気持ちわかります。
  妙に近代化されていないのでとても居心地が良いのです。
  
  また素敵な旅行記お待ちしてます
  電動自転車

• メープルandショコラさん 2019/08/05 21:31:32

  おもしろい！　おもしろい！

  電動自転車さん
  
  今回は遠い所へ行かれましたね。
  赤毛のアンは大好きな小説で、プリンスエドワード島は憧れの場所でもあります。
  でも、なかなか行けるものじゃないな～と諦めていました。
  
  さて、タイトルにも書いたのですが、今回もおもしろい旅行記ですね。
  素敵な写真に、ぷっと吹き出したくなるコメントが本当におもしろいです。
  私も旅行に行った気分になれて、とても楽しく見させていただきました。
  電動自転車さんの感性が感じられる旅行記でした。
  次の旅行記も楽しみにしています。
  それでは、また。
  メープルandショコラより

  電動自転車さん からの返信 2019/08/06 15:29:41

  Re: おもしろい！　おもしろい！

  拙い旅行記にコメント頂きましてありがとうございました。
  プリンスエドワード島は長年の夢でにもかかわらず締め切りギリギリに申し込み、事故のように出発しました。
  知ってはいたけれど、チップとかお金の払方など異文化体験と、私の中では実在の人物になっているアンを探しての旅でした。
  日本人遭遇することはありませんでしたが、レストランのメニューかなりの確率で日本語があったので日本人多いのねと思いました。
  メープルandショコラさんの旅行記もいつも楽しく、箱根は今度のリストにさっそくアップします。
  お母様との仲良しも素敵で、反省しきりです。
  また、素敵な旅行記期待しています。
  ありがとうございました。